TOiGO
日本の長野県長野市にある商業オフィスビル
TOiGO(トイーゴ)は、長野県長野市の中心地・長野駅近郊の問御所町の再開発計画と、長野県の民間放送局であるSBC信越放送の開局55年記念事業の一環として2006年9月にオープンしたビルディングである。
施設名は公募で決定。住所の「問御所町」と「Amigo」を掛け、また「未来へ進め」という意味を込めて英語の「TO」と「GO」も掛け合わせたもの。ロゴの「i」は人をイメージして小文字にしている。
沿革
編集長野市ではこの問御所町地域の活性化を図る再開発計画を進め、2002年8月にそれまで長野市吉田1-21-24(SBC通り)にあった信越放送の社屋の移転を発表。同年10月に再開発準備組合が設立された。
2003年12月、正式に再開発組合に格上げして街づくりを開始。百貨店「長野そごう」(旧・丸光百貨店 → 丸光そごう → 長野そごう → 閉店)の跡地に建設が決まり、2006年9月22日に正式オープンとなった。
信越放送は地上デジタルテレビジョン放送(ワンセグテレビ放送含む 2006年10月1日開始)に対応する放送施設を整えて先行的に同年9月4日から移転し(同日デジタルマスター更新)、当社屋での放送を開始した。
施設概要
編集TOiGO SBC
編集- 地下1階、地上10階建て
- 2-3階にテレビスタジオ、4階と6階にラジオスタジオ、また報道スタジオが6階と7階にある。一般見学者のロビーは3階にあり、見学できる(団体のみ。要予約)。
- なお、1階及び2階の一部については、ドコモショップやそば屋などのテナントも入居している。
TOiGO WEST
編集- 地上4階建て
- 3階と4階に長野市生涯学習センターが設けられている。
- 1階と2階には商業施設や長野献血センターが設けられている。
その他
編集- この2つのビルは2階部分に2本の連絡橋(ブリッジ)で繋がっているほか、1階(TOiGO広場付近)にもペデストリアンデッキが設置されている。
- 「TOiGO」の駐車場は2つのビルのそばにある幹線道路・国道19号(昭和通り・新田町交差点)を挟んで存在する立体駐車場。この駐車場の1階にはフィットネスクラブ(快活フィットネスCLUB)や美容所等が入居する[1]。
- TOiGOのオープンに併せて、TOiGO近くにある新田町交差点の横断歩道は、横幅の拡張工事を行い、20mに大幅に拡張された。また、長野県で一番横幅が広い横断歩道になった。
脚注
編集- ^ “TOiGOパーキング1F”. 名鉄協商. 2019年10月11日閲覧。
関連項目
編集- 信越放送(SBC)
- セブン銀行
- 名鉄協商(TOiGOパーキングの管理者)
- 信州ブレイブウォリアーズ
- Category:そごう
外部リンク
編集座標: 北緯36度38分59.4秒 東経138度11分16.3秒 / 北緯36.649833度 東経138.187861度