Wanna be!」(ワナ・ビー)は、BOYS AND MENの楽曲。CDシングルは2016年2月3日キングレコードから発売された。BOYS AND MENの16作目のシングルで、メジャーシングルとしては3作目となる。

「Wanna be!」
BOYS AND MENシングル
初出アルバム『Cheer up!
B面 「ツクヨミ」
「サワディ音頭」(通常盤)
リリース
規格 CDシングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル キングレコード
作詞・作曲 YUMIKO(作詞)
後藤康二(ck510)(作曲)
プロデュース YUMIKO
チャート最高順位
BOYS AND MEN シングル 年表
BOYMEN NINJA
(2016年)
Wanna be!
(2016年)
【配信限定】
サンバdeバケーション
(2016年)[5]

YAMATO☆Dancing
(2016年)
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背景とリリース

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2015年11月、漫画『白鳥麗子でございます!』がテレビドラマ・映画として20年ぶりに映像化されることとなり、テレビドラマ版主題歌「Wanna be!」とエンディング・テーマ「ツクヨミ」を、その出演者でもあるBOYS AND MENが担当すると発表された。その情報公開と同じタイミングで、「Wanna be!」の発売日・レーベル・発売形態などCDシングルに関する情報も公開された。[6]

この「Wanna be!」CDシングル発売の情報公開より以前に、BOYS AND MEN公式サイトにて2016年第1弾シングル「BOYMEN NINJA」の発売が告知されていた[7]。「Wanna be!」はその1か月後に、レーベルは異なるが2作続けてのメジャー流通シングル発売となった。

2016年1月12日[8]dヒッツにて「Wanna be!」の配信を開始[9]。CDシングルは、初回限定盤と通常盤の2形態で発売された。初回限定盤には「Wanna be!」のミュージック・ビデオとそのメイキング映像を収録したDVDが付属する。通常盤CDには初回限定盤収録曲のほか、BOYS AND MENが進出を図っている[10]タイをテーマにした楽曲「サワディ音頭」が収録されている[11]

2016年3月末にメンバーの若菜太喜が脱退し、11人組としてのシングルは本作が最後となった[注 1]

制作

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「Wanna be!」は、BOYS AND MENの一連の楽曲を手掛けるYUMIKOにより作詞、BOYS AND MENの楽曲ではシングル「常夏オーライ!!!」などを手掛けた後藤康二により作曲・編曲された[12]。YUMIKOは、CD収録楽曲すべての作詞およびサウンド・プロデュース、ボーカル・ディレクションを担当している[13]

BOYS AND MENは楽曲について、「自分たちにとって珍しい恋の歌」「曲とドラマがリンクしているところもあるので、“ボイメン感”もあるし、“白鳥麗子感”もあると思う」などと解説している[11][14]

ミュージック・ビデオ

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「Wanna be!」のミュージック・ビデオは、福居英晃が監督を務めた[13]。ロケーション撮影は静岡県の結婚式場で行われ、「王子様になったBOYS AND MENがお嬢様をエスコートする」という設定で、ワンカット長回しの手法で撮影された[11][14][15]。映像でのBOYS AND MENメンバーはCDジャケットと同じ白い衣装である。

プロモーション、ライブ・パフォーマンス

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2016年1月6日発売の前作「BOYMEN NINJA」リリースイベント開催を同月10日をもって終了とし[16]、翌11日より2月7日までの間、関東地方や関西地方を含む各地で本作「Wanna be!」のリリースイベントを展開[17][18][19][20]。2月2日に東京・ららぽーと豊洲で開催したリリースイベントでは約1000人を動員した[21]

1月16日と23日、NHK名古屋放送局制作の音楽番組『Uta-Tube』に出演し、23日放送分にて「Wanna be!」を披露[22]。ここではCDジャケットやミュージック・ビデオでの「王子様風」な白い衣装ではなく、BOYS AND MENの基本スタイルである「ヤンキー風」の学ラン衣装でパフォーマンスをした。

2月3日、日本テレビの情報番組『スッキリ!!』内のコーナー「スッタメ」に生出演し、楽曲を披露[23][24]。これはBOYS AND MENにとって初めての全国エリアでの生パフォーマンス披露となった[23]

前作プロモーション時期より休養に入ったメンバーの若菜太喜は、本作プロモーション時期でも引き続きリリースイベント、ライブ、メディア出演などの活動を休止[20][21][24]。そのまま活動復帰することなくグループ脱退となった。

チャート成績

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「Wanna be!」のシングルCDは、Billboard Japanシングル総合HOT、オリコンCDシングル週間ランキングにて1位を記録。ともに前作「BOYMEN NINJA」に続き2作連続、2か月連続での首位獲得となった。[25][26]

収録曲

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全作詞:YUMIKO

初回限定盤

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  1. 「Wanna be!」 – 3:28
  2. 「ツクヨミ」 – 4:03
  3. 「Wanna be! -off vocal ver.-」 – 3:28
  4. 「ツクヨミ -off vocal ver.-」 – 4:00

通常盤

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  1. 「Wanna be!」
  2. 「ツクヨミ」
  3. 「サワディ音頭」 – 4:30
  4. 「Wanna be! -off vocal ver.-」
  5. 「ツクヨミ -off vocal ver.-」 – 4:03
  6. 「サワディ音頭 -off vocal ver.-」 – 4:27

メディアでの使用

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上述の通り、「Wanna be!」はテレビドラマ『白鳥麗子でございます!』の主題歌、「ツクヨミ」は同エンディング・テーマに起用された。同作には、主演・河北麻友子の相手役を務める水野勝のほか、BOYS AND MENから田中俊介田村侑久辻本達規吉原雅斗が出演している[6]。また、「ツクヨミ」は、東名阪ネット6制作のバラエティ番組『俺旅。 シーズン2』のテーマソングとしても使用された[27]

脚注

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注釈

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  1. ^ 本作と同じ11名によるシングルは、2013年12月発売の4th「幸せの種/My Only Christmas Wish」が最初。ただし当時のBOYS AND MENは13人組であり、11人組と明言されてからの最初のシングルは、2014年10月発売の9th「グッジョブ! ムチューマン/未完成パズル。」となる。

出典

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  1. ^ オリコン月間CDシングルランキング 2016年2月度 2016年3月2日閲覧。
  2. ^ ミュージックステーション CD RANKING 2016/2/5”. テレビ朝日. 2016年2月22日閲覧。
  3. ^ TBS「CDTV」Wanna be! BOYS AND MEN”. TBS. 2016年2月22日閲覧。
  4. ^ シングルチャート - JAPANCOUNTDOWN 2016/2/14 O.A”. テレビ大阪. 2016年2月22日閲覧。
  5. ^ “ボイメン、コンビニ限定新曲発売!カード記載のQRコード読み取り試聴”. SANSPO.COM. (2016年5月22日). https://www.sanspo.com/article/20160522-343RG5EOGFPWHBBG3ZIBOEXM4U/ 2016年5月26日閲覧。 
  6. ^ a b “出演も決定!BOYS AND MEN、ドラマ&映画化「白鳥麗子」のテーマ歌う”. 音楽ナタリー. (2015年11月30日). https://natalie.mu/music/news/167568 2016年2月22日閲覧。 
  7. ^ BOYSANDNENの新曲2016年第一弾シングル発売が決定しました”. BOYS AND MEN OFFICIAL SITE (2015年10月25日). 2016年2月22日閲覧。
  8. ^ 本日より、最新シングル… - @BOYSANDMENinfo” (2016年1月12日). 2016年2月22日閲覧。
  9. ^ “BOYS AND MEN、ドラマ主題歌「Wanna be!」dヒッツにて独占先行配信スタート”. MUSICMAN-NET. (2016年1月13日). https://web.archive.org/web/20160304143143/http://www.musicman-net.com/artist/53337.html 2016年2月22日閲覧。 
  10. ^ “地方発の企業は、アジアを目指した方がいい - 「ボイメン」社長の語る展望とは (3/3)”. マイナビニュース. (2016年1月25日). https://news.mynavi.jp/article/boysandmen-3/ 2016年2月22日閲覧。 
  11. ^ a b c “「2016年は日本武道館でやりたい!」BOYS AND MENインタビュー”. TV LIFE. (2015年12月25日). https://web.archive.org/web/20160218155245/http://www.tvlife.jp/2015/12/25/52765 2016年2月22日閲覧。 
  12. ^ 後藤康二(ck510) - Music Creators Section”. Being Music Creators. 2016年2月22日閲覧。
  13. ^ a b 「Wanna be!」初回限定盤・通常盤、クレジット。
  14. ^ a b “BOYS AND MEN「ウットリしてくれたらいいな」”. 週刊女性PRIME. (2016年2月3日). https://www.jprime.jp/articles/-/3921 2016年2月22日閲覧。 
  15. ^ “BOYS AND MEN「Wanna be!」インタビュー (1-2)”. 音楽ナタリー. (2016年2月22日). https://natalie.mu/music/pp/boysandmen 2016年4月2日閲覧。 
  16. ^ 1/10イオンモール熱田リリイベ情報”. BOYS AND MEN OFFICIAL SITE (2016年1月8日). 2016年2月22日閲覧。
  17. ^ イオンモール熱田「感謝感激祭3ファイナルステージ」ライブ&トークショウ”. BOYS AND MEN OFFICIAL SITE (2015年12月29日). 2016年2月22日閲覧。
  18. ^ STAFFよりNew Single「Wanna be!」リリースイベントのお知らせ”. BOYS AND MENオフィシャルブログ (2016年1月11日). 2016年2月22日閲覧。
  19. ^ NINJA→Wannabe!《しゅん》”. BOYS AND MENオフィシャルブログ (2016年1月11日). 2016年2月22日閲覧。
  20. ^ a b ☆ありがとう☆太喜『1678』”. BOYS AND MENオフィシャルブログ (2016年2月8日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月26日閲覧。
  21. ^ a b “BOYS AND MEN、リーダー水野「2作連続1位を狙いたい」”. SANSPO.COM. (2016年2月2日). https://www.sanspo.com/article/20160202-NRCV3SWFEZN6HK4ISLQE4G74RY/ 2016年2月22日閲覧。 
  22. ^ Uta-Tube|これまでの放送”. NHK名古屋放送局. 2016年2月22日閲覧。
  23. ^ a b “地方イケメンユニットBOYS AND MEN「ちょうど良い」魅力が全国区で反響”. モデルプレス. (2016年2月3日). https://mdpr.jp/music/detail/1561907 2016年2月22日閲覧。 
  24. ^ a b “ボイメン『スッキリ!!』生出演にファン感動「嬉しい!」「加藤さんの鉄拳最高」”. クランクイン!. (2016年2月3日). https://www.crank-in.net/news/41222 2016年2月22日閲覧。 
  25. ^ “ボイメン「Wanna be!」、前作に続きビルボード総合で初登場首位獲得”. Billboard Japan. (2016年2月10日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/35294/2 2016年2月22日閲覧。 
  26. ^ “【オリコン】“ボイメン”ことBOYSANDMEN、2作連続シングル首位”. ORICON STYLE. (2016年2月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2066539/full/ 2016年2月22日閲覧。 
  27. ^ 俺旅。シーズン2 自分の足で世界を見よう!”. テレビ神奈川. 2016年2月22日閲覧。

外部リンク

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