A列車で行こう (列車)のソースを表示

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{{Infobox 列車名
|列車名=A列車で行こう
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|画像=JRK Kiha185 A-Train.jpg
|画像サイズ=300px
|画像説明=キハ185系による特急「A列車で行こう」<br />（2022年1月 [[西熊本駅]]）
|国={{JPN}}
|種類=[[特別急行列車]]
|現況=運行中
|地域=[[熊本県]]
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|運行開始=[[2011年]][[10月8日]]
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|運営者=[[九州旅客鉄道]]（JR九州）
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|起点=[[熊本駅]]
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|終点=[[三角駅]]
|営業距離={{Convert|36.5|km|mi|abbr=on}}
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|使用路線=[[鹿児島本線]]・[[三角線]]（あまくさみすみ線）
|クラス=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]
|身障者対応=
|座席=普通車[[座席指定席|指定席]]
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|車運車=
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|車両=[[国鉄キハ185系気動車|キハ185系気動車]]<br />（[[熊本鉄道事業部|熊本車両センター]]）<!--{{要出典範囲|※以前は[[大分鉄道事業部|大分車両センター]]所属だったが、運転開始時に[[熊本鉄道事業部|熊本車両センター]]へ転属|date=2011-10-08}}-->
|軌間=1,067 [[ミリメートル|mm]]
|電化=[[交流電化|交流]]20,000 [[ボルト (単位)|V]]・60 [[ヘルツ|Hz]]（熊本 - [[宇土駅|宇土]]間）<ref group="注">但し、気動車を使用。</ref><br>[[非電化]]（宇土 - 三角間）
|最高速度=
|線路所有者=
|ルート番号=
|備考=
|路線図=
|路線図表示=<!--collapsed-->
}}
'''A列車で行こう'''（エーれっしゃでいこう）<ref name="JR九州公式サイト">{{Citeweb |url=http://www.jrkyushu.co.jp/trains/sp/atrain |title=JR KYUSHU TRAINS JR九州の列車たち |access-date=2024-03-08 |publisher=JR九州 |archive-url=https://web.archive.org/web/20190616064053/http://www.jrkyushu.co.jp/trains/sp/atrain |archive-date=2019-06-16}}</ref> は、[[九州旅客鉄道]]（JR九州）が[[熊本駅]] - [[三角駅]]間を、[[鹿児島本線]]・[[三角線]]（あまくさみすみ線）経由で運転している[[臨時列車|臨時]][[特別急行列車|特急列車]]である。

本項では、三角線で運行されていた優等列車の沿革についても記載する。

== 概要 ==
特急「A列車で行こう」は、[[熊本市]]と[[天草諸島]]を結ぶルートの一角を形成する観光列車として[[2011年]][[10月8日]]に運行を開始した。三角駅で、最寄りの[[三角港]]と[[下島 (天草諸島)|下島]]にある[[本渡港]]を結ぶ定期航路「天草宝島ライン」と接続している。「A列車で行こう」の運行開始に伴い、運行区間の熊本駅 - 三角駅間に「あまくさみすみ線」の愛称が付けられ、列車の運行開始に先立ち2011年[[9月1日]]より使用している。また三角駅のリニューアルも合わせて行われた。

[[日本国有鉄道]]（国鉄）時代の三角線は、[[豊肥本線]]と[[三角島原フェリー]]（[[2006年]]廃止）とともに[[阿蘇山|阿蘇]]と[[島原半島]]を結ぶ観光ルートの一翼を担っており、豊肥本線から直通する[[急行列車]]も設定されていたが、[[1986年11月1日国鉄ダイヤ改正|1986年11月1日のダイヤ改正]]で急行「火の山」（現在の特急「[[九州横断特急]]」の前身）の三角線直通は終了し、三角線から優等列車は消滅していた。よって「A列車で行こう」は三角線にとっては30年ぶりの優等列車で、初の特急列車となる。

=== 列車名の由来 ===
列車名の頭文字である「'''A'''」は、「[[西洋文明|南蛮文化]]が渡来した天草をモチーフに、[[ヨーロッパ]]をイメージした大人の旅を演出」<ref name="kumanichi">{{Cite news |title=天草へは「A列車で行こう」 JR三角線に特急 |newspaper=[[熊本日日新聞]] |date=2011-05-18 |author=井上直樹 |url=http://kumanichi.com/news/local/main/20110518002.shtml |agency=熊本日日新聞社 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110518212011/http://kumanichi.com/news/local/main/20110518002.shtml |archivedate=2011-05-18 |accessdate=2017-02-10}}</ref> というコンセプトから、大人 ('''A'''dult) や天草 ('''A'''makusa) の頭文字から取られた<ref>{{Citeweb |url=http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/242553 |title=「Ａ列車で行こう」　大人向けに観光列車　熊本―三角 |access-date=2024-03-08 |archive-date=2011-05-22 |archive-url=https://web.archive.org/web/20110522180215/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/242553 |publisher=西日本新聞}}</ref>。

== 運行概況 ==
土曜・休日および長期休暇期間中の毎日、熊本駅 - 三角駅間に1日3往復が運行されている2両編成のため「九州横断特急」や「[[はやとの風]]」と同様に、[[車掌]]は乗務せず車内改札は客室乗務員が行う方式の[[ワンマン運転]]が実施されている<ref name="JR九州公式サイト"/>。

概要の項で記したように、三角駅で三角港を発着する天草宝島ラインの「シークルーズ号」と接続する。列車の運行開始に合わせて、「シークルーズ号」のダイヤも「A列車で行こう」の運行時刻に合わせたものに改正された。また、熊本駅 - 本渡港または松島（前島港）を利用区間として、往復とも「A列車で行こう」+「シークルーズ号」利用、もしくは片道を[[九州産交バス|九州産交]]の[[急行バス|快速バス]]「[[あまくさ号]]」の利用とする往復割引乗車券「A列車&SBきっぷ」が発売されている。SとBは「'''S'''eacruise」「'''B'''us」の頭文字から取られている。

なお、[[2010年代のJRダイヤ改正#3月16日|2013年3月16日のダイヤ改正]]までは1日2往復であったが、当時は1・4号に限り、[[博多駅]]始発・終着で延長運転される日があった<ref>{{Citeweb |url=http://kumanichi.com/news/local/main/20111205006.shtml |title=博多―三角に「Ａ列車」　来年１―３月ＪＲ九州 |access-date=2024-03-08 |publisher=JR九州 |archive-url=https://web.archive.org/web/20140728122138/http://kumanichi.com/news/local/main/20111205006.shtml |archive-date=2014-07-28}}</ref>。博多駅と三角駅を直接結ぶ優等列車は、1964年から1967年にかけて[[日豊本線]]・豊肥本線経由の博多駅 - 熊本駅間の急行「ひかり」（後に「くさせんり」→「九重」と改称。「九重」は[[長崎駅]]発着）のうち博多駅（長崎駅）行きのみ三角駅始発で運行された例があるが、[[鳥栖駅]]を経由するものは初めての設定であった。

=== 停車駅 ===
（[[博多駅]] - [[鳥栖駅]] - [[久留米駅]] - [[大牟田駅]] - [[玉名駅]] - ）[[熊本駅]] - [[宇土駅]] - [[網田駅]]※ - [[三角駅]]
* ※網田駅は下りのみ停車。
* 博多駅 - 熊本駅間は臨時延長時のみ運行。

=== 使用車両・編成 ===
{| style="text-align:center; padding:margin:1em 0em 2em 3em; border:solid 1px #999; float:right;"
|+ 2011年10月8日現在の編成図
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #f00;"|A列車で行こう
|-
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|三角|熊本（・博多）}}
|-
|
{| class="wikitable" style="font-size:80%; margin:0em auto;"
|-
|1||2
|-
|指||指b
|}
|-
|style="font-size:80%; text-align:left;"|
* 全車禁煙
; 凡例
: 指=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[座席指定席]]
: b=普通車4人用ボックスシート（座席指定席）
|}

[[熊本鉄道事業部#熊本車両センター|熊本車両センター]]所属の[[国鉄キハ185系気動車|キハ185系気動車]]2両（キハ185-4・キハ185-1012）を改造し、専用車両としている。車両デザインは[[水戸岡鋭治]]が担当した。なお、この車両は豊肥本線の特急「[[九州横断特急#あそぼーい!|あそぼーい!]]」の車両改造工事が終わるまで運行されていた「阿蘇ゆるっと博号」に充当されていたものである<ref>{{Cite web|和書|author=峯浦憲光 |date=2011-03-20 |url=http://railf.jp/news/2011/03/20/143900.html |title=特急“阿蘇ゆるっと博号”にラッピング車 |work=[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]] railf.jp 鉄道ニュース |publisher=[[交友社]] |accessdate=2017-02-10}}</ref>。

「16世紀[[大航海時代]]のヨーロッパ文化」と「古き良き“あまくさ”」をテーマにしたというデザイン<ref name="concept">{{Cite press release |和書 |title=特急「A列車で行こう」の魅力 |publisher=九州旅客鉄道 |date=2011-08-16 |url=http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/78fb5e999a02c1b9492578ee0036cfce/$FILE/%E7%89%B9%E6%80%A5%E3%80%8C%EF%BC%A1%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%81%A7%E8%A1%8C%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B.pdf |format=PDF |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120330212749/http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/78fb5e999a02c1b9492578ee0036cfce/$FILE/%E7%89%B9%E6%80%A5%E3%80%8C%EF%BC%A1%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%81%A7%E8%A1%8C%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B.pdf |archivedate=2012-03-30 |accessdate=2017-02-10}}</ref> は黒とゴールドのツートンカラーで、車内は[[教会]]などをイメージしたという[[バー (酒場)|カウンターバー]]やステンドガラスで彩られる。

定員は1号車28人、2号車56人の計84人で、全席[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[座席指定席]]で運行される。1号車にはソファーやベンチのほか、カウンター形式のバー「A-TRAIN BAR」が設けられている。2号車には4人用セミ[[コンパートメント席]]が4区画設置されている<ref>{{Cite web|和書|date=2011-05-17 |url=http://rail.hobidas.com/news/info/article/127695.html |title=JR九州 三角線に観光特急列車 |work=鉄道ホビダス 最新鉄道情報 |publisher=[[ネコ・パブリッシング]] |accessdate=2017-02-10}}</ref>。バーでは[[ビール]]や[[ハイボール]]のほか、当列車限定のオリジナル[[カクテル]]などといったアルコール類が提供されている。車内での演出として、BGMに[[向谷実]]アレンジによる[[ジャズ]]の[[スタンダードナンバー]]「[[A列車で行こう (ジャズ)|A列車で行こう]]」などが用いられている<ref name="concept"/>。

また、燃料に[[天草市]]とのタイアップで調達した[[バイオディーゼル]]の使用も検討されている<ref name="kumanichi" />。
<gallery>
ファイル:JRK-DC-Kiha185-4 A-TRAIN.jpg|1号車 キハ185-4
ファイル:JRK-DC-Kiha185-1012 A-TRAIN.jpg|2号車 キハ185-1012
ファイル:Kiha185-4 Inside.jpg|キハ185-4車内
ファイル:Kiha185-4 A-TRAIN BAR.jpg|キハ185-4の連結面寄りに設けられているカウンターバー「A-TRAIN BAR」
ファイル:Kiha185-1012 Inside.jpg|キハ185-1012車内。写真手前にセミコンパートメント席がある。
</gallery>

== 三角線優等列車沿革 ==
=== 豊肥本線直通優等列車の運転 ===
* [[1963年]]（昭和38年）[[3月25日]]：[[豊肥本線]]の[[準急列車|準急]]「{{読み仮名|'''[[九州横断特急|火の山]]'''|ひのやま}}」のうち1往復が、三角駅 - [[別府駅 (大分県)|別府駅]]間の運転になる。
* [[1964年]]（昭和39年）
** [[3月1日]]：ダイヤ改正により次のように変更。
**# 博多駅・[[門司港駅]] - 熊本駅・西鹿児島駅（現在の[[鹿児島中央駅]]）間の[[急行列車|急行]]「'''[[ひかり (列車)#九州急行・準急「ひかり」|ひかり]]'''」のうち、博多駅 - 熊本駅間系統の上り列車が三角駅始発になる。
**# 三角線に乗り入れる「火の山」を下り（三角駅発）2本・上り（別府駅発）1本になる。1往復は熊本駅 - 三角駅間は[[快速列車]]として運転<ref group="注">熊本駅 - 三角駅間の停車駅は、優等列車として運行する場合は宇土駅のみで、快速列車として運行する場合は宇土駅・[[住吉駅 (熊本県)|住吉駅]]・[[網田駅]]であった。</ref>。
** [[10月1日]]：[[東海道新幹線]]開業に伴い「ひかり」の列車名が新幹線に使用するため、従来の「ひかり」の列車名を、博多駅 - 熊本駅・三角駅間系統は「'''くさせんり'''」、門司港駅 - 西鹿児島駅間系統は「'''[[にちりん (列車)|にちりん]]'''」に変更。
* [[1965年]]（昭和40年）10月1日：ダイヤ改正に伴い、以下のように変更（[[1965年10月1日国鉄ダイヤ改正]]）。
*# 「くさせんり」は「にちりん」との[[多層建て列車|併結]]を終了したうえで、博多駅 - [[長崎駅]]・[[佐世保駅]]間の準急「[[かもめ (列車)|ながさき]]」「[[みどり (列車)|弓張]]」のうち1往復と統合し、三角駅・熊本駅 - 長崎駅・佐世保駅間の急行「{{読み仮名|'''九重'''|くじゅう}}」として運転開始。なお、下り（三角駅発）の一部編成は宮地駅で[[増解結|解結]]、上下とも佐世保駅発着の編成は別府駅で増解結していた。
*# 三角線に乗り入れる「火の山」を、三角駅 - 別府駅間下り2本・上り1本、[[宮地駅]] → 三角駅間1本とし、全列車熊本駅 - 三角駅間も準急列車になる。なお、宮地駅始発の「火の山」は豊肥本線内は別府駅・[[大分駅]]発着の[[循環列車|循環]]準急「ひまわり」に併結運転。
* [[1966年]]（昭和41年）[[3月5日]]：急行・準急の料金制度の変更に伴い「火の山」を全列車急行に格上げ。
* [[1967年]]（昭和42年）10月1日：このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
*# 「火の山」の全列車が三角駅発着になり、三角駅 - 別府駅間下り2本・上り1本、宮地駅 → 三角駅間2本になる。なお宮地駅発着列車のうち併結運転を行わない1本については、運転区間が100km以内である関係上、列車種別が準急になる。
*# 「九重」は別府駅で系統分割のされ、「火の山」などに編入されて廃止。
* [[1968年]]（昭和43年）10月1日：[[ヨンサントオ]]のダイヤ改正により「準急」の列車種別が廃止されたため、「火の山」は再び全列車急行になる。この改正では三角駅に乗り入れる「火の山」の本数に変化はなかったが、博多駅発着の列車が増発されたため全列車三角線乗り入れではなくなる。
* [[1975年]]（昭和50年）[[3月10日]]：[[山陽新幹線]]全線開業に伴うダイヤ改正（[[1975年3月10日国鉄ダイヤ改正]]）により、三角線に乗り入れる「火の山」は三角駅 - 別府駅間下り2本・上り1本、宮地駅 → 三角駅間1本になる。宮地駅始発の列車は「ひまわり」との併結は終了。また、三角駅行きの1本は熊本駅まで博多駅行きの列車に併結の上で、熊本駅からは[[普通列車]]としての運転になる。
* [[1978年]]（昭和53年）[[10月2日]]：[[ゴーサントオ]]のダイヤ改正により、宮地駅 → 三角駅間の「火の山」が廃止。これ以降、1986年の三角線乗り入れ終了まで三角線に乗り入れる「火の山」はすべて三角駅 - 別府駅間の運転になる。
* [[1980年]]（昭和55年）10月1日：[[1980年10月1日国鉄ダイヤ改正|ダイヤ改正]]により「火の山」の博多駅乗り入れが廃止されたのに伴い、三角線に乗り入れる「火の山」は1往復になる。
* [[1982年]]（昭和57年）[[11月15日]]：[[1982年11月15日国鉄ダイヤ改正|ダイヤ改正]]により、三角線に乗り入れる「火の山」は2往復となる（1往復は三角駅 - 熊本駅間普通列車）。
* [[1985年]]（昭和60年）[[3月14日]]：[[1985年3月14日国鉄ダイヤ改正|ダイヤ改正]]により、三角線に乗り入れる「火の山」は下り2本・上り1本となる（下り1本は熊本駅まで普通列車）
* [[1986年]]（昭和61年）[[11月1日]]：[[1986年11月1日国鉄ダイヤ改正|ダイヤ改正]]により「火の山」の三角線乗り入れが終了し、三角線から優等列車の設定がなくなる。

=== 観光列車の運転 ===
* [[2004年]]（平成16年）[[3月13日]]：[[九州新幹線|九州新幹線鹿児島ルート]]部分開業によるダイヤ改正に伴い、熊本駅 - 三角駅間に土曜・休日などに'''天草グルメ快速「おこしき」'''が運転開始<ref group="注">列車自体は定期の普通列車1往復をダイヤ変更したもので車両も一般の普通列車用であったが、専用のヘッドマークが取り付けられ車内では沿線の観光案内が放送されていた。停車駅は熊本駅 - [[川尻駅]] - 宇土駅 - [[緑川駅]] - 住吉駅 - 網田駅 - [[波多浦駅]] - 三角駅であった。</ref>。
* [[2011年]]（平成23年）
** [[3月12日]]：天草グルメ快速「おこしき」が廃止。
** [[10月8日]]：熊本駅 - 三角駅間に臨時特急「'''A列車で行こう'''」が2往復運転開始。三角線に25年ぶりに優等列車が復活。
* [[2012年]]（平成24年）[[1月7日]]：「A列車で行こう」のうち1往復が運転日により博多駅発着になる<ref>{{Citeweb |url=https://railf.jp/news/2012/01/08/155700.html |title=特急“A列車で行こう”，博多—三角間で延長運転 |access-date=2024-03-08}}</ref>。
* [[2013年]]（平成25年）[[3月16日]]：「A列車で行こう」が1往復増発され、3往復運転となる<ref>{{Cite journal |和書 |journal=JTB時刻表 |year=2013 |issue=2013年3月号 |publisher=[[JTBパブリッシング]] |page=特集6ページ}}</ref>。
*[[2020年]]（令和2年）
**3月16日・3月20日 - 5月10日：[[日本における2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響#鉄道|新型コロナウイルス感染症による利用客減少・感染予防]]に伴い、1往復（3号・4号）が運休を実施<ref name=":9">{{Cite web|和書|url=http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/info/list/__icsFiles/afieldfile/2020/03/24/200324tsuikaunkyu_2.pdf|title=新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加の運転計画について（3月24日追加）|accessdate=2020-3-20|publisher=九州旅客鉄道}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2020/03/16/200316unkyutuika2_2.pdf|title=新型コロナウイルス感染拡大に伴う今後の運転計画について|accessdate=2020-3-16|publisher=九州旅客鉄道}}</ref><ref>[http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/info/list/__icsFiles/afieldfile/2020/04/08/200408unkyutsuika.pdf 新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加の運転計画について（4月8日追加）] - 九州旅客鉄道（2020年4月8日）</ref>。
**5月2日 - 5月6日：新型コロナウイルス感染症対策として、JR九州管内の特急列車全便運休の方針により、期間中の全列車が運休<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jrkyushu.co.jp/train/pamphlet/img/200421gw_unkyuu.pdf|title=新型コロナウイルス感染拡大に伴う運転計画について （2020年4月21日追加）|accessdate=2020-4-21|publisher=九州旅客鉄道}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/info/list/__icsFiles/afieldfile/2020/04/21/200421_gw_unkyuu_tuika.pdf|title=新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加の運転計画について|accessdate=2020-4-21|publisher=九州旅客鉄道}}</ref>。
*[[2022年]]（令和4年）[[9月23日]]：ダイヤ改正に伴い、下り「A列車で行こう」の停車駅に[[網田駅]]を追加<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_kumamoto22.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20220610060014/https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia2022/pdf/press_kumamoto22.pdf|format=PDF|language=日本語|title=【熊本エリア】2022年9月23日ダイヤ改正 在来線各線区でダイヤを見直します|publisher=九州旅客鉄道|date=2022-06-10|accessdate=2022-06-18|page=7|archivedate=2022-06-10}}</ref>。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}

{{JR九州の列車}}
{{Rail-stub}}

{{デフォルトソート:ええれつしやていこう}}
[[Category:日本の特急列車]]
[[Category:D&S列車]]
[[Category:列車愛称 え|えれつしやていこう]]
[[Category:臨時列車]]
[[Category:鹿児島本線]]
[[Category:三角線]]