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「仙台カップ国際ユースサッカー大会」の版間の差分

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{{国際サッカー大会
{{国際サッカー大会
|大会名 = 仙台カップ国際ユースサッカー大会<br /><small>''SENDAI CUP International Youth Football Tournament''
|大会名 = 仙台カップ国際ユースサッカー大会<br /><small>''SENDAI CUP International Youth Football Tournament''</small>
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'''仙台カップ国際ユースサッカー大会'''(せんだいカップこくさいユースサッカーたいかい)は、例年、[[宮城県]][[仙台市]]で開催されてい、[[南アメリカ|南米]]・[[ヨーロッパ|欧州]]・[[東アジア]]の4国の19[[歳]]以下または18歳以下のナショナルチームによる国際[[サッカー]]大会であ。総当り[[リーグ戦]]による[[勝ち点]]で順位が決まる。[[略称]]は「仙台カップ」。
'''仙台カップ国際ユースサッカー大会'''(せんだいカップこくさいユースサッカーたいかい)は、例年、[[宮城県]][[仙台市]]で開催されてい、[[南アメリカ|南米]]・[[ヨーロッパ|欧州]]・[[東アジア]]の4国の19[[歳]]以下または18歳以下のナショナルチームによる国際[[サッカー]]大会であった。総当り[[リーグ戦]]による[[勝ち点]]で順位が決まる。[[略語|略称]]は「仙台カップ」。現在、開催は中止状態である


== 概要 ==
== 概要 ==
{{jdate|2002}}に開催された「[[2002 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ]]」の会場の1つとして[[宮城県]]でも試合が行われた事と、この時の[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]チームが[[仙台市]]でキャンプを行った事を記念して、翌{{jdate|2003}}より行われるようになった。
[[2002年]]([[平成]]14年)に開催された「[[2002 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ]]」の会場の1つとして[[宮城県]]でも試合が行われた事と、この時の[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]チームが[[仙台市]]でキャンプを行った事を記念して、翌[[2003年]]([[平成]]15年)より行われるようになった。


第1回(2003年)大会は、「2002 FIFAワールドカップ」の優勝国である[[サッカーブラジル代表|ブラジル代表]]と、仙台でキャンプを行ったイタリア代表、そして、[[U-20サッカー日本代表|日本代表]]と[[東北地方]]の[[高校生]]選抜の計3国4チームが参加し、ブラジルが優勝した。第2回([[2004年]])大会も同様の参加チームで、イタリアが優勝。
第1回(2003年)大会は、「2002 FIFAワールドカップ」の優勝国である[[サッカーブラジル代表|ブラジル代表]]と、仙台でキャンプを行ったイタリア代表、そして、[[U-20サッカー日本代表|日本代表]]と[[東北地方]]の[[高校生]]選抜の計3国4チームが参加し、ブラジルが優勝した。第2回([[2004年]])大会も同様の参加チームで、イタリアが優勝。


第3回([[2005年]])大会はイタリアに替わって[[サッカークロアチア代表|クロアチア代表]]が参加し、第4回([[2006年]])大会以降はクロアチアに替わって[[サッカーフランス代表|フランス代表]]が参加した。このため、仙台カップは[[南アメリカ|南米]]と[[ヨーロッパ|欧州]]を代表するサッカー強国の代表ユースと、日本および東北が対決するという形で推移してきた。
第3回([[2005年]])大会はイタリアに替わって[[サッカークロアチア代表|クロアチア代表]]が参加し、第4回([[2006年]])大会以降はクロアチアに替わって[[サッカーフランス代表|フランス代表]]が参加した。このため、仙台カップは[[南アメリカ|南米]]と[[ヨーロッパ|欧州]]を代表するサッカー強国の代表ユースと、日本および東北が対決するという形で推移してきた。
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なお、元[[ベガルタ仙台]][[監督]]の[[清水秀彦]]が東北選抜チームの監督をしていたが、現在は当大会のアンバサダー(親善大使)となっている<ref name="ambassador">[http://www.sendaicup.jp/ambassador/index.html 大会アンバサダー(親善大使) 清水秀彦](仙台カップ国際ユースサッカー大会)</ref>。
なお、元[[ベガルタ仙台]][[監督]]の[[清水秀彦]]が東北選抜チームの監督をしていたが、現在は当大会のアンバサダー(親善大使)となっている<ref name="ambassador">[http://www.sendaicup.jp/ambassador/index.html 大会アンバサダー(親善大使) 清水秀彦](仙台カップ国際ユースサッカー大会)</ref>。

[[2011年]]大会は[[東日本大震災]]の影響で開催が中止になり、[[2012年]]も仙台市側が仙台カップの事業費を東日本大震災復興費用に充てるため、新年度の当初予算案に仙台カップ事業費の計上を見送ったため2年連続で開催中止となった。[[2013年]]以降の大会開催についても仙台市の担当者が仙台市議会で「早期再開は困難」、「震災前から運営経費の負担の在り方、観客数の伸び悩みなどが課題となっていた。震災復興の状況を踏まえ再開への道筋を考える」と発言したため仙台カップの再開が暗礁に乗り上げた形になった。


== 「FIFA U-20ワールドカップ」との連動 ==
== 「FIFA U-20ワールドカップ」との連動 ==
2年ごとに開催されている「[[FIFA U-20ワールドカップ]]」(U-20W杯)の予選を兼ねる「[[AFC U-19選手権]]」(AFC U-19) が、「U-20W杯」開催前年の[[秋]]に開催されている。これに、[[静岡県]]で[[8月]]に開催される[[SBSカップ・国際ユースサッカートーナメント|SBSカップ国際ユースサッカー]]、および、[[9月]]に開催される仙台カップが共に連動しており、「AFC U-19」開催年は19[[歳]]以下 (U-19) 、開催前年は次の年を見越して18歳以下 (U-18) がSBSカップおよび仙台カップの出場資格となる。
2年ごとに開催されている「[[FIFA U-20ワールドカップ]]」(U-20W杯)の予選を兼ねる「[[AFC U-19選手権]]」(AFC U-19) が、「U-20W杯」開催前年の[[秋]]に開催されている。これに、[[静岡県]]で[[8月]]に開催される[[SBSカップ・国際ユースサッカートーナメント|SBSカップ国際ユースサッカー]]、および、[[9月]]に開催される仙台カップが共に連動しており、「AFC U-19」開催年は19[[歳]]以下 (U-19)、開催前年は次の年を見越して18歳以下 (U-18) がSBSカップおよび仙台カップの出場資格となる。


SBSカップは以前からこのような連動をしていたが、仙台カップが連動し始めたのは第5回([[2007年]])および第6回([[2008年]])からである。かつてはSBSカップが「AFC U-19」開催前最後の強豪国との試合の機会であったが、SBSカップと「AFC U-19」との間の時期に仙台カップが入ったことと、南米・欧州・[[東アジア]]の4国の第2種世代のナショナルチームが参加する国別対抗戦という開催形式により、[[U-20サッカー日本代表|第2種世代のサッカー日本代表]]にとって仙台カップの重要度が増した<ref name="ambassador"/>。
SBSカップは以前からこのような連動をしていたが、仙台カップが連動し始めたのは第5回([[2007年]])および第6回([[2008年]])からである。かつてはSBSカップが「AFC U-19」開催前最後の強豪国との試合の機会であったが、SBSカップと「AFC U-19」との間の時期に仙台カップが入ったことと、南米・欧州・[[東アジア]]の4国の第2種世代のナショナルチームが参加する国別対抗戦という開催形式により、[[U-20サッカー日本代表|第2種世代のサッカー日本代表]]にとって仙台カップの重要度が増した<ref name="ambassador"/>。


なお、日本で開催されている第2種世代の国際大会には、仙台カップとSBSカップの他に[[サニックス杯国際ユースサッカー大会]] (U-18)、[[国際ユースサッカー in 新潟]] (U-17)、[[豊田国際ユースサッカー大会]] (U-16)、[[北海道国際ユースサッカー大会]] (U-16) があるが、全ての参加チームがナショナルチームであるのは仙台カップだけである。
なお、日本で開催されている第2種世代の国際大会には、仙台カップとSBSカップの他に[[サニックス杯国際ユースサッカー大会]] (U-18)、[[国際ユースサッカー in 新潟]] (U-17)、[[豊田国際ユースサッカー大会]] (U-16)、[[北海道国際ユースサッカー大会]] (U-16) があるが、全ての参加チームがナショナルチームであるのは仙台カップだけである。
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[[仙台スタジアム|ユアテックスタジアム仙台]]
[[仙台スタジアム|ユアテックスタジアム仙台]]
* 試合会場は、[[サッカーイタリア代表]]が[[2002 FIFAワールドカップ]]のキャンプで用いた[[スタジアム]]。
* 試合会場は、[[サッカーイタリア代表]]が[[2002 FIFAワールドカップ]]のキャンプで用いた[[スタジアム]]。
* 第1回大会から一貫して「仙台スタジアム」で試合が行われているが、{{jdate|2006}}から[[命名権]]が導入されたため、会場名が「ユアテックスタジアム仙台」に変更された。
* 第1回大会から一貫して「仙台スタジアム」で試合が行われているが、[[2006年]]([[平成]]18年)から[[命名権]]が導入されたため、会場名が「ユアテックスタジアム仙台」に変更された。
* ユアテックスタジアム仙台をホームスタジアムとしている[[ベガルタ仙台]]([[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]])および[[ソニー仙台FC]]([[日本フットボールリーグ|JFL]])は、大会期間中はアウェイ戦が組まれる。
* ユアテックスタジアム仙台をホームスタジアムとしている[[ベガルタ仙台]]([[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]])および[[ソニー仙台FC]]([[日本フットボールリーグ|JFL]])は、大会期間中はアウェイ戦が組まれる。


== 歴代結果 ==
== 結果 ==
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|+開催回別成績
|+開催回別成績
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|align="center"|8||[[2010年]]||9月9日・[[9月11日|11日]]・12日||style="background-color: #ffffcc;"|U-19||'''{{BRAf}}'''||{{JPNf}}||{{FRAf}}||{{CHNf}}
|align="center"|8||[[2010年]]||9月9日・[[9月11日|11日]]・12日||style="background-color: #ffffcc;"|U-19||'''{{BRAf}}'''||{{JPNf}}||{{FRAf}}||{{CHNf}}
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|9||[[2011年]]||colspan=6|[[東日本大震災]]の影響で中止<ref>[http://sendaicup.jp/news/index.php?ID=152 第9回仙台カップ国際ユースサッカー大会」開催中止について](仙台カップ国際ユースサッカー大会)</ref>
|}
|}


[[ファイル:Flickr - tpower1978 - Sendai Cup.jpg|300px|thumb|第6回大会でフランスに勝利して優勝を決め、歓喜するU-19ブラジル代表(2008年9月15日)]]
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center"
|+チーム別成績<small>(第8回までの累計)</small>
|+チーム別成績<small>(第8回までの累計)</small>
!class="unsortable"|国・地域名!!優勝<br>!!2位<br>!!3位<br>!!4位<br>!!出場<br>
!class="unsortable"|国・地域名!!{{Abbr|優|優勝回数}}!!{{Abbr|準|準優勝回数}}!!{{Abbr|三|3位回数}}!!{{Abbr|四|4位回数}}!!{{Abbr|出場|出場回数}}
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|align=left|{{BRAf}}||6||1||1||0||8
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* {{flagicon|BRA}} [[ジエゴ・アウヴェス]]
* {{flagicon|BRA}} [[ジエゴ・アウヴェス]]
* {{flagicon|BRA}} [[イウソン・ペレイラ・ディアス・ジュニオール|イウシーニョ]]
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* {{flagicon|JPN}} [[松井謙弥]](Cap.)
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* {{flagicon|JPN}} [[西川周作]]
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* {{flagicon|ITA}} [[マルコ・モッタ]]
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* {{flagicon|ITA}} [[ミケーレ・カニーニ]]
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* {{flagicon|ITA}} [[ダニエ・ガロッパ]]
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* 東北 [[萬代宏樹]](Cap.)
* 東北 [[萬代宏樹]](Cap.)
* 東北 [[山本脩斗]]
* 東北 [[山本脩斗]]
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* 東北 福士徳文(Cap.)
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* 東北 [[遠藤康]]
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* 東北 [[小澤竜己]](Cap.)
* 東北 [[小澤竜己]](Cap.)
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* 東北 [[伊東俊]]
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=== 2006年(第4回) ===
=== 2006年(第4回) ===
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;その他
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* {{flagicon|BRA}} [[アレシャンドレ・ロドリゲス・ダ・シウヴァ|アレシャンドレ・パト]]
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* 東北 [[佐々木絢也]](Cap.)
* 東北 佐々木絢也(Cap.)
* {{flagicon|BRA}} [[タルタ]]
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=== 2008年(第6回) ===
=== 2008年(第6回) ===
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* {{flagicon|JPN}} [[山本康裕]]
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* {{flagicon|JPN}} [[水沼宏太]]
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* {{flagicon|FRA}} [[ダミアン・ル・タレク]]
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* {{flagicon|KOR}} [[ジョン・ジュンヨン]]
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=== 2009年(第7回) ===
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* {{flagicon|JPN}} [[清武弘嗣]](Cap.)
* {{flagicon|JPN}} [[原口元気]]
* {{flagicon|FRA}} [[ゲイダ・フォファナ]]
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;MIP
* {{flagicon|JPN}} [[酒井高徳]]
* {{flagicon|JPN}} [[酒井高徳]]
* {{flagicon|FRA}} [[ヤヤ・サノゴ]]
* {{flagicon|FRA}} [[ヤヤ・サノゴ]]
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* {{flagicon|CHN}} [[金敬道]]
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* {{flagicon|JPN}} [[中村隼]]
* {{flagicon|JPN}} [[内田達也]]
* {{flagicon|JPN}} [[遠藤航]]
* {{flagicon|JPN}} [[宇佐美貴史]]
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== テレビ中継 ==
== テレビ中継 ==
大会当初から[[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]](以下MMT)が担当しており、2006年までは全試合放送していた。しかし生中継の場合、後半戦のみ(例13:00キックオフ、14:00中継開始)しか放送できない試合もあった。2007年は最終日のみを放送し、2008年も最終日の2試合を深夜26:35-29:00の中継録画に加え9月23日にダイジェストという形で放送され、放送規模が縮小されている。
大会当初から[[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]](以下MMT)が担当しており、2006年までは全試合放送していた生中継の場合、後半戦のみ(例13:00キックオフ、14:00中継開始)しか放送できない試合もあった。2007年は最終日のみを放送し、2008年も最終日の2試合を深夜26:35-29:00の中継録画に加え9月23日にダイジェストで放送。2009は最終日2試合が当日深夜に放送2010年は2日目の2試合を放送と年々放送規模が縮小されている。


原因としては平日夜の試合が増え中継枠が確保できないこと、MMTのスポーツ中継が11月まで毎週のように乱立(9月第4週→[[ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント|MMT杯女子ゴルフ]]、10月第1週→[[カメイ]]カップ東北ユースサッカー、10月最終週→[[全日本大学女子駅伝対校選手権大会|大学女子駅伝]]、11月第2週→[[全国高等学校サッカー選手権大会|高校サッカー]]県決勝、[[ベガルタ仙台]]中継)しており人員が足りないことなどが考えられる。
原因としては平日夜の試合が増え中継枠が確保できないこと、MMTのスポーツ中継が11月まで毎週のように乱立(9月第4週→[[ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント|MMT杯ダンロップ女子ゴルフ]]、10月第1週→[[カメイ]]カップ東北ユースサッカー、10月最終週→[[全日本大学女子駅伝対校選手権大会|杜の都駅伝]]、11月第2週→[[全国高等学校サッカー選手権大会|高校サッカー]]県決勝、[[ベガルタ仙台]]中継)しており人員が足りないことなどが考えられる。


※駅伝中継は日本テレビのスタッフも参加する。
2003年大会ではMMT杯ゴルフ中継と日程が重なってMMTがスタッフ不足に陥り、隣県の[[テレビ岩手]]から[[岩瀬弘行]][[アナウンサー]]が派遣されてリポーターを担当し、終了時のクレジットにTVIテレビ岩手と表示された。

※カメイサッカーとベガルタ中継は2008年に行われた。

2003年大会ではMMT杯ゴルフ中継と日程が重なってMMTがスタッフ不足に陥り、隣県の[[テレビ岩手]]から[[岩瀬弘行]][[アナウンサー]]が派遣されてリポーターを担当し、終了時の協力クレジットにTVIテレビ岩手と表示された。


== 日程 ==
== 日程 ==
[[#「FIFA U-20ワールドカップ」との連動|「FIFA U-20ワールドカップ」との連動]]が始まったことにより、第6回([[2008年]])大会から、9月第2[[土曜日|土]]・[[日曜日|日]]に[[仙台市都心部]]で開催されている[[定禅寺ストリートジャズフェスティバル in SENDAI]]と日程が重なるようになった。仙台カップは[[泉中央副都心]]で開催され、主催者も異なるため、両者の間で共同イベントは行われていない。
[[#「FIFA U-20ワールドカップ」との連動|「FIFA U-20ワールドカップ」との連動]]が始まったことにより、第6回([[2008年]])大会から、9月第2[[土曜日|土]]・[[日曜日|日]]に[[仙台市都心部]]で開催されている[[定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台]]と日程が重なるようになった。仙台カップは[[泉中央 (仙台市)|泉中央]]で開催され、主催者も異なるため、両者の間で共同イベントは行われていない。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://www.sendaicup.jp/ 仙台カップ国際ユースサッカー大会]([[公式ウェブサイト]]
*[http://www.spf-sendai.jp/sendaicup/ 仙台カップ国際ユースサッカー大会](公式[[ウェブサイト|サイト]]

{{日本開催の国際サッカー大会}}


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[[Category:ナショナルチームによる国際サッカー大会]]
[[Category:ナショナルチームによる国際サッカー大会]]
[[Category:育成年代のサッカー大会]]
[[Category:育成年代の国際サッカー大会]]
[[Category:日本の第2種年代のサッカー大会]]
[[Category:日本の第2種年代のサッカー大会]]
[[Category:宮城県のスポーツ]]
[[Category:日本開催の国際サッカー大会]]
[[Category:日本開催の国際サッカー大会]]
[[Category:東北地方開催のスポーツイベント]]
[[Category:仙台市のスポーツ]]
[[Category:泉区 (仙台市)]]
[[Category:泉区 (仙台市)]]

2024年8月25日 (日) 05:18時点における最新版

仙台カップ国際ユースサッカー大会
SENDAI CUP International Youth Football Tournament
開始年 2003年
主催 日本サッカー協会仙台市 ほか
参加チーム数 4
加盟国 4
前回優勝 ブラジルの旗 ブラジル
最多優勝 ブラジルの旗 ブラジル6回
サイト http://www.sendaicup.jp
テンプレートを表示

仙台カップ国際ユースサッカー大会(せんだいカップこくさいユースサッカーたいかい)は、例年、宮城県仙台市で開催されていた、南米欧州東アジアの4か国の19以下または18歳以下のナショナルチームによる国際サッカー大会であった。総当りリーグ戦による勝ち点で順位が決まる。略称は「仙台カップ」。現在、開催は中止状態である。

概要

[編集]

2002年平成14年)に開催された「FIFAワールドカップ」の会場の1つとして宮城県でも試合が行われた事と、この時のイタリア代表チームが仙台市でキャンプを行った事を記念して、翌2003年平成15年)より行われるようになった。

第1回(2003年)大会は、「2002 FIFAワールドカップ」の優勝国であるブラジル代表と、仙台でキャンプを行ったイタリア代表、そして、日本代表東北地方高校生選抜の計3か国4チームが参加し、ブラジルが優勝した。第2回(2004年)大会も同様の参加チームで、イタリアが優勝。

第3回(2005年)大会はイタリアに替わってクロアチア代表が参加し、第4回(2006年)大会以降はクロアチアに替わってフランス代表が参加した。このため、仙台カップは南米欧州を代表するサッカー強国の代表ユースと、日本および東北が対決するという形で推移してきた。

第6回(2008年)大会からは、東北選抜チームに替わって韓国代表が参加する事となり、全ての参加チームがナショナルチームとなった。第8回(2010年)大会では韓国に替わって、AFC U-19選手権2010を同年10月に開催する中華人民共和国から中国代表が参加することになった。

なお、元ベガルタ仙台監督清水秀彦が東北選抜チームの監督をしていたが、現在は当大会のアンバサダー(親善大使)となっている[1]

2011年大会は東日本大震災の影響で開催が中止になり、2012年も仙台市側が仙台カップの事業費を東日本大震災復興費用に充てるため、新年度の当初予算案に仙台カップ事業費の計上を見送ったため2年連続で開催中止となった。2013年以降の大会開催についても仙台市の担当者が仙台市議会で「早期再開は困難」、「震災前から運営経費の負担の在り方、観客数の伸び悩みなどが課題となっていた。震災復興の状況を踏まえ再開への道筋を考える」と発言したため仙台カップの再開が暗礁に乗り上げた形になった。

「FIFA U-20ワールドカップ」との連動

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2年ごとに開催されている「FIFA U-20ワールドカップ」(U-20W杯)の予選を兼ねる「AFC U-19選手権」(AFC U-19) が、「U-20W杯」開催前年のに開催されている。これに、静岡県8月に開催されるSBSカップ国際ユースサッカー、および、9月に開催される仙台カップが共に連動しており、「AFC U-19」開催年は19以下 (U-19)、開催前年は次の年を見越して18歳以下 (U-18) がSBSカップおよび仙台カップの出場資格となる。

SBSカップは以前からこのような連動をしていたが、仙台カップが連動し始めたのは第5回(2007年)および第6回(2008年)からである。かつてはSBSカップが「AFC U-19」開催前最後の強豪国との試合の機会であったが、SBSカップと「AFC U-19」との間の時期に仙台カップが入ったことと、南米・欧州・東アジアの4か国の第2種世代のナショナルチームが参加する国別対抗戦という開催形式により、第2種世代のサッカー日本代表にとって仙台カップの重要度が増した[1]

なお、日本で開催されている第2種世代の国際大会には、仙台カップとSBSカップの他にサニックス杯国際ユースサッカー大会 (U-18)、国際ユースサッカー in 新潟 (U-17)、豊田国際ユースサッカー大会 (U-16)、北海道国際ユースサッカー大会 (U-16) があるが、全ての参加チームがナショナルチームであるのは仙台カップだけである。

会場

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仙台カップ開催時のユアテックスタジアム仙台の外観(2009年9月10日)

ユアテックスタジアム仙台

結果

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開催回別成績
試合日 年代 優勝 2位 3位 4位
1 2003年 9月25日27日28日 U-18 ブラジルの旗 ブラジル 日本の旗 日本 イタリアの旗 イタリア 東北
2 2004年 9月18日20日23日 U-18 イタリアの旗 イタリア ブラジルの旗 ブラジル 東北 日本の旗 日本
3 2005年 9月15日17日19日 U-18 ブラジルの旗 ブラジル 日本の旗 日本 東北 クロアチアの旗 クロアチア
4 2006年 8月31日9月2日3日 U-18 ブラジルの旗 ブラジル フランスの旗 フランス 日本の旗 日本 東北
5 2007年 8月29日9月1日・2日 U-18 フランスの旗 フランス 東北 ブラジルの旗 ブラジル 日本の旗 日本
6 2008年 9月11日14日15日 U-19 ブラジルの旗 ブラジル 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス 大韓民国の旗 韓国
7 2009年 9月9日10日12日13日 U-18 ブラジルの旗 ブラジル フランスの旗 フランス 大韓民国の旗 韓国 日本の旗 日本
8 2010年 9月9日・11日・12日 U-19 ブラジルの旗 ブラジル 日本の旗 日本 フランスの旗 フランス 中華人民共和国の旗 中国
9 2011年 東日本大震災の影響で中止[2]
第6回大会でフランスに勝利して優勝を決め、歓喜するU-19ブラジル代表(2008年9月15日)
チーム別成績(第8回までの累計)
国・地域名 出場
ブラジルの旗 ブラジル 6 1 1 0 8
フランスの旗 フランス 1 2 2 0 5
イタリアの旗 イタリア 1 0 1 0 2
日本の旗 日本 0 4 1 3 8
東北 0 1 2 2 5
大韓民国の旗 韓国 0 0 1 1 2
クロアチアの旗 クロアチア 0 0 0 1 1
中華人民共和国の旗 中国 0 0 0 1 1

歴代出場選手

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2003年(第1回)

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2004年(第2回)

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2005年(第3回)

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2006年(第4回)

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2007年(第5回)

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2008年(第6回)

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2009年(第7回)

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2010年(第8回)

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テレビ中継

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大会当初からミヤギテレビ(以下MMT)が担当しており、2006年までは全試合放送していたが生中継の場合、後半戦のみ(例13:00キックオフ、14:00中継開始)しか放送できない試合もあった。2007年は最終日のみを放送し、2008年も最終日の2試合を深夜26:35-29:00の中継録画に加え9月23日にダイジェストで放送。2009年は最終日2試合が当日深夜に放送、2010年は2日目の2試合を放送と年々放送規模が縮小されている。

原因としては平日夜の試合が増え中継枠が確保できないこと、MMTのスポーツ中継が11月まで毎週のように乱立(9月第4週→MMT杯ダンロップ女子ゴルフ、10月第1週→カメイカップ東北ユースサッカー、10月最終週→杜の都駅伝、11月第2週→高校サッカー県決勝、ベガルタ仙台中継)しており人員が足りないことなどが考えられる。

※駅伝中継は日本テレビのスタッフも参加する。

※カメイサッカーとベガルタ中継は2008年に行われた。

2003年大会ではMMT杯ゴルフ中継と日程が重なってMMTがスタッフ不足に陥り、隣県のテレビ岩手から岩瀬弘行アナウンサーが派遣されてリポーターを担当し、終了時の協力クレジットにTVIテレビ岩手と表示された。

日程

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「FIFA U-20ワールドカップ」との連動が始まったことにより、第6回(2008年)大会から、9月第2仙台市都心部で開催されている定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台と日程が重なるようになった。仙台カップは泉中央で開催され、主催者も異なるため、両者の間で共同イベントは行われていない。

脚注

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  1. ^ a b 大会アンバサダー(親善大使) 清水秀彦(仙台カップ国際ユースサッカー大会)
  2. ^ 第9回仙台カップ国際ユースサッカー大会」開催中止について(仙台カップ国際ユースサッカー大会)

関連項目

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外部リンク

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