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鈴木慶裕
基本情報
国籍	日本
出身地	東京都大田区本羽田
生年月日	1963年5月21日（61歳）
身長; 体重	173 cm; 76 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	外野手
プロ入り	1988年ドラフト2位
初出場	1989年4月8日
最終出場	1998年9月27日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	武相高等学校; 亜細亜大学; 日本石油; 日本ハムファイターズ (1989 - 1996); 福岡ダイエーホークス (1997 - 1998);
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鈴木慶裕（すずきよしひろ、1963年 5月21日 - ）は、東京都大田区出身の元プロ野球選手（外野手）。

経歴

武相高では1981年の夏の甲子園神奈川大会で準々決勝に進出するが、日大高に敗退。武相高校では遊撃手だった^[1]。高校卒業後の1982年、亜細亜大学へ進学し、外野手に転向する^[1]。東都大学野球リーグでは同期三原昇（東芝）、1年下の阿波野秀幸の両エースを擁し、3年時の1984年春季リーグの優勝に貢献。同年の全日本大学野球選手権大会では決勝に進むが、3年西川佳明投手擁する法政大に延長11回法政2年山本貴のサヨナラ本塁打により3-×6で惜敗、準優勝にとどまる。リーグ通算85試合に出場し316打数76安打、打率.241、1本塁打、19打点。大学同期に三原や古川慎一らがいる。

1986年に大学卒業後、社会人野球の日本石油に入社。

1986年の都市対抗野球では1番打者、中堅手としてチームの優勝に貢献し、2番を打った若井基安とともに若獅子賞を獲得。その後も都市対抗野球には連続出場し、1988年の都市対抗野球では東芝の補強選手として出場し、自身としては2度目の優勝を経験。

1988年のプロ野球ドラフト会議で日本ハムファイターズから2位指名を受け入団^[1]。俊足巧打の即戦力ルーキーとして期待され開幕から1番打者、中堅手に抜擢される。同年は規定打席には届かなかったが85試合に先発出場。

1992年前半戦には2番打者として打率4割近くを記録する活躍を見せた。後半戦は失速するが、選手生活で唯一の規定打席に到達し、打率.284（リーグ15位）の好成績をあげる。

1994年に死球を受け手首を負傷してから成績が低迷。

1996年にはプロ入り初の一軍未出場に終わり球団から戦力外通告を受け自由契約となり、福岡ダイエーホークスにテスト入団^[1]。

1998年オフにチームの若返りの方針により戦力外通告を受け現役を引退^[1]。

1999年に福岡大学大学院体育学研究科（修士課程）に入学した後、ホークスジュニアアカデミーのコーチを務めた^[2]。現在は、「ろばた焼磯貝」藤崎本店で調理人として勤務する。

お笑いタレントの出川哲朗は高校の同級生。パンチ佐藤（佐藤和弘）は高校・大学で野球部の1年後輩。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1989	日本ハム	107	353	313	40	79	4	2	6	105	21	22	13	7	3	28	0	2	34	7	.252	.315	.335	.650
1990		86	222	193	31	47	6	0	2	59	9	8	5	10	3	13	0	3	27	0	.244	.297	.306	.603
1991		55	168	148	15	39	6	1	4	59	13	3	3	7	0	13	0	0	25	1	.264	.323	.399	.722
1992		120	491	430	56	122	10	5	6	160	34	20	8	24	1	28	2	7	73	2	.284	.337	.372	.709
1993		114	356	318	37	79	14	2	2	103	30	22	8	7	3	23	1	5	52	3	.248	.307	.324	.630
1994		72	238	217	20	53	8	1	3	72	17	7	4	4	0	12	0	5	29	2	.244	.299	.332	.631
1995		58	139	124	12	21	5	1	0	28	3	1	3	1	1	10	4	3	27	2	.169	.246	.226	.472
1997	ダイエー	65	37	35	11	7	0	0	0	7	4	0	1	0	0	2	0	0	5	0	.200	.243	.200	.443
1998	ダイエー	34	70	63	8	19	1	0	1	23	5	1	1	3	1	3	1	0	12	0	.302	.328	.365	.693
通算：9年		711	2074	1841	230	466	54	12	24	616	136	84	46	63	12	132	8	25	284	17	.253	.310	.335	.645

記録

初記録

初出場・初先発出場：1989年4月8日、対福岡ダイエーホークス1回戦（東京ドーム）、1番・中堅手で先発出場
初打席：同上、1回裏に山内孝徳の前に二ゴロ
初安打：1989年4月9日、対福岡ダイエーホークス2回戦（東京ドーム）、1回裏に山内和宏から中前安打
初本塁打：1989年4月28日、対ロッテオリオンズ4回戦（川崎球場）、1回表に小川博からソロ（先頭打者本塁打）

その他の記録

オールスターゲーム出場：1回（1992年）

背番号

2 （1989年 - 1996年）
0 （1997年 - 1998年）

脚注

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、298ページ
^ “NPO法人ホークスジュニアアカデミー > 鈴木慶裕”. HAWKS JUNIOR ACADEMY. 2012年7月12日閲覧。

外部リンク

個人年度別成績鈴木慶裕 - NPB.jp 日本野球機構

[jinmei-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、298ページ

[HAWKS_JUNIOR_ACADEMY-2] “NPO法人ホークスジュニアアカデミー > 鈴木慶裕”. HAWKS JUNIOR ACADEMY. 2012年7月12日閲覧。

[1]

[2]

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 == 経歴 ==
-[[武相中学校・高等学校|武相高]]では{{by|1981年}}の[[全国高等学校野球選手権神奈川大会|夏の甲子園神奈川大会]]で準々決勝に進出するが、[[日本大学高等学校・中学校|日大高]]に敗退。武相高校では遊撃手だった<ref name=jinmei />。高校卒業後は、[[亜細亜大学硬式野球部|亜細亜大学]]へ進学し、外野手に転向する<ref name=jinmei />。[[東都大学野球連盟|東都大学野球リーグ]]では[[三原昇]]（[[東芝野球部|東芝]]）、[[阿波野秀幸]]の両エースを擁し、{{by|1984年}}春季リーグの優勝に貢献。同年の[[全日本大学野球選手権大会]]では決勝に進むが、[[法政大学野球部|法大]]に延長11回惜敗、準優勝にとどまる。リーグ通算85試合に出場し316打数76安打、打率.241、1本塁打、19打点。大学同期に[[古川慎一]]がいる。
+[[武相中学校・高等学校|武相高]]では{{by|1981年}}の[[全国高等学校野球選手権神奈川大会|夏の甲子園神奈川大会]]で準々決勝に進出するが、[[日本大学高等学校・中学校|日大高]]に敗退。武相高校では遊撃手だった<ref name=jinmei />。高校卒業後の{{by|1982年}}、[[亜細亜大学硬式野球部|亜細亜大学]]へ進学し、外野手に転向する<ref name=jinmei />。[[東都大学野球連盟|東都大学野球リーグ]]では同期[[三原昇]]（[[東芝野球部|東芝]]）、1年下の[[阿波野秀幸]]の両エースを擁し、3年時の{{by|1984年}}春季リーグの優勝に貢献。同年の[[全日本大学野球選手権大会]]では決勝に進むが、3年[[西川佳明]]投手擁する[[法政大学野球部|法政大]]に延長11回法政2年山本貴のサヨナラ本塁打により3-×6で惜敗、準優勝にとどまる。リーグ通算85試合に出場し316打数76安打、打率.241、1本塁打、19打点。大学同期に三原や[[古川慎一]]らがいる。
-大学卒業後は、[[社会人野球]]の[[ENEOS野球部|日本石油]]に入社。
+{{by|1986年}}に大学卒業後、[[社会人野球]]の[[ENEOS野球部|日本石油]]に入社。
 {{by|1986年}}の[[第57回都市対抗野球大会|都市対抗野球]]では1番打者、[[中堅手]]としてチームの優勝に貢献し、2番を打った[[若井基安]]とともに[[若獅子賞]]を獲得。その後も都市対抗野球には連続出場し、{{by|1988年}}の[[第59回都市対抗野球大会|都市対抗野球]]では[[東芝野球部|東芝]]の補強選手として出場し、自身としては2度目の優勝を経験。

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脚注

関連項目

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