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'''藤本 二三代'''(ふじもと ふみよ、[[1937年]][[5月13日]] - [[2001年]][[3月28日]])は昭和期の歌手。本名三谷綾子。
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'''藤本 二三代'''(ふじもと '''ふみよ'''、[[1937年]][[5月13日]] - [[2001年]][[3月28日]])は日本[[歌手]]。本名:'''三谷 綾子'''


==経歴==
==経歴==
[[1937年]](昭和12年)生まれ。父親の再婚相手は[[藤本二三吉]]であり、二三吉とは実の母娘ではないが、実の母娘以上に仲が良いと評判であった。
1937年(昭和12年)生まれ。父親の再婚相手は歌手の[[藤本二三吉]]であり、二三吉とは実の母娘ではないが、実の母娘以上に仲が良いと評判であった。


二三代が歌手を志した際、芸能界の厳しさを知り尽くしている二三吉は娘のことを思い反対したが、二三代の熱意に折れ熱心にサポートした。二三吉の力添えもあり、[[吉田正]]に師事し、[[1956年]](昭和31年)にビクターから「花の十九よさようなら」でデビュー。
二三代が歌手を志した際、芸能界の厳しさを知り尽くしている二三吉は娘のことを思い反対したが、二三代の熱意に折れ熱心にサポートした。二三吉の力添えもあり、作曲家の[[吉田正]]に師事し、1956年(昭和31年)にビクターから「花の十九よさようなら」でデビュー。


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1957年(昭和32年)11月発売の「夢る乙女」、1958年(昭和33年)11月発売の「好きな人」、1960年(昭和35年)12月発売の「花の大理石(マーブル)通り」がヒット。この3曲吉田正が作ている


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最後のレコードは、1973年(昭和48年)発売の「二人の北新地」。2001年(平成13年)3月28日、[[大動脈解離]]で急逝。{{没齢|1937|5|13|2001|3|28}}。娘に歌手の[[藤本じゅり]]がいる。

==主な曲==
*花の九よさようなら
*夢みる乙女
*好きな人
*東京の空の下で
*花の大理石(マーブル)通り
*あの波の果てまで
*旅は青空(俳優の里見浩太郎([[里見浩太朗]])とのデュエット)
*すみれ娘
*銀座の月
*あたしだけの夜
*雨のホテル
*しのび逢い
*昼下がりのブルース
*古い手帖
*ああ美しき人ゆえに
*ひなげし小唄
*潮来の兄妹([[三浦洸一]]とのデュエット)
*声も千両(同上)
*明日は東京へ帰る人
*酒場の花
*祇園小唄(オリジナルは[[藤本二三吉]])
*あの山見れば
*白樺郵便
*浪花そだち
*恋やつれ
*恋の先斗町
*週末
*むすめ舟方さん
*ふたりの北新地

== NHK紅白歌合戦出場歴 ==
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! 年度/放送回 !! 曲目 !! 対戦相手
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* このうち、第9回と第10回はラジオ中継による音声が現存する。
* 第10回は[[2009年]][[4月29日]]放送の[[NHK-FM放送|NHK-FM]]『[[今日は一日○○三昧#放送内容|今日は一日“戦後歌謡”三昧]]』の中で、二三代の歌を含め全編の音声が[[再放送]]された(音声はモノラル)。
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==テレビ番組==
*[[スター千一夜]](フジテレビ)
*[[あなたのメロディー]](NHK)
*[[なつかしの歌声]](テレビ東京)
*[[昭和歌謡大全集 (テレビ番組)|昭和歌謡大全集]](テレビ東京)

==映画出演==
*夜霧の南京街(1958年、東映)
*[[右門捕物帖 片目の狼]](1959年、東映)
*[[初春狸御殿]](1959年、大映) - ※[[DVD]]発売
*噛みついた若旦那(1960年、東宝)
*東京の空の下で(1960年、大映)
*北上夜曲 北上川の初恋(1961年、大映)
*お世継ぎ初道中(1961年、東映)
*[[銭形平次捕物控|銭形平次捕物控 美人鮫]](1961年、大映)
*[[次郎長三国志|次郎長と小天狗 殴り込み甲州路]](1962年、東映)


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2021年6月29日 (火) 10:31時点における最新版

藤本 二三代
出生名 藤本 綾子
生誕 1937年5月13日
出身地 日本の旗 日本東京都
死没 (2001-03-28) 2001年3月28日(63歳没)
ジャンル 歌謡曲
職業 歌手
活動期間 1956年 - 1973年
レーベル ビクター

藤本 二三代(ふじもと ふみよ1937年5月13日 - 2001年3月28日)は日本の歌手。本名:三谷 綾子

経歴

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1937年(昭和12年)生まれ。父親の再婚相手は歌手の藤本二三吉であり、二三吉とは実の母娘ではないが、実の母娘以上に仲が良いと評判であった。

二三代が歌手を志した際、芸能界の厳しさを知り尽くしている二三吉は娘のことを思い反対したが、二三代の熱意に折れ熱心にサポートした。二三吉の力添えもあり、作曲家の吉田正に師事し、1956年(昭和31年)にビクターから「花の十九よさようなら」でデビュー。

1957年(昭和32年)11月発売の「夢みる乙女」、1958年(昭和33年)11月発売の「好きな人」、1960年(昭和35年)12月発売の「花の大理石(マーブル)通り」がヒット。この3曲とも、吉田正が作曲している。

NHK紅白歌合戦に4回連続出場という実績がある(詳細は下記参照)。

1961年(昭和36年)には岩下志麻主演の映画『あの波の果てまで・3部作』(松竹)の主題歌も担当した。

最後のレコードは、1973年(昭和48年)発売の「二人の北新地」。2001年(平成13年)3月28日、大動脈解離で急逝。63歳没。娘に歌手の藤本じゅりがいる。

主な曲

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  • 花の九よさようなら
  • 夢みる乙女
  • 好きな人
  • 東京の空の下で
  • 花の大理石(マーブル)通り
  • あの波の果てまで
  • 旅は青空(俳優の里見浩太郎(里見浩太朗)とのデュエット)
  • すみれ娘
  • 銀座の月
  • あたしだけの夜
  • 雨のホテル
  • しのび逢い
  • 昼下がりのブルース
  • 古い手帖
  • ああ美しき人ゆえに
  • ひなげし小唄
  • 潮来の兄妹(三浦洸一とのデュエット)
  • 声も千両(同上)
  • 明日は東京へ帰る人
  • 酒場の花
  • 祇園小唄(オリジナルは藤本二三吉)
  • あの山見れば
  • 白樺郵便
  • 浪花そだち
  • 恋やつれ
  • 恋の先斗町
  • 週末
  • むすめ舟方さん
  • ふたりの北新地

NHK紅白歌合戦出場歴

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年度/放送回 曲目 対戦相手
1958年(昭和33年)/第9回 夢みる乙女 神戸一郎
1959年(昭和34年)/第10回 好きな人 若山彰
1960年(昭和35年)/第11回 東京の空の下で 青木光一
1961年(昭和36年)/第12回 花の大理石マーブル通り 藤島桓夫

テレビ番組

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映画出演

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