「名城大学附属高等学校」の版間の差分
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2022年10月7日 (金) 01:54時点における版
名城大学附属高等学校 | |
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北緯35度11分23秒 東経136度51分58秒 / 北緯35.189694度 東経136.866139度座標: 北緯35度11分23秒 東経136度51分58秒 / 北緯35.189694度 東経136.866139度 | |
過去の名称 |
名古屋高等理工科講習所 名古屋高等理工科学校 名古屋文理高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人名城大学 |
校訓 | 「知・徳・体」 |
設立年月日 | 1926年 |
開校記念日 | 9月22日 |
創立者 | 田中壽一 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科・総合学科 |
学科内専門コース |
・普通科 スーパーサイエンスクラス 特進クラス 進学クラス 国際クラス ・総合学科 社会探究系列 地域交流系列 ビジネス系列 数理系列 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D123310000098 |
高校コード | 23528J |
所在地 | 〒453-0031 |
愛知県名古屋市中村区新富町1丁目3番16号 | |
外部リンク | 名城大学附属高等学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
名城大学附属高等学校(めいじょうだいがくふぞくこうとうがっこう)は、愛知県名古屋市中村区新富町1丁目に所在する私立高等学校。通称は「名城」または「名城大附(名城大付)」。
概要
普通・商業・電気・機械の4科を有する男子校として運営してきたが、1999年の入学者から普通科と総合学科の2科制へ移行するとともに、順次男女共学化された。
8階建ての本館には2階、4階、6階を結ぶ4基のエスカレーターが設置されているほか、第二体育館に室内温水プールを持つ。2010年9月に新体育館(第一体育館)が完成。4階建てで1階は柔剣道場、2階は体育館になっており冷暖房完備。建設費は約13億円。
特進クラス以外は、名城大学の附属高校特別推薦入試を受けることができる。ただし受験可能な学部が在学するコースにより制限があり、推薦枠には限りがあるので、全員が受験可能とは限らない。
名鉄沿線ということで県内各地、また県外からも受験者がおり、一般入試での倍率が15倍前後と愛知県内の私立高校では最も高い。また、在学生数も愛知県内1位となっている。
2022年度より、普通科特別進学クラスが特進クラスへと、同科一般進学クラスが進学クラスへと名称変更された。 また、当年度特進クラス入学生より、特進クラスのカリキュラムが変更され、単位数が週35単位から週31単位となり、週4日あった7限授業が週1日となった。全校においても、学期制が3学期制から2学期制へと移行した。
制服
男子校時代には標準的な詰襟タイプの学生服であったが、1996年から現在はZUCCaの小野塚秋良デザインによるブレザーに変更されている。
校則
基本方針
教育方針の「しつけ教育を重んじ」にあるように生徒指導は厳しく、校則上も様々な制限がある原動機付自転車も含めた自動車運転免許の取得やアルバイトは原則禁止されている。髪型にも規制があり、染髪は禁止されているほか、男子の頭髪は耳に掛からず、襟にあたらない髪型にすることが要求されている。
携帯電話について
携帯電話に関して持込禁止になっていた。これは携帯電話によって、学校の風紀の崩壊・周辺住民への迷惑を強く配慮して持込禁止を大原則としていた。推薦試験での面接で『我高校は、携帯持込禁止ですが承知の上ですか?』との質問内容があったほどである。しかし、愛知県内での学生が刺殺された事件が起こった際、PTA側が生徒の登校中の安全確保を強く求めた為、生徒会顧問が生徒会長に対し持込許可に向けた議論をするように要請した。そして平成19年後期・20年前期の生徒会執行部が議論し、生徒会主導で第1素案から最終決定案まで作成し、教職員会議で審議した結果、2009年1月より高校運営上支障の無い範囲で持込が許可された。
最終決定案には『数回の没収で更生しない場合、謹慎処分することができる。』との趣旨が明文化されているが、実際運用は一回目の没収において謹慎も処されているため、最終決定案は事実上効力が発揮されておらず、教職員の自己見解によって運用されている。
2009年2月、携帯電話を使ったカンニング行為などで没収人数が大幅に増えたことから再び持込禁止となったが、同年4月からは解禁されている。
2010年春ごろから没収回数が増えており学校側から生徒会に携帯電話の取り扱いについて話し合うように要請された。
校訓
「知・徳・体」
歴史
- 1926年(大正15年)9月22日 - 名古屋高等理工科講習所として開校
- 1928年(昭和3年) - 名古屋高等理工科学校と改称
- 1942年(昭和17年) - 名古屋市中村区新富町に校舎を新築移転
- 1948年(昭和23年) - 学校教育法により名古屋文理高等学校として開校
- 1951年(昭和26年) - 名城大学附属高等学校と改称(設置学科:普通・商業・電気・機械)
- 年月不明 - 商業・電気・機械科を順次廃止
- 1987年(昭和62年) - 開学60周年記念第二体育館(屋内温水プール)完成
- 1996年(平成8年)
- 制服を改新
- 普通科に上位クラスの英進科設置
- 1997年(平成9年) - 新校舎完成
- 1999年(平成11年)
- 総合学科を設置
- 普通科特別進学クラスを共学化
- 2003年(平成15年)
- 普通科を共学化
- 普通科国際クラスを設置
- 2004年(平成16年)- 総合学科の共学化による全学科男女共学化
- 2006年(平成18年) - スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定
- 2010年(平成22年)9月11日 - 新第一体育館完成
- 2014年(平成26年)- スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定[1]
- 2022年(令和4年)- 学期制を3学期制から2学期制 (前後期制)に移行
学科
文系・理系ならびに総合学科での系列選択は2年進級時に行われる。
普通科
(2022年度からの新カリキュラム)
コースを問わず2年次での選択科目を3年次に継続して履修する。
- 特進クラス[2]
- 理系
- 物理・生物から一科目選択
- 文系
- 日本史探究・世界史探究・地理探究
- 理系
から一科目選択
から一科目選択(2年次より)
から一科目選択(2年次より)
総合学科[7]
- 理系
- 数理系列
- 文系
- 社会探究系列
- 地域交流系列
- ビジネス系列
SSH
2006年(平成18年)度に指定され、現在4期目。SSH校の中核を担うコアSSHに指定されている。
- スーパーサイエンスクラスの設置
- SS1・SS2等の学校設定科目の実施
- 科学系クラブ(メカトロ部・自然科学部)の支援
- 高大連携講座やサロン学習(「名城サロン」)の実施
学校行事
前期
- 4月
-
- 入学式
- 新入生オリエンテーション
- 始業式
- 1年到達度テスト(スタディサプリ)
- 2・3年実力試験
- 全校一斉健康診断
- スポーツテスト
- 6月
- 7月
-
- 進研総合学力テスト(1・2年生)
- SSH高大連携講座
- SSH東海地区フェスタ
- 夏期補習
- 名城大学オープンキャンパス(ドーム前)
- 夏期講習
- 8月
-
- 名城大学オープンキャンパス(天白・八事)
- 夏期講習
- 普通科国際クラス修学旅行(2年生) - インドネシアが行き先である。
- 9月
-
- 前期期末試験
- 終業式
- 三者面談
- SSH高大連携講座
- 芸術鑑賞
- 文化祭 - 三日間のなかで、クラス発表や有志発表、芸術鑑賞などの各プログラムが行われる。
- 開校記念日
後期
- 10月
- 11月
-
- SSH高大連携講座
- 第二回 公開見学会
- 進研総合学力テスト(1・2年生)
- 12月
-
- 保護者会
- SSH海外研修
- 1月
-
- 大学入学共通テスト(3年生)
- 進研総合学力テスト(1・2年生)
- 2月
-
- 入学試験
- 学年末試験
- 3月
-
- 卒業式
- 修了式
- 新入生事前説明会
部活動
体育・運動部
- 柔道部
- ウエイトリフティング部 - 第60回国体優勝。
- 卓球部
- 陸上競技部
- 剣道部
- 男子ハンドボール部 - 第16回・第24回全国高等学校総合体育大会ハンドボール競技大会優勝。
- 女子ハンドボール部
- 男子バスケットボール部
- 女子バスケットボール部
- 男子バレーボール部
- 女子バレーボール部
- サッカー部(男)
- 体操競技部(男) - 毎年、東海地区予選会上位を独占、全国大会でも優勝選手を多く輩出している。
- 軟式野球部(男) - 第54回全国高等学校軟式野球選手権大会準優勝。
- 硬式野球部(男)
- ラグビー部(男)
- 男子テニス部
- 女子テニス部
- 水泳部
- バドミントン部
- スキー部
- ダンス部(女) - 2005年ナショナルズ大会(国際大会)出場。
- チアリーディング部(女) - 2009年~チアリーディング日本選手権大会(JAPAN CUP)出場。※2022年度をもって新入部員の募集を停止。
文化部
- 放送部
- 美術部
- 写真部
- 吹奏楽部
- メカトロ部 - WRO JAPAN(全国大会)出場。
- 文芸部
- 演劇部
- 茶華道部
- 自然科学部
同好会
- クラフト同好会(平成30年(2018年)度より新設)
- 鉄道研究同好会
- 英語研究同好会
著名な卒業生
- 徳田耕一 - 作家(交通ジャーナリスト)、鈴鹿国際大学客員教授
- 中嶋悟 - 元F1ドライバー、中嶋企画代表取締役社長、日本レースプロモーション取締役会長
- 後藤達俊 - プロレスラー(フリー、元新日本プロレス)
- 桂竹丸 - 落語家
- 三遊亭栄豊満 - 落語家
- 神谷利徳 - インテリアデザイナー、名古屋造形大学客員教授
- 中村達也 - ドラマー(元BLANKEY JET CITY)
- 矢野武 - フリーアナウンサー
- 小島忍 - お笑いトリオ・コンビ「底ぬけAIR-LINE」のメンバー
- SEAMO - ラッパー、シンガーソングライター
- 山内卓也 - 競輪選手
- 石橋磨季 - 性同一性障害の写真家
- 佐藤嘉洋 - K-1選手
- ゆーやん - 放送作家
- 早川朋宏 - 自転車競技(ロードレース)選手
- 奥村うどん-お笑い芸人(スタンダップコーギー)
交通アクセス
鉄道
路線バス
周辺
近隣の高校
脚注
- ^ “SGH|名城大学附属高等学校 SSH・SGH特設サイト”. 名城大学附属高等学校. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “特進クラス|名城大学附属高等学校ホームページ 学科・コース一覧 特進クラス”. 名城大学附属高等学校. 2022年5月21日閲覧。
- ^ “スーパーサイエンスクラス|名城大学附属高等学校ホームページ 学科・コース一覧 スーパーサイエンスクラス”. 名城大学附属高等学校. 2022年7月25日閲覧。
- ^ “国際クラス|名城大学附属高等学校ホームページ 学科・コース一覧 国際クラス”. 名城大学附属高等学校. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “進学クラス理系|名城大学附属高等学校ホームページ 学科・コース一覧 進学クラス理系”. 名城大学附属高等学校. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “進学クラス文系|名城大学附属高等学校ホームページ 学科・コース一覧 進学クラス文系”. 名城大学附属高等学校. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “総合学科|名城大学附属高等学校ホームページ 学科・コース一覧 総合学科”. 名城大学附属高等学校. 2022年7月26日閲覧。