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'''THE FUSE'''(ザ・ヒューズ)は、[[1970年代]]から[[1980年代]]にかけて活動していた音楽グループ。[[浜田省吾]]のバックバンドとして知られる。[[1989年]]に、[[原宿]]の[[歩行者天国]]でデビューした'''「THE FUSE」は同名だが、メンバーは別人'''
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== 概要 ==
== 概要 ==
はっきりとした結成時期は分かっていないが、[[1979年]]頃から「THE FUSE」と名乗るようになった。解散時期も明確に決まっているわけではなく、[[1989年]]の浜田のツアーを最後に自然消滅的に無くなっていった。
はっきりとした結成時期は分かっていないが、[[1979年]]頃から「THE FUSE」と名乗るようになった。解散時期も明確に決まっているわけではなく、[[1989年]]の浜田のツアーを最後に自然消滅的に無くなっていった。


バンド名の由来は、浜田が敬愛する[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[シンガーソングライター]]、[[ジャクソン・ブラウン]]の曲名から来ている。ただし、浜田は「THE PRETENDERS」(同じくブラウンの曲名)という名前を推していたが、最終的には[[キーボード (楽器)|キーボード]]担当の[[板倉雅一]]の発案による「THE FUSE」に落ち着いた。
バンド名の由来は、浜田が敬愛する[[ジャクソン・ブラウン]]の曲名から来ている。ただし、浜田は「THE PRETENDERS」(同じくブラウンの曲名)という名前を推していたが、最終的には[[キーボード (楽器)|キーボード]]担当の板倉雅一の発案による「THE FUSE」に落ち着いた。


バンド・メンバーはツアー毎、レコーディング毎に変わっており、かなりの変動があった。一度ツアーに参加しただけのメンバーもいれば、[[町支寛二]]や板倉雅一、[[古村敏比古]]のように長年に亘って活動を共にしているメンバーもいる。バンドのイメージとしては、[[ブルース・スプリングスティーン]]におけるEストリート・バンドや、ジャクソン・ブラウンにおけるザ・セクションを意識したものとなっている。
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ただし、結成当初はツアーのみの演奏で、ほとんどのメンバーがレコーディングには参加していなかった。レコーディングには一流の[[スタジオ・ミュージシャン]]が起用され、THE FUSEのメンバーはツアーのリハーサルの際にその[[譜面]]を渡される、という状況が続いていた。初めてレコーディングに揃って参加したのは[[1984年]]の『[[DOWN BY THE MAINSTREET]]』からであり、それ以降はツアーもレコーディングも同じ面々で行われた。その当時の作品やツアーのアーティスト名義は「SHOGO HAMADA & THE FUSE」と明記されている。
ただし、結成当初はツアーのみの演奏で、ほとんどのメンバーがレコーディングには参加していなかった。レコーディングには一流の[[スタジオ・ミュージシャン]]が起用され、THE FUSEのメンバーはツアーのリハーサルの際にその[[譜面]]を渡される、という状況が続いていた。初めてレコーディングに揃って参加したのは[[1984年]]の『[[DOWN BY THE MAINSTREET]]』からであり、以降はツアーもレコーディングも同じ面々で行われた。その当時の作品やツアーのアーティスト名義は「SHOGO HAMADA & THE FUSE」と明記されている。


== 主なメンバー ==
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==脚注==

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2023年3月21日 (火) 16:05時点における最新版

THE FUSE
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 1979年頃 - 1989年
レーベル CBS・ソニー
共同作業者 浜田省吾
メンバー 町支寛二
板倉雅一
古村敏比古
梁邦彦
江澤宏明
高橋伸之
旧メンバー 鈴木俊二
岡嶋善文
一戸清
法田勇虫
岩崎肇
野口明彦

THE FUSE(ザ・ヒューズ)は、1970年代から1980年代にかけて活動していた浜田省吾バックバンド

概要

[編集]

はっきりとした結成時期は分かっていないが、1979年頃から「THE FUSE」と名乗るようになった。解散時期も明確に決まっているわけではなく、1989年の浜田のツアーを最後に自然消滅的に無くなっていった。

バンド名の由来は、浜田が敬愛するジャクソン・ブラウンの曲名から来ている。ただし、浜田は「THE PRETENDERS」(同じくブラウンの曲名)という名前を推していたが、最終的にはキーボード担当の板倉雅一の発案による「THE FUSE」に落ち着いた。

バンド・メンバーはツアー毎、レコーディング毎に変わっており、かなりの変動があった。一度ツアーに参加しただけのメンバーもいれば、町支寛二や板倉雅一、古村敏比古のように長年に亘り活動を共にしているメンバーもいる。バンドのイメージとしては、ブルース・スプリングスティーンにおけるEストリート・バンドや、ジャクソン・ブラウンにおけるザ・セクションを意識したものとなっている。

ただし、結成当初はツアーのみの演奏で、ほとんどのメンバーがレコーディングには参加していなかった。レコーディングには一流のスタジオ・ミュージシャンが起用され、THE FUSEのメンバーはツアーのリハーサルの際にその譜面を渡される、という状況が続いていた。初めてレコーディングに揃って参加したのは1984年の『DOWN BY THE MAINSTREET』からであり、以降はツアーもレコーディングも同じ面々で行われた。その当時の作品やツアーのアーティスト名義は「SHOGO HAMADA & THE FUSE」と明記されている。

主なメンバー

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メンバー 生年月日 出身地 担当
町支寛二
(ちょうし かんじ)
(1952-05-05) 1952年5月5日(72歳) 広島県呉市 ギター/コーラス
板倉雅一
(いたくら まさかず)
(1956-10-20) 1956年10月20日(68歳) キーボード/コーラス
江澤宏明
(えざわ ひろあき)
(1957-06-07) 1957年6月7日(67歳) 千葉県 ベース/コーラス
高橋伸之
(たかはし のぶゆき)
1955年2月?? 岩手県 ドラム
古村敏比古
(ふるむら としひこ)
(1957-06-23) 1957年6月23日(67歳) 東京都 サクソフォーン/コーラス
梁邦彦
(りょう くにひこ)
(1960-01-01) 1960年1月1日(64歳) キーボード

メンバーの変遷

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活動期 ギター
コーラス
ギター キーボード
コーラス
キーボード ドラム ベース
コーラス
ベース サックス
コーラス
第1期 1979年 - 1980年 町支寛二 板倉雅一 一戸清 鈴木俊二 岡嶋善文
第2期 1980年 - 1982年 江澤宏明
第3期 1983年 - 1984年 古村敏比古
浜田省吾 & His New Band 1984年 - 1985年 法田勇虫 岩崎肇 野口明彦
第4期 1986年 - 1987年 高橋伸之
第5期 1987年 - 1989年 梁邦彦

作品(『THE FUSE』の名を冠した作品)

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  • 名義はいずれも『SHOGO HAMADA & THE FUSE』名義
  1. CLUB SURFBOUND1987年) - ミニアルバム。
  2. CLUB SURF&SNOWBOUND(1987年) - CDアルバム。

脚注

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