コンテンツにスキップ

「八戸市美術館」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
ABNOIC (会話 | 投稿記録)
外部リンク アドレス修正
m Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加
 
(19人の利用者による、間の46版が非表示)
1行目: 1行目:
{{博物館
[[ファイル:Hachinohe City Museum of Art.jpg|thumb|right|250px|八戸市美術館(2009年1月)]]
| 名称 = 八戸市美術館
'''八戸市美術館'''(はちのへしびじゅつかん、英称:''Hachinohe City Museum of Art'')は、[[青森県]][[八戸市]]にある市立[[美術館]]である
| native_name_lang = en
| native_name = Hachinohe Art Museum
| 画像 = Hachinohe Art Museum 2023.jpg
| imagesize = 300
| alt =
| 画像説明 = 八戸市美術館(2023年5月)
| image_map = yes
| 正式名称 = 八戸市美術館
| 愛称 =
| 前身 =
| 専門分野 =
| 収蔵作品数 =
| 来館者数 =
| 館長 = 佐藤慎也<ref name="news">{{Cite web|和書|date=2016-05-14 |url= http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160514-00010002-dtohoku-l02 |title=八戸市美術館、17年4月に閉館 新館整備のため (デーリー東北新聞社) |publisher=Yahoo!ニュース |accessdate=2016-06-12}}</ref>
| 学芸員 =
| 研究職員 =
| 事業主体 = 八戸市
| 管理運営 =
| 年運営費 =
| 建物設計 =
| 延床面積 =
| 開館 = 2021年11月3日に再開館(1986年11月21日)<ref>{{Cite web|和書|url= http://www.city.hachinohe.aomori.jp/art/about.html |title=美術館について |publisher=八戸市美術館 |accessdate=2016-06-12}}</ref>
| 閉館 =
| 所在地郵便番号 = 031-0031
| 所在地 = 青森県八戸市番町10-4 {{Switcher
|{{Maplink2|frame=yes|plain=no|zoom=14|frame-align=center|frame-width=200|frame-height=160
|type=point|marker=museum|coord={{coord|40.51175|141.4913}}
|type2=shape|stroke-width2=1
|type3=point|marker3=rail|coord3={{coord|40.5163|141.4889}}
|frame-latitude=40.5135|frame-longitude=141.49|text=[[本八戸駅]]の南約500mに位置する}}
|Wikimedia maps を表示
|{{Location map|Japan Aomori|float=center|width=200}}
|青森県地図を表示
}}
| 位置 =
| 緯度度 =
| 緯度分 =
| 緯度秒 =
| N(北緯)及びS(南緯) = <!-- N -->
| 経度度 =
| 経度分 =
| 経度秒 =
| E(東経)及びW(西経) = <!-- E -->
| 地図国コード = <!-- JP -->
| 座標右上表示 =
| アクセス =
| 公式サイト = [https://hachinohe-art-museum.jp/ 八戸市美術館]
}}
'''八戸市美術館'''(はちのへしびじゅつかん、英称:''Hachinohe Art Museum''<ref>旧館では''Hachinohe City Museum of Art''を使用</ref>)は、[[青森県]][[八戸市]]にある市立[[美術館]]。


八戸市美術館は、[[1986年]](昭和61年)に開館した美術館で、八戸市の中心市街地の[[内丸]]に位置する。
八戸市美術館は、[[1986年]](昭和61年)に開館した美術館で、開館当初から2016年まで八戸市の中心市街地の[[番町 (八戸市)|番町]]の旧八戸税務署ビルを使用した(現八戸税務署は[[八戸ラピア|ラピア]]近く存在する)。青森県内で初めて[[博物館法]]に基づいた美術館として設立された
青森県内で初めて[[博物館法]]に基づいた美術館として設立された。


青森県内の美術館5館<ref>他に、[[青森県立美術館]]・[[青森公立大学#附属機関|青森公立大学国際芸術センター青森]]・[[弘前れんが倉庫美術館]]・[[十和田市現代美術館]]。</ref>で構成する「[https://aomorigokan.com/ AOMORI GOKAN]」の一つである。
==設立の経緯==
設立の経緯は、八戸市出身の実業家[[今淵正太郎]]が生涯にわたって収集した書画骨董などのコレクションを八戸市に寄贈したことである。


== 歴史 ==
寄贈されたものの多くは、南部[[八戸藩]]にかかわる資料が含まれている。他にも、江戸時代の絵師[[橋本雪薫]]の「山水の図」、[[清朝時代]]の作・釉裏紅花瓶(ゆうりこうかびん)など美術史上貴重な作品321点が寄贈された。また、[[渡辺貞一]]の洋画、[[樋口猛彦]]、[[豊島弘尚]]、[[佐々木泰雨]]などの絵画や書など全部1200以上が収蔵されてい
=== 設立の経緯 ===
設立の経緯は、八戸市出身の実業家[[今淵正太郎]]が生涯にって収集した書画骨董などのコレクションを八戸市に寄贈したことである。


寄贈されたものの多くは、[[八戸藩]]にわる資料が含まれている。他にも、江戸時代の絵師[[橋本雪薫]]の「山水の図」、[[清朝時代]]の作・釉裏紅花瓶(ゆうりこうかびん)など美術史上貴重な作品321点が寄贈された。また、[[渡辺貞一]]の洋画、[[樋口猛彦]]、[[豊島弘尚]]、[[佐々木泰雨|佐々木泰南]]などの絵画や書平成30年度時点2808点収蔵されていた<ref name=“管理運営計画”>『八戸市新美術館管理運営基本計画』八戸市、2019年1月、19ページ</ref>
==アクセス==
*[[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[八戸線]]:[[本八戸駅]]下車。徒歩約10分。
*バス:JR東日本/[[青い森鉄道線|青い森鉄道]]:[[八戸駅]](東口バスプール1番・2番乗り場)から乗車、[[八戸市営バス]]・[[南部バス]]・[[十和田観光電鉄]]バス:「八戸中心街ターミナル(八日町)」バス停下車。徒歩約3分。
*自動車:[[八戸自動車道]]:[[八戸インターチェンジ|八戸インター]]から、車で15分。


しかし、展示室と収蔵庫の不足や1969年に竣工した建物の老朽化のため、2016年から新美術館の整備に取り掛かり、[[2017年]](平成29年)4月に一旦閉館した<ref name="news" /><ref name="kahoku20211103" />。
==外部リンク==
<gallery>
* [http://www.city.hachinohe.aomori.jp/art/ 八戸市美術館]
File:Hachinohe City Museum of Art.jpg|建て替え前の八戸市美術館(2009年1月)
</gallery>


=== 新美術館の整備 ===
八戸市美術館は2021年(令和3年)11月3日に再開館した<ref name="kahoku20211103">{{Cite web|和書|url=https://kahoku.news/articles/20211103khn000031.html |title=総工費32億円、八戸市美術館がリニューアルオープン |publisher=河北新報 |accessdate=2021-11-04}}</ref>。新美術館は総工費約32億円で、鉄骨3階、延べ床面積約4590平方メートルとなっている<ref name="kahoku20211103" />。多様なレイアウトが可能な約835平方メートルの「ジャイアントルーム」が設置された<ref name="kahoku20211103" />。


== アクセス ==
{{DEFAULTSORT:はちのへしひしつかん}}
* [[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[八戸線]]:[[本八戸駅]]下車。徒歩約10分。
[[Category:八戸市]]
* バス:JR東日本/[[青い森鉄道線|青い森鉄道]]:[[八戸駅]](東口バスプール1番・2番乗り場)から乗車、[[八戸市営バス]]・[[南部バス]]・[[十和田観光電鉄]]バス:「八戸中心街ターミナル(八日町)」バス停下車。徒歩約3分。
* 自動車:[[八戸自動車道]]:[[八戸インターチェンジ|八戸インター]]から、車で15分。

== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[美術館の一覧]]

== 外部リンク ==
* [https://hachinohe-art-museum.jp/ 八戸市新美術館]

{{日本の美術館 (公立)}}{{Gマーク建築等4}}[[Category:グッドデザイン賞]]
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:はちのへしひしつかん}}
[[Category:八戸市の博物館]]
[[Category:青森県の美術館]]
[[Category:青森県の美術館]]
[[Category:1986年開設の博物館]]
{{Pref-stub|pref=青森県}}
[[Category:2021年竣工の日本の建築物]]
{{coord|40|30|42.3|N|141|29|28.7|E|region:JP|display=title}}

2023年11月13日 (月) 20:47時点における最新版

八戸市美術館
Hachinohe Art Museum
八戸市美術館(2023年5月)
施設情報
正式名称 八戸市美術館
館長 佐藤慎也[1]
事業主体 八戸市
開館 2021年11月3日に再開館(1986年11月21日)[2]
所在地 031-0031
青森県八戸市番町10-4
地図
本八戸駅の南約500mに位置する
八戸市美術館の位置(青森県内)
八戸市美術館
八戸市美術館 (青森県)
外部リンク 八戸市美術館
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

八戸市美術館(はちのへしびじゅつかん、英称:Hachinohe Art Museum[3])は、青森県八戸市にある市立美術館

八戸市美術館は、1986年(昭和61年)に開館した美術館で、開館当初から2016年まで八戸市の中心市街地の番町の旧八戸税務署ビルを使用した(現八戸税務署はラピア近くに存在する)。青森県内で初めて博物館法に基づいた美術館として設立された。

青森県内の美術館5館[4]で構成する「AOMORI GOKAN」の一つである。

歴史

[編集]

設立の経緯

[編集]

設立の経緯は、八戸市出身の実業家今淵正太郎が生涯に亘って収集した書画骨董などのコレクションを八戸市に寄贈したことである。

寄贈されたものの多くは、八戸藩に関わる資料が含まれている。他にも、江戸時代の絵師橋本雪薫の「山水の図」、清朝時代の作・釉裏紅花瓶(ゆうりこうかびん)など美術史上貴重な作品321点が寄贈された。また、渡辺貞一の洋画、樋口猛彦豊島弘尚佐々木泰南などの絵画や書が、平成30年度時点で2808点収蔵されていた[5]

しかし、展示室と収蔵庫の不足や1969年に竣工した建物の老朽化のため、2016年から新美術館の整備に取り掛かり、2017年(平成29年)4月に一旦閉館した[1][6]

新美術館の整備

[編集]

八戸市美術館は2021年(令和3年)11月3日に再開館した[6]。新美術館は総工費約32億円で、鉄骨3階、延べ床面積約4590平方メートルとなっている[6]。多様なレイアウトが可能な約835平方メートルの「ジャイアントルーム」が設置された[6]

アクセス

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 八戸市美術館、17年4月に閉館 新館整備のため (デーリー東北新聞社)”. Yahoo!ニュース (2016年5月14日). 2016年6月12日閲覧。
  2. ^ 美術館について”. 八戸市美術館. 2016年6月12日閲覧。
  3. ^ 旧館ではHachinohe City Museum of Artを使用
  4. ^ 他に、青森県立美術館青森公立大学国際芸術センター青森弘前れんが倉庫美術館十和田市現代美術館
  5. ^ 『八戸市新美術館管理運営基本計画』八戸市、2019年1月、19ページ
  6. ^ a b c d 総工費32億円、八戸市美術館がリニューアルオープン”. 河北新報. 2021年11月4日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]

座標: 北緯40度30分42.3秒 東経141度29分28.7秒 / 北緯40.511750度 東経141.491306度 / 40.511750; 141.491306