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イースト・アングリア王国

Kingdom of the East Angles
Ēast Engla Rīce
Regnum Orientalium Anglorum

←

6世紀 - 918年

→

公用語

古英語、ラテン語

首都

レンデルシャム（Rendlesham）
ドモック（Dommoc）

王

? - ?	ウェッハ（英語版）（初代）
593年 - 623年	レドワルド（英語版）
902年 - 918年	グスルム二世（英語版）（最後）

変遷

建国（アングル人の王国）	6世紀 - 869年
マーシアの封臣	654年 - 655年 794年 - 796年 798年 - 825年
デーン人の王国（デーン人の封臣）	869年 - 918年
イングランドに併合	918年

イースト・アングリア王国（イースト・アングリアおうこく、英:The Kingdom of the East Angles または The Kingdom of East Anglia; アングル語:Ēast Engla Rīce; 羅:Regnum Orientalium Anglorum）とは、かつてイングランドの七王国時代に存在したアングル人を中心とする王国である。

歴史

6世紀におけるアングル人およびサクソン人によるブリテン島進出に伴い建国され、今日のノーフォークとサフォークおよびその周辺を支配した。7世紀から8世紀半ばにかけてウッフィンガス家（Wuffingas）の支配の下に一定の勢力を維持したが、794年以降はマーシア王国に従属して国勢は衰え、869年にデーン人に征服されるとデーンロウに組み込まれた。918年にアルフレッド大王の子のウェセックス王エドワードに再度征服されてイングランドの一部となり、イースト・アングリア王国は歴史の表舞台から姿を消した。

系図

ウッフィンガス家

数字は在位年。

ウェッハ（英語版）

ウッファ

ティティラ

レドワルド（英語版）
593-623
（ブレトワルダ）

エニ

エアルプワルド
623-628

シゲベルト
631-634

アンナ
635-654

エゼルヘレ
654-655

エゼルワルド
655-664

エゼルリック

ヘレスウィズ
（ノーサンブリア王族）

サクスブルフ
＝ケント王エオチェンベルト

エセルスリス
＝ノーサンブリア王エグフリッド

エアルドウルフ
664-713

エルフワルド
713-749

参考文献

桜井俊彰『イングランド王国前史アングロサクソン七王国物語』吉川弘文館、2010年
下津清太郎編『世界帝王系図集増補版』近藤出版社、1982年

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 |略名          = イースト・アングリア王国
 |日本語国名    = イースト・アングリア王国
-|公式国名      = ''Kingdom of the East Angles''<br>''Ēast Engla Rīce''<br>''Regnum Orientalium Anglorum''
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 |建国時期      = 6世紀
 |亡国時期      = [[918年]]
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 |位置画像説明  =
 |公用語        = [[古英語]]、[[ラテン語]]
-|首都          = [[:en:Rendlesham|Rendlesham]], [[:en:Dommoc|Dommoc]]
+|首都          = レンデルシャム（[[:en:Rendlesham|Rendlesham]]）<br>ドモック（[[:en:Dommoc|Dommoc]]）
 |元首等肩書    = [[王]]
 |元首等年代始1 = ?
 |元首等年代終1 = ?
-|元首等氏名1   = {{仮リンク|ウェッハ (エセックス王)|label=ウェッハ|en|Wehha of East Anglia}} <small>（初代）</small>
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-'''イースト・アングリア王国'''（[[英語|英]]:The kingdom of the East Angles または The kingdom of East Anglia; [[英語 #歴史|アングル語]]:Ēast Engla Rīce; [[ラテン語|羅]]:Regnum Orientalium Anglorum）とは、かつて[[イングランド]]の[[七王国時代]]に存在した[[アングル人]]を中心とする王国である。
+'''イースト・アングリア王国'''（イースト・アングリアおうこく、[[英語|英]]:The Kingdom of the East Angles または The Kingdom of East Anglia; [[古英語|アングル語]]:Ēast Engla Rīce; [[ラテン語|羅]]:Regnum Orientalium Anglorum）とは、かつて[[イングランド]]の[[七王国|七王国時代]]に存在した[[アングル人]]を中心とする王国である。
+== 歴史 ==
-[[6世紀]]における[[アングル人]]および[[サクソン人]]による[[ブリテン島]]進出に伴い建国され、今日の[[ノーフォーク]]と[[サフォーク]]およびその周辺を支配した。[[7世紀]]から[[8世紀]]中ばにかけてWuffingasの支配の下に一定の勢力を維持したが、[[794年]]以降は[[マーシア王国]]に従属して国勢は衰え、[[869年]]に[[デーン人]]に征服されると[[デーンロウ]]に組み込まれた。[[918年]]に[[アルフレッド大王]]の子の[[ウェセックス]]王[[エドワード長兄王|エドワード]]に再度征服されて[[イングランド]]の一部となり、イースト・アングリア王国は歴史の表舞台から姿を消した。
+[[6世紀]]における[[アングル人]]および[[サクソン人]]による[[ブリテン島]]進出に伴い建国され、今日の[[ノーフォーク]]と[[サフォーク]]およびその周辺を支配した。[[7世紀]]から[[8世紀]]半ばにかけてウッフィンガス家（[[:en:Wuffingas|Wuffingas]]）の支配の下に一定の勢力を維持したが、[[794年]]以降は[[マーシア王国]]に従属して国勢は衰え、[[869年]]に[[デーン人]]に征服されると[[デーンロウ]]に組み込まれた。[[918年]]に[[アルフレッド大王]]の子の[[ウェセックス]]王[[エドワード長兄王|エドワード]]に再度征服されて[[イングランド]]の一部となり、イースト・アングリア王国は歴史の表舞台から姿を消した。
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+== 参考文献 ==
+* 桜井俊彰 『イングランド王国前史 アングロサクソン七王国物語』 吉川弘文館、2010年
+* 下津清太郎 編 『世界帝王系図集 増補版』 近藤出版社、1982年
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 [[Category:かつてブリテン諸島に存在した国家]]
 [[Category:アングロ・サクソン人]]
 [[Category:七王国時代]]
+[[Category:6世紀に成立した国家・領域]]

表話編歴中世前期ゲルマン諸国家
地中海、ヨーロッパ大陸	西ゴート王国415-711 スエビ王国410-584 ブルグント王国443-534 ランゴバルド王国568-774 東ゴート王国497-553 ヴァンダル王国435-534 フランク王国481-987 ゲピド王国5C-567
アングロ・サクソン七王国	ノーサンブリア王国653-954 マーシア王国527-918 イースト・アングリア王国6C-918 エセックス王国527–825 ウェセックス王国6C-1016 ケント王国c.455-871 サセックス王国477–825

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