「スーパードンキーコング2」の版間の差分
Null nuru nil (会話 | 投稿記録) m →『スーパードンキーコング2』との比較: ローラーコースター関連をまとめる |
|||
821行目: | 821行目: | ||
* スクイッターが吐き出す蜘蛛の巣は攻撃用のみだが、攻撃用の蜘蛛の巣をセレクトボタンで足場用に変えられる。ただし、2つ以上足場を作ると、古い方の足場が消えてしまう。 |
* スクイッターが吐き出す蜘蛛の巣は攻撃用のみだが、攻撃用の蜘蛛の巣をセレクトボタンで足場用に変えられる。ただし、2つ以上足場を作ると、古い方の足場が消えてしまう。 |
||
* ラトリーは落下した時の空中ジャンプは出来るが、移動する時はジャンプしながらの移動ではなくなったので、二段ジャンプが出来なくなっている。 |
* ラトリーは落下した時の空中ジャンプは出来るが、移動する時はジャンプしながらの移動ではなくなったので、二段ジャンプが出来なくなっている。 |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
* ボスキャラクターを倒したときに手に入るクレムコインが、原則的にバナナコインになった。そのため、何度でも手に入る。 |
* ボスキャラクターを倒したときに手に入るクレムコインが、原則的にバナナコインになった。そのため、何度でも手に入る。 |
||
* ローリングバレルに時間制限がない。ただしタルの外見は無地のタル大砲に変更されている。 |
* ローリングバレルに時間制限がない。ただしタルの外見は無地のタル大砲に変更されている。 |
||
832行目: | 828行目: | ||
* 達成率に関係する「!マーク」がクリアしたボスステージにも付くようになった。 |
* 達成率に関係する「!マーク」がクリアしたボスステージにも付くようになった。 |
||
* ロストワールドの全てのコースでボーナスステージを全部クリアしたりDKコインを全部見つければ、ワールドマップ及びロストワールド内の「クラッバの見張り小屋」にも「!マーク」「DKマーク」が付く。 |
* ロストワールドの全てのコースでボーナスステージを全部クリアしたりDKコインを全部見つければ、ワールドマップ及びロストワールド内の「クラッバの見張り小屋」にも「!マーク」「DKマーク」が付く。 |
||
* ローラーコースター関連の変更点 |
|||
** ローラーコースターが登場するステージのレールはすり抜けられず、触れると感電する。 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
* BGMの一部削除と、それに伴うBGMの差し替え |
* BGMの一部削除と、それに伴うBGMの差し替え |
||
** 「パイレーツ パニック」→SFC版の「ラトリーにだいへんしん」 |
** 「パイレーツ パニック」→SFC版の「ラトリーにだいへんしん」 |
2007年12月31日 (月) 04:36時点における版
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 |
スーパーファミコン(SFC) ゲームボーイアドバンス(GBA) バーチャルコンソール(VC) |
開発元 | レア |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1~2人 |
メディア | カセット |
発売日 |
SFC:1995年11月21日 GBA:2004年7月1日 VC:2007年10月23日 |
売上本数 |
SFC:約221万本 GBA:約10万本 |
スーパードンキーコング2( - ツー、SUPER DONKEY KONG 2)はレアが開発、任天堂が発売したテレビゲームである。スーパードンキーコングシリーズの第2作目。広義には、以下の3作の総称として使われる。なお、日本国外でのタイトル名はDONKEY KONG COUNTRY2である。
前作に比べ、ギミックの要素の増加や、グラフィックの進歩などが見られる。 また、前作ではおまけ程度だったやりこみ要素が練りこまれ、エンディング以降もクレムコイン集めやロストワールドでの腕試し、DKコインを集めて真のゲームヒーローを目指すなど楽しみも増えている。 2007年10月23日に、VCで配信した。必要Wiiポイントは、800ポイント。
シリーズ
- スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー
- スーパーファミコンが発売されて丁度5周年目に発売された。
- ドンキーコングランド DIDDY`S KONG QUEST
- スーパードンキーコング2(副題なし)
ゲーム概要
基本ルール
基本は横スクロールのアクションゲーム。待ち受ける敵を倒したり避けたりしながら、ステージの最後にあるゴールターゲットを踏めばステージクリアになる。ただしボスステージではボスを倒すとステージクリアになる。
ステージを攻略する順番は決められており、隠しゴールなどによる分岐も存在しない。ただし、過去にクリアしたステージをもう一度遊ぶことは可能。
敵は上からジャンプで踏みつけたり、横からYボタンを押して体当たり(ローリングアタック、ポニーテールスピン)したり、タルを投げつけることで倒せる。ただし、踏めない敵や、ローリングアタックなどが効かない敵もいる。
コングが2匹いるときに敵に当たると、操作しているキャラが逃げ出して、もう片方のキャラに自動的に交代する。 コングが1匹しかいないときに敵に当たるとミス。穴に落ちた場合は2匹いてもミスになる。 コングが1匹しかいないときにDK印のタル(DKバレル)を破壊すれば、いなくなったキャラが中から出てくる。
なお、2匹揃っている時に地上でAボタンを押すと、操作していないほうのコングを担ぎ上げることが出来る。これをチームアップと呼び、Yボタンで投げられる。前方に投げれば敵を攻撃できるが、敵に当たらず地面に投げつけてしまうと、投げつけられたコングは動けなくなってしまう(この時敵に触れるとそのコングはやられる)し、チームアップで攻撃しても中には倒せない敵も存在する。上方に投げれば着地したコングの場所に投げた側のコングも自動的に移動するため、ジャンプでは届かない場所にもたどり着ける。
コングには性能差があり、ディディーは動きが素早く、特にローリングアタックの速度が速い。 ディクシーはポニーテールによるホバリングが出来るが、それ以外の性能は全体的にディディーよりやや劣る。
ステージによっては味方キャラ(アニマルフレンド)がいる場合があり、上に乗るとアニマルフレンドを操作できる。 アニマルフレンドがいればステージを楽に攻略でき、ボーナスステージを発見できる場合もある。ただし、アニマルフレンドは次のステージに持ち越せない。 アニマルフレンドはダメージを受けると高速で逃げ出してしまう。ただし、背中に乗れば再び利用できる。
今作からは、コングたちがアニマルフレンドに直接変身して進む場合もある。 変身時はアニマルフレンドを単独で操作することになる。画面左下にあるアニマルフレンドのマークは相棒のコングが残っていることを示す。敵の攻撃を受けると直接ダメージを受け、通常と異なり相棒が先にいなくなる。左下のマークがないときにダメージを受けるとミス。
マップ画面
このゲームには「全体マップ」と「ワールド内のマップ」の2種類のマップ画面がある。プレイヤーは遊びたいステージや、利用したい施設を選択することができる。ただしワールド間の移動は自由にできず、全体マップに戻るためには「ファンキーフライトIIを利用する」「そのレベルのボスを倒す」のどちらかの方法を使用する。 マップ上のレベルやコースに表示される顔はクリアしているか否かを示しており、クレムリン(ワニ)の顔が描かれているならばまだクリアされておらず、コングの顔が描かれているならばクリアしたことになる(ディディー・ディクシーのどちらの顔になるかは、最初にクリアした方のコングとなる)。ボスステージの場合は、クリアしていないと専用の顔が表示される。
マップ画面には通常のステージ、ボスステージの他に、コングファミリーなどの施設が存在する。いずれも後述。
ボーナスステージ
ステージ内の数箇所に、隠し部屋(ボーナスステージ)の入り口が隠されている。ただし、ボスステージには無い。
- ボーナスステージの入り方は次の通り。
- どこかに最初から開いている入り口に入る。
- タルまたはランビやエンガードを使って特定の壁を壊し、出現した穴に入る。
- ボーナスバレルに入る。
- 大砲に弾を入れたあと、その大砲に入る。
ボーナスステージの種類については後述。
クリアすると、ファイルセレクト画面で表示される「達成率」が増える。
画面表示
このゲームでは残機数や集めたアイテムの数が画面に常に表示されない。 残機数やバナナ数は、ステージ開始時・増減時に数秒間だけ表示される。 普段はゲーム画面しか表示されないため、非常にすっきりした画面構成になっている。ただし、プレイヤーの意思で任意に残機数などを確認することはできないため、残機数などは自分で覚えておくことが望ましい。
ちなみに、「ドンキーコングランド」では残機数のみハートマークで常に表示されている。
ストーリー
前作の主人公であるドンキーコングがクレムリン軍団にさらわれ、相棒のディディーコングがガールフレンドのディクシーコングと一緒にクレムリン島へ助けに行く。
達成率は完全クリアで102%。ステージクリアはもちろん、DKコインの入手、ボーナスステージのクリア、コングファミリーを訪れることで達成率が上がる。
ワールド構成
ステージの順番やワールド・ステージ名はSFC版を基本とする。カッコ内の意味は下記ステージ区分の項を参照。また、ボスの詳細は下記エリアボスの項を参照。
ワールド1 「かいぞく船 バッドクルール」
バッドクルール号を一周する様にステージが配置されている。最初のワールドなので、難易度は低い。
- 1-1「パイレーツ パニック」(船)
- 最初のステージ。簡単ながらも色々な仕掛けがあり、大半の技を使う事になる。後半ランビに出会える。ライフバルーンも多いのでライフ回復にはうってつけ。
- 1-2「メインマスト クライシス」(マスト)
- 船の下から上へと登っていくステージ。 クリンガーがいるロープを使って登っていくことになる。
- 1-3「アスレチック デッキ」(船)
- ステージ1と似ているが、ミスになる穴があるため空中のフックを使って渡ることになる。ステージを進むにつれて日が沈んでいく。
- 1-4「船ぞこダイビング」(船底)
- スタートからしばらく進むと水位が上がり、水中を進むことになる。エンガードに出会えると楽に進める。
- 1-5「ラトリーとうじょう」(マスト)
- スタート直後の木箱にはラトリーがいる。前半はラトリーに乗って進むことになるが、ラトリーに乗らなかった場合は難易度が上がる。 後半はジンガーが大量にいるロープを登る。
- 1-ボス「たいせん! ボス・ゾッキー」(マスト)
ワールド2 「マグマのどうくつ クロコドーム」
活火山を登っていく。途中には船も放置されている。「クラッバの見張り小屋」はこのワールド以降に登場する。
- 2-1「ようがんクロコジャンプ」(溶岩)
- 灼熱の溶岩地帯を進んでいく。距離が長い溶岩ではクロコヘッドを足場代わりにして渡っていくことになる。ここでスクイッターが初登場する。スクイッターのクモの巣で殆どの敵を倒せる。
- 2-2「タルタルこうざん」(鉱山)
- タル大砲を使って、上へ上へと登っていく。進路上に敵がいる事も多い。うまくタイミングをつかめるかがカギ。
- 2-3「しゃくねつダイビング」(船底)
- 熱湯をクラッパーの息で冷ましながら進む。一度冷やしても、しばらくすると元に戻るので、迅速な行動を求められる。後半になればなるほど、冷えている時間が短くなる。
- 2-4「ねっききゅうライド」(溶岩)
- 熱気球に乗り、溶岩の海を越える。途中、ランビに乗ることが出来る。足場が小さい上、後半は頻繁に熱気球に乗り換えなければならない。
- 2-5「スコークスこうざん」(鉱山)
- 中盤以降、スコークスに掴まって鉱山を登る事になる。前半のステージの中では比較的多くの敵が配置されている。
- 2-ボス「げきとつ! ボス・クリーバー」(溶岩)
ワールド3 「船のはかば クレムクエイ」
真っ二つに割れた廃船が舞台。下は海ではなく沼となっており、環境は悪い。SFC版ではこのワールドのみマップが横スクロールとなっている。
- 3-1「かいてんタルさんばし」(沼)
- ローリングバレルで沼を渡る。途中でランビに乗る事も可能。大砲を上手く使えば、アニマル禁止サインを無視してランビとともにゴールすることもできる。
- 3-2「くらやみダイビング」(船底・船)
- 暗い水中をグリマーの光で照らしながら進んでいく。隠し通路がとても多いコース。水位は変化せず、エンガードも登場しない。ゴール直前のみ船エリアになっている。
- 3-3「どろどろクロコジャンプ」(沼)
- 沼地に立っているガマに掴まり進んでいく場所が多い。後半はクロコヘッドを渡っていく。
- 3-4「ラトリーに大へんしん」(船)
- アニマル変身バレルが初登場。スタート直後にラトリーに変身する。大ジャンプなどの要素が多いため、見かけによらず難易度が多少高い。ワールド1に登場した船のステージとは違う音楽が使用されている。
- 3-5「しずむナンパ船」(マスト)
- 徐々に水没してくる船を登っていくステージ。水の中にはスナップジョーがうろつき、うっかり水中に落ちると餌食となるため難易度は高い。
- 3-6「とげとげタルめいろ」(茨)
- 茨の迷路をタル大砲で抜けていく。中盤以降は回転タイプの物ばかりになり、とても難易度が上がる。ゴール直前にスコークスがいる。
- 3-ボス「げきしん! ボス・グラッバ」(沼)
ワールド4 「はちみつパーク クレムランド」
遊園地内に設けられた2~4ステージ部分と、荒地が広がる1、5~ボス部分では様相がかなり異なる。題名通り、蜂と蜂蜜が多い。
- 4-1「ハニー アドベンチャー」(巣)
- 床の蜂蜜に足を取られると厄介だが、壁の蜂蜜は登るために必要になる。スクイッターに出会えると蜂蜜に足を取られることもなく、ジンガーも倒せるので楽に進める。
- 4-2「どくろコースター」(遊園地)
- スタート直後のコースターに乗ると、ゴール地点までノンストップで進むことになる。ゲートをオープンバレルで開けて進む。罠として登場するクローズバレルは避けなくてはならない。
- 4-3「スコークス ライド」(茨)
- スコークスを乗り継ぎながら茨の迷路を進んでいく。スクイッターの変身バレルもどこかに隠されている。
- 4-4「コースター レース」(遊園地)
- クランク達とレースをする。レールは1本しか無いので、ライバルを倒しながら進む事になる。コースの作り自体は単調なためクリアするだけならば簡単だが、DKコインを取るには1位を取る必要がある。スタート直後に十字キー左を押しっぱなしにすることでバックをするとプラスバレルを取ると、コースターのスピードがアップする他にしばらくは体当たりでライバルを倒せるため1位を取りやすいのだが、その速さゆえにミスもしやすくなる。
- 4-5「ドロドロみどろがぬま」(沼)
- フリッターやガマ、フック、キャノンなどを利用し沼を渡ることになる。敵の攻撃が激しいので注意。また、DKコインを取るのが難しい。
- 4-6「ランビといっしょ」(巣)
- その名の通りランビに変身して進むステージだが、ランビに変身するのはステージ後半から。ボスのキングBが後ろから追ってくるのも特徴で、この時点では倒せない。
- 4-ボス「たいけつ! ボス・キングB」(巣)
- 「ランビといっしょ」で出てきたボス・キングBと対決する。
ワールド5 「あやしの森 ダークレム」
全体に亘って不気味な森が広がる。森エリアは独特のムードを持っており、難易度は高い。
- 5-1「おばけロープのもり」(森)
- 消えたり現れたりするおばけロープを使い、谷を越えていく。クロバーが厄介。
- 5-2「ゴーストコースター」(屋敷)
- 屋敷の中をコースターに乗って進む。背後からカックルが執拗に追ってくる。追って来る間は制限時間が設定され、0になるとダメージを受ける。時間切れを防ぐためにはプラスバレルを取りマイナスバレルは避けていくことになる。
- ※海外版ではゴール地点の風景が曲を含め遊園地になっている。
- 5-3「かぜのもり」(森)
- 強風が吹き荒れるステージ。これを利用して大ジャンプする場面もある。スタート付近にラトリーのアニマルコンテナがある。
- 5-4「パラシュート パニック」(巣)
- コークスに掴まりジンガーの群れの中を降りていくという難易度の高いステージ。ディクシーのホバリングで代用した場合、ディクシーの体が小さくスピードもコークスより速いためジンガー等をよけやすい。しかし降りる時のスピードを調節できず、ミスも許されないリスクがある。
- 5-5「きりのもり」(森)
- 霧が立ち込めており視界が悪い。後半はスクイッターに変身しての谷超えになる。ジンガー、カボイング、ゾッキーと空中戦を得意とする敵が多数登場する上、足場をクモの巣のみに頼らざるを得ない地点が多数存在するので難易度は高い。
- DKコインを取るのが非常に厄介なステージ。
- 5-ボス「ふっかつ!おばけボス・ゾッキー」(マスト)
ワールド6 「山頂のとりで クロコブルグ」
クレムリン島の頂上にある砦。その周囲に、堀や氷が張り巡らされている。SFC版には、このワールドにはボスがいない(ボスステージ自体はある)。また、マップが縦スクロール画面となる。
- 6-1「こごえる地下すいろ」(氷)
- エンガードに変身して水中や地上を進んでいくステージ。
- 6-2「かぜのこうざん」(鉱山)
- 上昇気流を利用して鉱山を登る。後戻りは出来ず、上昇中は無防備なので敵の回避が難しい。
- 6-3「クラッシュ エレベーター」(塔)
- 下から足場がせり上がってくる強制スクロールステージ。天井との間に挟まれるとダメージを受ける。ランビとスコークスのアニマルバレルが隠されており、彼らに変身すると楽に進める。
- 6-4「こおりのみずうみ」(氷)
- スナップジョーのいる水路をクラッパーの息で凍らせながら進む。道中はジンガーが多い。一部ではスナップジョーが影をひそめ、エンガードに乗って水中を進むことができる。
- 6-5「クサリのとう」(塔)
- クサリをよじ登っていくステージ。ステージ3とは違い、強制スクロールではない。 ただ、ジンガーやクリンガーなどがいるため難易度が多少高い。
- 6-6「どくどくタワー」(塔)
- 触れるとダメージを受ける毒水で満たされていくので、ラトリー、スコークス、スクイッターに変身して上へ上へと逃げる。特にラトリーに変身してのコンティニューバレル前では一度のミスが命取りになるので注意が必要。二段ジャンプで大幅に時間短縮ができるが、それをやらずにスーパージャンプで進もうとすると時間がかかる。「アニマルランド」と並ぶ多くのプレーヤーのトラウマとなったと言われるコース。
- 6-ボス「さいかい! ドンキーコング」(塔)
- 捕らわれているドンキーをついに発見し、その場でクリア扱いされるためクレムコインも手に入るが、助ける間もなくドンキーは連れ去られてしまう。二度目以降は何も起こらず、音楽も通常の塔ステージになり、画面右の出口に入ればワールドマップに戻れる。
- 後述のGBA版では内容が大きく異なり、ボス「ケロゾーン」が登場し対決する。
ワールド7 「空とぶせんかん デビルクルール」
クロコブルグ頂上およびキャプテンクルールの戦艦が舞台。リンクリーの学校では初回のセーブでもバナナコインが1枚必要。通常ステージは1つしかなく、クリアをすればあとはキャプテンクルールとの直接対決が待っている。クラッバの見張り小屋は登場しない。
- 7-1「スクリーチレース」(茨)
- 前半はロープを使って進むが、中盤でスコークスに変身した後はスクリーチとの空中レースになる。スクリーチより先にゴールできなければ2人揃っていてもミス。スピードは圧倒的にスコークスの方が上だが、スクリーチは敵キャラや茨に当たらないので意外に難しい。ちなみに近道もある。
- 7-ボス「けっせん! キャプテン クルール」(戦艦)
- 捕らわれたドンキーを助けるためにキャプテンクルールと戦う事になる。
ワールド8 「ロストワールド」
忘れられた世界。ワールド2~6にあるクラッバの見張り小屋から来る事になる。1箇所の小屋から行けるステージは1つだけ。5つ全てをクリアするとボスステージに挑戦できる。現実離れした不思議な空間で、中央に巨大な山が聳え立つ。ここのボーナスステージではクレムコインの代わりにDKコインが手に入る。どのステージも難易度が高めで、プレーヤーを苦しませる。
- 8-1「タイヤ ジャングル」(ジャングル)
- クロコドーム経由で入る。ステージの至る所で巨大なタイヤが転がっている。タイヤはトゲの山を越えるための重要なアイテムとなるが、タイヤと壁に挟まれるとダメージを受ける。
- 8-2「アイスドーム タンゴ」(氷)
- クレムクエイ経由で入る。氷の急斜面が多く、クロバーやクランポンが多く出現する。地形と敵の両方に悩まされる。
- 8-3「クロコ ジャングル」(ジャングル)
- クレムランド経由で入る。前半は大量のクロバーが登場し、後半はトゲとジンガーだらけの谷をローリングバレルで進む。多種多彩なクロバーは1匹1匹倒さないと破滅につながりかねない。
- 8-4「ホットドーム タイザー」(溶岩)
- ダークレム経由で入る。コントロールバレルを使って、タル大砲ごと溶岩の海を越えていくステージ。
- 8-5「アニマルランド」(ジャングル⇒氷⇒ジャングル⇒イバラ⇒ジャングル)
- クロコブルグ経由で入る。スーパードンキーコングシリーズ全体を通しても屈指の難易度を誇る。5つに分かれたエリアを、5種のアニマルフレンド(ランビ⇒エンガード⇒スクイッター⇒スコークス⇒ラトリー)に変身しながら進んで行く。スコークスに変身する茨のエリアでの左右に吹き荒れる風は特に厄介である。なお、スコークスのアニマルバレルはテクニック次第でパスも可能だが、もしもスクイッターのままで進もうとするとさらなる慎重さが求められる。
- 8-ボス「ふたたび! キャプテン クルール」(王宮)
ステージ区分
各ステージはその特徴によって以下の様に分けられ、個々にそれぞれのイメージに合ったBGMも作られている。細かな背景の違いもここで解説する。またスーパードンキーコング2の他に、GB版「ドンキーコングランド」のステージ区分も併記する。但しどちらの作品でも、ボーナスステージの風景は例外とする。
- 船
-
- 1-1, 1-3, 3-2(ゴール前),3-4 [スーパードンキーコング2]:それぞれ、海の色が違う。
- 1-1, 1-3, 2-9 [ドンキーコングランド]
- 廃船の甲板や積まれている荷物が足場になっており、途中に床に穴が空いた場所がある以外仕掛けは無い。2種類の曲が用意されており、3-2・3-4・(ドンキーコングランドの1-1)とそれ以外で曲が異なる。どちらも曲の一部が前作のキングクルール戦のアレンジとなっている。
- マスト
-
- 1-2, 1-5, 1-ボス, 3-5, 5-ボス [スーパードンキーコング2]:雲と空の色が違う。雨が降っているステージもある。
- 1-2, 1-5, 1-6, 2-10, 4-6 [ドンキーコングランド]
- マストやそこに張られているロープを伝って進んでいく。基本的には下から上へと進む。ロープが横に張られている仕掛けはシリーズ初となる。
- 船底
-
- 1-4, 2-3, 3-2 [スーパードンキーコング2]:水の色が違う。
- 1-4, 2-3, 2-7 [ドンキーコングランド]
- 船の貨物室を進む。座礁したためなのか底が腐ったためなのか、中に大量の水が入り込んでいる。貨物室らしく多くの荷物が置かれており、中にはボーナスステージの入り口が擬装されているものもある。
- 溶岩
-
- 2-1, 2-4, 2-ボス, 8-4 [スーパードンキーコング2]:溶岩の色が違う。GBA版の2-ボスでは稲光もある。
- 2-1, 2-4, 2-11, 7-3, 7-6 [ドンキーコングランド]
- 背景に見える活火山から溶岩が流れ出ている洞窟で、溶岩に浸かっていない足場やクロコヘッドの頭だけが足場となるステージ。溶岩の水位の上昇は無い。
- 鉱山
-
- 2-2, 2-5, 6-2 [スーパードンキーコング2]:鉱石の色が違う。
- 2-2, 2-5, 5-2 [ドンキーコングランド]
- 背景にきらきらと光る鉱石が特徴的。作業用の小さい足場しかないので、上へ登るにはタル大砲や上昇気流などを利用しなければならない。
- 沼
-
- 3-1, 3-3, 3-ボス, 4-5 [スーパードンキーコング2]:沼や木の色が違う。
- 2-6, 2-8, 3-6 [ドンキーコングランド]
- 下は底なし沼なので、ガマ・敵・桟橋を利用して進むしかない。ここでもクロコヘッドが登場する。
- 茨
-
- 3-6, 4-3, 7-1, 8-5(第4エリア) [スーパードンキーコング2]:茨や空の色が違う。背景に茨があるステージも。
- 3-3, 3-5, 6-1 [ドンキーコングランド]
- 空高く生えている茨の茂みの中が舞台。足場は茨の上に付いてる板のみで、茨に触れるとダメージを受ける。ロープ・タル大砲・スコークスが主な移動手段であり、敵も多く配置されている。このエリアに使われているBGMは評価が高い。
- ジャンプした時に天井側の刺に触れたりスコークスに掴まっている時に地面側の刺に触れた場合はダメージを受けない。
- 巣
-
- 4-1, 4-6, 4-ボス, 5-4 [スーパードンキーコング2]
- 3-1, 3-7, 3-8, 4-4 [ドンキーコングランド]
- 蜂の巣の内部。蒸し暑そうな上、画面中ジンガーと蜂蜜だらけであまり気持ちのいい場所ではないが、これらを利用しないと先へ進めない。また、コングが蜂蜜を舐めたり背景からジンガーが覗いているなど細部にこだわったステージでもある。
- 遊園地
-
- 4-2, 4-4, 5-2(海外版でのゴール前) [スーパードンキーコング2]
- 3-2, 3-4, 4-2 [ドンキーコングランド]
- クレムリン達のテーマパークが舞台だが、ゲーム中に入れるのはローラーコースターのアトラクションのみ。休養中でも、コング達を見つけるとしっかり攻撃してくる。いつも花火が上がっている。
- 森
-
- 5-1, 5-3, 5-5 [スーパードンキーコング2]:木や地面の色が違う。
- 4-1, 4-3, 4-5 [ドンキーコングランド]
- お化けがすみ付いた不気味な森。強風や霧など、コングの行動に干渉する仕掛けが多い。このエリアに使われているBGMは評価が高い。
- 屋敷
-
- 5-2 [スーパードンキーコング2]
- 古い屋敷でカックルの住処となっている。書斎の中をコースターに乗って移動する。
- 氷
-
- 6-1, 6-4, 8-2, 8-5(第2エリア) [スーパードンキーコング2]:氷の色が違う。
- 5-1, 5-4, 7-2 [ドンキーコングランド]
- 壁も床も全て凍っており滑り易い。地上部分は前作のクリスタルトンネルにやや近い。8-2(ドンキーコングランドでは7-2)以外は地上と水中を兼ねているが、水の冷たさが障害になるようなことは無い(ドンキーコングランドの5-4を除く)。
- 塔
-
- 6-3, 6-5, 6-6, 6-ボス [スーパードンキーコング2]:床の色が違う。
- 5-3, 5-5, 5-6, 5-7, 6-2 [ドンキーコングランド]
- 中世のヨーロッパ風の城で、クレムリン軍団の本拠地。敵味方かまわずつぶそうとしてくるエレベーターや触れるだけで死ぬ毒液など仕掛けも豊富。
- デビルクルール
-
- 7-ボス [スーパードンキーコング2]
- キャプテンクルールが乗っている空飛ぶ戦艦。戦いもここで行われる。船内には巨大なスーパーファミコンのコントローラーや落花生が置いてあるが、武器の類は置いておらず他の戦闘員も乗っていない。
- ジャングル
-
- 8-1, 8-3, 8-5(第1、3、5エリア) [スーパードンキーコング2]:木の色が違う。
- 7-1, 7-3, 7-5 [ドンキーコングランド]
- ロストワールドにしか存在しない、うっそうとしていて不気味なジャングル。一部の地面からは巨大なトゲが生えている。
- 王宮
-
- 8-ボス [スーパードンキーコング2]
- ロストワールドの中心部。古代文明風の室内と当時のワニ兵士の像が、栄えていた頃を思い起こさせる。また、ここがクレムリン島を維持させる力を持っているらしい。
味方キャラ
コングファミリー
- ディディーコング
- 今作の主人公。今作から服に星のマークが入っている。ディディーとディクシー2匹そろっている場合、お互いに肩車をする「チームアップ」で、高い所にあるアイテムやバレルにたどり着いたり、敵を攻撃する事ができる。
- ディクシーコング
- ディディーの彼女。ポニーテールを使った攻撃が得意で、ポニーテールを回転させて空中を移動出来る。ジャンプ力はディディーよりほんの少し上だが、逆に動きはディディーより若干鈍い。
- ファンキーコング
- 常にサーフィンに乗って宙に浮いている。前作とは違ったデザインのファンキーバレルをレンタルしている。長い間ハワイに行っていたため、やや日本語が下手になってしまった。各ワールド初回のレンタルにはバナナコインが必要。
- クランキーコング
- ボーナスステージに関するヒントを教えてくれる。今作では椅子が無い為に少々ご立腹の様子。ヒントはそれぞれ初回のみバナナコインが必要。何かボタンを押さずに放っておくと長話をはじめる辺りは前作と変わらない。
- リンクリーコング
- クランキーコングの妻で、小学校の先生。各種テクニックやボス攻略のヒントを教えてくれるが、授業料の名目で初回のみコインを取られる。セーブに関しては初回は原則無料だが以後はバナナコインが必要。キャプテンクルールも教え子だったらしく、「クルールちゃん」と呼んでいる。
- スワンキーコング
- クイズショー司会者。バナナコインを払って挑戦し、当たるとライフバルーンがもらえる。歯がとても白いのが自慢。その言動からはシビアな性格が見え隠れしている。
- キャンディーコング
- GBA版のスワンキーのクイズショーにドレスを着て登場している。またエンディングでも違う服を着て登場している。
- ドンキーコング
- 今作ではクレムリン軍団にさらわれた。今作からはネクタイに「DK」マークが入ってる。
- タイニーコングらしき人物
- タイニー自体は64版のキャラだが、リメイク版のファンキーのミニゲーム内に彼女らしきキャラが登場している。
コングファミリーについてはコングファミリーの項を参照。
今作からは乗るだけでなくコング達が変身する事も出来る。
- ランビ
- サイ。今作からは力を蓄える事によりスーパーダッシュ攻撃が出来るようになった。何でも踏める(キングBを除く)。真上からの攻撃が唯一の弱点である。やられた時の声がクレムリンと同じである。
- エンガード
- カジキ。ランビと同じようにスーパーダッシュ攻撃が出来るようになった。今作では変身の機会が少ない。
- スコークス
- オウム。今作からはライトを照らすのではなくコング達が足に掴まると飛んで運んでくれる。コング達を運ぶためか前作より大きくなった。口から卵を吐いての攻撃も出来る。他のアニマルフレンドと違って途中で降りられず、敵に接触するとコングが直接ダメージを受ける。コンテナから出てきた本物と変身とで性能が異なり、本物は地面側の茨でダメージを受けずタマゴの連射も速い。変身時は移動速度に優れる。前作とうって変わって出番が多い。
- コークス
- スコークスの色違い。卵は吐けず、力も弱いのでコング達が掴まると上昇できずにゆっくり下に落ちていく。「パラシュートパニック」にのみ登場。アニマル禁止サインを通過しなくても、一定の場所まで来ると自動的に別れてしまう。スコークスと違って途中で降りることは可能。コング自身が変身することは無い。エンディングのキャストに出てこない。
- スクイッター
- クモ。靴を履いている。口から蜘蛛の糸を吐く。その蜘蛛の糸は攻撃用と足場用とがあり、YボタンとAボタンで使い分け可能。発射した蜘蛛の糸は十字キーで方向調節出来る。
- 足が弱いからか、敵を踏んで倒すことはできない。また、3つ以上足場を作ると、古い物から順に消えてしまう。稀に一番新しい足場が消える事もあるが、これは糸の足場に乗ってるときに新しい足場をだしても、その足場に乗る前にまた足場を出すと起こる。
- ラトリー
- ヘビ。高い所もジャンプで楽に届く。力を蓄えてジャンプすればスーパージャンプも可能ジャンプせずに足場から落ちた場合1度だけ空中でジャンプできる。応用すれば、移動するだけでもジャンプしながら動くのを利用して、跳ねた直後にジャンプすることで二段ジャンプも可能(スーパージャンプより高度は低いが短時間で高く跳べる)。ランビと同じくジンガーを踏める。
- クラッパー
- アザラシ。背中を踏むと口から冷気を出し、水を凍らしたり熱湯を冷ましたり出来る。エンガードに乗っている場合は一度降りて踏む必要がある。乗ることはできず、コング自身が変身することも無い。
- グリマー
- アンコウ。頭の先に付いた提灯で暗い水中を明るく照らす。乗ることはできず、コング自身が変身することも無い。「暗やみダイビング」にのみ登場。
- エクスプレッソ
- ダチョウ。GBA版のミニゲームで他のダチョウ達とレースをしている。しかし、クランキーが飼い始めたペットという設定になっている。
- ウィンキー
- カエル。クランキーの小屋のバックの水槽に入っている。恐らく模型。ステージによってはエンガードの場合も。
敵キャラ
クレムリン軍団
- クロンプ
- 片足にバットのような義足を付けている。そのため独特の足音がする。
- カボイング
- バネ付きの義足を付ける。色によって動きの特徴が異なり、灰色は普通にジャンプしていて、水色のは着地から次のジャンプまでの時間が若干長く、緑色は待機していて近づくとジャンプしてくる。
- クリンガー
- ロープをなどを一定の所まで上って滑り降りる。ロープからうまくジャンプして踏めば倒せる。チームアップで倒すと楽。
- クランポン
- 猿が大好物で、ローリングアタックやポニーテールスピンでは背後からでも倒せない。攻撃するなら踏みつけで。前作のクラップトラップの兄なのだがサイズが大きい以外に違いはない(ジャンプするタイプはいない)。チームアップなら正面と後方両方から攻撃可能。
- キャノン
- 大砲を持っている。弾はタルか鉄球のどちらかでタルの場合は踏むことができる。コングの居場所に関わらず方向転換はしない。前作のクランプとほぼ同じ姿をしているが、踏みつけで倒せる。彼を利用しないと発見できないボーナスステージもある。
- クランチャ
- 前作のクラッシャと似た風貌をしている。踏んだりぶつかったりすると弾き返され、ダメージこそ受けないが怒って一定時間赤く変色して動きがすばやくなる(このときにぶつかるとダメージを受ける)。チームアップ・飛び道具・アニマルフレンドの攻撃で倒せる。色によって動き方がやや異なり、水色は同じ場所を往復していて、ピンク色は一直線に歩いている。
- カットラス
- 両手に長剣を持っていて、コングを見つけると追ってくる。距離が縮まると思い切り振り下ろしてくる。かわすと地面に突き刺さり、それを抜くために動けなくなる。その間に踏みつけや背後からのローリングアタックで倒せる。なお突き刺さった剣を抜くまでの時間は、黄色が6~7秒で緑色が1~2秒(ただし何度も剣を振ると6~7秒動けなくなる)。剣を構えている状態だとチームアップでも倒せない。「クラッシュエレベーター」にいる最初のカットラスは剣を振り下ろさない。
- クルーク
- 両手が無く、義手代わりのフックを投げてくる。2つを同時に飛ばす事は無いが、フックはブーメランのように戻ってくるので注意。必ず同じ向きになるように受け止めるあたり、なかなかあなどれない。フックは踏めないが、アニマルフレンドの飛び道具ならはじき返せる。基本的にその場を動かないが、「スコークスこうざん」では左右に歩き回りながら近づくと攻撃してくるタイプもいる。
- クロバー
- タルに入っていて、近づくと顔を出してコングたちを追ってくる。色は緑。基本的にはぶつかってもやられる事はない(アニマルの場合は例外あり。また、チームアップで置き去りにキャラの場合もダメージを受ける)。
- クロバー系はどれも踏むとタルにひっこみ、そのままタルとして使える(ただし上に向かって投げた場合、あまり高くは投げられない)。また、茨などのトゲを踏むと自滅する。
- バナナクロバー
- 基本的な性質はクロバーと同じだが、当たるごとにバナナを10本ずつ盗んでいく(残りが0の場合は盗まない)。点滅中なら取り返せる。色は黄色。初めて遭遇した時、当たるごとにバナナが“出現”すると誤解して、わざと体当たりを受け続けた末にバナナを全て失ってしまう人が多かったと言われている。
- キラークロバー
- 基本的な性質はクロバーと同じだが、当たるごとにライフバルーンを1つずつ盗んでいく(残りが0の場合は盗まない)。これも、ジャンプして届く範囲なら取り返せる。色は黒色。バナナクロバーと同じく、誤解して体当たりを受け続け、ライフを全て失ってしまった人も多かったと言われている。
- ボムクロバー
- TNTバレルに入っていて、コングにぶつかると自爆する。色は赤。他のクロバーはぶつかるだけではミスにならないが、コイツだけは例外である。ただし踏みつけることは出来るし、TNTバレルとして使うことも出来る。
- クローク
- 姿がコートだけの幽霊。宙に浮き、笑いながらアイテムや敵などを投げてくる。逃げるように見せかけて別の場所に貴重なアイテムを置いていくものもいる。倒された時もやっぱり笑う。宙に浮いているせいか殆どはジャンプ攻撃が届かない。
- クランク
- カットラスのそっくりさん。ローラーコースターに乗っていて、コング達の前からタルを投げてくる。コースターレースにも出場するが、その時はタルは使用しない。
- クロコヘッド
- 緑色のワニ。沼やマグマに頭だけを出して浮かんでいる。ずっと浮かんでいるものと浮き沈みを繰り返しているものの2種類ある(後者は沼ステージによく出現する)。足場にすることが出来るが、タルなどを置いて乗せることは出来ない。ダメージは受けず、倒すこともできない。
- ジャンピングクロコヘッド
- 茶色のワニ。沼やマグマに頭だけを出して浮かんでいる。上に乗ると大ジャンプできる。ダメージは受けず、倒すこともできない。
- カックル
- 姿が骨だけの巨大なクレムリンの幽霊。コング達がコース中にあるゲートに入ると、次のゲートに入るまで制限時間付きで追ってくる。時間切れになるとダメージを受ける。それまでは絶対に攻撃しない律儀な敵。倒せない。
- クラッバ
- 自称「喧嘩は強いがお金に弱い、通せんぼワニ」。全部で5ヶ所ある見張り小屋にそれぞれ1匹ずつおり、トゲ付き棍棒「イボイボバット」を持っていて、ロストワールドに通じている黄金のタルを守っている。クレムコインが何より大好きで、それぞれが15枚を要求してくる。渡した場所ではたとえ敵であるコング達でも気軽に通してくれる(クレムコインを渡す前と後で態度が全く違う)。「モンキーパンチをぶちこむ」でケンカを売ることができるが、イボイボバットでホームランされるため倒す事はできない(ダメージなどは受けない)。
- GBA版ではバナナコイン5枚でミニゲームができる。どうやらどちらのコインも好きなようだ。
通常の敵
元からクレムリン島に住んでいる敵。正式なクレムリンではないが、協力して攻撃してくる事も多い。
地上
- ニーク
- ネズミ。ただ歩いてくるだけの最弱の敵。動きは前作のノーティと同じ。
- スパイニー
- ヤマアラシ。背中に針があるので、踏みつけると逆にやられる。正面からのローリングアタックやポニーテールスピンなら倒せる。ゲーム後半から登場し、ローリングアタックが効かないクランポンとペアで登場することが多い。チームアップなら正面と後方両方から攻撃可能。
- ビートル
- 甲虫。2度踏まないと倒せない。1度踏むとひっくり返り武器として使えるが、そのまま放っておいたり投げて床に当たったりすると復活し、動きが素早くなる。
- ある程度スピードが上がると、方向転換できなくなる。
- ネコのナインテール
- 名前の通り9本の尻尾があるネコ。普段は座っているが、近づくと体を回転させながら近づいてきて、相手を尻尾に絡みつかせて放り投げる。投げられただけではミスにならないが、近くにジンガーがいる場合が多い場所では非常に危険な相手である。回転し過ぎると目を回す。
- 回転中でも攻撃はできるが相討ちになる可能性の方が高い。ローリングアタックの類で攻撃すると返り討ちに遭う。
空中
- ジンガー
- ハチ。前作から続投した唯一の敵。羽音が前作と異なっている。殆どの通常ステージに登場し、特にコンティニューバレル後のステージ後半で大量出現するケースが多い。黄と赤が登場し、黄はアイテムやアニマルフレンドで倒せるが、赤はすべての攻撃を受け付けない。但し赤のジンガーでもランビ、ラトリーなら踏み続けることで足場として使うことが出来る。
- ゾッキー
- ハゲワシ。前作のミニネッキーが海賊のようなバンダナをしたもの。一定の場所で待機しており、近づくと緩やかな曲線を描きながら高速で飛んでくる。飛ぶ時に鳴く上、一定のコースしか飛ばない。
- おばけゾッキー
- ダークレムのボス戦でのみ登場。色が青く半透明な事以外は通常のゾッキーと変わらない。
- フリッター
- トンボ。敵でありながら足場として使われることが多く、前作のネッキーと扱いが似ている。羽音が違うのでジンガーとは容易に区別がつく。踏みつけ攻撃が出来ないスコークスにとっては強敵となりうる場合もある。
水中
- フロートサム
- エイ。色によって動き方がやや異なり、青は水中を一直線に泳ぎ、緑は一定の場所を左右に泳ぐ。特に攻撃はして来ない。
- シュリ
- ヒトデ。回転しながら泳ぐ。色によって動き方が異なり、オレンジ色は壁に反射しながら泳ぎ、ピンク色はコングを見つけると狙いを付けて一直線に向かってくる。
- パフタップ
- ハリセンボン。膨らみと萎みを繰り返してるものと、近づくと膨らみ、破裂して針を飛ばしてくるものとがいる。
- 破裂するタイプには青と緑が登場。青は針を上下左右に飛ばし、緑は針を斜めに飛ばす。
- ロックジョー
- ピラニア。近づくと動きを止め、2~4回歯を鳴らした後噛み付いてくる。後半のステージほど突進スピードが速い。エンガードで倒せる。
- スナップジョー
- ロックジョーの色違い。常にコング達を水中から追っていて、水中に落ちると一瞬巨大化して素早く噛み付いてくる。そのスピードはロックジョーとは比較にならず、エンガードでも無敵状態でも倒せないなど最強のザコ敵である。
- スクリーチ
- 鴉。スコークスをライバル視し、レースを挑んでくる。攻撃をしてくる事はないが、勝たないと先へは進ませてくれない(2位になると1ミスになる)。彼には当たり判定がなく、ぶつかっても大丈夫(ただしタマゴを当てると弾かれる)。全てのキャラクターをすり抜けていく。スコークスが1位になると、それ以上追いかけてこなくなる。
ボス
- キャプテンクルール
- クレムリン軍団の親玉で、ドンキーを攫った張本人。前作のキングクルールとの関係は明記されていない。
- ラッパ形の銃から鉄球球や、状態異常を起こす煙を発射させたりして攻撃する。また、あらかた鉄球を打ち終わるとラッパ銃で吸引を行い、この時に地面に落ちた鉄球を銃口に放り込めばダメージを与えられる。
- デビルクルール内
- ダメージを与えると、ラッパ形の銃を噴射させての突進攻撃も行う。なお3回ダメージを与えるたびに一旦ダウンし、その際にDKバレルが出現する(次にダメージを与えた時に強制的に壊れる)。
- ロストワールド内
- 倒されたと思われたが生き延びていた。ボロボロな上に海藻が絡みついており、銃を撃つと最初の一発は魚が発射されるという体たらく。まず紫色の煙を発射して、後はそれと同じパターンで攻撃してくる。最後の最後まで反撃用の鉄球入りタルを撃って来ないが、1度反撃に成功すれば倒すことが出来る。
- どちらにおいても、連射される弾を滞空で回避できるディクシーの方が、ディディーよりも楽に進められる。
エリアボス
- ボス ゾッキー
- バッドクルールのボス。巨大なゾッキーが海賊帽をかぶった姿。体当たりと卵投げで攻撃する。時々落とす卵を拾ってぶつけて倒す。鳴き声が前作のネッキー、ボスネッキーと同じ。
- ボス クリーバー
- クロコドームのボス。生きた剣。自身で切りつけたり火の玉を飛ばしたりする。大砲の弾を投げつけて倒す。3回攻撃すると一度沈むが、その後復活して斬りかかってくる。よく見ると、溶岩の中から手が出てクリーバーを握っているが、復活後はクリーバー自身が意思を持って襲い掛かってくる。倒されるとバラバラに砕け散る。
- GBA版ではクロコブルグのボスステージにも登場。
- ボス グラッバ
- クレムクエイのボス。クラッバの色違い。軟弱な地面を利用して大ジャンプの着地による地震を起こすほか、棍棒で殴ろうとする。地震の際はジャンプせずに居ると一定時間動けなくなり、この時に棍棒でダメージを与えてくる。倒すにはTNTバレルを投げつければよいが、グラッバのジャンプ攻撃中は棍棒で防がれる。ダメージがたまってくると小ジャンプによって繰り返し地震を起こす。
- ボス キングB
- クレムランドのボスで、前作に登場したクイーンBの夫と思われる。「ランビといっしょ」のステージで襲い掛かり、その後にボスステージで対決する。対決ではこちらはスコークスに変身する。画面中をジグザグ飛び回り、ダメージを受けると針を飛ばしてくる。お尻の赤い針が弱点。ダメージを与え続けると小さくなり、周囲に護衛用のジンガーを配置し突撃してくる。登場デモがない唯一のボスキャラクター。
- おばけボス ゾッキー
- ダークレムのボス。ボスゾッキーがお化けとして復活したもの。何匹ものおばけゾッキーや通常のゾッキーを従えており、通常のゾッキーを倒すことで手に入るタルを使いボスゾッキーを攻撃することになる。ダメージを与えると上の方に逃げるのでこちらもロープを使って追いかけることになるが、その間上からだけでなく横や下からも卵を投げつけて攻撃してくる。後半になると一度に出現するおばけゾッキーの数が増え、タルの入手も難しくなる。倒されると爆発して消える。余談だが、おばけボスゾッキーと対戦した後もステージ1で生前のボスゾッキーと再戦することができる。
- ボス ケロゾーン
- クロコブルグのボス。GBA版のみの登場。巨大な体の赤いワニで、2体のクリーバー・炎・押しつぶしと3パターンの攻撃をする。こちらからの反撃は鉄球を頭にぶつける。炎を吐いてきた場合は降ろした両手の上が安全地帯となる。最後の一撃の時は、火柱が収まってから鉄球を投げつけた方がよい(火柱攻撃中に当てると落下して火柱に当たりやすいため)。
- 初回時のみ冒頭でキャプテンクルールが登場、こちらを挑発する台詞を残し去っていく。
アイテム
- バナナ
- ステージ内に落ちている。100本で1UP。
- バナナ束
- バナナの10本セット。
- K・O・N・G パネル
- 全て集めると1UP。今作からは少し大きくて回転している。
- ライフバルーン
- 取ると残機数が赤が1、緑が2、青が3増える。青はクイズ以外では殆ど出ない。今作ではディディーの顔が描かれている。
- 木箱
- 地面に当たっても転がらない事以外は普通のタルと同じ。
- 宝箱
- 木で出来た宝箱。中にはアイテムが入っている。鍵は付いていない。壊すためには敵に当てる必要がある。中にはなかなか壊れないものや地面の色に同化しているものもある。
- アニマルコンテナ
- アニマルフレンドが中にいる箱。踏みつけなどで攻撃すると壊すことができ、箱の絵に描いてあったアニマルフレンドに乗ることができる。
- アニマル禁止サイン
- アニマルフレンドが登場するステージに設置された看板。ここを通過すると、看板に書かれている絵と同じアニマルフレンドが消滅してしまう(コークスの場合、スコークスの禁止サインに引っかかる)。変身していた場合は元の姿に戻る。代わりに、看板の場所ごとに決められたアイテムが出現する。
- カメラ
- GBA版に登場。見つけ出すとスクラップブックに写真が追加される。写真の場所はリンクリーがヒントを教えてくれる。
- 金のハネ
- GBA版に登場。集めると、エクスプレッソをパワーアップ出来る。
コイン
- DKコイン
- クランキーが隠した、ヒーローを目指す為のコイン。円の中に「DK」の文字がはめ込んであり、各ステージに1つだけある。取ったステージではステージ名にDKマークが付く。
- 中には、ボーナスステージの中やゴールターゲットの景品になっている物もある。またロストワールドでは、ボーナスステージの景品になっている。
- 何故かマリオやヨッシー、リンクも沢山集めている。
- バナナコイン
- バナナの絵が描かれている、コング達が使用している通貨。コングファミリーの助けにはこれが必要。取った枚数はセーブされない。
- クレムコイン
- キャプテンクルールの絵が描かれている。ボーナスステージをクリアしたりボスを倒すと手に入る。15枚集めてクラッバに渡すとロストワールドに行かせてくれる。全て集めたステージではステージ名に「!マーク」が付く。
タル
それぞれの名称はSFC版に準拠。
- 普通のタル
- 何の変哲もない普通のタル。投げて攻撃する。今回からは地面に当たると壊れるタイプはなくなった。壁に当たると跳ね返る鋼鉄製タンクも今作には登場しない(3では登場する)。
- コンティニューバレル
- 壊しておくと、ミスした場合に壊した場所からスタートできる。
- DKバレル
- 壊すと、いなくなったパートナーが中から出て来る。
前作と比べると、多少変更がある。詳しくは、前作との違いを参照。 - TNTバレル
- 投げると爆発し、複数の敵をまとめて倒せる。
こちらもDKバレルと同じく、多少変更がある。詳しくは、前作との違いを参照。 - タル大砲
- 今作から種類が増えた。詳しくは後述。
- ボーナスバレル
- 「B」の文字が書かれている。入るとボーナスステージに行く事ができる。
- アニマルバレル
- タルに描いてある絵と同じアニマルフレンドに変身出来る。
- 無敵バレル
- 壊すと一定時間の間無敵になる。白い「!マーク」が描かれてある。
- クロコバレル
- 触れるとその色のクロコヘッドが必ず現れるが、しばらくすると消えてしまう。ワニの絵が描いてある。
- オープン・クローズバレル
- ローラーコースターのゲートを開け閉めできる。オープンは緑のチェックが描かれており必ず取らねばならない。クローズは赤のバツが描かれているもので罠。
- プラス・マイナスバレル
- カックルの攻撃までの時間の増減ができる。マイナスは罠。
- コースターレースや特定のボーナスステージにあるものは時間を増やすことが出来ないが、進行方向を逆転させた上でローラーコースターの最高速度と攻撃力を上げる。
- ワープバレル
- 入ることでゴール地点のすぐ近くまでショートカットが出来る。
- 黄金のタル
- 黄金色のタル。クラッバの見張り小屋にある。入るとロストワールドにワープする。
- オン・オフバレル
- 『ドンキーコングランド』のみに登場。真っ暗な水中の照明を点ける(オンにする)ことができる。オンにしても少し経つとオフになる。
タル大砲のバリエーション
- 手動式タル大砲
- 入ると回転を始め、発射は任意で行う。白い塗装がされている方が出口。少しずつ止まりながら回転する物と、クルクルと連続で回転する物がある。
- 自動式タル大砲
- 爆発マークが書いてある。入ると一定の決まった方向に飛ばされる。発射された後もほとんどのものは制御が出来ない。
- 矢印バレル
- 矢印が書いてある自動式大砲。入ると直にその方向へ発射される。
- ローリングバレル
- 曲がった矢印が書いてある手動式大砲。入った後は任意で発射方向を変えることが出来る。数字が表示される物は、数字が0になると勝手に発射されてしまう。
- コントロールバレル
- 十字キーが描かれている手動式大砲。入った後はタル大砲ごと動く事が出来る。数字が表示される物は、数字が0になると勝手に発射される。一度発射すると元の場所に戻る。
- ディディー&ディクシーバレル
- ペイントされているキャラしか入れないタル大砲。チームアップの場合は投げられたキャラで入れるかどうかを判定。入った後は、一定の決まった方向に飛ばされる。
ボーナスステージのバリエーション
ボーナスステージは3タイプあり、どのタイプなのかは入ってみないと分からない。制限時間内にステージ内部に出現するクレムコインを手に入れればクリアである。今作からは、ミニゲームをクリアしないとボーナスステージを発見したことにならない。
- コインをさがせ!
- コインがステージ内の何処かに最初から出現している。
- ほしをあつめろ!
- ステージ内にある星を指定された数以上集めるとコインが出現する。
- みんな やっつけろ!
- ステージ内にいる敵を全て倒すとコインが出現する。一部のステージでは敵を全て倒さなくてもコインが出現する。
乗り物
- 熱気球
- 最初から膨らんでいる。上に乗って左右の移動で動く。徐々に落ちていくが、蒸気に乗れば蒸気が上がっている高さまで上昇できる。
- ローラーコースター
- ドクロの形をした乗り物。遊園地やお化け屋敷のコースターステージにある。ジンガー以外の敵も踏める。コースターごとジャンプするタイプと、コースターの上でキャラクターだけがジャンプするタイプがある。
ファンキーコングのレンタル
- ファンキーバレル
- 今作ではプロペラ式の飛行機にタルをはめ込んだデザインをしている。
- ヘリコプター
- GBA版で登場する乗り物。大型で物を運んだり何匹ものコングを乗せられる。
その他
- ゴールターゲット
- 各コースの最後にある的。これを踏むとクリア。この時一定以上の高さから踏んだ場合は、隣で回転しているドラムに表示されたアイテムが貰える。
- アイテムを取った場合、操作キャラとなっている方がパフォーマンスを見せる。
- 星
- ボーナスステージで登場。バナナと同じように取ることができ、規定数取ればクレムコインが手に入る。
- 大砲のタマ
- 鉄球。大砲に入れて誰かが入るとボーナスステージに行ける。攻撃にも使え、敵に当たっても壊れない。
- 敵が発射したものは当たるとダメージを受ける。キャプテンクルールのラッパ銃からはトゲ付の弾が発射されることもある。地面に落ちるとトゲが伸びたり、逆にトゲが縮んで普通の弾になるものもある。地面に落ちた普通の弾しか拾えない。ちなみにキャプテンクルール戦のみ、地面に着弾した時の効果音が異なる。
- 大砲
- 大砲の弾を入れると点滅し、この時に入るとボーナスステージに行ける。
- タイヤ
- 上に乗ると大ジャンプが可能な、自ら転がっている巨大なタイヤ。上から落ちてきたりもする。壁に当たるまで同じ方向に転がり続け、トゲの上も難なく進む。
- 触れても問題はないが、地面や壁との間に挟まれるとダメージを受けてしまう。
- フック
- 空中に浮いている。ジャンプして掴まることが可能で、ここからさらにジャンプ可能。谷越えなどの際に足場として使う。
- ハチミツ
- 触れると張り付いてしまう。これを利用して壁を登る事が出来る。チームアップの投げる前の状態かアニマルフレンドに乗って(変身して)いれば張り付かない。
- お化けロープ
- お化けの顔がある白いロープ。現れたり消えたりする。
前作との違い
前作と比べると変わった点がいくつか見られる。SFC版もしくはGBA版のみ変わった場合の表記はそれぞれ(SFC版)(GBA版)と表記し、共通の場合は(共通)と表記する。
- マップ上の表示
- 今作では移動可能なルートを点線ではなく矢印で表示される。(SFC版。GBA版では、矢印が出ているが、さらにルートの点線もある。)
- マップ上の移動スピード
- 今作では場所ごとの移動スピードの変化は無い。(SFC版)
- ディディーコング
- ステージ内で操作していない時の行動が、『帽子を取り頭を掻く』⇒『お手玉をやる』に変更。(共通)
- ダメージを受けた時の声の変更。前作のようなノーティを倒したときの声と同じではない。(SFC版)
- ローリングアタックの速度が前作に比べてやや落ちている。(SFC版)
- タル投げ
- 今作では上方向にも投げられる。また、投げる瞬間に空中停止する。(共通)
- 前作に存在した「タルで倒せる敵のすぐ真上でタルを投げると、その敵に命中する」という現象が、発生しない。(SFC版)
- 前作に存在した「投げた時転がらずに地面に落ちた瞬間に壊れる」タイプのタルは、登場しない。(共通)
- TNTバレル
- 今作では時限装置がついていない。(共通)
- 爆発した際のエフェクトおよび効果音が異なっている。(SFC版)
- DKバレル
- 今作では空中に浮いている物は二人揃っていれば壊せなくなった。(SFC版)
- 今作ではディディーとディクシーどちらが入っていても同じ声がする。(共通)
- 相棒を救助したときの声が無くなった。(SFC版)
- ボーナスステージ
- ボーナス直通のタル大砲は専用の「ボーナスバレル」が採用されている。(SFC版)
- 今作では一度のコース巡回で同じボーナスステージに何度でも入れる。(SFC版)
- 今作ではボーナスステージを見つけただけでは達成率に加算されず、ミニゲームに成功する必要がある。(共通)
- ゴールするとアイテムが手に入る
- 今作でのゴールは「ゴールターゲット」となり、踏んだ時の高さによってアイテムが手に入る場合がある。(共通)
- ステージ名・ワールド名における達成度表記
- ステージ名に「!」マークがつく条件は、今作では「全てのボーナスステージをクリアする」ものであり、ステージ(ワールド)のクリアについては「!」マークがつくかどうかに影響されなくなっている。(共通)
- 今作では達成率表記の「!」マークが大きくなった(SFC版。GBA版では大きさではなく角度を変えている)。
- ワープバレル
- 今作では序盤のワールドならどのステージにも存在するが、それ以降は一切登場しない。(SFC版)
- 今作ではワープバレルに入ると、バナナがいくらか手に入る小部屋「ワープステージ」を経由するようになった。(共通だが、バナナが手に入るのはSFC版のみ)
- セーブ
- 今作のセーブは原則バナナコイン1枚が必要(SFC版。一部を除き1ヶ所につき初回だけ無料)。
- アイテム配置
- 今作では1UPなどといった価値の高いアイテムも、ボーナスステージに入るなどの理由でマップを切り替えると原則として再出現するようになった。但し達成率に影響するアイテムは同じ場所に何度も出現することは無い。(SFC版)
- 今作から新たに、画面上では見えないがそこに行くと取れる「見えないアイテム」が登場。
- 各ワールドのボスとの対決
- 今作のボスには踏みつけが通用せず、専用の反撃手段を必要とする。(共通)
- ボスを倒すと初回のみ原則としてクレムコインがもらえる。(共通)
- 再挑戦にはバナナコイン10枚が必要になった。制限時間内にクリアするとライフバルーンが沢山もらえる。(GBA版)
- ゲーム開始前に出る会社のロゴ
- 曲が変更された他、「Nintendo」の文字が映っている時の光の演出がやや異なる。(SFC版)
- 束バナナ(10本バナナ)
- 今作からはサイズが大きくなった。(GBA版)
- バナナ・束バナナの効果音
- 取った時の効果音が低くなった。(SFC版)
- 敵を倒すことで残機を増やすことが不可能
- 前作で存在した「地面に着地せずに敵を倒している限り、8匹以降は敵を倒すごとに1UP」の要素が廃止。(共通)
- ミスになった時
- 今作では、ステージの風景によってミス時のBGMが異なり、前作では流れなかった落下ミスの場合にも流れる。(SFC版)
- コングファミリーとの会話
- 一度に表示される台詞が3行までに増えた。(SFC版)
- タイヤ
- 今作ではサイズが巨大となり、自分で転がすことは出来ず自動的に転がる。乗った瞬間にボタンを押したかどうかに関係なく一定の高さまで跳ぶようになり、地面や壁に挟まれるとダメージを受ける。(共通)
- 地面からアイテムを掘り出す仕掛けの廃止
- 前作に存在した「高い所から飛び降りて特定の場所に着地するとアイテムが出現する」仕掛けの廃止。ただしこの要素はゴールターゲットに応用された。(共通)
- アニマルトークンの廃止
- 前作に存在した「アニマルフレンドの形をしたアイテムを3つ取ると、アニマルフレンドを単独で操作してできるだけミニトークンを集めるミニゲーム」が廃止。ただし、アニマルフレンドを単独で操作するという要素は「アニマルフレンドに変身する」という形で残された。(共通)
- 二人いる状態で一人やられたとき
- アニマル(本物・変身)を除くと飛ぶ高さが低くなった。(SFC版)
- 残機関連
- 今作ではライフバルーンがディディーの顔の形をしている。残機表示の顔グラフィックもディディーのものである。(SFC版)
- ライフアップ時の効果音の変更。(SFC版)
- 残機の初期数は4になっている。(SFC版)
- ランビ
- 今作では壁を壊すのにスーパーダッシュが必要になった。(共通)
- スコークス
- アニマルフレンドにも書いてある通り、今作からはライトを照らすのではなくコング達を運んでくれる設定になった。コング達を運ぶためか前作より大きくなっている。(共通)
- エンガード
- 近づくだけで乗れることになっているが、今作では上からでないと近づいただけでは自動的に乗ることは出来ない。但し、近づいた状態でBを押せば乗ることが出来る。
- 続編のような数字が付いたステージ
- 所々のステージに続編のような数字を振るような名前のステージは無い。(共通)
- 崖の前
- 前作に存在した『崖の前にいると落ちそうなリアクション』は、今作では行わない。(SFC版)
- 交代する時
- 今作では交代する時に相棒が同じ高さにいなくても可能。(SFC版)
- 交代する時のアクションも異なっている。(共通)
- 交代する声が変わった。(SFC版)
- アニマルコンテナ
- コンテナが斜めからのアングルで置かれている。(共通)
トリビア
- あまり知られていないがゴールターゲットのバグがある。チームアップ状態でジャンプした直後に仲間を投げ、着地する前に触れてもミスにならない敵にぶつかった反動でゴールターゲットに着地した場合、高さによってはアイテムが落ちBGMもゴール時の曲に変わるがクリアにはならず仲間の落下地点に戻される(ドラムの回転は続くためアイテムを何度も取ることは可能)。
- 前作の偽スタッフロール時のクルール軍団のものと合わせたためか、今作の(敵)キャラクター名のキャストで、本来は"C"のところを"K"と表示している。(Cast→Kastなど)これは"KONG"や"K. Roolの"K"と掛け合わせていると思われる。
- データ製作時のプレイ形態選択で下キーを押し続けると、ゲーム中のBGMを聞くことができる。キャプテンクルール戦勝利後にクランキーコングがさらなる隠し要素を匂わせる発言をしているが、実行する事はできない。
リメイク(GBA版)
内容
GBAで発売。SFC版のリメイクであるため、ストーリー自体に変更は無い。
変更点
- ボスキャラクターの追加(6-ボスにケロゾーンが配置)。GBA版における最大の変更点。
- 達成率を上げる要素として、スクラップブックの完成などが追加された。
- オープニングが変更されている。
- ワールドマップやステージの風景に描き直された場所がある。
- コングファミリーの居場所やステージ順が一部変更されているワールドがある。
- 「ファンキーフライトII」が「ファンキーフライト2」になった。
- どのワールドにあるクラッバの見張り小屋からも、ロストワールドのステージをすべて巡回できる。
- セーブやファンキーフライトの使用がどこでも可能。
- 一部の隠し通路・アイテムなどの追加配置・削減・位置変更がある。
- 一部のボーナスステージの入口箇所が変更された。
- 一部の敵キャラクターの仕様が変更された。
- カットラスが剣を持っている時は背後からのローリングアタック/ポニーテールスピンで倒せなくなった。
- パフタップは一色のみに統一された。
- ビートルはチームアップの時だと踏むだけで倒せる。ひっくり返した時は前方にしか投げられない。
- ロックジョーのスピードが統一され、スナップジョーが追いかけるスピードも下がった。
- アニマルフレンド関連に一部変更がある。
- チームアップでアニマルコンテナを壊せなくなった。
- アニマルコンテナは、一度のステージ巡回で取れるのは一つにつき一個だけ。
- ランビのスーパーダッシュのスピードが下がった。
- ラトリーに乗っている時にダメージを受けた場合、ラトリーの逃げるときのスピードが上がった。
- スクイッターに乗っている時、ディディーコングとディクシーコングではジャンプの効果音が違う。
- アニマルフレンドの変身時にミスをすると、操作しているキャラがやられる。
- タイトル画面の「スーパードンキーコング」の文字色が青色となった。
- ディディー1人で挑戦するタイムアタック「ディディーのダッシュ」が追加された。
- ゲーム内の至る所にカメラが置かれており、入手すると写真が手に入る。写真はリンクリーが管理しており、そこでヒントを買うことも出来る。
- コングファミリーから受けられるサービスの追加。各種ミニゲームが遊べるようになった。
- ファンキー:「ファンキーフライト」。ヘリコプターを操縦し、出された課題をクリアする。全てクリアすると写真がもらえる。
- クランキー:「エクスプレッソのレース」。一定のコースを3周し、一位になればトロフィーがもらえる。全て集めると写真がもらえる。
- クラッバ:「バグキャッチャー」。クラッバを操作し、画面上に飛んでいる小さな虫を集める。それに応じてアイテムがもらえる。
- 各ステージに一枚ずつ、金のハネが置かれている。「エクスプレッソのレース」でエクスプレッソをパワーアップさせるために必要。また、入手したステージではステージ名に羽マークが付く。
- ボスステージクリア時に曲が流れなくなり、代わりにクランキーの話を聞いて次のワールドへ行く流れになった。倒した時に演出が追加されたボスもいる。
- ボスとの再戦にはバナナコインが必要。クリアまでの時間が記録され、新記録を出せば景品が貰える。
- SFC版と操作方法が違うため、操作ボタンのヒントを示すバナナが違う文字に変わっている。
- ゴール時・ミス時の曲がそれぞれ統一され、ワープステージではボーナスステージと同じ曲が使われる。
- ボーナスステージの残り時間がわずかになっても曲のテンポは変わらない。また、「みんな やっつけろ!」では残りの敵の数が表示され* 大砲のタマを大砲に入れたとき、大砲本体が動くようになった。
- スタート初回の時の人数が4⇒5へ変わった。また、残機数とバナナコインの数がセーブされるようになった。
- チームアップで上に投げる距離が短くなった。
- DKコインは入手した時に全ステージの総数が最初から分かる。またDKコインの総数自体が増加し、ランキングの順位にも一部変動がある。
- エンディングのキャラクター紹介で、おばけボスゾッキーとケロゾーンが紹介され、コングファミリーの個別紹介はされない。
- ゲーム中にポーズした時に「PAUSED」の表示が出るようになった(クリア済みならばセレクトで戻れることも表示される)。この時に残機表示も出る。
- 無敵中の効果音が変わった。
- フックから降りたときに自由にコントロールできる。
- 残り人数最大数は表示の99人まで。
- ローリングバレルと、コントロールバレルのカウントダウンが速くなった。
- チームアップをしていても蜂蜜に足を取られる。
- ディクシーのポニーテールスピンによるホバリングの効果音が追加された。
- ディディー・ディクシーバレルはすべて自動式となり、入ると回転するものも無くなった。
- 熱気球に乗りながらパートナーにチェンジが出来るようになった。
- 方向反転効果のあるプラスバレルを取ったときの速度が低下した。この時に敵コースターに体当たりしても倒せない。
- 風の威力が弱くなったり吹かなくなった場所がある。
- 漢字が一切使われなくなった。
前作との違い(GBA版)
こちらでは、GBA版同士で変わったことを挙げる。
- ローリングアタック
- 前作はローリングアタックをやると止まってしまうが、今作では、止まらない設定になった。
- ポーズ中
- 前作は背景に地図が映っていたが、今作からは地図が無くなった。
- 前作はポーズ中にPAUSEと表示していたが、今作からはPAUSEDになった。
- 大砲系
- 発射する方向に穴が開くようになった。
- 1人でやられた時
- 前作までは、ダメージを受けた後いつでもステージから抜け出す事が出来たが、今作からは出来なくなった。(ただし、1回クリアしたコース。)
ドンキーコングランド(GB版)
ジャンル | アクションゲーム |
---|---|
対応機種 | ゲームボーイ(GB) |
開発元 | レア |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | カセット |
発売日 | 1996年11月23日 |
内容
SFC版の世界観を元にGB用に作り直した作品。ステージは、ボスも含めて全て新しく設計し直されたが、オリジナル色の強かった前作『スーパードンキーコングGB』と比較すると、マップ、ステージ配列、内容が極力『スーパードンキーコング2』のイメージに近づけてある。なお、日本国外でのタイトル名はDONKEY KONG LAND2である。
ステージ
冒険の舞台は「クロコダイル島」となっている。
- ワールド1「かいぞくせん バッドクルール」
-
- 1-1「パイレーツパニック」(船)
- 1-2「メインマストクライシス」(マスト)
- 1-3「アスレチックデッキ」(船)
- 1-4「ふなぞこダイビング」(船底)
- 1-5「ラトリーとうじょう」(マスト)
- 1-6「たいせん!ボス・ゾッキー」(マスト)
- ワールド2「マグマのどうくつ クロコドーム」
- クレムクエイのステージの殆どはこのワールドに統合されている。
- この関係で、グラッバが登場しない(画面がモノクロになったのも1つの要因と見られる)。
- 2-1「ようがんクロコジャンプ」(溶岩)
- 2-2「タルタルこうざん」(鉱山)
- 2-3「しゃくねつダイビング」(船底)
- 2-4「ねつききゅうライド」(溶岩)
- 高度を上げる蒸気はないため、やり直しの効かないことが多い。
- 2-5「スコークスこうざん」(鉱山)
- 2-6「かいてんタルさんばし」(沼)
- 2-7「くらやみダイビング」(船底)
- グリマーの代わりに「オン・オフバレル」が登場し、それを使って照明をつける。
- 2-8「クロコヘッドクライマー」(沼)
- 『スーパードンキーコング2』での、「どろどろクロコジャンプ」に相当する。ステージの構成はあまり変わらない。
- 2-9「ラトリーにだいへんしん」(船)
- 2-10「しずむ なんぱせん」(マスト)
- スナップジョーは登場せず、ステージの水は触れるとダメージを受ける熱湯となった。
- 2-11「げきとつ!ボス・クリーバー」(溶岩)
- クリーバーから逃げる方法が、フックではなくクロコジャンプになった。新たに大砲の弾を真上に発射してダメージを与える仕掛けが登場。
- ワールド3「はちみつパーク クレムランド」
-
- 3-1「ハニーアドベンチャー」(巣)
- 3-2「どくろコースター」(遊園地)
- コング単独でジャンプするのではなく、コースターごとジャンプする。フリッターを踏むことも可能。
- 3-3「とげとげタルめいろ」(茨)
- 元々クレムクエイにあったステージで唯一、クレムランドに移った。
- 3-4「コースターレース」(遊園地)
- クランクは5匹いるため、スタートは6位からとなる。
- 3-5「スコークスライド」(茨)
- 3-6「ドロドロみどろがぬま」(沼)
- 3-7「ランビといっしょ」(巣)
- ボス・キングBが追いかけてくることは無い。
- 3-8「たいけつ!ボス・キングB」(巣)
- 通常のサイズに分裂はしないが、ジンガーを次々に生み出す。
- ワールド4「あやしの森 ダークレム」
-
- 4-1「おばけロープの森」(森)
- 4-2「クレイジーコースター」(遊園地)
- 『スーパードンキーコング2』の「ゴーストコースター」に相当。カックルはいないが、非常に避けにくい場所にジンガーが多数配置されている。
- 4-3「かぜの森」(森)
- 4-4「パラシュートパニック」(巣)
- コークスには変身するため、ディクシー単独でホバリングしながら進む意義は薄くなった。
- 4-5「きりの森」(森)
- 4-6「ふっかつ!おばけボス・ゾッキー」(マスト)
- ワールド5「さんちょうのとりで クロコブルグ」
-
- 5-1「こごえる ちかすいろ」(氷)
- 5-2「かぜのこうざん」(鉱山)
- 5-3「ダンジョン・デンジャー」(塔)
- 『スーパードンキーコング2』の「クラッシュエレベーター」に相当。エレベーターは登場しないが、足場が悪く、一度落ちるとかなり下まで戻される。
- 5-4「こおりのみずうみ」(氷)
- スナップジョーは登場せず、ステージの水は触れるとダメージを受ける冷水となった。
- 5-5「クサリのとう」(塔)
- 5-6「どくどくタワー」(塔)
- 5-7「さいかい!ドンキーコング」(塔)
- 何度でもドンキーが連れ去られるシーンを見ることが出来る。ケロゾーンは登場しない。
- ワールド6「空とぶせんかん デビルクルール」
-
- 6-1「スクリーンレース」(茨)
- 『スーパードンキーコング2』の「スクリーチレース」に相当。ステージ構成はあまり変わらず、コース名は誤植の可能性がある。
- 6-2「けっせん!キャプテンクルール」(塔)
- ワールド7「ロストワールド」
- クラッバの見張り小屋はワールドマップに1つだけ。ここで全てのコインを一度に渡す。ロストワールド内部は1つのマップにまとめられている。
- 7-1「タイヤ ジャングル」(ジャングル)
- タイヤは一切登場しない。
- 7-2「アイスドームタンゴ」(氷)
- 7-3「ホットドームタイザー」(溶岩)
- 7-4「クロバーおおあばれ」(ジャングル)
- 『スーパードンキーコング2』の「クロコジャングル」に相当。クロバーに突き落とされてミスになる危険が大きい。時間差で襲ってくるクロバーも多い。
- 7-5「アニマルライド」(ジャングル)
- 『スーパードンキーコング2』の「アニマルランド」に相当。ジャングルだけなので、スコークスやエンガードは登場しない。
- 7-6「ふたたび!キャプテンクルール」(溶岩)
変更点
『スーパードンキーコング2』との比較
- 達成率は最大で100%まで。
- セーブファイルのコピーは不可能。
- ザコ敵キャラクターの「ゾッキー」の名前が「ネッキー」になった。
- コングファミリーのスワンキー、クランキーが登場しない。
- アニマルフレンドのグリマーが登場しない。代わりに「オン・オフバレル」が登場。
- リンクリーはセーブだけを受け持つようになった。ただし、初回が無料であること以外はバナナコインが2枚必要で、バナナコインの数自体も少なめになっている。
- ロストワールド内部にもリンクリーがいる。
- SFC版に存在したワールド「船のはかば クレムクエイ」が存在しなくなった。そして、「船のはかば クレムクエイ」内にあるステージの殆どが「マグマのどうくつ クロコドーム」に統合された。
- クレムランドは、大幅にステージマップが変わっている。
- クラッバはクレムコインを渡しても態度が変わらない(通してはくれる)。
- ゴールターゲットはトランポリンに変更され、アイテムゲットは無くなった。
- ゴール近くにショートカットできるタル大砲はボーナスバレルが使われている。
- ディディー、ディクシーは単独で行動し、セレクトボタンで交代する。よって、チームアップは使えない。
- 画面構成は前作のスーパードンキーコングGBを基本としており、残機数はハートマークで常に表示されている。
- 画面がモノクロになったため、色違いの敵キャラは存在しない。よって、全てのジンガーに攻撃が通用する。
- 高いところから落ちると、スクロールが追いつかず、1ミスとなる場合がある。前作『スーパードンキーコングGB』に比べると頻度は少ない。
- アニマルは、クラッパーを除く全てがアニマルバレルでの変身となる(「パラシュート パニック」のコークスにも変身することになる。見た目がスコークスと同じことと、下にコングが掴まっていないこと以外はほぼ『スーパードンキーコング2』と同等で、次作『スーパードンキーコング3』のようにタルを持つことは出来ない)。
- 茨ステージでは天井にぶつかってもダメージを受ける。
- コングが一人しかいない状態でアニマルフレンドに変身し、その状態からさらにアニマルバレルに入ると、DKバレルを壊した時と同じくコングが二人になる。
- ロープにつかまっている場合、横移動するだけでクリンガーを倒す事が出来る。
- チームアップが出来ないので、素手ではクランチャを倒せない。
- ランビは一部の敵以外に対しては無敵で、どの方向から接触しても敵を倒せる。
- スクイッターが吐き出す蜘蛛の巣は攻撃用のみだが、攻撃用の蜘蛛の巣をセレクトボタンで足場用に変えられる。ただし、2つ以上足場を作ると、古い方の足場が消えてしまう。
- ラトリーは落下した時の空中ジャンプは出来るが、移動する時はジャンプしながらの移動ではなくなったので、二段ジャンプが出来なくなっている。
- ボスキャラクターを倒したときに手に入るクレムコインが、原則的にバナナコインになった。そのため、何度でも手に入る。
- ローリングバレルに時間制限がない。ただしタルの外見は無地のタル大砲に変更されている。
- ロード時のスタート地点はワールドマップになっている。そのため、ファンキーフライトIIを使わなくても、リンクリーの学校さえあればセーブしてからロードすることでワールドの外に出られる。
- ロストワールドをクリアした場合のエンディングでも、キャスト紹介とスタッフクレジットが流れる。
- ワープバレルの外見はボーナスバレルが使用されている。バナナがある小部屋でもボーナスステージと同じBGMが使われる。ただし時間制限は無く、ここに入っても達成率に影響しない。この関係で、ボーナスバレルはボスステージ以外の全てのコースに存在する。
- 達成率に関係する「!マーク」がクリアしたボスステージにも付くようになった。
- ロストワールドの全てのコースでボーナスステージを全部クリアしたりDKコインを全部見つければ、ワールドマップ及びロストワールド内の「クラッバの見張り小屋」にも「!マーク」「DKマーク」が付く。
- ローラーコースター関連の変更点
- ローラーコースターが登場するステージのレールはすり抜けられず、触れると感電する。
- ローラーコースターはアニマルフレンドのような扱いになっており、ゴール前に設置されたアニマル禁止サインに到達すると消滅する。
- ローラーコースターの当たり判定がかなり異なっている。コースターの前方より後方の方が当たり判定が甘くなり、そのためジンガーを避ける時には早めにジャンプしなければならない。
- 「コースターレース」以外のコースターステージでもスピード調整ができる。ただし速度変更は『スーパードンキーコング2』ほど極端ではない。
- 「コースターレース」のクランクが10匹から5匹に、それによってレース開始時の順位が10位から5位になった。大幅に速度を増やすプラスバレルは無くなった。
- BGMの一部削除と、それに伴うBGMの差し替え
- 「パイレーツ パニック」→SFC版の「ラトリーにだいへんしん」
- 「パイレーツ パニック」以外の船ステージ、マストステージ→船底ステージ
- 鉱山ステージ→溶岩ステージ
- 森ステージ→沼ステージ
- ジャングルステージ→茨ステージ
- スクリーチレース(レース時)→「ランビといっしょ」でキングBが追いかけてくる場面のBGM
- クルール以外のボス戦→クルール戦
- ボーナスステージのルール画面→ボーナスステージ内のBGM
- ミスした場合に流れるBGMはどのステージでも共通となった
- スタッフクレジットの時はスワンキーのBGMが使われる
…etc
前作『スーパードンキーコングGB』との比較
- コース名が画面に表示されるようになった。
- 達成率に関係する「!マーク」などの表示場所は、コース名の表記に併記されるようになった。
- マップ上のコース入口のアイコン変更。クレムリンの顔や最初にクリアしたコングの顔で表示。
- 操作性がかなり向上し、ダッシュ力やジャンプ力が上がっている。かなりSFC版などに近い感覚で操作できる。
- 表示できる残機数の限度が18までとなった。また片方のコングがいるかどうかが右下に表示されるようになったため、状況把握がしやすくなっている。アニマルフレンドに変身すると、コングのマークがアニマルフレンドのマークに変わる。
- クリアしたことのあるステージで敵にやられてミスになった場合に、画面が暗転するまでの間にステージから脱出することができなくなった。
- 敵にやられた場所が谷底に近かった場合にパートナーが残っていても落下ミス扱いになる現象が修正されている。
- コングトークンは廃止された。
- バナナや束バナナの形が異なっており、SFC版などに近い形になった。
- 自動式タル大砲のデザインが無地になっている。
- ライフバルーンの上昇速度が低下している。
- 中間ポイントの変更。コンティニューポイントではなくコンティニューバレルになっている。
- KONGパネルの役割変更。ステージクリア時のセーブではなく、1UPになった。
- キャプテンクルール以外のボスを倒しても自動的にセーブされることは無くなった。
- ボスを倒した時に手に入るアイテムの変更(バナナの束×3⇒原則としてバナナコイン×1)。
- ボスステージでは画面下部のライフ表示欄がやや大きくなっている。
- マップ上のルート分岐が無く、それぞれのワールドをクリアする際には全てのコースを攻略する必要がある。
- ファンキーフライトIIを使うか、ボスを倒すか、一旦セーブしてからロードし直さないと、ワールドマップに出られなくなった。
- ゴール地点が複数存在するコースは無くなった。その代わりワープバレルが登場する。
- 一度持ったタルを置くことが可能になった。また今作では投げた時に転がせるタルも存在する。
- ミスをした場合に流れるBGMが用意されている。