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「スーパードンキーコング」の版間の差分

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: たくさんのクリスタルが生えている洞窟。地面は滑りやすいが、ふぶきの谷に比べると難易度は低い。なぜか自動で上下するロープが沢山存在する。赤いロープに乗ると自動的に下へ、緑のロープに乗ると自動的に上へ流される。ジンガーが多数生息している。
: たくさんのクリスタルが生えている洞窟。地面は滑りやすいが、ふぶきの谷に比べると難易度は低い。なぜか自動で上下するロープが沢山存在する。赤いロープに乗ると自動的に下へ、緑のロープに乗ると自動的に上へ流される。ジンガーが多数生息している。
; 4-3「ふたたびふぶきの谷」【Ice Age Alley】(雪山)
; 4-3「ふたたびふぶきの谷」【Ice Age Alley】(雪山)
: 今回はロープを使ったアクションが主体となる。最初は吹雪が吹いているが、途中から晴れていく。スタート地点から反対方向へ進むと、エクスプレッソに出会える。エクスプレッソがいればロープを無視して進める、2番目のボーナスステージはエクスプレッソがいなければ入ることは不可能
: 今回はロープを使ったアクションが主体となる。最初は吹雪が吹いているが、途中から晴れていく。スタート地点から反対方向へ進むと、エクスプレッソに出会える。エクスプレッソがいればロープを無視して進める上に、2番目のボーナスステージ入ることもできる。難易度ふぶきの谷よりも低い
; 4-4「クロクトパスの海」【Croctopus Chase】(海)
; 4-4「クロクトパスの海」【Croctopus Chase】(海)
: 待ち伏せしているタイプのクロクトパスにひたすら追いかけ回されるステージ。地形は迷路のように入り組んでいる上に、スクイッジが近寄ってくる。かなり長いステージなので、長期戦は避けられない。尚、待機状態のクロクトパスが見られるのはこのステージのみである。
: 待ち伏せしているタイプのクロクトパスにひたすら追いかけ回されるステージ。地形は迷路のように入り組んでいる上に、スクイッジが近寄ってくる。かなり長いステージなので、長期戦は避けられない。尚、待機状態のクロクトパスが見られるのはこのステージのみである。
; 4-5「トーチライト トンネル」【Torchlight Trouble】(洞窟A)
; 4-5「トーチライト トンネル」【Torchlight Trouble】(洞窟A)
: 真っ暗な洞窟。スタート地点にスコークスの箱があり、箱から出すとライトで照らしてくれるようになる。リメイク版は、スコークスの箱がない。石油缶の炎や、移動する障害物のスピナーに注意が必要。
: 真っ暗な洞窟。スタート地点にスコークスの箱があり、箱から出すとライトで照らしてくれるようになる。リメイク版は、スコークスの箱がない。石油缶の炎や、移動する障害物のスピナーに注意が必要。スコークスを箱から出さなくてもクリアは可能だが、難易度は跳ね上がる
; 4-6「もりのかくれが2」【Rope Bridge Rumble】(隠れ家)
; 4-6「もりのかくれが2」【Rope Bridge Rumble】(隠れ家)
: 今回は動く足場の上にタイヤが乗っていて、それを乗り継いでいく場面が多い。このステージではウインキーを仲間にできるが、空中に浮ぶタイヤや足場に飛び移る際に目測を誤りやすいことに注意。
: 今回は動く足場の上にタイヤが乗っていて、それを乗り継いでいく場面が多い。このステージではウインキーを仲間にできるが、空中に浮ぶタイヤや足場に飛び移る際に目測を誤りやすいことに注意。

2008年6月6日 (金) 13:50時点における版

スーパードンキーコング
ジャンル アクションゲーム
対応機種 スーパーファミコン(SFC)
ゲームボーイ(GB)
ゲームボーイカラー(GBC)
ゲームボーイアドバンス(GBA)
バーチャルコンソール(VC)
開発元 レア
発売元 任天堂
人数 1~2人
メディア カセット
発売日

スーパーファミコン:
欧州連合の旗 1994年11月24日
アメリカ合衆国の旗 1994年11月25日
日本の旗 1994年11月26日
ゲームボーイ:
アメリカ合衆国の旗 1995年6月
日本の旗 1995年7月27日
ゲームボーイカラー:
アメリカ合衆国の旗 2000年11月4日
欧州連合の旗 2000年11月17日
日本の旗 2001年1月21日
ゲームボーイアドバンス:
アメリカ合衆国の旗 2003年6月6日
欧州連合の旗 2003年6月9日
日本の旗 2003年12月12日
バーチャルコンソール:
オーストラリアの旗 2006年12月7日
欧州連合の旗 2006年12月8日
日本の旗 2006年12月12日

アメリカ合衆国の旗 2007年2月19日
売上本数 日本の旗
SFC: 約300万本
GBA: 約25万本

SFC: 約800万本[1]
その他 ゲームボーイ版はスーパードンキーコングGB(日本国外ではDonkey Kong Land)として、
ゲームボーイカラー版はドンキーコング2001として発売された。
テンプレートを表示

スーパードンキーコング』 (Super Donkey Kong) は、任天堂から発売されたコンピュータゲームである。日本では1994年11月26日スーパーファミコン用の横スクロールアクションゲームとして発売された。日本国外でのタイトル名はDONKEY KONG COUNTRYである。

開発はイギリスのゲーム開発会社であるレアが担当した。また、続編が多数発売されている。

当時としては最新の3次元コンピュータグラフィックスを用いてキャラクターや背景などをデザインされていたことで注目を浴びた。

本項では、本作をイメージして製作されたゲームボーイ用ソフト『スーパードンキーコングGB』( - ジービー)についても扱う。こちらは日本国外でのタイトル名がDONKEY KONG LANDになっている。

シリーズ作品


ゲームボーイアドバンス版は全てスーパーファミコン版の移植だが、オリジナルのステージや敵キャラクター、ミニゲームなどの要素が追加されている。達成率の増え方にも変更がある。ゲームボーイ版は基本的に本編の後に起こったストーリーであったりするような外伝的位置付けのものが殆どで、若干難易度やセーブ方法などに変更がある。また、シリーズ唯一のゲームボーイカラー作品となった「ドンキーコング2001」はスーパーファミコン版の移植でありながら基本的にそれまでのゲームボーイ版のシステムを継承しており、BGMはゲームボーイ版が基本となっている。また、このソフトでしか遊べないコースが存在している。 なお、灰色以外の色を使ったゲームボーイカートリッジを発売したのは「ドンキーコングGB」が世界で最初である。

また、この作品を元にしたテレビアニメが製作・放送された(ドンキーコング (アニメ)を参照)。

ストーリー


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


ドンキーの家の真下にあるバナナ倉庫からバナナが盗まれた。犯人がクレムリン軍団と知ったドンキーは、相棒のディディーと一緒にバナナを取り返しに行く。

『スーパードンキーコングGB』はストーリー的には番外編にあたる。クランキーコングから「白黒で8ビットのゲームボーイでも面白い冒険で子ども達を楽しませるか?」と言われ、ドンキー達が冒険に出たという設定。

発売

ゲーム概要

ゲームモード

SFC版には3つのモードが存在しており、細かいルールがそれぞれ違う。

  • 1人用(One player)
プレイヤー数は一人で、ステージを進めていき最終クリアを目指す。
  • 2人対戦(Two players contest)
プレイヤー数は二人で、赤チームと黄チームに分かれる。それぞれが独自に攻略していき、どちらが先に最終クリアが出来るかを競う。セーブもそれぞれ別々に行われる。
  • 2人協力(Two players team)
プレイヤー数は二人で、プレイヤー1がドンキーを、プレイヤー2がディディーを操作して、一つのデータを協力して攻略する。

基本ルールとシステム

基本は横スクロールのアクションゲームで、待ち受ける敵を倒したり避けたりしながら、ステージの最後にあるゴール(「EXIT」と書かれた看板のある出口)にたどり着けばステージクリアになる。『スーパードンキーコングGB』では渦巻きが描かれたパネルに飛び込めば同じくステージクリアになる。また、両作品に共通してボスステージではボスを倒すとステージともにクリアになる。コースは6つの「レベル」にそれぞれ5から6のステージで構成され、最後にボスと戦うというシステムになっている(『スーパードンキーコングGB』ではレベルの数が全部で4つしかないが、その分ステージの数が7~9と多くなっている)。また、ステージの分岐という概念がなく順番にこなしていく必要があり、プレイヤーが任意に好きなステージを選択して進めることはできない(『スーパードンキーコングGB』には例外として一部に分かれ道があり、やり方次第で幾つかのステージには入らなくても進めることが可能)。ただし、一度クリアしたステージは何度でもプレイすることができる。

操作することのできるキャラクターはドンキーコング及びディディーコングの二種類であるが、この二匹を同時に操作することはできず、プレイヤーはどちらかのキャラクターを操作することになる。ただし、状況に応じて操作キャラクターの交代ができるようになっている。これはドンキーコング及びディディーコングに能力差が設けられており、具体的には、ドンキーは↓+Yでハンドスラップで攻撃できたり(『スーパードンキーコングGB』では不可)、踏みつけの攻撃力が高い利点があるが、素早さとジャンプ力はディディーに劣る。ディディーは素早く行動でき、ジャンプ力も高いが、踏みつけ攻撃の攻撃力はドンキーに劣っている。これらを活用にすることでゲームを有利に進めることができる。

敵への攻撃は上からジャンプで踏みつけたり、横からYボタンを押して体当たり(ローリングアタック)したり、タルを投げつけることで倒せる。ただし、踏めない敵や、ローリングアタックが効かない敵も存在している。

コングが2匹いるときに敵に当たると、操作しているキャラが逃げ出して、もう片方のキャラに自動的に交代する。コングが1匹しかいないときに敵に当たるとミスになる。穴に落ちた場合は2匹いてもミスになる。コングが1匹しかいないときにDK印のタル(DKバレル)を破壊すれば、いなくなったキャラが中から出てくる。

残機はドンキーコングのバルーンでカウントされ、そのバルーンが0のときにミスをするとゲームオーバーとなる。一部の裏技を使用しない限り原則的にコンティニュー機能はなく、セーブはステージマップ上にあるセーブポイントで行うことができるが、レベルによっては後半部分に設けられていることが多く、アクションがあまり得意でなければ苦戦を強いられる箇所がある。

ステージによっては味方キャラ(アニマルフレンド)がいる場合があり、上に乗るとアニマルフレンドを操作できる(オウムのスコークスのように、操作できないアニマルフレンドもいる)。アニマルフレンドを使うことによって、より効率的にステージを進めることができる。ただし、アニマルフレンドは次のステージに持ち越すことはできない。さらに『スーパードンキーコングGB』ではアニマルフレンドをボーナスステージに持ち越すこともできず、ボーナスステージで発見したアニマルフレンドを元のステージに持ち越すこともできない。アニマルフレンドの背後に敵に当たると、アニマルフレンドが逃げ出してしまう(『スーパードンキーコングGB』では強制的に降ろされるだけ)。ただし、背中に乗れば再び操作することができる。

マップ画面

このゲームにはレベルを選択する「全体マップ」と「レベル内のマップ」の2種類のマップ画面がある。プレイヤーは遊びたいステージや、利用したい施設を選択することができる。ただしレベル間の移動は自由にできず、全体マップに戻るためには「ファンキーコングの小屋に行く」「そのレベルのボスを倒す」のどちらかの方法を使用しないといけない(『スーパードンキーコングGB』では全体マップが存在せず、マップ上のボスステージの位置から十字キーを特定の方向に押せばレベル間の移動が可能)。 マップ上のレベルやコースに表示される顔はクリアしているか否かを示しており、クレムリン(ワニ)の顔が描かれているならばまだクリアされておらず、コングの顔が描かれているならばクリアしたことになる(ドンキー・ディディーのどちらの顔になるかは、最初にクリアした方のコングとなる)。ただし『スーパードンキーコングGB』では表示方法が違い、光っていないコースはクリアされておらず、光っているコースはクリアされている。

マップ画面には通常のステージ、ボスステージの他に、3種類の施設が存在する。いずれも『スーパードンキーコングGB』には登場しない。

クランキーコングの小屋
ボーナスステージの場所のヒントや、操作テクニックなどを教えてくれる。教えてくれる内容は毎回ランダムだが、レベルごとにある程度は決まっている。
話の途中で1度でもボタンを押してメッセージを送ると、簡単なヒントだけしか教えてくれない。だが放っておくと次々と長話をはじめ、レアなヒントが隠れていることも多いためプレーヤーが見過ごしがちである。
ファンキーコングの小屋
全体マップに脱出して、レベル間の移動ができる。島の事情に明るいファンキーは、時にはためになる情報を教えてくれることもある。攻略中のレベル内でまだキャンディーコングの小屋を見つけていなくても、ここから前のレベルに戻ることでセーブすることも可能。
キャンディーコングの小屋
クリア状況のセーブができる。セーブしておけば、ゲームオーバーになったり電源を切ってもここから再開できる。

ボーナスステージ

ステージ内の数箇所に、隠し部屋(ボーナスステージ)の入り口が隠されている。(ただし、水中ステージ、「マインカートコースター」、ボスステージには無い)

ボーナスステージは「タルまたはランビを使って特定の壁を壊し、出現した穴に入る」「特定の自動式タル大砲に入る」「どこかに最初から開いている入り口に入る」のいずれかの方法で行くことができる。

ボーナスステージは、アイテムが置かれているタイプとミニゲームを遊べるタイプの2種類がある。前者の場合は、「出口に入る」「穴に落ちる」「敵に当たる」と、元のステージに戻される。後者の場合、ミニゲームが終わると元のステージに戻される。

『スーパードンキーコングGB』ではもう一つのタイプがあり、集めたコングトークンを使ってライフを増やすというもの。スイッチを押すことで回転するタル大砲から集めたトークンが1個ずつ発射され、それを取る度にライフが1増える。この場合、「全てのトークンを撃ち尽くす」「出口から出る」のどちらかで元のステージに戻される。

ボーナスステージ内の風景は、元のステージと同じか地形的に違和感のない場所が使われている。ただし『スーパードンキーコングGB』では元のステージと無関係な風景のボーナスステージが珍しくない(例えばジャングルのステージなのに海底遺跡のボーナスステージだったりする)。しかしここでそれぞれのステージにしかない仕掛けが登場することもあるため、まだ行った事のない先のステージにある仕掛けをあらかじめ知ることが出来るとも言える。

ボーナスステージを発見すると、ファイルセレクト画面で表示される「達成率」が増える。ボーナスステージの中で取ったアイテムの数やミニゲームの結果がどうであろうと記録される。

この他に、アニマルフレンドの形をしたトークンを3つ集めると、ライフの増加に繋がるミニゲームが始まるが、このミニゲームは達成率には影響されない。

画面表示

このゲームでは残機数や集めたアイテムの数が、画面に常に表示されない。残機数はステージ開始時、ミスしたとき、1UPしたときに数秒間表示されるのみである。集めたアイテムの数(バナナなど)は、そのアイテムを取ったときに数秒間だけ表示される。普段はゲーム画面しか表示されないため、非常にすっきりした画面構成になっている。ただし、プレイヤーの意思で任意に残機数などを確認することはできないため、残機数などは自分で覚えておくことが望ましい。

ちなみに、「スーパードンキーコングGB」では残機数のみハートマークで常に表示されている。

ステージ

舞台は、ドンキーコングアイランド。ドンキー達コングファミリーが住む島。何故かドンキーの顔そっくり。

『スーパードンキーコング』『ドンキーコング2001』のワールド構成 【英語版での名称】

レベル1 コンゴジャングル 【KONGO JUNGLE】

1-1「バナナジャングル」【Jungle Hijinx】(ジャングル)
最初のステージ。最初だけあって難易度は高くない。途中でランビに出会えるが、連れて行かなくてもボーナスステージには行ける。また、木の上にはライフバルーンが大量に置かれており、序盤の残機稼ぎにも適している。ゴール真上には、3UPする青のバルーンが2つ隠れているが、ランビに乗った状態でないと取ることができない。尚、ラスボスを倒しているかどうかでスタート地点の倉庫の内容が変わる。
1-2「ロープジャングル」【Ropey Rampage】(ジャングル)
主にロープを使って進むことになる。雨が降っていて画面が暗いので、視界が悪い。
1-3「クレムリンのどうくつ」【Reptile Rumble】(洞窟A)
最初の洞窟ステージ。クレムリンやスリッパーが住み着いている。
1-4「サンゴの海」【Coral Capers】(海)
最初の水中ステージ。水中ではエンガードに乗っていない場合、敵はただひたすら避けることしかできない。なお、水中ステージにボーナスステージは無い。
1-5「タルたいほうの谷」【Barrel Cannon Canyon】(ジャングル)
タル大砲を次々に使って大きな谷を越えていく。なお、上空にはショートカットのためのタル大砲がある。
1-6「ボスノーティ」【Very Gnawty's Lair】(ボスステージ)

レベル2 モンキーマインズ 【MONKEY MINES】

2-1「ウインキーのどうくつ」【Winky's Walkway】(洞窟B)
その名の通り、途中でウィンキーに出会える。ウィンキーを仲間にせずともクリアは可能だが、途中のボーナスステージにある10本バナナは、ウインキーがいないと取ることはできない。
2-2「マインカートコースター」【Mine Cart Carnage】(廃坑※)
スタート地点にあるタル大砲に入るとトロッコに乗せられ、強制的に走らされる。プレイヤーの取れる動きは、ジャンプのみ。敵は「脱線したトロッコ」と、突っ込んでくる「クラッシュ」の2種類のみだが、どちらも倒せない(踏むとミスになる)。ここにはボーナスステージが無いが、ゴール少し前にワープできるショートカットがある(スタート地点のすぐ下に飛び降りる)。
※ここでは通常の廃坑のBGMではなく、マインカートコースター専用のBGMが使用されている。
2-3「クレムリンのどうくつ2」【Bouncy Bonanza】(洞窟A)
今回はジャンプするタイプのクリッターや、ジンガーが住み着いている。前回よりも地形が暗い。
2-4「ストップ&ゴー ステーション」【Stop & Go Station】(廃坑)
ロッククロックが住み着いた廃鉱。彼らはほとんどの攻撃を受け付けないばかりか、触れるだけでミスになる。しかし、ストップ・ゴーバレルに触れることで、彼らの動きを一時的に封じることができる他、ドンキーのハンドスラップで倒すことが可能になる(通常、ハンドスラップで敵を倒した時にはバナナが手に入るが、ロッククロックからは手に入らない)。だが、後半になると止まっている時間が短くなり、狭い足場の上にロッククロックが乗っている箇所が多くなっていく。ちなみに、スタート地点から逆戻りすると、ゴールの少し前までワープ可能なショートカットができる。
2-5「ノーティのいせき」【Millstone Mayhem】(遺跡)
ノーティやクレムリンが住み着いた遺跡。至る所で赤茶色のノーティが、巨大な石臼の中にいる。石臼は一切の攻撃を受け付けないので、ひたすら避けながら進むしかない。ちなみに、スタート直後に出てくるクラッシャを利用して、無限増殖ができる。
2-6「ボスネッキー」【Necky's Nuts】(ボスステージ)

レベル3 もりのみさき 【VINE VALLEY】

3-1「ネッキーのもり」【Vulture Culture】(森)
その名の通りネッキーとミニネッキーが多く登場する。彼らは単なる敵ではなく、足場として利用しなければならない局面が存在する。ショートカットが出来るワープバレルがあるものの、出現条件が特殊な上にドンキーを操作している状態でないと出現しない。
3-2「もりのかくれが」【Tree Top Town】(隠れ家)
木で作られた足場などを使って、木から木へと渡っていく。突然上から降ってくる敵には注意が必要。後半は連続するタル大砲を使ってステージを渡っていく。
3-3「ジンガーのもり」【Forest Frenzy】(森)
ここではジンガーが多く登場する。自動的に移動するロープを使って大量のジンガーを避けていく場面もある。ネッキーが大量発生する所もあり、そこにボーナスステージが隠されている。連続でタル大砲で進む場所は、最初に振り向いた際に発射すれば成功するようになっている。
3-4「ノーティのいせき2」【Temple Tempest】(遺跡)
今回は、ノーティがいる石臼は最初は動かないでいるが、コングたちが通り過ぎると追いかけてくる。
3-5「うらぎりマンキーコングのもり」【Orang-Utan Gang】(ジャングル)
大量のマンキーコングと、クラップトラップが登場。マンキーはタルを投げて攻撃してくる。ここには5つのボーナスステージがあり、自力で全て発見するのは難しい(特にスタート地点周辺に位置しているものは少し進んでエクスプレッソを連れて戻る必要がある)。なお、マンキーは倒しても復活する場合がある。
3-6「クランボーの海」【Clam City】(海)
不死身の敵であるクランボーが飛ばしてくる真珠を避けながら進んでいく。チョンプス、チョンプスジュニアなどのサメも沢山生息している。
3-7「ボスクイーンB」【Bumble B Rumble】(ボスステージ)

レベル4 ホワイトマウンテン 【GORILLA GLACIER】

4-1「ふぶきの谷」【Snow Barrel Blast】(雪山)
雪で覆われた山が舞台となる。地面がよく滑り、急斜面が多く、足場も狭い。また、途中から吹雪が吹き始めると、視界が悪くなる。途中にはタル大砲アクションがあるが、タルの回転速度が非常に速く、本作でも1、2を争う難易度の高いステージである。そのため、途中にはショートカットが用意されている。
4-2「クリスタルトンネル」【Slipslide Ride】(洞窟C)
たくさんのクリスタルが生えている洞窟。地面は滑りやすいが、ふぶきの谷に比べると難易度は低い。なぜか自動で上下するロープが沢山存在する。赤いロープに乗ると自動的に下へ、緑のロープに乗ると自動的に上へ流される。ジンガーが多数生息している。
4-3「ふたたびふぶきの谷」【Ice Age Alley】(雪山)
今回はロープを使ったアクションが主体となる。最初は吹雪が吹いているが、途中から晴れていく。スタート地点から反対方向へ進むと、エクスプレッソに出会える。エクスプレッソがいればロープを無視して進める上に、2番目のボーナスステージに入ることもできる。難易度はふぶきの谷よりも低い。
4-4「クロクトパスの海」【Croctopus Chase】(海)
待ち伏せしているタイプのクロクトパスにひたすら追いかけ回されるステージ。地形は迷路のように入り組んでいる上に、スクイッジが近寄ってくる。かなり長いステージなので、長期戦は避けられない。尚、待機状態のクロクトパスが見られるのはこのステージのみである。
4-5「トーチライト トンネル」【Torchlight Trouble】(洞窟A)
真っ暗な洞窟。スタート地点にスコークスの箱があり、箱から出すとライトで照らしてくれるようになる。リメイク版は、スコークスの箱がない。石油缶の炎や、移動する障害物のスピナーに注意が必要。スコークスを箱から出さなくてもクリアは可能だが、難易度は跳ね上がる。
4-6「もりのかくれが2」【Rope Bridge Rumble】(隠れ家)
今回は動く足場の上にタイヤが乗っていて、それを乗り継いでいく場面が多い。このステージではウインキーを仲間にできるが、空中に浮ぶタイヤや足場に飛び移る際に目測を誤りやすいことに注意。
4-7「いかりのボスノーティ」【Really Gnawty's Rampage】(ボスステージ)

レベル5 カントリーファクトリー 【KREMKROC INDUSTRIES INC.】

5-1「オイルこうじょう」【Oil Drum Alley】(工場)
石油缶が大量に置かれた広大な工場が舞台となる。石油缶からは炎が出ていて、中心に乗るとダメージを受ける(缶の横に触れるには問題ない)。途中でランビが仲間になる。後半は空中に浮いた石油缶とタイヤだけが足場となる場面もある。また、ここのボーナスステージの1つは「ボーナスステージの中にボーナスステージの入口がある」というかなり特殊な配置になっていて、おまけに入るための条件が難しい。
5-2「トリックトラックリフト」【Trick Track Trek】(洞窟B)
一定のルートを通るリフトに乗って進んでいく。リフトに乗っかろうとして、上から敵が何度も落ちてくるため、前方だけでなく頭上にも注意が必要。
5-3「エレベーターアンティクス」【Elevator Antics】(洞窟A)
ほとんど普通の洞窟ステージだが、所々でエレベーターが動いている。上に行くものと下に行くものがあり、無限に出現する。これを乗り継いでいく場面もある。エレベーターに乗り移る際のタイミングを誤ると、エレベーターが表示されずに乗り損ねて穴に落下してしまう。なお、このステージ内のボーナスステージには、何度でも入ることが可能。
5-4「ヘドロのみずうみ」【Poison Pond】(海)
ヘドロで汚染され、緑色に濁った湖がこのステージの舞台となる。だが、ヘドロはコングや敵にとっては、ダメージを受けることもない無関係な存在であるようだ。なぜかスピナーがあちらこちらで動き回っている。
5-5「マインカートコースター2」【Mine Cart Madness】(洞窟B※)
今回は、カートに乗った状態でジャンプを入力すると、コング本体がジャンプするタイプのトロッコが登場する。前回と異なり、頻繁にトロッコを乗り換える。敵の種類も前回と比べて増えていて、攻撃も激しい。クラッシュも登場するが、今回は踏みつけてトロッコに乗ることができる。
※ここでは通常の洞窟BのBGMではなく、マインカートコースター専用のBGMが使用されている。
5-6「オンボロこうじょう」【Blackout Basement】(工場)
ステージ構成は単純だが、一定時間ごとに電気が付いたり消えたりするために難易度が上がっている。電気が消えているときは、コングとアイテム以外は、敵も含めて何も見えなくなる。
5-7「ボスダムドラム」【Boss Dumb Drum】(ボスステージ)

レベル6 やみのいりえ 【CHIMP CAVERNS】

6-1「トリックトラックリフト2」【Tanked Up Trouble】(洞窟B)
今回はリフトに燃料の制限があり、燃料が切れると落下してしまう。途中でリフトが落下すると、コングが画面のどこにいようと強制的にミスになる。燃料は燃料タンクを取ることで補給できる。前回とは異なり、上からリフトを狙って敵が落ちてくることはない。
6-2「あばれスピナーのがけ」【Manic Mincers】(洞窟A)
ステージの至る所でスピナーが動き回っている。スピナーの動きをよく見る事が必要。最初の辺りでランビに出会えるが、ランビでもスピナーは倒せない。
6-3「どくガストンネル」【Misty Mine】(廃坑)
白い霧が発生している廃鉱。所々に放置されたドラム缶からは、無限にスリッパーなどが飛び出してくる。なお、この白い霧が毒ガスかどうかは不明だが、仮に毒ガスだったとしても、コングや敵にとっては無害なようである。
6-4「クレムリンのどうくつ3」【Necky's Nutmare】(洞窟A)
『ドンキーコング2001』のみに登場の新ステージ。ミニネッキーが狭い通路に絶妙に配置されているため、厄介になることが多い。他にも何匹ものネッキーを足場にして長い谷を渡らなければならない場所が複数存在する。
6-5「やみのスイッチトンネル」【Loopy Lights】(廃坑)
真っ暗な廃鉱。オン・オフバレルに触れると照明を付けることができるが、あまり明るくならないばかりか、すぐに電源が切れてしまう。コングのジャンプを逐一真似てくる紫色のクラップトラップがうろついていて、照明を付けていない場合は目と牙ぐらいしか見えない。
6-6「さいごのステップ」【Platform Perils】(洞窟B)
その名の通り最後の通常ステージになる。乗ると一定時間後に落下するリフトを次々に乗り継いでいく。ここではドンキーですら倒すことができない灰色のクラッシャが登場する。彼らはタルを投げつけない限り倒すことができない。後半は、灰色のクラッシャがリフトを占領し、うっかり踏みつけるか、タルをぶつけ損ねると奈落に落とされる。屈指の難関ステージである。
6-7「いかりのボスネッキー」【Necky's Revenge】(ボスステージ)

レベル7 キングクルールのふね 【Gang-Plank Galleon】

7-1「キングクルールのふね」【Gang-Plank Galleon】(キングクルールの船)
最終ステージ。このステージはクリアする毎に自動的にセーブされる。

『スーパードンキーコングGB』のワールド構成 【英語版での名称】

レベル1 海賊船がやってきた! 【Gangplank Galleon Ahoy!】

1-1「ランビ・ジャングル」【Jungle Jaunt】(ジャングル)
最初のステージであり、ランビにも出会える。ボーナスステージは最初から割と多彩。
1-2「吹雪の山」【Freezing Fun】(雪山)
雪山だけあって地面が滑るが、地形は平坦なので地面に足をとられなければ難しくは無い。
1-3「ロープ・ジャングル1」【Simian Swing】(ジャングル)
ロープを活用して進むことになるジャングル。
1-4「海賊船1」【Deck Trek】(海賊船)
かなり広い海賊船が舞台。網の目状張られたロープがシリーズで初登場する。
1-5「タイヤ・ジャングル」【Tire Trail】(ジャングル)
地面に埋まっているタイヤが非常に多い。
1-6「ロープの谷」【Rope Ravine】(雪山)
ロープを使って谷を越えながら進むことになる雪山。ロープの操作と雪山の滑る地面の両方に対する慣れが必要。
1-7「海賊船2」【Riggin' Rumble】(海賊船)
足場の悪い海賊船。ロープを上下するスリッパーはタル以外では倒せない。
1-8「ロープ・ジャングル2」【Congo Carnage】(ジャングル)
ロープを使って谷を越えながら進むジャングル。足場が狭い。
1-9「雪山のタル置場」【Arctic Barrel Arsenal】(雪山)
多くのタルが置かれた雪山。通常のゴールの他に、スタート地点のすぐ近くにもう一つゴールがある。
1-10「ボス:ワイルド・スティング」【Boss:Wild Sting Fling】(海賊船)

レベル2 巨大遺跡 【Kremlantis】

2-1「クリッターの遺跡」【Tricky Temple】(遺跡)
クリッターがたむろする広大な遺跡。
2-2「海底遺跡1」【Kremlantis Kaos】(海底遺跡)
初めての海底遺跡。フラッハーが行く手を阻む。
2-3「サンゴの海」【Reef Rampage】(海)
海のステージであり、構造が海底遺跡より複雑で隠し通路も多く、『スーパードンキーコング』の同名のステージよりかなり難しい。
2-4「スリッパーの遺跡」【Snake Charmer's Challenge】(遺跡)
多くのスリッパーが登場する遺跡。
2-5「海底遺跡2」【Chomp's Coliseum】(海底遺跡)
最初の海底遺跡よりも、敵が厄介な場所に配置されている。
2-6「ノーチラスの追跡」【Nautilus Chase】(海)
あちらこちらに待ち構えるノーチラスが追いかけてくる、緊張感のあるステージ。
2-7「トルネードの遺跡」【Swirlwind Storm】(遺跡)
小型の竜巻トルネードが登場する。上に乗って足場にする場面が多く、活用する必要がある。
2-8「ボス:クランボー」【Boss:Seabed Showdown】(海底遺跡)

レベル3 モンキー・マウンテン 【Monkey Mountain and Chimpanzee Clouds】

3-1「ふもとの洞窟」【Pot Hole Panic】(洞窟A)
最初の洞窟ステージ。
3-2「モンキー・マウンテン1」【Mountain Mayhem】(岩山)
最初の岩山ステージ。足場が狭い場所が多く、少しの操作ミスでも命取りになりがち。
3-3「リフト・アタック」【Track Attack】(空中)
空中をトリックトラックリフトで進むのだが、リフトが狭くジンガーが頻繁に邪魔をする。難所の一つ。
3-4「スピナーの洞窟」【Spiky Tire Trail】(洞窟A)
スピナーが多く配置されている洞窟。動きの速いスピナーには注意が必要。
3-5「空中迷路」【Sky High Caper】(空中)
一定の範囲内なら自由に動かせる新型のトリックトラックリフトを使って進む。しかしリフトが狭いために制御が難しく、いやな場所に敵が配置されており、今作でも屈指の難易度を誇る難所中の難所。幸いにしてスタート地点の近くに隠しゴールがある。
3-6「モンキー・マウンテン2」【Landslide Leap】(岩山)
より足場の悪くなった岩山。落石が頻繁に行く手を塞ぐので、急ぎすぎがミスの元になる。
3-7「スカイ・ハイ」【Collapsing Clouds】(空中)
一度乗ると消えてしまう蜘蛛の足場が多く登場するがそれ以外は平坦。空中ステージの中では難易度が低い。エクスプレッソが登場し、これに乗って進むとかなり楽に進める。
3-8「ボス:ハードハット」【Boss:Mad Mole Holes】(洞窟A)

レベル4 大都会 【Big Ape City】

4-1「バルーン・リフト」【Balloon Barrage】(大都会)
上下に移動する風船のリフトを乗り継いで、高層ビルの間を渡っていく。リフトの非常な狭さが原因で難しいステージ。
4-2「飛行船1」【Kong Krazy】(飛行船)
K・O・N・Gパネルを取った状態でスイッチを押すと、そのパネルが足場になる。
4-3「工事現場」【Construction Site Fight】(工事現場)
高層ビルの鉄骨の上を進んでいく。しかし完成したビルが並ぶ大都会系のステージよりも足場は広い。
4-4「飛行船2」【Fast Barrel Blast】(飛行船)
足場の非常に少ない飛行船の中を、タル大砲を乗り継いで進む。
4-5「ビル・クライム」【Skyscraper Caper】(大都会)
上下に移動するロープを使って高層ビルを登るステージ。高い所から飛び降りると、地面が下にあってもスクロールせずにミスになることが多く、降りる際もロープを使う必要がある。
4-6「ボタンバレル」【Button Barrel Blast】(工事現場)
タル大砲を乗り継いで進むステージで、スイッチを押すことによりタル大砲の方向転換を自分で出来る。
4-7「オイル缶スラム」【Oil Drum Slum】(大都会)
火の付いた危険なオイル缶が行く手を阻むステージ。火が消えたオイル缶の上を渡る場所などが多く、足場が殆ど無い。火が付いたり消えたりするオイル缶は、じっとタイミングを待つよりもリズム良く素早く渡る方が安全。
4-8「ボス:キングクルール」【Boss:K. Rool's Kingdom】(飛行船)
最終ステージ。他のボスステージと異なり、クリアしても束バナナ3つはもらえない。

ステージ区分

各ステージは、その特徴によって以下の様に分けられる。また、個々にそれぞれのイメージに合ったBGMも作られている。 スーパードンキーコングとスーパードンキーコングGBのステージ区分を併記する。但しどちらの作品でも、ボーナスステージの風景は例外とする。

ジャングル
  • 1-1 1-2 1-5 3-5(スーパードンキーコング)
  • 1-1 1-3 1-5 1-8(スーパードンキーコングGB)
天候の変化が激しい。ドンキー達のホームグラウンドだが、クレムリンや様々な敵がうろついている。大きな谷がある場合も。大きな木の葉と葉の間をハンドスラップするとアイテムがある場合がある。
洞窟A
  • 1-3 2-3 4-5 5-3 6-2 6-4(スーパードンキーコング)
  • 3-1 3-4(スーパードンキーコングGB)
岩で出来た天然洞窟。クレムリンが住み着いている。内部が紫色の洞窟や、スコークスがいるオレンジ色の洞窟や、緑色の洞窟もある。
  • 1-4 3-6 4-4 5-4(スーパードンキーコング)
  • 2-3 2-6(スーパードンキーコングGB)
珊瑚礁で囲まれた海の中を泳いでいく。隠し通路が存在する。基本的にエンガードがいなければ敵が倒せない。
洞窟B(鉱山
  • 2-1 5-2 6-1 6-6(スーパードンキーコング)
上下にとても広い洞窟。足場はパイプで組まれた簡素なものだけで、妙なリフトに乗って進まなければならない場所もある。
廃坑
  • 2-2 2-4 5-5 6-3 6-5(スーパードンキーコング)
壁がで補強されていたり、明かりのためのランプがかかっているなど明らかに人工的な洞窟。石炭を発掘するためのものだったと思われる。真っ暗な洞窟もある。
洞窟C(クリスタルトンネル)
  • 4-2(スーパードンキーコング)
周り中にクリスタルが生えている不思議な洞窟。ジンガーが多く、雪山の中にあるので地面は凍っている。何故か自動で上下するロープがたくさん下ろされており、色によって移動方向が異なる。
遺跡
  • 2-5 3-4(スーパードンキーコング)
  • 2-1 2-4 2-7(スーパードンキーコングGB)
かつて栄えていた文明の存在をうかがえる建築物の中を進む。立派な神殿のような建物も、今ではノーティ達の住処になってしまっている。常に昼(晴れ)である。
  • 3-1 3-3(スーパードンキーコング)
ロープや木の上をつたって移動する所が多い森林地帯。ジンガーやネッキーが多い。
隠れ家(木の頂)
  • 3-2 4-6(スーパードンキーコング)
誰が作ったか不明だが、沢山のに隠れ家がある森の頂上。木で組まれた足場を使って木から木へと渡っていく。
雪山
  • 4-1 4-3(スーパードンキーコング)
  • 1-2 1-6 1-9(スーパードンキーコングGB)
に覆われたステージ。急斜面が多く、滑る為に移動しにくい。雪山にも関わらずジンガーやネッキーがいるステージもある。
工場
  • 5-1 5-6(スーパードンキーコング)
ドンキーコングの世界に不似合いな近代的な工場。何を作っているのか不明だが、石油缶が大量に置いてある。ステージは電気が点いたり消えたりするオンボロ工場もある。
ボスステージ
  • 1-6 2-6 3-7 4-7 5-7 6-7(スーパードンキーコング)
ボス戦用のステージ。背景にはクレムリン軍団が盗んできたと思われる大量のバナナが置かれている。
キングクルールの船
  • 7-1(スーパードンキーコング)
キングクルール戦専用ステージ。木製のように見えるが、キングクルールのジャンプや鉄球の落下に耐えられることからかなり丈夫な作りになっているようである。クルール以外に船員は乗っていない。
大都会
  • 4-1 4-5 4-7(スーパードンキーコングGB)
ビルの合間や空中を浮かぶ風船などを渡っていく。他にも、自動で上下するロープや石油缶などがいたるところに仕掛けられている。
工事現場
  • 4-3 4-6(スーパードンキーコングGB)
工事中のビルを進んでいく。タル大砲による移動がメインとなる。タル大砲の向きを自分で操作することの出来るスイッチなどがある。
海底遺跡
  • 2-2 2-5 2-8(スーパードンキーコングGB)
海に沈んでしまった遺跡のステージ。他の水中ステージと比べると狭いので敵の攻撃を避けにくい。
空中
  • 3-3 3-5 3-7(スーパードンキーコングGB)
雲の上やリフトを渡っていく。非常に足場が狭く、一度踏むと消える足場があったり、移動リフトが極端に狭いなどの理由で、総じて難しい。
海賊船
  • 1-4 1-7 1-10(スーパードンキーコングGB)
デッキマストを進んでいく。下から上へと登っていくステージもあり、その場合は上からの攻撃に対して特に注意が必要。
岩山
  • 3-2 3-6(スーパードンキーコングGB)
険しい岩山を登っていく。上から岩が落ちてくることも。足場も悪く、ランビに乗るとジャンプ力の無さが原因で却って仇になることもある。
飛行船
  • 4-2 4-4 4-8(スーパードンキーコングGB)
バルーンには「DK」の文字が入っている。内部は工場ステージに似ている。ロープやタル大砲による移動がメイン。K・O・N・Gパネルが本来の用途ではなく足場として機能することもある。

キャラクター

味方

ジャングルに住んでいる猿の仲間達。必ずサポート役のコング達は冒険するコング達の先回りをして現れるという謎がある。

ドンキーコング
「DK」マークが入った赤いネクタイがトレードマークのパワフルゴリラ。ジャングルの王者でバナナが大好物。クランキーの孫(『スーパードンキーコング』の説明書には親戚と記述されているが、孫であることは確かなようである)。祖父からドンキーコングの名を譲り受けた2代目。初登場時はネクタイは無地だった。パワー重視で鈍重。敵にやられると頭をかく。
ディディーコング
ドンキーの相棒のすばしっこいチンパンジー。ローリングアタック(トンボ返り)が得意。赤い服と帽子を身につけている。スピード重視で、攻撃力が無い。敵にやられると頬を撫でる。
クランキーコング
若い頃、マリオと戦った事のある元祖ドンキーコング。2代目ドンキーの祖父。ジャングルの長老で物知りだが説教癖がある。ロッキングチェアーに座っている。ちなみに実の息子であるドンキーコングJr.はシリーズ通して名前すら上げられていない。
ファンキーコング
バンダナサングラスをした、名前の通りファンキーでクールなコング。趣味はサーフィン。ファンキーバレル空港を経営している。
キャンディーコング
ドンキーとファンキーの憧れの女性コング。小屋にセーブバレルがある。常にドンキーに投げキスをしている。

ほとんど箱に入っていて、コング達が箱を踏むと中から出てきて冒険の手助けをしてくれる動物達。1ステージに数匹登場するものもおり、名前は種族名の可能性もある。GB版はランビとエクスプレッソしか出ない。

ランビ
サイ。突進して鋭い角で攻撃する。壁に隠されたボーナスステージの入口も開くことができる。目の前の敵を勝手に攻撃してくれるが、後ろからの攻撃に弱い。
エクスプレッソ
ダチョウ。足が速く、少しの間飛ぶ事も出来る(ゆっくりと下降していくだけで上昇は出来ない)ボタンを連打すると下降速度が少し遅くなる。足が弱いためか、敵を踏むことは出来ない。ただしGB版では、敵を踏んだり体当たり攻撃もできる。そのため、GB版のエクスプレッソはランビの強化版という位置づけになっている。
スコークス
オウム。暗い洞窟をライトで照らしてくれる。乗ることは出来ず、攻撃もしない。
エンガード
カジキ。水中をスイスイ泳ぐ。長い鼻で突っつき攻撃も出来る。唯一の水中攻撃方法。
ウィンキー
カエル。コング達が届かない高い場所も大ジャンプで楽々届く。足が強いようで、ジンガーも踏んで倒すことが出来る。しかし、横移動の際小刻みにジャンプして進む為にやや使いづらい印象がある。ドンキーが乗った場合とディディーが乗った場合で少々使い勝手が異なる。

クレムリン軍団

コング達を苦しめるバナナ泥棒団。団員はおもにワニ。ロッククロック以外全員のイニシャルが「K」。

ザコ
クリッター
人型のワニ。色によって行動が異なり、緑色と紫色のは歩くだけで、青色はジャンプしながらドンキーたちを追い、茶色のはその場でジャンプ、またはジャンプしながら同じ所を往復している。
クラップトラップ
鋭い歯を持つ小型のワニ。ローリングアタックでは倒せないが、踏めば倒せる。水色のは歩いてくるだけだが、紫色のはコングのジャンプに合わせて飛び上がる。また、ボーナスステージにいるものは踏むとバナナを吐き、倒されるとライフバルーンやトークンを出す。
ロッククロック
全身が岩のような硬い皮膚で覆われている。「ストップ・ゴーバレル」が「GO」になっている時は走っており無敵状態だが、このタルに触れて「STOP」になると岩に変身し動かなくなり、この間ならば通り抜ける事が出来る。岩の間にドンキーのハンドスラップで倒すことができる。動いている間もローリングアタックならば無傷ですり抜けられる。クレムリン軍団で唯一、イニシャルが「K」で始まらない(偽エンディング参照)。
クランプ
ヘルメットをかぶっている。ディディーの踏みつけ攻撃は効かず、ドンキーで踏みつけるか、ローリングアタック、タルなどのアイテムで倒すことができる。
クラッシャ
筋肉隆々のワニ。ディディーでは倒せない。水色はドンキーで踏むことで倒せるが、灰色はタルなどのアイテムでないと倒せない。この敵キャラを利用した無限増殖法もある。ハンドスラップを使った場合、水色のクラッシャのみ、バナナを出す。
クラッシュ
トロッコに乗っているクリッター(緑色)そっくりの敵。コースを逆走しているが、行き場が無くなって立ち往生しているものもいる。トロッコで踏むとダメージを受ける。
ボス
キングクルール
最終ステージで、海賊船(『スーパードンキーコングGB』では飛行船)で対決する。巨体にも関わらず、ステージの端から端までの大ジャンプもする。王冠を投げてきたり、地響きを起こして鉄球を落としてきたりして攻撃する。王冠はクルールを攻撃しなければまた戻ってくる。ある程度ダメージを与えると倒れ、敗北したフリをし(偽のスタッフロールが流れ、それが終わると)、起き上がってから再び攻撃を仕掛けてくる。

通常の敵

地上
ノーティ
ビーバー。緑色のは地面を歩いているだけで、赤茶色のは遺跡でドーナツ状の大きな石を車輪のように回している。赤茶色のは倒せないが、石はローリングアタックで無傷ですり抜けられる。
アーミー
アルマジロ。近づくと丸まって転がり攻撃をしてくる。転がっているときはドンキーなら一度踏めば倒せるが、ディディーでは丸まりを解くだけである(『スーパードンキーコングGB』ではディディーだと踏みつけ・ローリングアタックのどちらでも二度攻撃しないと倒せない)。何もしていないときは普通に倒せる。
スリッパー
。狭い隙間も入れる。踏んだりローリングアタックで倒せる。
マンキーコング
オランウータン。昔はコングファミリーだったが、クレムリン軍団に寝返った。タルを投げて攻撃してくる。タルはアニマルフレンドなら踏んで壊せる。同じ画面に2匹以上現れる事があることから、「マンキー」は種族名であると思われる。ディディーコングの場合、一度踏んだだけで倒せる場合と、二度踏まなければ倒せない場合がある。これはローリングアタックでも同様で、攻撃するタイミングによって、一度で倒せるか二度攻撃しないと倒せないかが異なる。
空中
ジンガー
。4色おり、色によって動きが異なる。背中にトゲがあるため、普通に戦っても倒せないが、タルなどのアイテムやアニマルフレンドで倒せる。なおドンキーコング2001では黄色のジンガーしか登場しない。
ネッキー
ハゲワシ。その場で留まるものと移動するものとがいる。足場代わりに使われることが多い。
地上にいてココナッツを投げてくるものもいる(『スーパードンキーコングGB』に出てくるのはこのタイプのみ)。
ミニネッキー
その名の通り小型のネッキー。ココナッツを吐いて攻撃する。
フライングピッグ
『スーパードンキーコングGB』に登場。背中に羽の生えたで、空中を飛び回る。
水中
バイトサイズ
ピラニア。コングの動きに関係無く一方向に泳ぎ続ける。
クロクトパス
タコ。回転しながら泳ぐ。紫色のはサンゴの周りを回っていて、青色のは待ち伏せしていて、コングが通り過ぎると追ってくる。エンガードでも倒せない。
チョンプス
サメ。水中を泳いでいるだけ。『スーパードンキーコングGB』では、上下に大きく動くことがある。
チョンプスJr.
小型のチョンプス。動きはチョンプスと変わらない。
クランボー
二枚貝真珠を飛ばして攻撃してくる。この敵も倒せない。
なお、『スーパードンキーコングGB』に出てくるクランボーはただ貝殻を閉じたり開いたりしてくるだけである。
スクイッジ
イカ。ジグザグに泳いでコングたちに近寄ってくる。
フラッハー
『スーパードンキーコングGB』に登場。二枚貝。水中で待ち伏せており、コングが近づくと、急降下した後にゆっくりと下の高さまで上昇、を繰り返す。
ノーチラス
『スーパードンキーコングGB』に登場。オウムガイ。普段は殻の中でじっとしており、コングたちに出会うとしつこく追ってくる。反応させてから引き返すと動きが止まる事がある。
ファングフィッシュ
『スーパードンキーコングGB』に登場。体の大きな魚でゆっくり海中を泳いでいる。時折上下に大きく動くことがある。
グループ
『スーパードンキーコングGB』に登場。三角形の魚。その名の通り群れでいることが多い。
その他
ドラム缶
中から無限に敵を出してくる。1つの缶からは1種類の敵しか出さない。缶には触れても大丈夫。TNTバレル等で破壊可能。
『スーパードンキーコングGB』に登場。ドラム缶とほとんど同じだが、中には転がってくるものもある。転がってきた場合、回転中は触れるとミス。壁にぶつかると回転が停止して、敵を出すようになる。
石油缶
「OIL」と表記されている石油の入ったドラム缶。缶の上から常に火が出ているものと、一定時間ごとに火が点いたり消えたりするものとがある。缶の横には触れても問題ないが、炎に触れるとダメージを受ける。一部TNTバレルで破壊できるものがある。
スピナー
トゲ付きのタイヤ。常に回転している。その場に止まっているものと、決まった場所を往復しているものとがある。障害物ゆえ、倒せない。
トルネード
『スーパードンキーコングGB』に登場。竜巻状で、上から乗ると高くジャンプできるが、横から近づくとダメージを食らう。

エリアボス

各エリアの最後のステージにいる。リメイクされた時攻撃方法が変わったものもいる。 『スーパードンキーコングGB』では倒すと自動的にセーブされる。

ボスノーティ(ベリーノーティ)
大きなノーティ。画面中を飛び跳ねる。5回踏むと勝利。GBA版ではエリア4のいかりのノーティの色に変更されている。
ボスネッキー(マスターネッキー)
大きなネッキー。画面の端から顔だけ出して巨大なココナッツを吐いてくる。5回踏むと勝利。体の構造がどうなっているのかは不明。
ボスクイーンB
大きなジンガーで、その名のとおり女王蜂。画面中を飛び回る。タルをぶつけると一時的に無敵状態となり、コングたちを追って波状に飛び回る。無敵の時にタルを当てるとたまにひるむ。5回タルをぶつけると倒せる。
いかりのボスノーティ(リアリーノーティー)
ボスノーティがジャンプ力をアップして帰ってきた。5回踏むと勝利だが、踏みつけるたびに大ジャンプで襲い掛かってくる。GBA版では通常の動きに加えて氷柱を落としてくる。また、色がエリア1のボスノーティに変更されている。
ボスダムドラム
大きなドラム缶。体当たりをしながら、様々なザコ敵を出してくる。SFC版はザコ敵を全て倒せば勝手に自滅するが、GBA版はTNTバレルを当てなければ倒せない。5回倒すと勝利。
いかりのボスネッキー(マスターネッキーシニア)
復活したボスネッキー。やはり体の構造は不明。5回踏めば倒せるが、一度に吐くココナッツが増え、狙いもより正確になっている。さらにGBA版では1匹増えている。
ボスワイルドスティング
『スーパードンキーコングGB』に登場。空中を飛び回って攻撃するエイ。ジャンプが届く時に踏みつける必要があるため、攻撃のタイミングには気をつけなければならない。
ボスクランボー
『スーパードンキーコングGB』に登場。大きなクランボー。真珠を飛ばしてくる。ボスクランボーの他にもう一つの貝があり、真珠をこの貝に当てるとクランボーに跳ね返してダメージを与えられる。
ボスハードハット
『スーパードンキーコングGB』に登場。大きなモグラ。地面から現れ、ヘルメットを投げて攻撃する。
ヘルメットは頑丈だが本体は弱く、ヘルメットが無い状態なら踏まなくても体当たりしただけでダメージを与える事が出来る。

アイテム

タル

普通のタル
何の変哲も無い、ただのタル。投げて攻撃する。投げると転がっていく物と、転がらずにすぐ壊れてしまう物がある。『スーパードンキーコングGB』では全て転がらずにすぐ壊れる。
DKバレル
パートナーのコングがやられた場合、やられたほうがこのタルの中に閉じ込められている。空中に浮いているものは中が空っぽでも触れると壊れる。「DK」の文字のマークが付いている。もしもパートナーがいない状態でボス戦に入ると必ずこれが出現し、コースに入った直後に強制的に壊してパートナーを加える(『スーパードンキーコングGB』ではこの描写は無いが、パートナーは自動的に加えられている)。
TNTバレル
TNTと書かれているタル。投げて何かに当たるか、いったん持って再度置くと爆発する。コングが爆発に巻き込まれることは無い。
タル大砲
入ると遠くまで飛んでいけるタル。入るとすぐに発射される自動式のと、ボタンを押して発射する手動式のものが有る。
自動式のは爆発マークが描かれており、ボーナスステージに行けるものもある。手動式のは何も描かれていない。
コンティニューバレル
無数の星が描かれているタル。このタルを壊しておくと、ミスしてしまってもここからやり直せる。『スーパードンキーコングGB』ではタルではなく外見がパネルになっている(コンティニュー・ポイント)。
セーブバレル
キャンディーコングの小屋にあり、入るとゲームデータをセーブ出来る。コンティニューバレルと同じデザイン。
ストップ・ゴーバレル
「GO」と「STOP」の文字が書かれているタル。触れるとロッククロックを石にさせる(STOPさせる)ことができる。ストップにしてから少し経つとGOになる。
オン・オフバレル
真っ暗な廃坑の照明を点ける(オンにする)ことができる。オンにしても少し経つとオフになる。
ワープバレル
SFC版は、一定のコースにある。GBA版は、ステージ2までのコースと「トリックトラックリフト」にある。隠し表示なので探すのに苦労することもある。中にはタルではないがワープバレルと同じ役割をもつ入口も存在する。
ボムバレル
『スーパードンキーコングGB』に登場。黒い爆弾が上に乗っているタル。但し武器として使ったり、トラップになっているわけではない。このタル自体を手に入れることが可能で、これを置いてあるステージでは取らないとゴールに入れない。マップ上の通路を塞ぐ岩をこれを使って破壊できる。一度手に入れた後も、再度同じコースで手に入れることが出来る。

タンク

鋼鉄製タンク
タルと同じように投げて使用するが、投げても壊れず、壁に当たると跳ね返る。跳ね返って転がってきたタンクの上に乗る事も出来、タンクに乗っているときは無敵である。
燃料タンク
トリックトラックリフトの燃料を増やすタンク。燃料タンクに描かれている赤丸の数(1・3・5個のいずれか)は、増える燃料の数を表している。

乗り物

コース中

トロッコ
洞窟の炭鉱にある。乗り込むと自動的に前へ進んでいく。このとき、プレイヤーが取れる行動はジャンプのみ。ジャンプ時の挙動が
  • トロッコごとジャンプする。
  • トロッコとは別にコングのみがジャンプ
の2種類ある。前者のタイプは敵を踏むことができない。
クラッシュが乗っていたり、レール上で脱線しているものもある。
エレベーター
工場の近くの洞窟で動いている。リフトの様な簡素な作りで、石炭を満載している。
一見、工場に石炭を運んでいるように見えるが、上から来るのも下から来るのも石炭を積んでいて、降ろされている形跡が無いので別の目的に使われているのかもしれない。
トリックトラックリフト
ベルトコンベアーの様なリフトで、一度上に乗ると自動的に終点までレールに沿って移動していく。
闇の入り江に登場するものは、燃料を補給し続けないと落下してしまう。
燃料式のものはリフトが最後までたどり着かないうちに燃料切れで落下した場合、足場にいても(置き去りにされて先に進めなくなった場合)1ミスとなる。
『スーパードンキーコングGB』ではリフトの幅が非常に狭い。空中迷路に登場するものは矢印が描かれており、リフトの上でジャンプすると移動する向きを変えることが出来る。

ファンキーコングのレンタル

ファンキーバレル
島中の行った事のある場所ならどこでもいける。旅客機にタルをはめ込んだデザインをしている。

足場となるもの

タイヤ
踏むと大きくジャンプできる。地面に半分埋まってたり宙に浮いてたり転がして持ち運ぶものとがある。
リフト
薄い板状のもの。矢印が描いてあり、乗ると矢印の方向に動く。規定の場所に来ると落ちていく。何故か敵やアイテムが乗ってても動かない。

その他

バナナ
100本集めれば1UPする。1本の物と、5、10本組のものがある。10本組はハンドスラップでよく出る。GBC版『ドンキーコング2001』では緑色のものの近くにシールが埋まっていて、ハンドスラップで出して取るとスクラップブックに写真が追加され、周辺機器のポケットプリンタで印刷もできる。
K・O・N・G パネル
4種類、それぞれの文字のパネルが、同じコース1枚ずつあり、それをすべて揃えれば1UP。ほかのコースに持ち越しすることはできない。『スーパードンキーコングGB』では1UPはしないが、全て揃えてからゴールするとセーブが可能になるという非常に重要なアイテムとなっている。
ライフバルーン
ドンキーの顔をかたどった風船。赤が1UP、緑が2UP、青が3UPで、この順に出現度が下がる。風船なので早く取らないと上へ飛んでいってしまい、取れなくなる。『スーパードンキーコングGB』では画面が白黒なので登場するバルーンは1UPのみとなっている。
アニマルコンテナ
アニマルフレンドが中にいる箱。踏みつけなどで攻撃すると壊すことができ、箱の絵に描いてあったアニマルフレンドに乗ることができる。スコークスの場合はコンテナを壊したと同時に独自に動き出す。
トークン
アニマルフレンドの形をしている黄金色の物。ほかのコースに持ち越せる。3つ取るとそのアニマルフレンドがミニトークンを制限時間内にたくさん集めるボーナスステージが始まる。この中では100個集めるごとに1UPする。終わるとステージの初めかコンテニューバレル(ボーナスステージは除く)まで戻される。
タイトル画面の前のシーンで隠しコマンドを入力すると、ひたすらボーナスステージをプレイし続けるモードに突入する。もしも一度クリアしたことのあるステージでゲームオーバーになった場合、その直後にこのモードに突入すると、このモードの専用ステージから通常通りポーズ中にセレクトボタンを押すことで、ゲームオーバーになったステージから再開することが出来る。
ビックトークン
トークンボーナスステージに出る特殊なアイテム。取ると持っているミニトークンの数が倍になる。
コングトークン
『スーパードンキーコングGB』のアイテムで、コングの顔の刻まれたコイン。あるボーナスゲームで、コインの数だけ1UPチャンスがある。
ゴール
『スーパードンキーコングGB』のコースにあるゴール地点で、渦巻きの模様が書かれているパネル。ここに飛び込むとステージクリアとなり、KONGパネルを揃えているならば直後にセーブが出来る。通常はステージの終点にあることが殆どだが、意外な場所にもう一つゴールのあるステージも中には存在する。
『スーパードンキーコングGB』のみに登場。足場になるが、一度乗ると崩れてしまう。
カメラ
GBA版に登場。おもに敵キャラクターなどの上にあり、その敵キャラを倒すとスクラップブックに写真が追加される。写真の場所はクランキーがヒントを教えてくれる。
達成率
ステージクリア、ステージ内のボーナスステージクリアで増えていき、101%を達成するのが目的(『スーパードンキーコングGB』では100%まで)。ボーナスステージを全て見つけた場合にはステージ名に「!」がつく(『スーパードンキーコングGB』ではマップ上のステージがあるポイントに「!」がつく)。GBA版ではKONGパネルとスクラップブックも対象になっている。

変更点

リメイク版になると、いくつか変更したところがある。

  • 最大の変更点は二人(ドンキーコングとディディー)がいるとき、空中のDKバレルは壊れなくなった。
  • KONGパネルが大きくなり回転している。
  • ライフアップバルーンが上がるスピードが速くなった。(ただしスピードが遅い赤バルーンを除く)また、バルーンを取ったときの効果音も変わった。
  • 鋼鉄製タンクは着地した同時に埋っているアイテムが出てこなくなった。
  • 「ロープジャングル」の背景が変更された。(SFC版では、雷が鳴るたびに背景が白く光った。GBA版では背景が白く雷は効果音のみとされている。)
  • 敵の声が変わっている。
  • ディディーの声が変わった。(ちなみに、後に発売されたスーパードンキーコング2の声と同じものになった。)
  • ゴールしたキャラを変えることが出来るようになった。
  • マンキーコングはどのタイミングで攻撃しても1度の攻撃で倒せる。
  • 「ノーティのいせき2」と「クランボーのうみ」の位置が変わった。
  • クラップトラップは、背後からのローリングアタックが有効になった。
  • ロッククロックは、ローリングアタックをしてもダメージを受けるようになった。
  • ボーナスステージに行くことのできるタル大砲には「B」の文字が入り、シリーズ他作品と統一された。
  • ボーナスステージに入る前に内容が表示されるようになった。
  • ショートカットをするとショートカット専用のコースが追加された。
  • トークンボーナスステージの変更点
    • ボーナスステージ内でトークンボーナスステージが始ると、スタートかコンティニューバレルまで戻るようになった。
    • タイムの減少が1つに統一された。

脚注

  1. ^ (英語) Frank Provo (2003年6月11日). “Donkey Kong Country Review”. GameSpot. 2007年11月4日閲覧。

関連項目

  • David Wise - BGM作曲担当(英語版Wikipedia)

外部リンク