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「中京都構想」の版間の差分

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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[大阪都構想]]
* [[大阪都構想]]

== 外部リンク ==
*[http://www.ohmura.ne.jp/ 大村秀章公式サイト]
**[http://www.ohmura.ne.jp/atj_manifest.pdf 日本一愛知の会マニフェスト] (PDF)
**[http://www.ohmura.ne.jp/commitment_101206.pdf 12/6出馬表明時資料] (PDF)


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2011年1月14日 (金) 02:49時点における版

中京都構想(ちゅうきょうとこうそう)とは、愛知県を廃止して「中京都」を設置し、名古屋市と一体化を進めることで、権限強化と行政効率化を図る構想のこと。

2010年12月6日国会議員大村秀章によって、翌年の愛知県知事選挙への出馬表明会見の際に初めて提唱され[1]、その盟友である名古屋市長の河村たかしもこれに賛同している。

具体的内容

  • 愛知県と名古屋市を合体し、中京都を創設する[2]

大阪都構想との関係

中京都構想は、大阪府知事である橋下徹および大阪維新の会によって提唱されている「大阪都構想」と連動した構想だと言える。現に、2010年12月20日、大村・河村両氏が大阪維新の会の全体会議に出席し、協力・連携を確認している[3]

橋下大阪府知事はここで、「われわれは平成の薩長同盟東京都中京都大阪都の3都で日本を引っ張るエンジンになろう」[3]と述べている。

橋下知事が「遅くとも2045年平成57年)には3大都市圏がリニアにより67分で結ばれ、世界で例を見ない大経済圏ができる。それを見据えた国家戦略を共に発信したい」[3]と述べたことからもわかるように、中京都構想と大阪都構想は、それぞれの地域の効率化・国際競争力強化に留まらず、JR東海が進めているリニアモーターカー方式の中央新幹線が、東京・名古屋・大阪の三都三大都市圏)を67分でつなぐ時代を見据えつつ、国家全体の牽引と効率化・国際競争力強化まで考えた構想だと言える。

なお、大阪都構想が、大阪府内の政令指定都市である大阪市堺市を廃止して東京23区(かつての東京市)と同じ特別区(大阪20区)へと移行させることを目指しているのに対して、中京都構想は名古屋市を存続させるものになっているが、これに関して、橋下大阪府知事は「地政学的な理由もあり、手法は若干違うが、理念はまったく同じ」[3]と理解を示している。

脚注・出典

関連項目

外部リンク