コンスタンティノープル

コンスタンティノポリス（Constantinopolis）は、コンスタンティノープルともいい、コンスタンティヌス1世が建設したローマ帝国第2の首都、東ローマ帝国 (ビザンツ帝国) の首都。コンスタンティヌス帝自身は、この都市をノウァ・ローマ（新ローマ）と名づけたが、普及しなかった。古くは古代ギリシア以来のビザンティオンという街であり、後にはオスマン帝国の首都イスタンブールとなる。この名前はギリシャ語の "stin poli" 「都市に」から取られ、ギリシャ人が「都市の中の都市」と呼んだことに由来する。

コンスタンティノープル防衛戦

コンスタンティノポリスは長大、強力な城壁の守りによって知られ、ビザンツ帝国の長い歴史を通じて攻撃をたびたび跳ね返した。陥落の経験は以下の三度である。

1204年に、ベネチアの依頼を受けた第四回十字軍が急襲して占領した。十字軍はラテン帝国を建てた。

1261年に、ビザンツの後継国家であるニカイア帝国の軍隊が、守備兵不在中の都市を攻撃して占領した。

1453年にコンスタンティノープルはオスマン帝国の攻撃を受けた。大型の大砲を用い、軍艦を陸送する大規模な攻囲を行なった。5月29日に、閉め忘れた城門からオスマン軍が侵入して、コンスタンティノープルは陥落し、ビザンツ帝国は滅んだ。