コンテンツにスキップ

「素敵じゃないか」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
9851M (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''素敵じゃないか'''('''すてき-'''、'''Wouldn't It Be Nice''')は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ロックバンド]]、[[ザ・ビーチ・ボーイズ]]の楽曲。[[1966年]]発表のアルバム『[[ペット・サウンズ]]』に収録。『[[神のみぞ知る]]』との[[レコード#A面/B面|カップリング]]でシングルとしても発売され、全米8位の売上を記録した。
'''素敵じゃないか'''('''すてき-'''、'''Wouldn't It Be Nice''')は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ロックバンド]]、[[ザ・ビーチ・ボーイズ]]の楽曲。[[1966年]]発表のアルバム『[[ペット・サウンズ]]』に収録。『[[神のみぞ知る]]』との[[レコード#A面/B面|カップリング]]でシングルとしても発売され、全米8位の売上を記録した。


クリーンな[[エレクトリック・ギター]]([[12弦ギター|12弦]]に聴こえるが、[[ブライアン・ウィルソン]]の談によると、6弦を2回重ねているという)によるきらめくような[[導入部|イントロ]]が特徴。恋する人と結婚し、共に暮らせたら「素敵じゃないか」と問いかけるストレートな[[ラブソング]]である。
クリーンな[[エレクトリック・ギター]]([[12弦ギター|12弦]]に聴こえるが、[[ブライアン・ウィルソン]]の談によると、6弦を2回重ねているという)による、煌めくような[[導入部|イントロ]]が特徴。恋する人と結婚し、共に暮らせたら「素敵じゃないか」と問いかけるストレートな[[ラブソング]]である。


なお、[[ライヴ]]ではブライアンに代わって[[アル・ジャーディン]]、後に[[カール・ウィルソン]]が[[ボーカル|リードヴォーカル]]を担当した。
なお、[[ライヴ]]ではブライアンに代わって[[アル・ジャーディン]]、後に[[カール・ウィルソン]]が[[ボーカル|リードヴォーカル]]を担当した。


[[1986年]]リリースのベスト盤『メイド・イン・USA』と[[1989年]]リリースのアルバム『[[スティル・クルージン]]』には、ブライアンとマイクのヴォーカルが別テイクで、よりラウドにミックスされたヴァージョンが収録されている。このヴァージョンは『[[ペット・サウンズ・セッションズ]]』には収録されていない。
[[1986年]]リリースのベスト盤『メイド・イン・USA』と[[1989年]]リリースのアルバム『[[スティル・クルージン]]』には、ブライアンとマイクのヴォーカルが別テイクで、よりラウドにミックスされたヴァージョンが収録されている。このヴァージョンは『[[ペット・サウンズ・セッションズ]]』には収録されていない。


[[1997年]]、『ペット・サウンズ・セッションズ』にてステレオ・ヴァージョンが初めて発表された。ミドルのリード・ヴォーカルがブライアンに差し換わっていることで大きな反響を呼んだが、2001年の『ペット・サウンズ(モノ+ステレオ)』リリースの際、モノ・ヴァージョンと同じマイクのリードに戻された。けれどもブライアンがリードのヴァージョンは、2003年発表の『ペット・サウンズ』DVDに収録のステレオ及び5.1サラウンド・ミックスにて踏襲された。
[[1997年]]、『ペット・サウンズ・セッションズ』にてステレオ・ヴァージョンが初めて発表された。ミドルのリード・ヴォーカルがブライアンに差し換わっていることで大きな反響を呼んだが、2001年の『ペット・サウンズ(モノ+ステレオ)』リリースの際、モノ・ヴァージョンと同じマイクのリードに戻された。けれどもブライアンがリードのヴァージョンは、2003年発表の『ペット・サウンズ』DVDに収録のステレオ及び5.1サラウンド・ミックスにて踏襲された。


[[2013年]][[1月]]現在、[[ゴールドクレスト]]のマンションCMに起用されている。
[[2013年]][[1月]]現在、[[ゴールドクレスト]]のマンションCMに起用されている。

2013年1月13日 (日) 05:34時点における版

素敵じゃないかすてき-Wouldn't It Be Nice)は、アメリカロックバンドザ・ビーチ・ボーイズの楽曲。1966年発表のアルバム『ペット・サウンズ』に収録。『神のみぞ知る』とのカップリングでシングルとしても発売され、全米8位の売上を記録した。

クリーンなエレクトリック・ギター12弦に聴こえるが、ブライアン・ウィルソンの談によると、6弦を2回重ねているという)による、煌めくようなイントロが特徴。恋する人と結婚し、共に暮らせたら「素敵じゃないか」と問いかけるストレートなラブソングである。

なお、ライヴではブライアンに代わってアル・ジャーディン、後にカール・ウィルソンリードヴォーカルを担当した。

1986年リリースのベスト盤『メイド・イン・USA』と1989年リリースのアルバム『スティル・クルージン』には、ブライアンとマイクのヴォーカルが別テイクで、よりラウドにミックスされたヴァージョンが収録されている。このヴァージョンは、『ペット・サウンズ・セッションズ』には収録されていない。

1997年、『ペット・サウンズ・セッションズ』にてステレオ・ヴァージョンが初めて発表された。ミドルのリード・ヴォーカルがブライアンに差し換わっていることで大きな反響を呼んだが、2001年の『ペット・サウンズ(モノ+ステレオ)』リリースの際、モノ・ヴァージョンと同じマイクのリードに戻された。けれどもブライアンがリードのヴァージョンは、2003年発表の『ペット・サウンズ』DVDに収録のステレオ、及び5.1サラウンド・ミックスにて踏襲された。

2013年1月現在、ゴールドクレストのマンションCMに起用されている。

クレジット