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「歩掛」の版間の差分

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2015年12月3日 (木) 15:11時点における版

歩掛 (ぶがかり) とは、ある作業を行う場合の単位数量または、ある一定の工事に要する作業手間ならびに作業日数を数値化したもののこと。

概要

土木工事及び建築工事といった建設工事などの積算の際、歩掛に対応する職種の労務単価を乗じ、場合によってはそれに諸費を追加して価格を算出し、工事費用の根拠とする。

たとえば、1m四方の穴を人力で掘る場合、普通作業員と呼ばれる作業員が3人、6時間かかるという場合、3×6=のべ18時間、1日の労働時間を8時間として18/8=2.25, その結果を受けて普通作業員2.25人工(にんく)といういい方をする。

国土交通省が毎年度制定している国土交通省公共建築工事標準積算基準に掲載される歩掛りは、日本の建設業における建築工事の積算基準となっている[1]

関連項目

脚注

  1. ^ 建築工事積算の主流は、公共建築工事標準単価積算基準にある標準単価での積算である。