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File:Cephalanthera longibracteata in Mt.Mitake,Sasayama 笹葉銀蘭、御嶽(篠山市) DSCF3843.jpg
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'''ササバギンラン'''(笹葉銀蘭、学名:''Cephalanthera longibracteata'' )は、[[ラン科]][[キンラン属]]の[[多年草]]。


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[[File:Cephalanthera longibracteata in Mt.Mitake,Sasayama 笹葉銀蘭、御嶽(篠山市) DSCF3843.jpg|thumb|240px|left|登山道に咲く[[ササバギンラン]]([[御嶽 (兵庫県)]])]]
==特徴==
==特徴==
[[根茎]]は短いが、根は細く長い。[[茎]]は直立し、高さは30-50cmになる。[[葉]]は6-8個が茎に互生し、形は卵状披針形で、長さ7-15cm、幅1.5-3cmで先端は尖り、基部は茎を抱く。葉の裏面、縁および花序に白色の短毛状突起がある。
[[根茎]]は短いが、根は細く長い。[[茎]]は直立し、高さは30-50cmになる。[[葉]]は6-8個が茎に互生し、形は卵状披針形で、長さ7-15cm、幅1.5-3cmで先端は尖り、基部は茎を抱く。葉の裏面、縁および花序に白色の短毛状突起がある。



2016年6月17日 (金) 11:39時点における版

ササバギンラン
2015年5月 福島県会津地方
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
亜綱 : ユリ亜綱 Liliidae
: ラン目 Orchidales
: ラン科 Orchidaceae
: キンラン属 Cephalanthera
: ササバギンラン
Cephalanthera longibracteata
学名
Cephalanthera longibracteata Blume
和名
ササバギンラン(笹葉銀蘭)

ササバギンラン(笹葉銀蘭、学名:Cephalanthera longibracteata )は、ラン科キンラン属多年草

登山道に咲くササバギンラン御嶽 (兵庫県)

特徴

根茎は短いが、根は細く長い。は直立し、高さは30-50cmになる。は6-8個が茎に互生し、形は卵状披針形で、長さ7-15cm、幅1.5-3cmで先端は尖り、基部は茎を抱く。葉の裏面、縁および花序に白色の短毛状突起がある。

花期は5-6月で、白色の穂状花序に数個つける。花の下にある葉状のが目立ち、下部の1-2個の苞は花序より長い。萼片は長さ11-12mm、側花弁は萼片より短く、唇弁の基部は距となって突出する。

ギンランに似るが、ギンランは葉より花序が高くなるが、ササバギンランは花序より葉が高い位置にくるか同じ高さとなる。また、ギンランより全体に大型になる。

分布と生育環境

日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の樹林下に自生する。アジアでは朝鮮、中国東北部に分布する。

下位分類

  • ニシダケササバギンラン Cephalanthera longibracteata Blume f. lurida Hayashi –花が汚黄褐色で八ヶ岳西岳でみつけられた。

近縁種

  • キンラン Cephalanthera falcata (Thunb.) Blume –絶滅危惧II類(VU)。
  • ギンラン Cephalanthera erecta (Thunb.) Blume

参考文献