「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の版間の差分
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:たとえどのような閉鎖的あるいは絶体絶命の環境におかれても、すんなりと情報収集や脱出を行う人物として描かれ、テレビ版よりも強力なキャラクターになっている。 |
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: 演 - [[ブラッドレイ・クーパー]]、吹替 - [[堀内賢雄]] |
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:英語ではテレビ版同様"フェイスマン"のまま表記。根回しが得意で刑務所であっても厚待遇を受け、どんなときにも必要なものを手配する物資調達のカリスマ。ただし女性関係のトラブルがたえず、作戦全体を何度か危機に陥れる面もある。 |
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; “B.A.”B.A.バラカス軍曹 |
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: 演 - [[クイントン・ジャクソン]]、吹替 - [[乃村健次]] |
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:本作では飛行機恐怖症になった経緯が描かれており、好物である[[ココナツカレー]]の[[タプナード]]と[[トースト]]を目にすると途端に機嫌を直す描写もある。服役中に[[アヒンサー|非暴力]]を学び、一時的に無抵抗となるが、ハンニバルが[[マハトマ・ガンディー]]の[[マハトマ・ガンディー#非暴力|言葉「臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう」]]を借りて説得することになった。彼の愛車でAチームの象徴であるGMCバンも登場、テレビ版と同様マードックのせいでバンが潰されてしまう。 |
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; “マードック”H・M・マードック大尉 |
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: 演 - [[シャールト・コプリー]]、吹替 - [[多田野曜平]] |
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:原作よりもさらに狂った人物として描かれており、空中戦の際は大はしゃぎして飛行機を無茶に操縦し、チーム全員に冷や汗をかかせバラカスには深刻な[[トラウマ]]を植え付けたトラブルメーカー。演じるコプリー([[南アフリカ]]出身)のネタとして、マードックとバラカスの偽造パスポートが入れ替わり、[[イスラエル]]出身のはずが[[タンザニア]]国籍にされてしまったトラブルの際、[[スワヒリ語]]をすんなりと話して切りぬけるシーンがある。 |
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; リンチCIA調査官<ref>役柄こそ異なるものの、テレビ版にも同名の登場人物が存在している。</ref>(ヴァンス・バリス) |
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: 演 - [[パトリック・ウィルソン]]、吹替 - [[木下浩之]] |
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* ドイツ人医師: [[ドワイト・シュルツ]]<ref name="fukikae2">テレビ版でマードックを演じていた俳優</ref> |
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| “ハンニバル”ジョン・スミス || [[リーアム・ニーソン]] || [[菅生隆之]] |
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| “フェイス”テンプルトン・ペック || [[ブラッドレイ・クーパー]] || [[堀内賢雄]] |
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| “B.A.”B.A.バラカス || [[クイントン・ジャクソン]] || [[乃村健次]] |
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| “マードック”H・M・マードック || [[シャールト・コプリー]] || [[多田野曜平]] |
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| ラッセル・モリソン || [[ジェラルド・マクレイニー]] || [[羽佐間道夫]]<ref>テレビ版ではハンニバルの吹き替えを担当していた</ref><ref>テレビシリーズへの敬意を払って日本語吹き替え版のエンディングで「道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する〜」というお馴染みの台詞を担当している。これは日本語版独自の仕様である。</ref> |
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| ペンサコーラの囚人 || [[ダーク・ベネディクト]]<ref name="fukikae1" /> || [[安原義人]]<ref>テレビ版でもダーク・ベネディクト=フェイスの吹き替えを担当していた。</ref> |
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===カメオ出演=== |
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テレビ版でフェイスマンを演じた[[ダーク・ベネディクト]]とマードックを演じた[[ドワイト・シュルツ]]が[[カメオ出演]]している。日本語吹替版の方でも、テレビ版でハンニバルの声を演じた[[羽佐間道夫]]とフェイスマンの声を演じた[[安原義人]]がカメオ出演しており、特に安原は当時と同じくダーク・ベネディクトの吹き替えを担当している。また、羽佐間はエンディングで、テレビシリーズの日本語吹替版オープニングの「道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する〜」という御馴染みの台詞を披露している。 |
テレビ版でフェイスマンを演じた[[ダーク・ベネディクト]]とマードックを演じた[[ドワイト・シュルツ]]が[[カメオ出演]]している。日本語吹替版の方でも、テレビ版でハンニバルの声を演じた[[羽佐間道夫]]とフェイスマンの声を演じた[[安原義人]]がカメオ出演しており、特に安原は当時と同じくダーク・ベネディクトの吹き替えを担当している。また、羽佐間はエンディングで、テレビシリーズの日本語吹替版オープニングの「道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する〜」という御馴染みの台詞を披露している。これは日本語版独自の仕様である。 |
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== DVD・BD == |
== DVD・BD == |
2016年7月23日 (土) 23:19時点における版
特攻野郎Aチーム THE MOVIE | |
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The A-Team | |
監督 | ジョー・カーナハン |
脚本 |
スキップ・ウッズ ブライアン・ブルーム ジョー・カーナハン |
原作 |
キャラクター創造 スティーブン・J・キャネル フランク・ルポ |
製作 |
スティーブン・J・キャネル ジュールズ・デイリー アレックス・ヤング イアイン・スミス スパイク・セルディン トニー・スコット |
製作総指揮 |
リドリー・スコット マーク・シルベストリ ロス・ファンガー |
出演者 |
リーアム・ニーソン シャールト・コプリー |
音楽 | アラン・シルヴェストリ |
撮影 | マウロ・フィオーレ |
編集 |
ロジャー・バートン ジム・メイ |
製作会社 |
デューン・エンターテインメント トップ・カウ・プロダクション スコット・フリー・プロダクションズ |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
2010年6月11日 2010年8月20日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $110,000,000[1] |
興行収入 |
$77,222,099[1] $177,238,796[1] |
『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(とっこうやろうエーチーム ザ・ムービー、原題: The A-Team)は、2010年のアメリカ合衆国の映画。アメリカのテレビドラマシリーズ『特攻野郎Aチーム』の劇場版である。
キャッチコピーは「デカいことヤローぜ。」、「一人でも最強、チームなら無敵。」。原語版では「THERE IS NO PLAN B.(B案はない)」。
ストーリー
湾岸戦争で鳴らした特殊部隊「Aチーム」ことアルファ部隊[2]のメンバー4人は、イラク戦争で再応召。戦争末期、CIAによってもたらされた「バグダッドで活動するゲリラが『USドル紙幣の偽造原版』と大量の偽札を持って逃亡しようとしている」という情報から上官の命令でゲリラを討ち、偽造原版を手に入れた。しかし回収作戦直後に上官は爆死し、偽造原版は混乱の中で何者かによって持ち去られてしまう。Aチームは、何者かによって、上官殺害と偽造原版横領の罪を押し付けられ、特別刑務所での10年間の懲役を言い渡される。しかし、4人は脱獄。当局の追跡をかわしながら、自分達をハメた黒幕に迫っていく。
キャスト
- “ハンニバル”ジョン・スミス大佐
- 演 - リーアム・ニーソン、吹替 - 菅生隆之
- たとえどのような閉鎖的あるいは絶体絶命の環境におかれても、すんなりと情報収集や脱出を行う人物として描かれ、テレビ版よりも強力なキャラクターになっている。
- “フェイス”テンプルトン・ペック中尉
- 演 - ブラッドレイ・クーパー、吹替 - 堀内賢雄
- 英語ではテレビ版同様"フェイスマン"のまま表記。根回しが得意で刑務所であっても厚待遇を受け、どんなときにも必要なものを手配する物資調達のカリスマ。ただし女性関係のトラブルがたえず、作戦全体を何度か危機に陥れる面もある。
- “B.A.”B.A.バラカス軍曹
- 演 - クイントン・ジャクソン、吹替 - 乃村健次
- 本作では飛行機恐怖症になった経緯が描かれており、好物であるココナツカレーのタプナードとトーストを目にすると途端に機嫌を直す描写もある。服役中に非暴力を学び、一時的に無抵抗となるが、ハンニバルがマハトマ・ガンディーの言葉「臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう」を借りて説得することになった。彼の愛車でAチームの象徴であるGMCバンも登場、テレビ版と同様マードックのせいでバンが潰されてしまう。
- “マードック”H・M・マードック大尉
- 演 - シャールト・コプリー、吹替 - 多田野曜平
- 原作よりもさらに狂った人物として描かれており、空中戦の際は大はしゃぎして飛行機を無茶に操縦し、チーム全員に冷や汗をかかせバラカスには深刻なトラウマを植え付けたトラブルメーカー。演じるコプリー(南アフリカ出身)のネタとして、マードックとバラカスの偽造パスポートが入れ替わり、イスラエル出身のはずがタンザニア国籍にされてしまったトラブルの際、スワヒリ語をすんなりと話して切りぬけるシーンがある。
- キャリサ・ソーサ大尉
- 演 - ジェシカ・ビール、吹替 - 岡寛恵
- リンチCIA調査官[3](ヴァンス・バリス)
- 演 - パトリック・ウィルソン、吹替 - 木下浩之
- ブロック・パイク
- 演 - ブライアン・ブルーム、吹替 - 山路和弘
- ラッセル・モリソン将軍
- 演 - ジェラルド・マクレイニー、吹替 - 羽佐間道夫
- 国務長官
- 演 - ヘンリー・ツェニー
- ペンサコーラの囚人
- 演 - ダーク・ベネディクト[4]、吹替 - 安原義人
- ドイツ人医師
- 演 - ドワイト・シュルツ[5]、吹替 - 多田野曜平[6]
製作
1990年代半ばより、映画化が企画され、いくつものストーリー原案が挙がっていた。プロデューサーのスティーブン・J・キャネルは、ストーリーの背景に湾岸戦争を組み込んで設定を大きくすることを望んでいた[7]。当初はジョン・シングルトンが監督に選ばれていたが、2008年10月にプロジェクトから外れた[8]。
スタッフ
- 音楽: アラン・シルヴェストリ
- テーマ曲: マイク・ポスト、ピート・カーペンター
カメオ出演
テレビ版でフェイスマンを演じたダーク・ベネディクトとマードックを演じたドワイト・シュルツがカメオ出演している。日本語吹替版の方でも、テレビ版でハンニバルの声を演じた羽佐間道夫とフェイスマンの声を演じた安原義人がカメオ出演しており、特に安原は当時と同じくダーク・ベネディクトの吹き替えを担当している。また、羽佐間はエンディングで、テレビシリーズの日本語吹替版オープニングの「道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する〜」という御馴染みの台詞を披露している。これは日本語版独自の仕様である。
DVD・BD
日本
20世紀フォックス より2011年1月7日にDVD、DVD+BDセット、Amazon.co.jp限定版のBDが発売された。BD版では「無敵バージョン」として劇場公開版よりも15分長く本編が収録されている。また、BD版・DVD版いずれにもテレビシリーズでハンニバル役の吹き替えを担当した羽佐間道夫によるオーディオコメンタリー「ザ・Aチーム談義」が収録されている。Amazon.co.jp限定盤はパッケージがスチールブック仕様のケースとなっている。
DVD+BDセットは2011年1月17日付オリコンBDランキングで、2万枚を売り上げ初登場1位となった[9]。
脚注
- ^ a b c “The A-Team (2010)” (英語). Box Office Mojo. 2011年5月5日閲覧。
- ^ テレビシリーズでは第5特殊部隊グループ(ベレーフラッシュは黒に赤線入り黄帯のレジメンタル)だったが、映画版では第7特殊部隊グループ(ベレーフラッシュは赤一色)。
- ^ 役柄こそ異なるものの、テレビ版にも同名の登場人物が存在している。
- ^ テレビ版でフェイスを演じていた俳優
- ^ テレビ版でマードックを演じていた俳優
- ^ テレビ版でドワイト・シュルツ=マードックの吹き替えを担当していたのは富山敬であるが、故人となっている。
- ^ A-Team Movie Update, September 4, 2006
- ^ “Singleton Quits A-Team Movie”. Imdb.com. 2009年6月9日閲覧。
- ^ 特攻野郎Aチーム:BD総合ランキングで初登場首位 オリコン,毎日新聞,2011年1月12日