「サトシ (アニメポケットモンスター)」の版間の差分
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ポケモンのことを「トモダチ」と呼び、「ポケモンの心の声が聞こえる」という力を持つとされるNには、自身とは相反する考えを持ちながらも、対面当初から強い興味を持っているようで、再会を誓ったり、目的地が同じことから同行を提案している。また、Nの方もピカチュウと強い絆で結ばれ、[[ゼクロム]]と出会ったサトシに対し強い興味を持っている。 |
ポケモンのことを「トモダチ」と呼び、「ポケモンの心の声が聞こえる」という力を持つとされるNには、自身とは相反する考えを持ちながらも、対面当初から強い興味を持っているようで、再会を誓ったり、目的地が同じことから同行を提案している。また、Nの方もピカチュウと強い絆で結ばれ、[[ゼクロム]]と出会ったサトシに対し強い興味を持っている。 |
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各シリーズのヒロインとは喧嘩する事もあるが、普段は仲は良く、互いに協力しながら旅をしており<ref>新人だったハルカとヒカリ、セレナに対しては良き先輩としての対応も見られた。</ref>、お互いに大事な思い出として、旅を終えた後も交流を続けている<ref>BFでカスミから陣中見舞いとしてルアーを貰ったり、DPでハルカから[[ヒメグマ]]の木彫りを貰ったり、コンテストで分け合ったリボンを携帯している。BWでヒカリと再開した際、8個のバッジをゲットしたことを知っていた。</ref>一方、各ヒロインと仲はいいものの、セレナ以外のメインヒロインにはお互いに恋愛感情を抱いていない<ref>XY25話で、セレナの想いに気づいていたミルフィに「将来サトシのお嫁さんになってくれる人はいるの」と聞かれた際に「いない」と返答した。サブヒロインやゲストには後述の様に何名かいた模様</ref>。また、後述のように自身の恋愛感情自体を含めて疎い。 |
各シリーズのヒロインとは喧嘩する事もあるが、普段は仲は良く、互いに協力しながら旅をしており<ref>新人だったハルカとヒカリ、セレナに対しては良き先輩としての対応も見られた。</ref>、お互いに大事な思い出として、旅を終えた後も交流を続けている<ref>BFでカスミから陣中見舞いとしてルアーを貰ったり、DPでハルカから[[ヒメグマ]]の木彫りを貰ったり、コンテストで分け合ったリボンを携帯している。BWでヒカリと再開した際、8個のバッジをゲットしたことを知っていた。</ref>一方、各ヒロインと仲はいいものの、セレナ以外のメインヒロインにはお互いに恋愛感情を抱いていない<ref>XY25話で、セレナの想いに気づいていたミルフィに「将来サトシのお嫁さんになってくれる人はいるの」と聞かれた際に「いない」と返答した。サブヒロインやゲストには後述の様に何名かいた模様</ref>。また、後述のように自身の恋愛感情自体を含めて疎く、セレナの本心にすら直接告白・キスされるまで気付いていかなかった。セレナとの別れ際には彼女からキスをされた際は、若干驚いたが彼女の行動に対し笑顔を見せた<ref>劇場版でも別キャラクターにキスされたことがあったがこれらは呆然して終わっている。</ref>。 |
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セレナとの別れ際は突然キスをされて、恐怖に後ずさりし呆然としていた。シトロンも突然セレナがサトシにキスしたのを見て、顔を赤くしセレナを止めようとする仕草を見せた。その後、セレナがありがとうと言ったので、笑顔を取り戻し見送った。 |
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タケシは2度にわたってジム戦で対峙して以降、トレーナーとしての頼れる先輩であり、長い間旅を共にした親友でもある。AGやDPにおいては付き合いの長さを感じさせるシーンがいくつか見られ、旅の終わりの際には同じカントー出身の為、この2人の別れで締めくくっている<ref>『ベストウイッシュ』のDVD第1巻の特典映像で、サトシを演じる松本が印象に残るシーンとしてDP最終回のサトシとタケシの別れを挙げている。</ref>。旅でも様々な面で頼りにしているため、AGやDPで一時留守にしていた際、「こんな時タケシさえいれば」と嘆いていた時もある。 |
タケシは2度にわたってジム戦で対峙して以降、トレーナーとしての頼れる先輩であり、長い間旅を共にした親友でもある。AGやDPにおいては付き合いの長さを感じさせるシーンがいくつか見られ、旅の終わりの際には同じカントー出身の為、この2人の別れで締めくくっている<ref>『ベストウイッシュ』のDVD第1巻の特典映像で、サトシを演じる松本が印象に残るシーンとしてDP最終回のサトシとタケシの別れを挙げている。</ref>。旅でも様々な面で頼りにしているため、AGやDPで一時留守にしていた際、「こんな時タケシさえいれば」と嘆いていた時もある。 |
2018年5月12日 (土) 09:11時点における版
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サトシ | |
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ポケットモンスターのキャラクター | |
登場(最初) | 第1話「ポケモンきみにきめた!」 |
声優 |
松本梨香 ヴェロニカ・タイラー(英語版・1998年 - 2006年) サラ・ナトチェニー(英語版・2006年以降) |
プロフィール | |
年齢 | 10歳 |
性別 | 男性 |
肩書き | ポケモントレーナー |
親戚 | ハナコ(母) |
サトシは、ゲームフリークのゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優は松本梨香。
プロフィール
- 出身地:カントー地方・マサラタウン
- 職業:ポケモントレーナー
- 年齢:10歳
- 登場時期[注 1]:全シリーズ
- 主な経歴(ポケモンリーグ編)
- ポケモンリーグ・セキエイ大会:ベスト16
- オレンジリーグ:名誉トレーナー認定
- ジョウトリーグ・シロガネ大会:ベスト8
- ホウエンリーグ・サイユウ大会:ベスト8
- シンオウリーグ・スズラン大会:ベスト4[注 2]
- イッシュリーグ・ヒガキ大会:ベスト8
- カロスリーグ・ミアレ大会:準優勝
- 主な経歴(ポケモンバトル編)
- P-1グランプリ(格闘ポケモンバトル):優勝
- ケンタロスバトル(途中乱入):勝利
- 草ポケモントーナメント:準優勝
- ポケモン相撲大会(ミノリ島祝賀祭含む):優勝
- うずまきカップ(水ポケモンバトル):ベスト16
- バトルフロンティア:完全制覇(フロンティアブレーン候補)
- ヨスガシティ・ポケモンタッグバトル大会:優勝
- ライモンタウン・ドンバトル:準優勝
- トアルタウン・ドンナマイト:ベスト4
- カゴメタウン・ポケモンワールドトーナメントジュニアカップ:準優勝
- 船上・マリンカップトーナメント:優勝
- ホタチ島・ホタチキング決定戦:失格[1]
- バトルシャトー爵位:バロン
- ロイヤルドーム・バトルロイヤル:出場
- 主な経歴(ポケモンコンテスト編)
- ポケモンコンテスト・コトブキ大会:ベスト8
- ミクリカップ:ベスト8
- 主な経歴(その他)
- ポケモンレース(代理出場):優勝
- 消防グランプリ(特別出場):1回戦敗退
- 自然公園・虫取り大会:優勝
- アズマオウ・フィッシング大会:出場
- ポケモン気球大会:優勝
- ポケモンライド大会:優勝
- からくり屋敷大会:出場
- ポケリンガクロスゲート大会:優勝
- ポプリ島ポケモンオリエンテーリング大会:出場
- トネリコタウンお祭りコンテスト:ハルカとダブル優勝
- ポケモンなりきり大会:最終審査進出
- ヨスガコレクション:特別賞(ユニーク賞)
- ポケリンガウインドタウン大会:優勝
- ポケモンピンポン・タツナミ大会:1回戦敗退
- ツバキタウン・ポケスロン大会:準優勝
- ポケモンスカイリレー大会:準優勝
- メレメレ島ポケモンパンケーキレース:準優勝[2]
- デンヂムシレース・コケコカップ:優勝[3]
- ラナキラマウンテン・ポケゾリジャンプ大会:出場
- 主な経歴(劇場版)
- アルトマーレ・水上レース:コースアウト
- オルドラン城・バトル大会:優勝
- ネーベル平原・名誉ポケモン
各国の日本国外名
人物
アニメシリーズ本編の主人公[注 3]。「ポケモンマスター」を目指して旅をする10歳の少年。
ポケモントレーナーを志すようになったのは、幼い頃に野生のポケモンを探しに入った森で迷子になり、突然降りだした雨をやり過ごす為に野生のポケモン達と木陰で雨宿りした時に、「ポケモントレーナーになって、ポケモン達と一緒に冒険をしたい」という夢を持ったのがきっかけである。他にもDP138話では「早くポケモントレーナーになりたい」というトレーナーになる前の回想シーンがある。
一人称は「俺」。自己紹介の際は「マサラタウンのサトシ」と言っていたが、DP以降は「マサラタウンの」と言うことが少なくなった。ポケモンやバッジを手に入れた時の決め台詞は、「○○、ゲットだぜ!」[5]。また、ポケモンをモンスターボールから出す際には「○○、きみにきめた!」と言うことが多い。また、無印初期では彼が何かを思いついた際に「ピカチュウっと!」と言っていたこともあった。SMにてZワザを出すときの台詞は「いっけえぇ! ○○! これが俺達の! 全力だあぁっ!」。気合を入れる時や無印編でボールを投げる時に帽子のツバを回すことがある。
所持しているZクリスタルはノーマルZ、デンキZ、クサZ、イワZ、ソルガレオZの5つ。1000万ボルト(サトピカZ)も使用した事があるが、デンキZが変化する事で使用しており、所持はしていない。
母親はハナコ(声 - 豊島まさみ)。小説では父親はサトシが生まれた後に旅に出て行方不明だが、ポケモントレーナーである模様。設定上はサトシの部屋に父親と一緒に写った写真が飾られている。無印編第2話のハナコの台詞に「パパやグランパ(祖父)を超えるポケモントレーナーに」とあるため、祖父もポケモントレーナーのようである[6]。
性格・特徴
純粋とも単純とも取れる熱血漢だが、負けず嫌いで挑発に乗りやすく冷静さを失うこともある。褒められると調子に乗りやすく、それが災いして痛手を被ることも少なくないが、その度に反省し出直しを誓う[7]。計算や理論で動くトレーナーには「そんなのやってみなきゃわからないだろ!」と返すなど、まずは行動を重視する。
卓越した身体能力と生命力[8]の持ち主で、特に跳躍力は並外れており、ピカチュウを乗せて崖と崖との間を飛び越えようとしたり、ロケット団の気球に飛びつこうとしたりする。その際ジャンプ補助のため、自分のポケモンに「○○、俺を投げろ」と技や指示することもある。身体も強靭であり、6kgあるピカチュウを常に体に乗せていても平然としている[9][10]。金銀編では一時的に行動していたヨーギラス(約72kg)をかばんの中に入れていたり、AGのEDではコータス(約80kg)を背中に乗せている場面がある。DPではヒポポタス(約49kg)をも頭の上に乗せていた。他にもOS編ではロケット団に連れ去られたラプラス(約220kg)をトラックごと引き上げようとしたり、「ポケットモンスター ミュウツー! 我ハココニ在リ」では傷ついたミュウツー(約120kg)を背負い、泉に軽々と放り投げていた。またかなりの高所から落下したりポケモンの攻撃を直に受けても無傷であることが多い[11]。また、泳ぎも巧みで素潜りもできる。しかしその並外れた体力と「根性」が無茶な行動に拍車をかけるので、しばしば仲間から心配される。また、ポケモンバトルなど自分の興味のある分野に対しては優れた才能を発揮し、頭のキレも冴える。XY&Z22話では、ゲッコウガのバトルの特訓中に風邪をひいて寝込んでしまった時にも、寝言で技の名前を呟いていた。ダンスが苦手という弱点があり、ティエルノから教えてもらったリズム戦法を全く使いこなせなかったり、踊るとユリーカに爆笑されたりコルニと彼女のルカリオに呆れられたりしている。だが、XY&Z12話のダンスパーティーでもダンスが上手く踊れず苦戦していたが、エルにアドバイスされ、リードしてもらった後は普通に踊れていた。
無印初期では少々無神経な面があり、人によっては怒りを買ったり「単純馬鹿」と批判されることもあった。調子に乗り、それが原因でポケモンのゲットやバトルで手痛い失敗をするといった面も多々見受けられる他、極端に口下手故に失礼な話し方をすることもあり[12]、それが原因でトラブルになることもあった。特に四天王のカンナと戦う為に、カンナをわざと挑発した挙句大敗したこともある。また、何よりもポケモンバトルやジム戦を優先したがる一面が目立つ。無印76話では、空腹時にポケモンの回復より自分の食欲を優先してしまい、それによりロケット団の罠にはめられてしまうという未熟な面もあった。
初期からAGまでは聞いたことのない言葉を聞くと「新しいポケモン?」と質問する一面もあり、一同を呆れさせている[13]。同様に現地のチャンピオンを知らないことが多く、一同に驚かれることがある。
オレンジ諸島編の途中でカンナに大敗し、トレーナーとしてのレベル不足を痛感してからは、目上の人物に対して「さん」付けで呼ぶなど敬語を使い、自分と同世代の人物にも挑発的な態度を取ることも少なくなるなど、礼節を意識するようになった[14]。自分より年下の子供には優しい口調になり、「君」や「ちゃん」をつけることもある。
AG以降は初期の頃と比べて軽はずみな振る舞いは減り、以前より素直に他人の助言を受け入れるなど精神面の成長が強く描写されている[15]。人当たりも基本的に良く、他人やポケモンに対し自ら積極的に接する優しさは無印から変わっていない[16]。AG編78話で自分の慢心が原因でフシギダネへの配慮を欠きコンテストに落選したハルカにトレーナーとしての心構えを説いて励ましたり、DP61話にて、コンテストの一次審査に落ちても強がるヒカリの本心をただ一人見抜くなどの描写もある。知らなかったとはいえヒカリのポッチャマの事をほったらかしにした際には、「ポケモンに対する気遣いが欠けている」とロケット団に厳しく注意され、反省した。 特にXYでは精神的に落ち着いており、短慮な面はかなり減り、後輩キャラであるショータにトレーナーの先輩としてアドバイスもしているが、スランプに陥り悩むことが増え、先述のショータに追い抜かされる恐怖が災いしてバトルに敗れた際には自暴自棄になっていた。 SMではXYに比べ再び短慮な面を咎められる事は増えたものの、指摘を受けるとすぐに改めたり相手を立てる発言を取るなど、無印編のような傲慢さは見られなくなっている。 しかし短慮な面が減る反面、セレナやミルフィ、マオなど一部の女子にはタジタジになる一面も見られるようになる。
悪を許せない強い正義感の持ち主で、ポケモンハンターJやギンガ団、プラズマ団に対しては激しい怒りを見せたこともある。こうした相手には真っ向から立ち向かい、XY&Zまでにロケット団を除く5つの団体を壊滅、解散に追い込んでいる[17]。ロケット団の3人組(ムサシ、コジロウ、ニャース)に対しては「人のポケモンを奪う悪い奴ら」と認識(各シリーズにて共に旅をしてきた仲間たちも同様)しているが、共通の敵が現れたり利害が一致した時は、一時的ではあるが手を組んで互いに協力し合うこともある[18]。負けたポケモンは勝ったポケモンのトレーナーが所有するという賭けでは、挑戦を受ける時とその賭け自体許せないと拒む時とがある(そこで「負けるのが怖い」などと挑発され、誘いに乗ることもしばしばある)。
ポケモントレーナーとしてしっかりしたプライドを持っており、ニビジム戦やキンセツジム戦などで不慮の事態によってサトシが結果的に勝利する形になってしまった際には、ジムバッジを渡されても「受け取れない」と断ったことがある[19]。また、DPではジム戦を行わず、自由にジムバッジを渡していたナギサジムの方針に納得せず、デンジにちゃんとバトルをするように頼んだり、BWでは願いをかなえるというオーベムに出会った際、アイリスの「ジムバッジ全部集めてもらったら?」という提案に対し、「ジムバッジは自分の力で集めるからこそ意味がある」と言っており、ジム戦を「エアバトル」と称するシミュレーションで済ませていたフウロにもデントと共に不満を露にしていた。
かなりの巻き込まれ体質で、行く先々で様々な事件に巻き込まれる。具体的には本当の正体はロケット団の3人組(ムサシ、コジロウ、ニャース)が警備員やイベントのスタッフ等に変装しているのに、自分やその仲間がそれに気付かずに話に乗ってしまい、後でピカチュウや仲間のポケモンを奪われたりする傾向が初期から現在まで続いている。また、早とちりや考え事が多く、状況を考えずに騒ぎを大きくすることもあった。KT編ではジム戦中にロケット団の乱入によるトラブルでバトルが中断することがよくあった。その際ジムのポケモンを助けたことでそのお礼としてジムバッジをもらうことがあった。カスミ曰く「お情けでもらったバッジ」。また、ヒカリ以前の各シリーズのヒロインとは、ピカチュウの電撃が原因で彼女らの自転車が壊れ、それがきっかけで一緒に旅をするようになるというジンクスがある。いずれも弁償はしていない(謝罪等はしている)が、壊された者たちも旅を続けている内にどうでも良くなったようである[20]。XYではサトシらがプラターヌ研究所を訪れる度に研究所がロケット団に壊されるジンクスがある。その反面、冒険の序盤で伝説のポケモンといった珍しいポケモンに出くわすことが多い[21]。
好きな食べ物はコロッケ。また、和風・和食が好きそうな描写も無印初期には存在した。かなりの大食いであり、その食べっぷりに仲間から呆れられたり、時には食べることに頭がいっぱいでそれを優先してしまうところがある。カスミ曰く「食べることばっかり」。時にはポケモンフーズといったポケモン用の食べ物も食べることがある。それが祟り、金銀編とDP編では腹を壊してしまった。またジム戦の前の特訓をする時にすぐ食べ終わるので、皆からは「急いで食べなくてもいいのに」と注意されている。
その反面、家事を自分でするのは苦手な様で、炊事の手伝いはできるものの、ポフィンを作った際は二度とも焦がしたり、料理も本人が作った料理を吐き出してしまうほど下手である。家事全般に対する知識が無い上、洗濯機の容量以上の洗濯物を入れる、洗剤を量らず全て入れる、食材の分量を量らないなど雑である。しかし、ククイ博士の家での手伝いはしっかり行っており徐々に上達している模様。
ヒーロー好きであり、グライガーマンや怪傑ア☆ギルダーを見るなりすぐにファンになっているが、ヒーローの勧誘はポケモンマスターの夢があるために断っている。
XYを除くすべてのシリーズで女装した(あるいはさせられた)ことがある。
XYでは、シトロンが新しい発明品を出すたびに、ゲーム版でのモブキャラクターのセリフである「科学の力ってすげー!!」と言うのが定番であり、唯一彼だけ発明品に期待している。
心霊現象に関してはどのシリーズにおいても苦手としている。ただしゴーストタイプのポケモンは大丈夫で、心霊現象がポケモン等の仕業だとわかると特に怖がる様子は無い。
対人関係
人間とポケモンを問わず、仲間のことを第一に考えており、危険な目に遭わせたくないがために自分だけが危険な場所へ飛び込んだり、自分の身を挺して仲間を守ろうとすることが多い。そのため自分のポケモンたちからは慕われており、最初は言うことを聞いてもらえなくても[22]、最終的にはお互いに深い絆で結ばれる。XYでは、その情熱を目の当たりにしたシトロンとユリーカが一緒に旅をするきっかけに繋がった。その性格ゆえ、自分勝手な理由でポケモンを逃がすようなトレーナー[23]や目的のためなら汚い手も辞さないトレーナー[24]に対しては真っ向から批判している。
幼い子供の扱いが上手く、懐かれやすい。一緒に旅をしていたマサトからも度々からかわれたり呆れられたりしていたが、基本的には慕われていたようで、別れ際にはマサトがトレーナーになったら、1番最初にバトルをする約束を交わしている。XYではユリーカからも大食いの面や恋愛面では呆れられているが、基本的に慕われている。
幼少期はオーキド博士や幼馴染のシゲルと家族ぐるみの交流をしたことが描かれている。小説版(首藤剛志/著)では、実はいじめられっ子であったという過去が描かれており、ポケモントレーナーになる少し前にはシゲルがちょっかいを出すまで1人でポケモンと遊んでいたり、金銀編でサトシによると裏山でそり遊びをしていたり、シゲルと同じ場所の川で釣りをしていたことは語られているが、故郷に帰って来てもハナコやオーキド研究所の面々に迎えられるだけで、ポケモントレーナーになる以前の友人の存在はBW編までは確認できなかった[25]。セレナとはトレーナーになる前にオーキド博士のポケモンサマーキャンプで会ったことがあり、応急手当にハンカチを貸しているが、当の本人はサマースクールに参加した事自体は覚えていたが、セレナの事[26]はハンカチを返してもらうまで全く覚えていなかった。
シゲルとは当初は見下されていたため互いに反発し合っていたものの、ジョウトリーグ以降は互いに素直に認め合えるようになった。DP45話では考え方や性格の違いもあり意見が食い違い、DP85話ではシゲルの協力を意地を張って断ったり、シゲルも昔程ではなくてもサトシをからかっていたが、心の底では信頼しあっている。
自身と対照的な性格であるシンジに対しては、初めは彼のやり方に納得せず、自分の考えを理解させる事に精一杯であった。しかしシンジとのバトルや様々な人達との交流を重ね、「自分には無いものをいっぱい持っている」「あいつは凄い奴」と互いに素直に認め合うようになった。バトルにおいても、シンジに影響された面はあるが、互いに自分のバトルスタイルそのものは最後まで崩さなかった。
自分を目標にしてきたショータに対しては、対面当初はポケモンバトルに無知なことも多くアドバイスをして時には良き先輩として対応することも多く「憧れたトレーナー」と呼ばれるも、徐々に彼の急激な成長に圧倒されていきリーグ戦直前のバトルでは初めて敗北を喫し塞ぎ込む原因にもなってしまったが、エイセツジムでの一件を経て立ち直ってからはショータと真っ向からぶつかることができた。
ポケモンのことを「トモダチ」と呼び、「ポケモンの心の声が聞こえる」という力を持つとされるNには、自身とは相反する考えを持ちながらも、対面当初から強い興味を持っているようで、再会を誓ったり、目的地が同じことから同行を提案している。また、Nの方もピカチュウと強い絆で結ばれ、ゼクロムと出会ったサトシに対し強い興味を持っている。
各シリーズのヒロインとは喧嘩する事もあるが、普段は仲は良く、互いに協力しながら旅をしており[27]、お互いに大事な思い出として、旅を終えた後も交流を続けている[28]一方、各ヒロインと仲はいいものの、セレナ以外のメインヒロインにはお互いに恋愛感情を抱いていない[29]。また、後述のように自身の恋愛感情自体を含めて疎く、セレナの本心にすら直接告白・キスされるまで気付いていかなかった。セレナとの別れ際には彼女からキスをされた際は、若干驚いたが彼女の行動に対し笑顔を見せた[30]。
タケシは2度にわたってジム戦で対峙して以降、トレーナーとしての頼れる先輩であり、長い間旅を共にした親友でもある。AGやDPにおいては付き合いの長さを感じさせるシーンがいくつか見られ、旅の終わりの際には同じカントー出身の為、この2人の別れで締めくくっている[31]。旅でも様々な面で頼りにしているため、AGやDPで一時留守にしていた際、「こんな時タケシさえいれば」と嘆いていた時もある。
ケンジとは一緒に旅をしなくなってからも、オーキド博士の助手をしている関係上、時折連絡を取り合ったり、研究所に預けているポケモンの世話をしてもらっている。また、サトシがマサラタウンに帰った際にはハナコやオーキドと共にケンジとも顔を合わせている。しかしイッシュ地方から帰って来た時はハナダジムのカスミの所へ行っていたためにすれ違っている[32]。
デントとは旅の面でも食事や後述のようにイッシュ地方のポケモンの知識などに信頼し、頼っていた。また彼のソムリエに関する話に呆れる様子を見せることが少ない。
シトロンとは年齢等が近いことから気の合う部分が多く、彼の作るメカにも毎回期待の姿勢を見せていた。また、頭脳派の彼が提案した作戦を行動派のサトシが実行することで危機的状況を打破することもあった。
異性(ポケモンを含む)[33]から好意を持たれたり、懐かれることもあるが、♀ポケモン以外を除くと本人は恋愛に対して興味が無い様子であり、基本的に殆どはサトシが意識することなくそれらは終わってしまう。金銀以降は恋愛の概念自体を分かっていないともとれる描写が多くなり[34]、ヒロインやピカチュウに呆れられることもあった。BW2以降はこれらの面がやや改善しており[35]、ポケモン同士の恋愛や前述の通りお嫁さんに対しては理解しているが、自分自身の恋愛に対しては未だに鈍感である模様で、XYでは目の前でミルフィがセレナと露骨なやりとりを繰り広げても全く気付かず、この色恋沙汰に気付いたユリーカに鈍いと呆れられたほどである。鈍感さによりセレナをしばしばヤキモキさせている[36]。しかし、セレナには後述のように他の女子キャラクターと比べて明らかに異なる対応をしており、彼のさりげない一言が結果的にセレナに大きな影響を与えている一方、彼自身も彼女の一言や励まし、アドバイスにより立ち直るきっかけにもなっている。また彼女の趣味を優先することを快諾したり積極的に褒めたり、何かと気に掛けたりしている他、XY編ではピカチュウに過剰に触れたためシトロンに叱られたユリーカに励ました上でピカチュウを助けたお礼を言う等女性に対して態度が的確になっている。また無印初期では女性に対して完全に無関心なわけではないことを示す描写が存在していた[37]。 ポケモンに対してはピカチュウと初対面した時(無印)や野生のポケモン、研究所にいる新人トレーナーへのポケモン(AG)。BW編ではアララギ研究所にいたミジュマル[38]、XY編ではポケビジョンアイドル・エルのパートナーのフォッコを「かわいい」と言ったりするに対し[39]人間(特にセレナ)に関してもXY60話でセレナがイメチェンをした時[40]やXY80話でのトライポカロンで衣装をミニスカート風にした際、XY84話でジョーイから借りたナース服を似合っていると言うなど、美的感覚は普通にある[41]。
バトル
「攻撃は最大の防御」を信条とし、攻撃重視の勢いで攻めるタイプ。事前に作戦や対策を立てたりすることもあるが、それが実らず空回りしたり敗北したりする場合もある。
シリーズを通じて、フィールドを利用した戦術を得意とし、そのことについてシンオウリーグでタケシが言及している。また、スピードを生かして相手を翻弄する戦術も得意としている(ピカチュウ、リザードン、マグマラシ、ジュカイン、ゴウカザル、ワルビアル、ゲッコウガ、ニャヒートなど)。反面、動きが鈍い防御重視のスタイルとは相性が悪く、戦績が振るわないことが多い(ベトベトン、コータス、ハヤシガメ→ドダイトス、ガントル、ヌメルゴンなど)。
タイプ別では、総じてほのおタイプが活躍する傾向にあり、各シリーズにおいて数多くの勝利をもたらしている。
バトルが何より好きで、すぐ対戦を始める。そのほとんどが真っ向勝負が多く、相手の動きが止まってもとどめを刺さず正々堂々と戦う[42][43]。
途中でバトル中止になったり相手が試合放棄にしたりすると、「何だよ、いいとこだったのに」「せっかく、本気になったのに」などと悔しがる。また、風邪等が原因で自身の体調が優れない状況でも、バトルを申し込まれれば二つ返事で引き受けようとする傾向があり、XY&Z22話では、ゲッコウガのバトルの特訓中に風邪を引いて寝込んでしまったサトシが、ピカチュウ使いのジミーからのバトルの申し込みに反応してしまわないようにと、セレナがサトシの服を着て、サトシ本人に代わってジミーとのバトルに臨んでいた。
しかし、初期時代カスミに懐いていたピカチュウやメロエッタに惚れていたミジュマルなどポケモンがバトルしたくない意思表示をした時は気持ちを汲んで無理やりバトルをさせないこともある。
ポケモンリーグ検定試験で落第になるなど、当初はポケモンの知識は皆無であり、それをオーキド博士やカスミ、タケシらに咎められたこともあった[44]。また、戦略を立てることや駆け引きを行うことなどはほとんど無く、相手や状況などによりバトルの優劣が極端に変動し、成績が安定しないという欠点を持っていた。このようなバトルスタイルはセキエイ大会敗北時にオーキド博士から厳しく指摘され、改善に努めることとなる。
セキエイ大会以降のバトルでは基本的な姿勢は保ちつつ、その場で思いついた変則的な作戦を使うなど、戦略的な戦いをするようになる[45]。金銀編以降はポケモンの相性や特徴を考えてバトルする機会が増えている[46]。ただし、特性についてはまだ理解しきれていないところがあり[47]、度々指摘されている。故に特性を生かしてバトルすることは少なく、棚ぼたの形で特性を生かして戦うことが多い。
AG・BF編では、戦術や柔軟性に磨きがかかり、バトルフロンティア編の時点でサトシの戦術や柔軟性は高く評価されている[48]。しかし攻撃重視のスタンスに変わりは無く、防御スタイルを取ることは少ないため(とはいえ、ピカチュウ以外のポケモンは補助技や防御技を覚えているため、サトシの方が後述の戦法を取ることも少なからずある。)、「かげぶんしん」「まもる」などで防御して技を見切り、その隙を突くという戦法を取るトレーナーに苦戦することが多々ある。「くろいまなざし」のようにポケモンの交代を封じてくる相手にも苦戦することがよくある。また、前述のフィールドや相手の行動を利用する戦法を使用することが特に顕著で、キンセツジム以外の全てのジム戦、サイユウリーグではヒュウガ戦・サオリ戦で、バトルフロンティアでもバトルドーム・バトルチューブ・バトルタワーで活用し勝利している。トウカジム・サイユウリーグのテツヤ戦・バトルパレスなども勝利にこそ繋げていないものの、戦況を変え、有利に動かすことになった利用法もある。エニシダからは、サトシのバトルの影響を受けたハルカがグランドフェスティバルにおいて、その攻撃重視の戦法が通用しないサオリに全く歯が立たずに敗北した点を指摘されたこともある。ほかにも「ゆきなだれ」や「トリックルーム」など相手の素早さを利用した技とは相性が悪く、自分のポケモンの素早さが裏目に出てしまうことがある。
DPでは100話以降、精神論頼みの育成スタイルがナエトルから進化したハヤシガメの特徴を活かしきれていないことをシンジから指摘される。そこからバトル中にポケモンを頻繁に交代させる、補助技を使う、戦う相手のことを事前によく調べ戦略や対策を考える、などといった面も見られるようになった。また、ヒカリとヒカリのポケモンが編み出した、「回転しながら相手の攻撃をギリギリでよけて反撃に移る戦法」を自分のポケモンにも身に付けさせ、そのバリエーションを増やしたり、シンオウのポケモンコンテストから、ブイゼルの「こおりのアクアジェット」などのヒントを得たり、攻撃と防御を同時に行う「カウンターシールド」(メリッサが命名)を身に付けるなど、さらなる柔軟性を発揮している。その「カウンターシールド」はシンジにさえも驚かれるほどである。
BWでは、イッシュ地方のポケモンに関する知識が乏しく、当初はアイリスやデントからフォローされることが多かったが、バトルでの柔軟性とフィールドを利用する戦法などは変わっていない[49]。また、バトルの実力が高くなかったモンメンに対し、回避の仕方・技の出し方を教えたり、まだトレーナーになれる年齢ではないニック(声 - 木村亜希子)にピカチュウを貸した際にバトルの仕方やトレーナーとしての心得を伝授する場面もある。イッシュリーグではケニヤンの切り札のダゲキに対抗すべく、事前にハハコモリのスピードを上げたり、ワルビアルに相性の良いつばめがえしを覚えさせるなど、策略家な面も見せている。
XYでは、初めてバトルしたシトロンのホルビーの戦法に当初は翻弄されたが、攻撃に利用する耳を「アイアンテール」で受け止めさせて封じて、形成逆転するという発想からシトロンが「バトルにおける自由な発想」をサトシから教わる場面もあり[50]、その後のジム戦でも戦術や柔軟な発想が上達している[51]。8話では、コジロウのマーイーカに墨をかけられ視界を奪われたピカチュウのために自身がピカチュウの目になって指示を出しマーイーカを撃退するという一幕も見せた。その一方で、XY6話で動きを封じて仕留める戦法を得意とするビオラに敗北を喫した際スランプに陥った時やXY43話でティエルノから習ったリズム戦法をジム戦で活かせず焦った時は、セレナの言動で自分の本来のバトルスタイルを思い出し、勝利することもあった。また自分のバトルスタイルに感銘を受け成長するショータに焦りを感じ敗北してしまい、そのことも災いしエイセツジム戦でも敗北し、ふさぎ込んで森へと失踪し自分を案じて追いかけたセレナにも八つ当たりしてしまうが、彼女の想いを受け止めて立ち直り、更に森の中でポケモンと交流したことで前述の幼少期のポケモンと雨宿りした日を思い出し原点回帰することができ、エイセツジムを皮切りにカロスリーグでも決勝まで進出した。
SMでは、スカル団のポケモン達をピカチュウの「でんこうせっか」などで一掃したり、ジェイムズのオドリドリの「オウムがえし」を、モクローの足の力を使って跳ね返したり、モクロ―の習性を生かしてハラのマケンカニを倒したりと、XY編までの片鱗はのぞかせている。
評価
無印時代、当初はポケモンの知識に乏しく戦術的にも熟達しておらず、周囲のトレーナーからも侮られることが多かったが、旅を通じて心技共に成長を重ね、徐々にライバルたちから実力を認められるようになっていった。
AG以降は、戦術やバトルスタイルが著しく向上したことで、ジムリーダーやフロンティアブレーン、四天王やチャンピオンにまで一目置かれる存在となっていった。
DPではライバルのシンジの影響もあり、新しいバトルスタイルを編み出したり、シンオウリーグで誰も倒すことができなかったタクトのダークライを唯一倒す[52]など、相当な実力者へと成長している。
XYでは、多くの対戦相手を魅了し、カロスリーグで準優勝にまで輝いたことで、周囲からは文句なしの実力者として見なされるまでになった。
別の世界のサトシ
XY36話でうつしみの洞窟から入り込んだ別世界にいたもうひとりのサトシ。気性の荒いピカチュウと、相性上有利なフォッコに負けるケロマツ、気弱なルチャブルを連れている。短気でわがままで泣き虫な性格の三拍子であり関西弁を話す別世界のセレナからは「泣き虫サトシ」と呼ばれており、彼女とのバトルに一度も勝てず貶されたことで逃げ出したところうつしみの洞窟に迷い込み、自分のピカチュウと逸れ間違ってオリジナルのピカチュウを別世界に連れて行ってしまう。一人称は「僕」でオリジナルと違って言葉遣いが良く、すぐくじけて泣いてしまう性格だが、オリジナルのサトシと出会い共に戦って同じく別世界に迷い込んだオリジナルのロケット団を撃退したことで、セレナ達に見直され改めて旅を続けることとなり、オリジナルのサトシを元の世界に送り返した。
キャラクターデザイン
容姿のモデルはゲーム『赤・緑』の主人公。キャップ[53]、グローブ、半袖、長ズボンという服装の特徴はSMを除く全シリーズで共通している。
無印編のユニフォーム[54]は1話から273話まで、AGのユニフォーム[55]は273話からDP3話まで、DPのユニフォーム[56]はDP3話からDP191話まで、BWのユニフォーム[57]はBW1話からBW142話まで、XYのユニフォーム[58]はBW142話からXY140話まで着ていた。SMのユニフォーム[59]はSM1話から着ている。また、DP125話からDP129話まで、寒いキッサキシティ周辺を旅するために、ヒカリの母・アヤコが荷物として送ったコートとマフラー[60]を着用している。無印シリーズで被っていた帽子はテレビ番組の懸賞でプレゼントされたポケモンリーグ公認キャップのレプリカで、1000枚ものハガキを送って当てた大切な物である。
BWではキャラクターデザインが一部変更されている。それまでの黒目から茶色の目に変更され、瞳が少し大きく描かれるようになった。ただし実際は最初のシリーズから瞳の色は設定上茶色であり、アップになったシーンなどで確認することができる。
XYでもキャラクターデザイン担当者が変わったこともあり、デザインが若干変更されており、頭部の揉み上げがこれまでのシリーズより伸び、頬の「N」字が従来よりも薄くなった。
SMでもキャラクターデザインが大幅に変更された。眉毛が目から離され太く短くなり、頬の「N」の字が丸みを帯びたものになり、全体的にゆるっとした線で描かれた幼いデザインとなった。服装も従来とは異なり、上半身はTシャツ1枚で、グローブは着用しておらず、ズボンも裾が短くなっている。この変更には驚きの声が多く、サトシ役の松本も驚いたという[61]。
劇場版第20作『キミに決めた!』では顔はXY編と同じで、服装は無印とほぼ同じ(若干違いがある)。劇場版第21作『みんなの物語』ではややしなやかな顔立ちで、髪もやや長めになり、頬は赤く染まっているなど、顔つきや服装のデザインが変更されている。
その他
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
名前の由来はポケモンシリーズのディレクター、原案者の田尻智からであり、『赤・ピカチュウ』バージョン主人公及び『緑』バージョンライバルのデフォルト名の一つでもある。
ポケモンだいすきクラブの女の子向け男性キャラ人気投票では、「ボーイフレンドにしたいキャラクター」部門と「バトルを教えて欲しいキャラクター」部門で優勝し、その人気投票での総合優勝も手にした。
略歴
- カントー地方(PM KT)
ポケモントレーナーとして旅立つ際に最初のポケモンとしてゼニガメを希望するが、寝坊が原因でゼニガメは既に他のトレーナー(後にシゲルと判明)が受け取ってしまい、最後に余っていたピカチュウを譲り受ける。そのピカチュウも初めは懐かなかったが、オニスズメの大群に襲われたことがきっかけで親友になる。そしてジムリーダーのカスミ、タケシと共に旅をすることになる。
カントー地方各地のジムで8つのバッジを獲得し、ポケモンリーグ・セキエイ大会に出場。5回戦までは順調に勝ち進むが、出場をロケット団に妨害されて手持ちポケモンが弱り、リザードンも言うことを聞かなかったためヒロシに敗退し、ベスト16となる。
- オレンジ諸島(PM OS)
オーキド博士からのお使いでオレンジ諸島へ旅立ち、タケシと別れた後にケンジと出会い、オレンジリーグの存在を知り共に旅をすることになった。マンダリン島でカンナに敗れてからは目上の人間や格上のトレーナーに敬語で会話したり、バトルスタイルを見直すなど、KT編での反省を活かす姿勢を見せるようになる[62]。オレンジリーグ・ウィナーズカップに出場。オレンジリーグ・ヘッドリーダーのユウジに勝利し、オレンジリーグ名誉トレーナーとなる。
- ジョウト地方(PM KG)
マサラタウンに戻り、再会したシゲルに初めてバトルを挑むが敗北。西にあるジョウト地方とジョウトリーグを知り、ケンジと別れ、再びカスミとマサラタウンに戻っていたタケシとともにジョウト地方に旅立つ。道中初期からの戦友であるリザードン、ゼニガメ、フシギダネが手持ちから離脱するも、そこで8つのジムバッジを獲得しジョウトリーグ・シロガネ大会に出場。出場選考会や予選を勝ち抜き、決勝トーナメント1回戦のシゲルとのバトルに勝利。これにより、1話でマサラタウンを旅立ったトレーナーの中で結果的にサトシが「1番」となる[63]。しかし、2回戦のハヅキとのバトルには敗れ、ベスト8となる[64]。
- ホウエン地方(AG HT)
ジョウトリーグ終了後、カスミやタケシと別れマサラタウンに戻る。シゲルが研究者への道に進んだことや、カメックス以外のポケモンを全てオーキド博士に預けて旅立ったことを知り、ピカチュウ以外の手持ちポケモンをオーキド研究所に預け、ハナコが作った新しい帽子と服を着て、ホウエン地方に旅立つ。ホウエン地方ではハルカやマサトと出会い、さらに追いかけてきたタケシと合流し、4人で旅をすることになる。マグマ団やアクア団の悪事に巻き込まれながらも立ち向かい、その陰謀をチャンピオン・ワタルとともに打ち砕く。ジム戦にも勝ち続け、ホウエンリーグ・サイユウ大会に出場。今回はあえて手持ちの6体(ピカチュウ以外はホウエンでゲットした5体)のみで出場すると決め、大会を勝ち進み、決勝トーナメント2回戦でマサムネに勝利するが、テツヤとのバトルに敗北しベスト8となる[64]。
- カントー地方・バトルフロンティア(AG BF)
仲間達と別れマサラタウンに帰る途中、トキワシティでエニシダと出会い、バトルフロンティアの存在を知る。マサラタウンでカスミと再会し、マサラタウンにやってきたハルカやマサトと新たな旅を始め、旅立つ直前に追ってきたタケシとも合流。バトルピラミッドでは自分の油断や焦りが原因でシンボル獲得まで時間を費やすが、山での合宿などで心を鍛え直し再戦で勝利。バトルフロンティア制覇を果たす。同時にバトルフロンティアのフロンティアブレーン候補者となるが、旅を続けたい一心で候補者から降りた。
- シンオウ地方(DP)
仲間達と別れて再びマサラタウンに帰る途中、シゲルと再会し1対1のバトルを申し込むが敗北。その悔しさをバネに、翌日にピカチュウとエイパム(エイパムは勝手についてきたが)以外の手持ちのポケモンを預け、シンオウ地方へ旅立つ。ハナコが新しい服を作っていたが、サトシの出発には間に合わず、出来上がった後にナナカマド研究所に送られて着替える。シンオウ地方ではタケシと偶然再会し、その後ヒカリと出会い3人で旅をすることになる。リッシ湖では半透明な姿の伝説のポケモン・アグノムに出会う。旅の途中でギンガ団の起こす事件に巻き込まれながらも、チャンピオンのシロナや湖の伝説のポケモンの協力もありその陰謀を阻止する。 シンオウリーグ・スズラン大会に出場。1回戦でナオシを、3回戦でコウヘイを倒し、準々決勝にてついにシンジとの対決を迎え、とうとうシンジとの正式なバトルの上で勝利する。準決勝ではタクトとのバトルでダークライをスズラン大会でただ1人倒すも、続いて登場したラティオスとのバトルで相打ちになり、ベスト4となる。その後、ヒカリ・タケシと別れマサラタウンに帰郷。
- イッシュ地方(BW)
新しい服を着てピカチュウ以外の手持ちのポケモンを預け、オーキド博士の旅行に母ハナコと共に同行しイッシュ地方を訪れる。元々旅をする予定ではなかったが、そこでシューティーに触発されイッシュリーグ出場を決意し、旅に出る。その後、アイリスやデントと出会い、3人で旅をすることになる。
- イーストイッシュ(BW2)
イッシュ地方でジムバッジを8個をゲットしてイッシュリーグ出場を決め、その開催までの間にポケモンワールドトーナメントジュニアカップに出場する為、イーストイッシュのサザナミタウンに向かう。アイリスやデント、更にシロナの別荘で再会したヒカリと共にジュニアカップに出場するが、決勝戦でシューティーに敗北し準優勝に終わる。その後、ヒカリと別れ、ロケット団の「オペレーション・テンペスト」を食い止めた後、イッシュリーグ・ヒガキ大会に出場。大会では予備選でシューティーを初めて破り、3回戦でケニヤンにも勝利するが、4回戦でコテツに敗北しベスト8[64]となる。
- 白の遺跡(BW2N)
大会後はカノコタウンへと戻り、そこでアララギ博士から伝説のポケモン・レシラムにまつわる「白の遺跡」の話を聞いて興味を持ち、再びアイリス、デントと共に旅立つ。旅の途中で謎の青年Nと出会い、プラズマ団との抗争に巻き込まれていく。白の遺跡でレシラムの復活を目論むプラズマ団と戦い、ポケモンコントロールマシンを破ってプラズマ団の野望を食い止めた。
- デコロラ諸島(DA)
白の遺跡からアララギ研究所へ戻った後は、アイリス、デントと共に船でデコロラ諸島を巡りながらカントーへの帰路に着く。途中でカロス地方出身のポケモンルポライターのパンジーと出会い一緒にマサラタウンへ向かっていく。
- カロス地方(XY)
ヤマブキシティで仲間達と別れた後、マサラタウンへ戻り、ポケモン達と再会。オーキド研究所でパンジーからカロス地方の事を聞いて、ピカチュウ以外の手持ちポケモンをオーキド博士に預け、ハナコが作った新しい帽子と服を着て共にカロス地方へと旅立ち、カロスリーグ出場を目指す。途中、ミアレシティでシトロンとユリーカ、ハクダンシティでセレナと出会い、4人で旅をする事になる。
- カロス地方(XY&Z)
ヒャッコクジムで7つ目のバッジを手に入れ、エイセツシティへ向かう途中、ユリーカのポシェットにジガルデ・コア(プニちゃん)が迷い込んだことで、フレア団との争いに巻き込まれていく。サンペイ達の忍者村で手持ちのゲコガシラがゲッコウガに進化し、そこで初めてキズナ現象からなる「サトシゲッコウガ」を発現させる。カロスリーグでは準決勝でショータを破り、決勝でアランと戦うも敗れて準優勝に終わる。しかしその後フレア団の計画が始動し、ユリーカ達やカロス地方のジムリーダーらとともにフレア団の野望を食い止めた。その後、マサラタウンへ帰るのに伴い仲間たちと別れた。
- アローラ地方(SM)[65]
マサラタウンの商店街の福引きでアローラ地方旅行が当たり、ハナコ、ピカチュウと共にアローラ地方にバカンスにやってくる。ポケモンスクールの面々との交流や、島の守り神カプ・コケコと出会って「Zリング」を手に入れたことから旅行が終わったあともアローラ地方に残り、ポケモンスクールに通うことになる。学校生活を送りながらジム戦にかわる島巡りに挑戦することになり、メレメレ島キングのハラ、アーカラ島クイーンのライチに勝利して2つの試練をクリアした。その後課外授業でカントー地方に一時帰郷し、カスミとタケシと再会する。アローラ地方に戻った後はカプ達に「Zリング」を「Zパワーリング」に変化させ、ルザミーネに「ウルトラガーディアンズ」に任命され、UBの保護と元いた場所への返還を目指す。
サトシのポケモン
ポケモンを捕まえる際は普通にバトルをしてゲットすることもあるが、そのポケモンに懐かれるか、もしくは気に入られたためにゲットすることが多い[66]。そのため、サトシのポケモンはサトシによく懐いており、愛情表現としてサトシに対して「かみつく」[67]「のしかかり」[68]「かえんほうしゃ」[69]などの技を使うこともある。
ほのお、みず、ひこうタイプのポケモンを全シリーズで手持ちに入れている。また、最初に貰える3匹のポケモンの内、最低でも1匹はゲットしている(ゲットしていないポケモンは、一緒に旅をするトレーナーがゲットする。あるいは、最初のポケモンとして選んで所持している)。
『無印』から連続して、ひこうタイプは序盤で出現する鳥ポケモンを必ずゲット[70]し、そのすべてが最終進化系までたどり着いている[71]。
タマゴから孵化させたポケモンをゲットすることもあり、ほのおタイプは全7体中3体が、別のトレーナーに捨てられた過去を持っている。持ちポケモンの半分近くの野生でのゲットは、通常野生では中々出てこなかったり、入手自体が困難なポケモンが多い[72]。
かくとう、くさタイプもゲットする回数が多く、それぞれホウエン、カロス地方を除く全地方でゲットしている。その他にも、じめんタイプを多くゲットする傾向にある。
ゲットするポケモンの多くは群れのリーダー的存在か、周囲から孤立して単身で修業を積んでいるポケモンが多く、他の個体よりも実力が高いことが多い[73]。
実力的に進化してもおかしくないレベルに達しているポケモンたちもいるが[74]、サトシは進化のタイミングをポケモンに一任しており、無理に進化させようとはしていない[75]しかし、XYでは未進化のルチャブルを除くカロス地方でゲットした全ポケモンが、物語中で最終進化系までたどり着いており、サトシのトレーナーとしての技量が向上したことを伺わせる。
現在、ゲットしたことがないポケモンのタイプはエスパー[76]、ゴースト[77]、はがね、フェアリータイプの4種類。
ハルカのポケモンとは逆に♂(オス)の割合が多く、♀(メス)は少ない[78]。もっとも、性別を考慮してゲットすることはほぼ皆無で、ほとんどの場合は後になって気づくことになる。
AG以降は新たな地方へ旅立つ際、ピカチュウ以外のポケモンを全てオーキド研究所に預け、その明確な理由は明かされずに物語が進行している[79]。
旅先でゲットしたポケモンは一部を除きオーキド研究所へ預けられていたが、BWではアララギ研究所に預けられている。金銀編からDP、XYではシリーズごとに概ね手持ちポケモンが固定されていたが、BWではゲットしたポケモンが多いこともあり、頻繁に手持ちポケモンを入れ替えていた[80]。サトシがカントーに戻るにあたってアララギ研究所にいるポケモンは全てオーキド研究所へ送られた。
BW以降はOPやEDに登場したポケモンが、後からサトシの手持ちに加わるといった、いわゆる先行登場の形が取られることが多くなった。
現在、サトシがゲットしたポケモンは49体[81]。そのうち現在の手持ちが4体、オーキド研究所にいるのが34体、他所にいるのが1体[82]、オーキド研究所にもおらず、明確に手持ちにいないのが8体[83]、他者に譲ったのが2体[84]。
ピカチュウ
- 1話から登場。サトシの最初のポケモンであり最高のパートナー。
カントー・オレンジ諸島編から登場したポケモン
ジョウト編から登場したポケモン
アドバンスジェネレーションから登場したポケモン
ダイヤモンド&パールから登場したポケモン
ベストウイッシュから登場したポケモン
XYから登場したポケモン
サン&ムーンから登場したポケモン
脚注
注釈
- ^ 記載されている略号
- 1.『ポケットモンスター(無印)』 - 《PM》(無印、平成無印、1997年版、第1シリーズ、平成版):カントー地方編 - 《KT》、オレンジ諸島編 - 《OS》、ジョウト地方編 - 《JT》
- 2.『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』 - 《AG》:ホウエン地方編 - 《HT》、バトルフロンティア編 - 《BF》
- 3.『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』 - 《DP》
- 4.『ポケットモンスター ベストウイッシュ』 - 《BW》
- シーズン1『ポケットモンスター ベストウイッシュ』 - 《BW》
- シーズン2『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』 - 《BW2》:エピソードN - 《BW2N》、デコロラアドベンチャー - 《DA》
- 5.『ポケットモンスター XY』 - 《XY》
- シーズン1『ポケットモンスター XY』 - 《XY》
- シーズン2『ポケットモンスター XY&Z』 - 《XY&Z》
- 6.『ポケットモンスター サン&ムーン』 - 《SM》
- 7.『ポケットモンスター(新無印)』 - 《PM2》(新無印、令和無印第1作、2019年版、第7シリーズ)
- シーズン1『ポケットモンスター』 - 《PM2》
- シーズン2『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』 - 《MPM》
- 8.『ポケットモンスター(リコとロイ編)』 - 《LR》(リコとロイ編、令和無印第2作、2023年版、第8シリーズ)
- シーズン1『ポケットモンスター リコとロイの旅立ち』 - 《LR1》
- シーズン2『ポケットモンスター テラパゴスのかがやき』 - 《LR2》
- シーズン3『ポケットモンスター テラスタルデビュー』 - 《LR3》
- 『ポケットモンスター サイドストーリー』 - 《SS》
- 『ポケットモンスター(劇場版)』 - 《MV》
- 『ポケットモンスター(OVA)』 - 《OA》(機内上映向け作品を含む場合がある)
- ^ 大会中、優勝者タクトのダークライを倒せたのはサトシただ一人だった為、実質は準優勝に相当する。
- ^ DPではヒカリがもう1人の主人公とされるが、エンディングでの声の出演紹介はサトシが先であり、彼女はピカチュウやタケシよりも後である。また、文字放送字幕では、サトシの字幕の色は主人公を表す黄色である。
<references>
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- ^ 本来なら優勝だったが、ホタチキングとなったミジュマルのパートナーになるはずだった、ホタチクイーンである♀のミジュマル(ミジュカ)が既にクワトロのフタチマル(シーザー)と既に付き合っていたことによる失恋ショックでホタチが割れた為に大会規定で優勝を剥奪され、優勝者の座はクワトロに渡った。
- ^ ノアのライチュウとの同率2位。
- ^ カキ、マーマネと共に出場
- ^ 英語名はサトシのローマ字表記に使われるアルファベットから付けられた。
- ^ このセリフは他のキャラクターに真似されることがあり、現実世界でも流行語になった。
- ^ アニメではそれらしき写真が飾っている描写はあるものの、監督の湯山によると取り外したと言っている。
- ^ AGのホウエン編ではゲンジ、バトルフロンティア編ではジンダイに、BW15話でもアロエにそのことを見抜かれていた。
- ^ タケシ曰く「エイパム並」。
- ^ AG89話でコジロウがピカチュウを肩に乗せたとき、重たそうにしていた。
- ^ 一度だけシャンデリアの下敷きになって死亡し、幽体離脱したこともあり、その後も劇場版等で何度か死に掛けている。
- ^ BWではわざの調子が悪くなったポケモンが回復した際「俺に向かって○○だ」と指示し、わざを自ら浴びたことがある。またXYでセレナを助けようと崖から落ちた際は珍しく足を痛めた。
- ^ 自信過剰になり過ぎて、ジムリーダーはおろか四天王にまで完全になめきった態度をとることも目立った。金銀編以降はジムリーダーや四天王に勝ちたいという意志はあっても、基本的に「一筋縄では行かない」という認識に改めている。ただしAG編でトウキがサーフィンしているのを遊んでいるだけのジムリーダーと怒って、なめてかかった結果、大敗したこともある。
- ^ ジェラシー、デジャヴュ、師範、アロマテラピーなど。DP以降は少なくなったものの、BW2第20話ではコテツが「エントリーって新しいポケモン?」とサトシに質問した。
- ^ ただし、AGのホウエン編でミズゴロウの沼を管理する老人から「ミズジイと呼んで構わない」と言われた際に調子に乗りすぎてしまい「馴れ馴れしい‼︎」と彼から一喝されたり、SMでニャビーにエサをあげた青果屋の老婆にタメ口で会話したこともあった。ジムリーダー(及びフロンティアブレーン)に対しても年齢の近いスモモやコルニ、リラなどには例外的にタメ口で話していた(ただし当初はスモモにも敬語だった)。また、デント及びポッドに対してはジム戦の際は敬語を使用していたが、それ以外ではタメ口である。カベルネにも初対面では敬語を使っていたが、彼女の嘘が発覚してからはタメ口で話している。アランやククイ博士に対しても当初は敬語だったが、前者は二度目に再会した時はアラン本人の希望もあってタメ口で話したり、後者では居候先では父親のような立場であるためかスクールにいる時を除いてはタメ口になっている。
- ^ バトルフロンティア編の終盤でホウオウを呼び出そうとしてポケランティス王の封印を解いたために意識を乗っ取られ解放された後ジンダイに一喝されると自分の未熟さを潔く受け入れたり、DPでは自身と似た性格のアツオ(声 - 沢海陽子)に対し冷静になるように促す、シンジの挑発を受け流し冷静に会話する、BWではカベルネの酷評にすぐに怒りを見せずに困惑する、アイリスの「子供ね」という発言やシューティーのそっけない態度に苦笑する、理不尽な理由でニック(声 - 木村亜希子)を殴ろうとしたグレン(声 - 奈良徹)を制止するなど。
- ^ 無印以降でも、挑発されてカッとなることもあるものの、自分に対しそっけない態度を取るシンジやシューティーに対しても、仲良くなろうと度々友好的に声をかけている。ロケット団の作戦でクビになったと嘘をつき仲間になったふりをしたニャースに激怒するピカチュウをなだめ、自身は怒りを見せず「一緒にライモンシティまで旅したの、これでも結構楽しかったぜ」とニャースに告げる、BW49話にてベルを連れ戻そうとする父親に「ベルは同じ旅をする仲間」だと言うなどの描写もある。
- ^ マグマ団、アクア団(AG)、ギンガ団(DP)、プラズマ団(BW)、フレア団(XY&Z)。J一派とも戦ってはいたが、サトシ達が直接戦って壊滅させたわけではない。
- ^ BF編でハルカのゴンベを治療するためにコジロウの別荘を訪れた際に彼がロケット団に入ったことを秘密にしたり、XY編でムサシが偽名を使って恩があるホワイトの助手をしているときに素性を明かさないなど。
- ^ ニビジムではスプリンクラーでイワークが水を浴びたことによりピカチュウの電気技のダメージを受ける、キンセツジムではバトル直前にジムのメカを破壊したため帯電状態になったピカチュウが実力以上の電気技を使用したなど。
- ^ カスミは当初、度々弁償を求めたが、共に旅を続けていくうちいつの間にか忘れており、サイクリングロード(無印第36話)ではすでに気にしていないかのような言動を見せ、無印第58話を最後に弁償の要求はしなくなった。ハルカはAG第1話にてロケット団との騒動の後、文句を言おうとした直後にサトシとピカチュウの絆を目の当たりにし、「まあいいか」と吹っ切っている。ヒカリは壊された際(野生ポケモンと思い込んでいた)ピカチュウに対し怒りを見せはしたものの、その後サイクリングロードの途中でこの話題になった際に「(事情も知ったし)もう気にしていない」と発言している。アイリスとの出会いは他ヒロインと異なり、サトシが彼女をポケモンと間違えて(実際は、ポケモン図鑑がアイリスの髪の中にいたキバゴに反応したため)モンスターボールを投げつけたことがきっかけとなっており、セレナの場合は、彼女がたまたまテレビでサトシを見たのがきっかけで旅に出ることを決意し、再会した後(サトシは当初、セレナを覚えていなかった)、サトシから誘われたことがきっかけとなっている。SM編ではスイレンとはサメハダーでのライドポケモンを満喫している時に水中でハギシギリにビックリして出てきた際にスイレンが釣りをしていたところ、知り合い、リーリエ、マオとはポケモンスクールに踏み入れてケンタロスに吹き飛ばされた時に知り合う。
- ^ 第1話ではホウオウに会う。金銀編ではワカバタウンへ向かう途中でさまよっている際にスイクンに会う。BWではイッシュ地方に到着した時にゼクロムに会う。XYではカロス地方でメガバシャーモに会う。SMではアローラ地方に到着後数回にわたってカプ・コケコに会う。
- ^ トレーナーとしてのレベルが低かった時、手持ちポケモンのピカチュウ、オコリザル、リザード→リザードン、カビゴンが言う事を聞かなかったことがある。
- ^ ヒコザルなどを逃がしたシンジ、ヒトカゲを捨てたダイスケ(声 - 緑川光)、ポカブを捨てたスワマ(声 - 福山潤)など。
- ^ ポケモンレースに優勝したいが為にロケット団を利用したドリオ(声 - 結城比呂)、ヒノアラシをゲットしようとしたユウジ(声 - 陶山章央)など
- ^ 「結晶塔の帝王 ENTEI」ではシュリー博士とミーの家族柄で親戚関係であることが描かれており、写真に映っているシーンがある。
- ^ セレナはサトシと出会った際に自分の名前を言っていなかった為、サトシは"麦わら帽子の女の子"として記憶していた。
- ^ 新人だったハルカとヒカリ、セレナに対しては良き先輩としての対応も見られた。
- ^ BFでカスミから陣中見舞いとしてルアーを貰ったり、DPでハルカからヒメグマの木彫りを貰ったり、コンテストで分け合ったリボンを携帯している。BWでヒカリと再開した際、8個のバッジをゲットしたことを知っていた。
- ^ XY25話で、セレナの想いに気づいていたミルフィに「将来サトシのお嫁さんになってくれる人はいるの」と聞かれた際に「いない」と返答した。サブヒロインやゲストには後述の様に何名かいた模様
- ^ 劇場版でも別キャラクターにキスされたことがあったがこれらは呆然して終わっている。
- ^ 『ベストウイッシュ』のDVD第1巻の特典映像で、サトシを演じる松本が印象に残るシーンとしてDP最終回のサトシとタケシの別れを挙げている。
- ^ シンオウ地方から帰って来た時は不明だが、イッシュ地方から帰ってきた際に「またすれ違いか」と言っていることからシンオウ地方から帰って来た時も会っていないことが伺える。
- ^ モエやリラ、アオイ、セレナや自身のポケモンであるベイリーフ、ゲットはしていないが同行する事となったメロエッタなど、また、映画『幻のポケモン ルギア爆誕』ではフルーラ(声 - 平松晶子)、『水の都の護神 ラティアスとラティオス』ではカノンやラティアスにも好意を寄せられている。
- ^ サヨリ(声 - 小林沙苗)のクチートがタケシのハスブレロに一目惚れしていることや、ヒカリのポッチャマがルル(声 - 早見沙織)のマリルに惚れたことに対して「ポケモン同士仲良くするのは当たり前だろ」と発言する(それぞれAG、DP)、カップルのことを「仲のいい友達」と捉える、告白については「『仲良くなろうぜ!』と言えばいいんだろ?」と言い放つ(BW)など
- ^ BW2第12話ではミジュマルがメロエッタとバトルできない気持ちや、DA第4話ではミジュマルがホタチクイーンのミジュカを好きになった事を理解している。
- ^ XY7話でレース用に着替えた衣装を似合うかと聞かれているのを無視したり、ポケモンへのプレゼント選びのための買い物中別行動を取る、ミルフィのトライポカロンへの意気込みに感心したりエールを送るなど。
- ^ ポケモンゼミの生徒・セイヨ(声 - 冬馬由美)の艶らしさに赤面する、カスミの浴衣姿に見とれる、フルーラに対して女性として意識をする(フルーラの方からアプローチがあったことも影響している)などの描写があった。
- ^ ミジュマルは可愛いと言ってくれたことでサトシを気に入ったため追いかけてゲットされた。
- ^ セレナは最初、エルのことを言ったと勘違いをし、動揺していた。
- ^ 59話でサトシがセレナにプレゼントしたリボンを胸元につけていた事にも気づいている。
- ^ ただしセレナのリボンの件はその他にもお互いの関係の接近を示唆したものでもある(以前のシリーズではヒロインに何らかの形でのプレゼントをして素直に喜ばれた事はなかった。特に第一期のカスミの場合は出会いからして自転車泥棒みたいなものであった為冒頭は半分恨まれていた)。
- ^ ワルビルの弱点であるサングラスが外れてしまい弱気になった時はかけ直すまで待った。
- ^ 例外的に、BW2のジュニアカップ準決勝で、暴走したアイリスのカイリューが大会に支障をきたした際、やむを得ずに不意打ちを仕かけるなど、非常時に限ってはサトシも戦い方を選ばない場合がある。
- ^ 相性の良し悪しを考えることもなく、ひこうタイプのピジョンにむしタイプのキャタピーを、いわタイプのイシツブテにピジョンをぶつけるといったBFのジンダイ戦では久々に、ゴーストタイプのサマヨールにかくとうタイプの「ちきゅうなげ」を使う判断ミスをしてしまった。DP編のシンジ戦ではでんきエンジンのとくせいをもつエレキブルにでんき技をぶつけるといった行動も見せていた。
- ^ しかし、当初は水タイプのニョロボンに対して、でんきタイプのピカチュウで勝利を確信していたが返り討ちに遭い、同じ手を使うという安易な発想でリザードンを使用して惨敗したこともある。
- ^ それでも時折「根性で乗り切る」といった言動は見られ、ひこうタイプ専門のキキョウジムでチコリータを先発に出したり、デントのヤナップにミジュマルをぶつけたりしている。前者は敗れ、後者は勝利している。
- ^ ひらいしんを持つサイドン、ほのおのからだを持つブーバーンやのろわれボディを持つプルリルへの攻撃を躊躇わないなど。
- ^ 以降のシリーズでも周囲から一定の評価を受けるようになる。
- ^ ミジュマルに壁に向かって水鉄砲を指示し、跳ね返った先のホタチを見事に回収させる(BW6話)、電気技の効かないワルビルに対しエレキボールでストーンエッジを跳ね返しダメージを与えたり10万ボルトを地面に放ち足元を崩させる、水鉄砲をフィールドに回転させながら打ち込み砂嵐を消すなど。
- ^ このバトルスタイルをバトルで目の当たりにしたシトロンやデントが彼に感激して一緒に旅をするきっかけになっている。
- ^ シトロンとのミアレジム戦ではエレザードの攻撃前のクセを見切り、その隙をついて攻撃する、まひ状態になったヌメルゴンに「あまごい」で「うるおいボディ」を発動させて回復させる、クノエジム戦では「トリックルーム」の効果が切れるまで敢えてヒノヤコマに「ニトロチャージ」を連発させてスピードをあげたり、ルチャブルには「シザークロス」で「トリックルーム」を破らせる、ヒャッコクジム戦ではバトルに参加していないピカチュウにシッポをメトロノームのような働きをさせて、「みらいよち」の効果が発動するタイミングを見計らせて利用し、ゴジカのニャオニクスにぶつけるなど。
- ^ 続くラティオスも相打ちになりながらも倒している。
- ^ 基本的に鍔を前にして被っているが、気合を入れたりするときは、鍔を後ろにして被るときもある。
- ^ ゲーム『赤・緑』の主人公の服装の色違い。
- ^ ゲーム版の男主人公には無い衣装でアニメオリジナル。デザインしたのは杉森建であり、帽子のモンスターボールが半分になったような模様は杉森曰く、サトシがポケモントレーナーとしてまだ半人前であることを示しているという。
- ^ ゲーム『ダイヤモンド・パール』の男主人公の服装とほぼ同様のデザイン(ストールがなかったりと細部が異なる)、帽子はAGと似たようなデザインのもの。上半身は他のシリーズが青基調なのに対し、唯一黒をメインカラーとしている。
- ^ ゲーム『ブラック・ホワイト』の男主人公の服装とほぼ同様のデザイン(半袖になっていたり、わかりにくいがパーカー型になっていたりと細部が異なる)。
- ^ 上半身はゲーム『X・Y』の男主人公とほぼ同様のデザイン(これまで同様半袖になっている)で、ズボンはBWと似た物で色違いになっている。
- ^ ゲーム『サン・ムーン』の男主人公とほぼ同様のデザインで、帽子の色が黒では無く赤であること以外は全く同一のデザイン。
- ^ ゲーム『プラチナ』での男主人公の服装と同様のもので、タケシにも同時に送っている。また、アヤコは同時にヒカリにもコートとマフラーを送っており、こちらは「プラチナ」の女主人公と同様のもの。
- ^ 「サトシ変わりすぎ!」とファン悲鳴 アニメ「ポケモン」新作が大波紋j-cast(2016年9月16日)2016年10月16日閲覧。
- ^ こうした努力が実を結んだためか、指示を聞かなかったリザードンやカビゴンが心を開く要因となっている。
- ^ サトシと同じ日にマサラタウンを旅立ったトレーナーはサトシとシゲルを含めて4人いるが、残りの2人は劇中に登場していない。ヤマブキシティまではサトシより先にバッジを獲得したが、途中で脱落した旨が語られる。
- ^ a b c ジョウトリーグとホウエンリーグ、イッシュリーグの成績はともにベスト8であるが、ジョウトリーグ決勝トーナメントが16人で争われるのに対し、ホウエンリーグ決勝トーナメントは32人で争われ、イッシュリーグ決勝トーナメントは8人で争われるため、同じベスト8でも実質成績は異なる。
- ^ 現時点でカロス地方の冒険を終えた後の時系列かは明言されていないが、繋がっていると思われる描写は存在する。
- ^ このことはサトシ以外にも他のメインキャラでも同じようにゲットすることが多い。
- ^ ナエトル、フカマル、ワニノコなど。
- ^ ベトベトン、コータス、ベイリーフなど。
- ^ リザードン。
- ^ くさ、ひこうタイプを持つモクローもゲットはしているが、ゲーム序盤でゲットできるツツケラはゲットしておらず、従来の役割を行う機会は少ない。
- ^ これらの鳥ポケモンたちは新しい鳥ポケモンが研究所に送られてくる度にスピードレースで競っているらしい。
- ^ 最初の3匹の他、ラプラスやカビゴン、色違いのヨルノズクなど。
- ^ 前者はフシギダネ、ゼニガメ、ベトベトン、オオスバメ、ドダイトス、ガマガル、ワルビアル、ルチャブルが該当。後者はジュカイン、ブイゼル、ゲッコウガが該当。これらの多くはサトシの主力として一線級の活躍を見せている。
- ^ フシギダネ、ゼニガメ、ワニノコ、ヘイガニ、ブイゼル、ツタージャが代表的でフシギダネは進化するのを拒否している。
- ^ ただし、シゲルから「するどいキバ」を貰っても、即座に進化したがるグライガーを制止している。
- ^ 自宅にいるバリヤードはエスパータイプでXY篇でフェアリータイプがついているが、サトシに懐いて自宅に住み着いているだけであってゲットしたわけではない。
- ^ カントー編にてゴーストが登場しているが、懐いてついてきただけのためゲットしたわけではない。現在手持ちにいるモクローはジュナイパーまで進化すればゴーストタイプになる。
- ^ ただし、無印シリーズのカントー編とオレンジ諸島編はゲーム版『赤・緑』がベースのため、ニドランを除いて性別の概念そのものがなく、明確に性別が描かれた回は無印21話「バイバイバタフリー」のみであった。♀ポケモンと判明しているポケモンではベイリーフ、エイパム(現エテボースで後にヒカリのブイぜルと交換し、現在はオウの所)、ケンホロウ、ツタージャ、ファイアロー。首藤剛志 「WEBアニメスタイル」シナリオえーだば創作術第189回 休載のお詫び
- ^ 金銀編終了時にオーキド博士から「シゲルが初心に返るためと、カメックス以外のポケモンを全て置いていった」ということを聞き、「俺達も初心に返って旅に出よう」とピカチュウに提案。同様にBF編ではコータスとオニゴーリのみを預け、AG終了時にはピカチュウ以外のポケモン達をオーキド研究所に預けているが、その理由は劇中では描かれていない。その際、エイパムだけは納得がいかなったようで、シンオウ地方への旅にこっそり同行している。BW、XY開始時も、DPの手持ちポケモンを所持していなかったことから、オーキド研究所に預けられていたようだが、その理由は語られることがなく物語が進行している。
- ^ ケンホロウ、ハハコモリ、ガマガル、ガントル、ワルビアルの5匹が話によって入れ替えられることが多いが、36話、38話、68話、83話、84話のようにこの5匹の内の何匹かが同時に手持ちにいることもあり、明確な描写はないが、他のポケモンを預けることがある模様。ただし、入れ替えているのはイッシュ地方でゲットしたポケモンのみであり、BW2N8話までオーキド研究所にいるDP以前にゲットしたポケモンを呼び戻したことはなかった。
- ^ ケンタロスは1体とみなし、ゴーストとヨーギラスとロトム図鑑はカウントしない。
- ^ リザードン
- ^ バタフリー、ラッタ、オコリザル、ピジョット、ラプラス、ゼニガメ、ヌメルゴン、ゲッコウガの8匹だが、ゼニガメとヌメルゴンは公式戦に呼び戻されることもある。
- ^ スピアー、エイパム(現在はエテボース)
- ^ 「カナズミジム! ノズパスの秘密兵器!! 」「トウカジム戦! 五つ目のバッジ!!」「クロガネジムふたたび! 決戦ラムパルド!!」「電撃バトル! 最後のバッジ!!」「激闘タチワキジム! VSホミカ!!(後編)」などで描写がある。