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「PC-FX」の版間の差分

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*PC-FXGA(DOS/V用)
*PC-FXGA(DOS/V用)


==代表作==
==代表==
{{main|:Category:PC-FX用ソフト|PC-FXのゲームタイトル一覧}}
*[[バトルヒート]]
*[[バトルヒート]]
*[[アニメフリークFX]]シリーズ
*[[アニメフリークFX]]シリーズ
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*[[ファーストKiss☆物語]]
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== 全作品リスト==
*[[PC-FXのゲームタイトル一覧]]
*[[:Category:PC-FX用ソフト]]
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==外部リンク==
==外部リンク==
*[http://pc-fx.moemoe.gr.jp/ PC-FX MoeMoe] PC-FXに関する総合情報サイト
*[http://pc-fx.moemoe.gr.jp/ PC-FX MoeMoe] PC-FXに関する総合情報サイト
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*[http://homepage2.nifty.com/tehehe/ 日本テヘヘ会] PC-FXと[[ドリームキャスト]]のファンサイト
*[http://homepage2.nifty.com/tehehe/ 日本テヘヘ会] PC-FXと[[ドリームキャスト]]のファンサイト
*[http://necstasy.emunova.net/ Necstasy PC-Engine & PC-FX TOC database]
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{{家庭用ゲーム機/NEC}}
{{家庭用ゲーム機/NEC}}



2006年11月12日 (日) 21:44時点における版

PC-FX本体

PC-FXピーシー エフエックス)は日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)がハドソンと共同開発したPCエンジンの後継機。1994年12月23日に定価49,800円で発売された。

概要

PCエンジン時代の「コア構想」を継承しており、PC-FXボード、PC-FXGAなどPC上でPC-FXのソフトが遊べるボードが発売されたり、PC-98の外付けSCSI接続のCD-ROMドライブとして使えるなどPC-98との連携が意識されたハードであった。また、家庭用ゲーム機としては初めて縦置きデザインを採用しており、その年の通産省グッドデザイン賞を受賞することにもなった。

動画専用のバスを備えるため1994年当時の他の次世代機と違い直接、動画を扱うことが可能で、「バトルヒート」のような他機種では実現不可能な新次元のゲーム表現が可能であった。

仕様

  • CPU:NEC V810 21.5MHz
  • メインRAM:2M
  • CDバッファ:256K
  • 最大表示色数:1677万色
  • 分解能:最大320×240ドット
  • エフェクト:回転・拡大・縮小・セロファン・フェード・プライオリティ
  • 動画再生:30フレーム/秒、フルカラー・フルスクリーン
  • サウンド機能:ADPCM 2ch、波形メモリ音源 最大6音
  • 拡張端子
    • 本体底 - 対応製品なし(メインメモリ拡張用スロット)
    • 本体後部 - PC-98シリーズとの接続用。
    • 本体前面 - FX-BMP(本体メモリの4倍の容量を持つバックアップメモリパック)用。

その他

ソニーのプレイステーション、セガのセガサターンとほぼ同時期に発売され、32Bitゲーム機戦争と言われた販売合戦の一角を担うかに見えたが、2Dの動画機能を前面に押し出す代わりに、当時の他の次世代機最大のセールスポイントであった3Dポリゴン表示機能を全く備えていない(PC-FXGAには簡易的なものが追加された)、スプライトやサウンド機能がPCエンジンとあまり変わっていない、などの複数の致命的な戦略ミスにより約40万台と販売台数はストップし、たちまちに前2機の勢いに引き離されていく。PCエンジンの資産であった「アニメ重視」の長所を引き継ぐつもりで設計されたマシンであったが、完全に市場の読み違えで劣勢を余儀なくされる。

もう一点本機の致命傷となったのが、キラーソフトと呼ばれる、広く万人にアピール出来るヒットソフトを生み出せなかったことである。プレイステーション、セガサターンにはそれぞれ「リッジレーサー」、「バーチャファイター」というキラーソフトを本体販促の加速に添えたことが成功に直結したが、本機PC-FXは一部のコアファン以外に本体の購買意欲をかき立てさせるようなキラーソフトを揃えることが出来ず、この加速のなさが余計にサードパーティーに積極的な参加を控えさせてしまった。パッドのボタン仕様が二列横並びの6ボタンと、当時の格闘ゲームを意識したものであるにもかかわらず、ボタンを多用するようなゲーム性の作品はほとんど出なかった。

こうした悪循環により結果的にソフトにも恵まれず、結局メーカー自ら「アニメフリーク」シリーズを展開するなど、美少女ゲームなど特定のファン層を対象とした間口の狭い作品偏重のラインナップとなっていったことが、更に本機の一般層への普及を妨げていった。

こうして発売された本機対応のソフトは、隠れた名作もそれなりにあるが一般受けするようなソフトが僅少であり、ゲームファンの中には「ほとんどがクソゲーだった」とさえ評論するユーザーも少なくないはず。 こうした劣勢の販売経過から開発ツールを一般に提供するという努力も行われたが、主だった成果は上がらずに終わり、 本機は32Bit機としては最初に消えた3DOの次に淘汰されることになる。ソフトの総数自体もわずか69本と少なかった。

当初PCエンジン+アーケードカードでの製作が発表されていた『天外魔境III』が本ハードに移行したことによりそれに対する期待で一時売れ行きが伸びたものの、本機の売り上げ不振で発売中止になってしまった。

マスコットキャラクター「ロルフィー」

ロルフィーは、PC-FXマスコットキャラクターである。只野和子画。声は大野まりなが演じる。ロルフィーの設定年齢は13歳で、一部アニメファンに訴えるかのような幼い外見にされている。ロルフィーを題材にしたゲームソフト「となりのプリンセスロルフィー」が発売されている。

アニメファンではないPC-FXのユーザーには評判が良くなかったと言われ、PC-FXのユーザーではない人間にはPC-FXのイメージがロルフィーによって決定付けられるという側面もあった。「ロリフィー」などと揶揄される事もあった。

「ロルフィーといっしょに、アニメゲームであそぼ(はぁと)」 などと言った、開き直りとも言える衝撃的なセリフが広告で使われた。

関連商品

周辺機器
  • PC-FX SCSIアダプタ
  • FX-PAD
  • PC-FX マウス
  • PC-FX バックアップメモリ
PC用カード
  • PC-FXボード
  • PC-FXGA(PC-98用)
  • PC-FXGA(DOS/V用)

代表的作品

全作品リスト