「平間凜太郎」の版間の差分
メキシカンリーグの球団との再契約が発表されたため加筆修正。 |
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=== 独立リーグでの投手成績 === |
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出典は2022年までは「一球速報.com」<ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomePageTeamPersonPitching.action?teamId=4956&cupId=20200024489&tpFlag=p 四国アイランドリーグplus2020シーズン公式戦(2020年)高知ファイティングドッグス (高知)個人投手成績] - 一球速報.com</ref><ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomePageTeamPersonPitching.action?teamId=4956&cupId=20210032797&tpFlag=p 四国アイランドリーグplus2021後期公式戦(2021年)高知ファイティングドッグス (高知)個人投手成績] - 一球速報.com(「後期」とあるが年間通算の成績)</ref><ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomePageCupPersonPitching.action?cupId=20220003465&sortitem=era 【独立リーグ】個人投手成績-四国アイランドリーグplus2022後期公式戦] - 一球速報.com(「後期」とあるが年間通算の成績)</ref>、2023年度はリーグのデータサイト<ref name="ild2023">[https://data.iblj.co.jp/ |
出典は2022年までは「一球速報.com」<ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomePageTeamPersonPitching.action?teamId=4956&cupId=20200024489&tpFlag=p 四国アイランドリーグplus2020シーズン公式戦(2020年)高知ファイティングドッグス (高知)個人投手成績] - 一球速報.com</ref><ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomePageTeamPersonPitching.action?teamId=4956&cupId=20210032797&tpFlag=p 四国アイランドリーグplus2021後期公式戦(2021年)高知ファイティングドッグス (高知)個人投手成績] - 一球速報.com(「後期」とあるが年間通算の成績)</ref><ref>[https://baseball.omyutech.com/CupHomePageCupPersonPitching.action?cupId=20220003465&sortitem=era 【独立リーグ】個人投手成績-四国アイランドリーグplus2022後期公式戦] - 一球速報.com(「後期」とあるが年間通算の成績)</ref>、2023年度はリーグのデータサイト<ref name="ild2023">[https://data.iblj.co.jp/players/1150461/2023 投手成績 平間凜太郎] - 四国アイランドリーグデータサイト</ref>。 |
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* 各年度の'''太字'''はリーグ最高 |
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高 |
2023年10月30日 (月) 13:56時点における版
メキシコシティ・レッドデビルズ | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都大田区 |
生年月日 | 1994年5月31日(30歳) |
身長 体重 |
187 cm 97 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
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平間 凜太郎(ひらま りんたろう、1994年5月31日 - )は、東京都大田区出身の日本のプロ野球選手(投手)[1]。
来歴
アマチュア時代まで
代々開業医という家庭に生まれる[2]。5歳の時に両親の影響で野球を始める[3]。「世田谷リトルシニア」ではシニアリーグの日本代表メンバーとなり[3][4]、代表チームでは柳裕也がチームメイトにいた[5]。勧誘される形で山梨学院大学附属高等学校に進学し、2年生の第93回全国高等学校野球選手権大会ではベンチ要員だった[3]。この大会の開会式で横浜高等学校に進んだ柳裕也と再会し、のちに「ナイアガラカーブ」と呼ばれる独特のカーブの元になる握り方を教わったという[5]。
大学は専修大学に進み、卒業後は日本製鉄の関連会社に就職して新日鐵住金東海REXに入団した[3](2019年より「日本製鉄東海REX」に改称)。入団初年度より主戦投手となり、同年の第88回都市対抗野球大会にも出場した(ただし、本戦では登板機会なし[6])[3]。しかし2019年には新入団選手に押し出される形で敗戦処理などに回され、プロ野球選手への道を目指して四国アイランドリーグplusのトライアウトを経て、2019年11月18日に高知ファイティングドッグスより指名を受け[7]、入団した。
四国・高知時代
2020年は、新型コロナウイルス感染症の流行でリーグの開幕が6月にずれ込んだが、開幕後は抑え投手として起用される[3]。このシーズンは45試合の登板で3勝1敗18セーブ、防御率0.79の成績で、初年度からリーグの最多セーブのタイトルを獲得した[5]。NPB球団からの調査書も届いたが同年のドラフト会議では指名がなかった[5]。
2021年は、2勝1敗14セーブ、防御率0.43の成績でチーム12年ぶりの後期優勝に貢献し、2年連続となる最多セーブのタイトルも獲得した[5]。しかし、この年もNPBドラフト会議での指名はなかった[1]。
2022年は先発投手に転向[8]。これは、NPBスカウトから「1イニングしか投げられないのか」という指摘を受けたことで決意したという[1]。前期はリーグトップの6勝、防御率1.60を挙げ[1]、チームの前期優勝に貢献した[9]。
メキシカンリーグ移籍と高知復帰
前期終了前後の6月上旬にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのメキシコシティ・レッドデビルズよりオファーを受けて入団を決め[1]、6月12日付で高知を退団した[10]。
6月10日(日本時間11日)にメキシコに到着して12日の試合に先発し[1]、移籍後初勝利を挙げた[11]。
6月16日におこなわれたウィンターリーグのリーガ・メヒカーナ・デル・パシフィコ(2022年は10月12日開幕予定)の外国人ドラフトで、チャロス・デ・ハリスコに指名を受けた[12]。
レッドデビルズでは4試合に登板して1勝3敗の成績だった[13]。7月3日、同じリーグのオアハカ・ウォーリアーズに入団したと同球団より発表された[14]。しかし、ウォーリアーズでは1試合の登板にとどまり[13]、8月8日に高知への復帰が発表された[15]。最終的に、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル移籍での離脱があったにもかかわらず、この年アイランドリーグで最多勝利と最優秀防御率の2冠を手にした[16]。グランドチャンピオンシップでは信濃グランセローズとの準決勝に先発登板したが、敗戦投手となった[17]。11月2日にはリーグのベストナインと年間MVPに選出された[18][19]。2023年シーズンは0勝3敗2セーブで防御率4.80の結果だった[20]。シーズン終了後に任意引退による退団が発表された(ただし四国アイランドリーグplus以外の独立リーグとは契約可能な状態)[21]。
再度のメキシコ移籍
高知退団後の10月23日に、前年所属したメキシコシティ・レッドデビルズと再契約したことが高知球団から発表された[22]。
選手としての特徴
決め球である「ナイアガラカーブ」は、ラプソード(計測機器)によるボールの回転数が、NPB投手の投げるカーブの平均値(2500)を大きく上回る3400である[2]。これに直球(球速150km/hを超える)とフォークボールを加えた球種を投げ分けて三振を奪う投球スタイルとされる[2]。
人物
高知の監督である吉田豊彦は、「普段はとても礼儀正しく真面目で素直な良い子ですが、野球に関する話題になると我が強すぎて、指導者の意見を受け入れられないこともある」と評している[2]。東海REXを退団した一因が起用法について監督と衝突したことだと吉田は当人から聞き、「使ってもらえない理由を考えたことはあるのか。まずは自分自身を冷静に分析しなさい。それができない限り成長しない。」と諭したという[2]。またNPBドラフトで指名を受けられていない理由として年齢面のほかに「落ち着きというか、どっしりした佇まい」が不足しているという点を挙げている[2]。ただし、吉田は平間の野球に取り組む姿勢自体は高く評価しており、独立リーグの選手として年齢的に厳しくても2023年に残留させたのは「不器用でも本気で野球に取り組む姿勢や情熱を、若い選手に学んでほしい」という考えからだと述べている[2]。
詳細情報
独立リーグでの投手成績
出典は2022年までは「一球速報.com」[23][24][25]、2023年度はリーグのデータサイト[20]。
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 高知 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 18 | 0 | .750 | 187 | 45.1 | 35 | 0 | 19 | - | 0 | 57 | 6 | 0 | 8 | 4 | 0.79 | 1.19 |
2021 | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 14 | 0 | .667 | 167 | 41.2 | 25 | 1 | 11 | - | 3 | 59 | 4 | 0 | 4 | 2 | 0.43 | 0.86 | |
2022 | 17 | 16 | 4 | 1 | 1 | 9 | 4 | 0 | 0 | .692 | 438 | 107.1 | 88 | 0 | 27 | - | 6 | 114 | 14 | 1 | 32 | 19 | 1.59 | 1.07 | |
2023 | 38 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 9 | .000 | 218 | 50.2 | 56 | 1 | 12 | - | 2 | 53 | 1 | 0 | 31 | 27 | 4.80 | 1.34 | |
通算4年 | 139 | 20 | 4 | 1 | 1 | 14 | 9 | 34 | 1 | .609 | 1010 | 245.0 | 204 | 2 | 69 | - | 11 | 283 | 25 | 1 | 56 | 52 | 1.91 | 1.11 |
- 各年度の太字はリーグ最高
- 2023年シーズン終了時点
背番号
- 14 (2020年 - 2022年6月12日、8月8日 - 2023年)
- 41 (2022年6月12日 - 7月2日)
- 50 (2022年7月3日 - 7月10日)
脚注
- ^ a b c d e f ““大谷世代”で2年連続の指名漏れも…四国IL最強右腕がメキシコ挑戦「何十倍も厳しい世界」”. Full-Count. (2022年6月12日) 2022年6月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g 会津泰成 (2023年5月3日). “四国アイランドリーグ最強右腕は29歳の「超・野球小僧」。平間凜太郎、トヨイズムを胸にNPB入りへ最後の挑戦!”. 週プレNews 2023年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “開幕待ちわびた! 26歳の新人投手 高知ファイティングドッグスの平間”. 高知新聞. (2020年6月20日) 2022年6月15日閲覧。
- ^ 2009 USSSA全米選手権大会 - 日本リトルシニア中学硬式野球協会(2009年8月4日)2022年6月16日閲覧。
- ^ a b c d e 寺下友徳 (2021年10月10日). “ドラフト目玉の森木大智と9歳差。事実上の「引退宣告」を乗り越え指名を待つ”もうひとりの高知の剛腕””. Sportiva 2022年6月15日閲覧。
- ^ 第88回都市対抗野球大会(2017年)日本製鉄東海REX (愛知)個人投手成績 - 一球速報.com(平間は登板選手に含まれていない)
- ^ 四国アイランドリーグplusドラフト指名選手及び特別合格選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2019年11月18日、リンクされているPDFファイルを参照)
- ^ 日本独立リーグWatch 3・4月度受賞者発表/四国ILリポート - 週刊ベースボールONLINE(2022年6月4日)2022年6月16日閲覧。
- ^ “高知ファイティングドッグス前期優勝 2期連続”. 高知新聞. (2022年6月7日) 2022年6月16日閲覧。
- ^ 高知FD 退団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグニュースリリース(2022年6月12日)2022年6月16日閲覧。
- ^ 高知ファイティングドッグス ドッキー [@fightingdogs_dk] (2022年6月13日). "平間さん初先発初勝利". X(旧Twitter)より2022年6月15日閲覧。
- ^ “Realizaron Draft de Extranjeros” (スペイン語). PERIODICO LA VOZ. (2022年6月16日) 2022年6月22日閲覧。
- ^ a b 外部リンクのBaseball Referenceを参照。
- ^ “EL JAPONES RINTARO HIRAMA LLEGA A GUERREROS” (スペイン語). オアハカ・ウォーリアーズ (2022年7月3日). 2022年7月4日閲覧。
- ^ 高知FD 新入団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2022年8月8日)2022年8月8日閲覧。
- ^ 四国アイランドリーグplus2022 個人タイトル確定 - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2022年9月21日)2022年9月21日閲覧。
- ^ 9/30高知FD-信濃グランセローズ - 四国アイランドリーグplus
- ^ 2022年 年間最優秀監督及び年間MVPが決定 - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2022年11月2日)2022年11月2日閲覧。
- ^ 2022年 ベストナイン確定・最優秀審判 - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2022年11月2日)2022年11月9日閲覧。
- ^ a b 投手成績 平間凜太郎 - 四国アイランドリーグデータサイト
- ^ 高知FD 退団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2023年10月5日)2023年10月5日閲覧。
- ^ 平間凜太郎投手が「メキシコシティ・レッドデビルズ」と再契約! - 高知ファイティングドッグス(2023年10月23日)2023年10月25日閲覧。
- ^ 四国アイランドリーグplus2020シーズン公式戦(2020年)高知ファイティングドッグス (高知)個人投手成績 - 一球速報.com
- ^ 四国アイランドリーグplus2021後期公式戦(2021年)高知ファイティングドッグス (高知)個人投手成績 - 一球速報.com(「後期」とあるが年間通算の成績)
- ^ 【独立リーグ】個人投手成績-四国アイランドリーグplus2022後期公式戦 - 一球速報.com(「後期」とあるが年間通算の成績)
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference (Register)
- 平間凜太郎 - 高知ファイティングドッグス