コンテンツにスキップ

摺り足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年6月22日 (土) 02:01; えのきだたもつ (会話 | 投稿記録) による版 (240F:C8:644:1:C516:3138:D9D6:E9FC (会話) による版を えのきだたもつ による版へ巻き戻し)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

摺り足(すりあし)とは、の裏で地面、板、畳などをするようにして、静かに歩くことをいう[1]日本の武道(剣道相撲等)や芸能に特有の動きであり、重要な基礎稽古の一つである。

手順

[編集]

足の裏を地面から離さずに進むには、通常の歩行のように足先を先に出すのでなく、重心に落とし、太ももを腰から押し出す感じで前に出していく。これにより、上体を安定させたまま移動することができる[2][3]

効用

[編集]

股関節腰椎腹筋等が連動する動きであるため、これらの筋力や柔軟性の向上が期待できる。舞踊であれば、背筋が伸びて姿勢が崩れにくくなり、武道では、隙を無くし相手の攻撃を受け止めるための基本動作となる[4][5]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]