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2024年保守党党首選挙

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2024年イギリス保守党党首選挙
2022年10月 ←
2024年7月24日-11月2日

 
第一回国会議員投票 28 (23.7%) 22 (18.6%) 21 (17.8%)
第二回国会議員投票 33 (27.7%) 28 (23.5%) 21 (17.6%)
第三回国会議員投票 - - -



 
第一回国会議員投票 17 (14.4%) 16 (13.6%) 14 (11.9%)
第二回国会議員投票 21 (17.6%) 16 (13.4%) 脱落
第三回国会議員投票 - 脱落 脱落

現職党首

リシ・スナク

2024年保守党党首選挙:2024 Conservative Party leadership election)は、2024年の総選挙で保守党が歴史的大敗を喫した後、リシ・スナクが辞意を表明したことを受けて後任を決定するために行われる選挙である。

背景

2019年イギリス総選挙では、EU離脱を掲げた保守党が大勝した。しかし、その後、コロナ禍の行動制限下で行われたパーティーに批判が集まりボリス・ジョンソンは首相を辞任[1]。さらにその跡を継いだリズ・トラスは自身が打ち出した減税政策により金融市場が混乱状態に陥り、わずか1ヶ月半で辞任した[2][3]。後任にリシ・スナクが就任したあとも、インフレによる国民生活の圧迫などで政権への批判は収まらず、結果、2024年イギリス総選挙で保守党は議席を3分の1程度に減らし結党以来最低の議席数にとどまる歴史的な大敗となった[4][5][6]。それを受け、リシ・スナクは党首の辞任を表明[7]。後継の保守党党首を決めるための選挙を行うこととなった。

候補者

立候補者

候補者 政治的経歴

ケミ・ベイドノック
ビジネス大臣 (2023–2024)
国際貿易大臣 (2022–2023)
庶民院議員(2期)

ジェームス・クレバリー
内務大臣 (2023–2024)
外務・英連邦・開発大臣(2022–2023)
教育大臣(2022)
庶民院議員(4期)

ロバート・ジェンリック
移民担当大臣 (2022–2023)
住宅・コミュニティ大臣 (2019–2021)
庶民院議員(5期)

トム・トゥーゲントハット
安全保障担当大臣 (2022–2024)
庶民院議員(4期)

メル・ストライド
労働年金大臣 (2022–2024)
庶民院議員(5期)

プリティ・パテル
内務大臣 (2016–2017)
国際開発大臣(2019–2022)
庶民院議員(5期)

告示前の有力候補者

候補者 政治的経歴

ビクトリア・アトキンス
保健大臣 (2023–2024)
庶民院議員(4期)

スエラ・ブラヴァマン
内務大臣 (2022, 2022–2023)
司法長官(2020–2022)
庶民院議員(4期)

脚注

出典

  1. ^ 英国ジョンソン首相が辞任表明 不祥事相次ぎ閣僚離反 与党・保守党は党首選へ ウォレス、スナク、トラス氏ら有力”. 日本経済新聞 (2022年7月7日). 2024年9月19日閲覧。
  2. ^ 44日で辞任「英国・トラス首相」が起こした大混乱”. 東洋経済オンライン (2022年10月21日). 2024年9月19日閲覧。
  3. ^ トラス英首相、辞任を表明 就任から45日で在任期間は最短”. BBCニュース (2022年10月20日). 2024年9月19日閲覧。
  4. ^ 【イギリス総選挙2024】 労働党が単独過半数、14年ぶり政権交代 保守党は現職閣僚や元首相ら落選”. BBCニュース (2024年7月5日). 2024年9月19日閲覧。
  5. ^ 不祥事に党内抗争、経済失策… 国民を無視した与党への怒りが沸騰した イギリス14年ぶり政権交代の当然:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年9月19日閲覧。
  6. ^ 英総選挙、なぜ保守党大敗? 「スターマーの英国」財源確保が課題に”. 毎日新聞. 2024年9月19日閲覧。
  7. ^ スナク英首相、保守党党首辞任へ 総選挙惨敗受け」『Reuters』2024年7月5日。2024年9月19日閲覧。