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ハナイカダ

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ハナイカダ
町田市えびね苑で撮影
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ミズキ目 Cornales
: ミズキ科 Cornaceae
: ハナイカダ属 Helwingia
: ハナイカダ H. japonica
学名
Helwingia japonica
(Thunb.) F.Dietr. (1817)
和名
ハナイカダ(花筏)

ハナイカダ(花筏、Helwingia japonica)はミズキ科の落葉低木で、北海道南部以南の森林に自生する。の上にが咲くのが特徴である。雌雄異株。花は淡緑色で、子房下位、花弁は3-4枚。春に葉の中央に1-2個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。果実は黒い液果で種子を2-4個含む。この液果は甘味があり食べられる。進化的には葉腋から出た花序の軸が葉の主脈と癒合したと考えられる。

分類

亜種として南西諸島にリュウキュウハナイカダvar. liukiuensis台湾にタイワンハナイカダvar. formosanaが分布する。同属にはH. chinensisH. himalaicaがあり、中国南部、ヒマラヤに分布する。

ハナイカダ科

ハナイカダ属は従来ミズキ科に入れられていたが、APG植物分類体系ではモチノキ目の中の独立のハナイカダ科としている。