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CHEMISTRY

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CHEMISTRY
別名 ケミ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2001年 -現在
レーベル デフスターレコーズ
事務所 ニューカム
共同作業者 松尾潔(- 2003年
田中茂昭(2003年 - 2005年
公式サイト chemistry club
メンバー 堂珍嘉邦(ボーカル)
川畑要(ボーカル)

CHEMISTRY(ケミストリー)は、日本のツインボーカルによる男性デュオ歌手。所属レコード会社はSME系列のデフスターレコーズ。所属事務所はニューカムソニー・ミュージックアーティスツ傘下)。中国語でのミュージシャン名表記は「化学超男子」。

テレビ東京のオーディション番組『ASAYAN』(当時司会:ナインティナイン永作博美)が行った男性ボーカリストオーディションで選ばれた2人により結成。2人の声が「音楽的化学反応」を起こすことを期待して名づけられた。[1][2]

来歴

1999年8月、「ASAYAN」の企画「男子ボーカリストオーディション」の1次審査に川畑・堂珍共に大阪会場で参加し通過[3]。その後、最終選考まで進出。2000年12月15日、オーディション最終選考の一環で発売された仮デビューシングル『最後の夜』(当時のユニット名は「ASAYAN超男子。川畑・堂珍」)が、オリコン初登場9位を記録。2001年1月1日、オーディション最終選考で川畑と堂珍の2人が選ばれる。5人の中から最も支持の多い組み合わせ(DUO)を選ぶ企画であったが、当初から堂珍の人気が特に高く[4]、堂珍と誰の組み合わせがベストか、という形になった。その後、2001年1月21日の放送でユニット名が「CHEMISTRY」に正式に決定。

音楽活動

松尾潔プロデュース時代

2001年3月7日、シングル『PIECES OF A DREAM』でデビューし、発売6週目でオリコン1位を獲得。これはジャニーズ事務所所属のアイドルを除けば男性ボーカルグループでは21年ぶりという快挙であった。その後ロングヒットとなりミリオンセラーを達成した。同年11月には初のオリジナルアルバム『The Way We Are』を発売、247.1万枚の売上を記録する。このアルバムのセールスで、オリコンに於ける男性アーティストのデビュー・アルバムとしての歴代1位記録を樹立した。また、この年には『第52回NHK紅白歌合戦』に初出場し、この年の紅白最高視聴率52.4パーセントを記録している[5]

2002年1月、当時デビュー前だったSoweluと共に日本代表として、韓国のアーティスト(Brown Eyes、リナ・パーク)と合同ユニット「Voices of Korea/Japan」を結成。その後3月にはサッカーW杯日韓大会のテーマ曲を収録したシングル『Let's Get Together Now』を発売。5月30、31日にソウルで開催されたW杯前夜祭・開会式にも参加し楽曲を披露している[6]

2002年12月、シングル『My Gift to You』発売。世界初の着うたソングに起用される[7][8]。翌2003年1月には2作目のオリジナルアルバム『Second to None』を発売。オリコン週間アルバムチャートで2週連続の第1位を獲得。また、ミリオンセールスも記録し2003年年間アルバムランキングでも1位を獲得した。これにより、オリコンに於ける男性アーティストとしては初となるデビューアルバムからの連続での初登場・ミリオン突破記録を樹立した[8]

2003年6月、リミックス曲を中心に収録した企画アルバム『Between the Lines』を発売。このアルバムをもって、プロデューサー松尾潔の元から離れ、セルフプロデュースへ移行する。

セルフプロデュース時代

その後2003,2004年にかけシングルを3枚リリースし、2004年2月には3作目のオリジナルアルバム『One×One』を発売した。また2005年1月にはバラード曲を中心に収録した企画アルバム『Hot Chemistry』を30万枚限定発売。ともにオリコン初登場1位を獲得し、これにより1stアルバムからの連続初登場首位記録においてKinKi Kids(6作連続)に次ぐ歴代2位(5作連続)を記録した。

2005年10月、Crystal Kayとのコラボレーション楽曲「Two As One」を「Crystal Kay×CHEMISTRY」名義でシングルとして発売。翌月に発売された16thシングル『almost in love』では、「CHEMISTRY×Crystal Kay」名義による別バージョンを収録している。更に同11月には1年9ヶ月ぶり、4作目のオリジナルアルバム『fo(u)r』を発売、週間最高2位を獲得した。

およそ10ヶ月の充電期間の後、槇原敬之プロデュースの『約束の場所』といったシングルを2ヶ月連続リリース。2006年11月にはそれらを先行シングルとする初のベストアルバム『ALL THE BEST』を発売。このアルバムにはボーナス・トラックとして、松尾潔を再びプロデューサーに迎えての新曲「Top of the World」も収録された。

2008年1月、2年2ヶ月となるオリジナルアルバム『Face to Face』を発売。オリジナルアルバムとしては自身最多となるシングル6作が収録されたアルバムとなった。

メンバー

ディスコグラフィー

シングル

(発売日 / 作詞者名・作曲者名・編曲者名)

  1. PIECES OF A DREAM(2001年3月7日 / 麻生哲朗藤本和則・藤本和則)
  2. Point of No Return/君をさがしてた 〜The Wedding Song〜(2001年6月6日 / 麻生哲朗・藤本和則・藤本和則)
  3. You Go Your Way(2001年10月11日 / 小山内舞豊島吉宏MAESTRO-E
  4. 君をさがしてた 〜New Jersey United〜 (2002年5月9日 / 川口大輔・川口大輔・Natalie Wilson & Jack Russel)
  5. FLOATIN' (2002年7月17日 / 立田野純YANAGIMAN&松尾潔・I.S.O.
  6. It Takes Two/SOLID DREAM/MOVE ON(2002年11月13日 / 小山内舞・和田昌哉Larry Gold&和田昌哉。/麻生哲朗・藤本和則・藤本和則/立野野純・鷺巣詩郎・鷺巣詩郎)
  7. My Gift to You (2002年12月18日 / 小山内舞&S.O.S.・S.O.S.・S.O.S.)
  8. アシタヘカエル/Us(2003年8月6日 / 麻生哲朗・ハマモトヒロユキ河野伸関陽子松浦晃久・河野伸)
  9. YOUR NAME NEVER GONE/Now or Never/You Got Me (2003年11月19日 / 麻生哲朗・SPANOVA森俊之m-flo&CHEMISTRY・m-flo・m-flo/角田誠DAICHI・森俊之)
  10. So in Vain (2004年2月4日 / Juve為岡そのみ益田トッシュ
  11. mirage in blue/いとしい人(Single Ver.)(2004年7月7日 / 浅田信一・Kazuya(GOOD LOVIN')・U-SKE/堂珍嘉邦・SPANOVA・SPANOVA)
  12. Long Long Way(2004年10月27日 / 佐々木圭一・SPANOVA・河野伸)
  13. 白の吐息(2004年12月1日 / Juve・為岡そのみ・村山晋一郎
  14. キミがいる(2005年2月23日 / 秦建日子市川淳・河野伸)
  15. Wings of Words(2005年7月27日 / 森雪之丞谷口尚久葛谷葉子・谷口尚久)
  16. almost in love(2005年11月2日 / H.U.B.小田原友洋大智長岡成貢
  17. 約束の場所(2006年10月4日 / 槇原敬之・槇原敬之・槇原敬之)
  18. 遠影 feat. John Legend(2006年11月1日 / 麻生哲郎・谷口尚久・谷口尚久)
  19. Top of the World(ベストアルバムのリカットシングル。2006年12月6日 / 小山内舞・JIN NAKAMURA・JIN NAKAMURA)
  20. 空の奇跡(2007年4月25日 / 谷口尚久・谷口尚久・CHOKKAKU
  21. This Night(2007年8月1日 / 谷口尚久・谷口尚久・Tomokazu"T.O.M"Matsuzawa
  22. 最期の川(2007年10月24日 / 秋元康井上ヨシマサ・CHOKKAKU)
  23. 輝く夜(2007年12月5日 / Blaise、Maynard、tax、DICK・Blaise Plant、Maynard Plant・CHOKKAKU)

コラボレーションシングル

  • Let's Get Together Now(2002年3月13日) ※「Voices of Korea/Japan」名義
  • ずっと読みかけの夏 feat.CHEMISTRY(2005年9月21日) ※冨田ラボのシングル
  • Two As One(2005年10月5日) ※「Crystal Kay×CHEMISTRY」名義

仮デビューシングル

  • 最後の夜(2000年12月15日) ※「ASAYAN超男子。川畑・堂珍」名義

オリジナルアルバム

  1. The Way We Are (2001年11月7日)
  2. Second to None (2003年1月8日)
  3. One×One (2004年2月18日)
  4. fo(u)r (2005年11月16日)
  5. Face to Face (2008年1月30日)

コンセプトアルバム

リミックスアルバム

ベストアルバム

映像作品

ライブ

  • R.A.W.〜respect and wisdom〜 CHEMISTRY ACOUSTIC LIVE 2002 (2002年4月10日) ※DVDVHSが発売されている。
  • Two as We Stand 〜Live and Documentary 2002-2003〜 (2003年9月10日)
    • 2枚(本)組。1枚目には1st・2ndツアーのドキュメンタリー+ライブ+ロングインタビュー映像を、2枚目には3rdツアーの日本武道館でのライヴ映像を収録。DVDとVHSでの発売。
  • CHEMISTRY in SUNTORY HALL 〜響〜 (2005年1月26日)
    • 2004年9月4日にサントリーホールにて行われた、東京フィルハーモニー交響楽団とのライブ映像。DVDとUMDでの発売。
  • CHEMISTRY 2006 TOUR fo(u)r (2006年11月22日)

ミュージック・クリップ集

  • CHEMISTRY THE VIDEOS:2001-2002 〜What You See Is What You Get〜 (2003年2月14日)
    • シングル「PIECES OF A DREAM」〜「My Gift to You」のPVのほか、レコーディング風景やメイキング映像など多数の映像を収録。DVDとVHSでの発売。
  • CHEMISTRY THE VIDEOS:2003-2006 〜We Sing, Therefore We Are〜 (2006年8月9日)

アナログ盤

  • BROTHERHOOD (2001年) ※KAWABATA and DABOとして

参加作品

他アーティストアルバム

  • アッシャー『8701』/M-18「U REMIND ME(KC's Smooth Remix)」 (2001年8月8日)
  • Skoop On SomebodySave Our Souls』/M-3「Two of A Kind」 (2002年9月26日)
  • 川村結花『朝焼けの歌 〜秋・冬盤〜』/M-1「朝焼けの歌」 (2002年10月23日) ※堂珍のみ
  • 川口大輔『BEFORE THE DAWN』/M-2「STARS」、M-3「WILL(ensemble in the DAWN)」 (2003年1月29日)
  • 川村結花『春夏秋冬』/M-11「春夏秋冬(Live Version)」 (2003年3月19日) ※堂珍のみ
  • 浅田信一『モアベター・スマイル』/M-7「IN EVER PLACE(duet with 堂珍嘉邦)」 (2005年6月22日) ※堂珍のみ
  • GIANT SWING『GIANT SWING DELI』/M-3「WHY BABY feat.CHEMISTRY」 (2007年03月07日)

トリビュートアルバム

ライブ

ライブ・ツアーは太字で示す。

2001年
J-WAVE GROOVE LINE「CHEMISTRY LIVE」(6月12日)
CHEMISTRY for REAL(7月17日)
京都立命館大学学園祭ライブ(11月17日)
SSTVFM802「CHEMISTRY X'mas in PEACE」アコースティック・ライブ(12月25日)
2002年
1st LIVE TOUR 2002 CHEMISTRY Intro-lude Tour “for REAL”(3月1日 - 3月15日)
CHEMISTRY 2002 Acoustic LIVE TOUR “R.A.W.”(8月17日 - 9月8日)
2003年
CHEMISTRY 2003 TOUR “Second to None”(2月27日 - 4月23日)
CHEMISTRY SPECIAL LIVE with STRINGS ORCHESTRA “ノール室内楽団”(11月25日)
2004年
CHEMISTRY 2004 ARENA TOUR “OnexOne”(4月10日 - 6月10日)
CHEMISTRY in SUNTORY HALL〜響〜(9月4日)
2006年
CHEMISTRY 2006 TOUR “fo(u)r”(1月15日 - 5月4日)
CHEMISTRY 5th ANNIVERSARY PARTY (3月7日)
fm osaka summer special CHEMISTRY LOUNGE 06(8月14日)
京都文化祭典’06平安神宮幻夜コンサート(10月27日)
2008年
CHEMISTRY 2008 TOUR “Face to Face”(3月30日 - 7月4日)

著書

共演者

  • ケツメイシ - 「Point of No Return(ケツメイシのremix。)」に参加。
  • DABO(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND) - 川畑と「Brotherhood」、「BUGSY NIGHT」で共演。
  • ケイコ・リー - 堂珍と「星たちの距離」でデュエット。
  • 和田昌哉 - ボーカル・プロデュース、コーラス参加曲多数。
  • リナ・パーク - 「Let's Get Together Now」にVoices of Korea/Japan名義で、「Dance With Me(KOREA/JAPAN Ver.)」にCHEMISTRY名義で共演。
  • Skoop On Somebody - 「My Gift To You」を作詞作曲、TAKEが一部ボーカルとして参加。KO-HEYが「Ordinary Hero」にドラムで参加。「Two of A Kind」ではS.O.S.meets CHEMISTRY名義で共演。
  • 川村結花 - 堂珍と「朝焼けの歌」でデュエット、「春夏秋冬」に堂珍がゲストボーカルとして参加。
  • SEAMO - シーモネーター名義で「君をさがしてた 〜シーモネーター&DJ TAKI-SHIT Remix feat. CRYSTAL BOY」に参加。
  • CRYSTAL BOY (nobodyknows+) - 「君をさがしてた 〜シーモネーター&DJ TAKI-SHIT Remix feat. CRYSTAL BOY」に参加。
  • SOUL SCREAM - HAB I SCREAMが「アシタヘカエル(feat. HAB I SCREAM/キボウノヒカリVersion)」に参加。
  • m-flo - 「Now or Never」にCHEMISTRY meets m-flo名義で参加(m-flo loves CHEMISTRY名義は「Astrosexy」)。
  • スガシカオ - 「You Got Me」にギターで参加。
  • 佐藤タイジ (シアターブルック) - 「Ordinary Hero」を作曲、同楽曲にはギターでも参加。
  • 浅田信一 - 堂珍と「IN EVER PLACE」でデュエット。
  • 東京スカパラダイスオーケストラ - 「Dance With Me」にブラスで参加。
  • BONNIE PINK - 「Dance With Me」で共演。
  • 冨田ラボ - 「ずっと読みかけの夏」で共演。
  • Crystal Kay - 「Two As One」で共演。
  • GIANT SWING PRODUCTIONS - 「WHY BABY」で競演。
  • EAST END - GAKU-MCが「Dance With Me」に参加、ROCK-Teeが同楽曲にDJで参加。
  • 槇原敬之 - 「約束の場所」を作詞・作編曲、コーラス参加したほか、TV番組でも同曲で共演。
  • ジョン・レジェンド - 「遠影 feat. John Legend」にピアノで参加。
  • MONKEY MAJIK - 「輝く夜」でCHEMISTRY SUPPORTED BY MONKEY MAJIKとして共演。作詞・作曲・コーラス参加。

タイアップ一覧

関連項目

脚注

外部リンク