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斑鳩 (シューティングゲーム)

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斑鳩
ジャンル シューティング
対応機種 アーケード(AC)
ドリームキャスト(DC)
ゲームキューブ(GC)
Xbox 360(360、Live Arcade)
開発元 トレジャー
発売元 トレジャー
人数 1-2人
メディア AC:NAOMI-GD
DC:GD-ROM
GC:
360:ダウンロード
発売日 AC:2001年12月20日
DC:2002年9月5日
GC:2003年1月16日
360:2008年4月9日
対象年齢 CERO: A
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斑鳩(IKARUGA)は、株式会社トレジャーの製作した縦スクロールシューティングゲーム2001年12月20日に業務用として稼動(使用システム基板はNAOMI)。

2002年9月5日にはドリームキャスト版が、2003年1月16日にはニンテンドーゲームキューブ版が発売された。また、2008年4月9日にはXbox Live Arcadeで配信された。

概要

プロジェクトRSの第2作目にあたる(読みは「いかるが」)。 前作レイディアントシルバーガンとの関係は、いわゆる一般的な続編とは異なりストーリー上の直接の繋がりこそ無いものの、属性とコンボによる特殊なスコアシステムや、単発ショットによる狙い撃ち、緻密なパターン構築の必要性など、コンセプト上の共通点は多い。


操作・システム

操作に使うデバイスは、移動用のレバーとショットボタン、そして「属性」を入れ替えるボタンで構成される。ショットは非パワーアップ方式で直線方向に撃つ。

システムの主軸的な特徴としては、敵および、敵弾には「白」と「黒」の2つの属性のうち片方が設定されており、自機もその二つの属性を入れ替えて(反転させて)攻略していく作りとなっている[1]

自機は、属性を反転することで属性の色に機体色を変える。自機は属性の色のフィールドで包まれており、フィールドと同色の敵弾を吸収する。自機から発射される弾もその属性の色で染まっており、同色の敵に対しては威力が半減し倒すと同色の打ち返し弾が飛ぶ。逆に異なれば威力が増すが打ち返し弾は飛ばない。

敵弾を吸収することでゲージが上昇し一定数まで上がると、ショットボタンと属性反転ボタンを同時に押すことで「力の解放」と呼ばれる、自機の属性と同色の強力なホーミングレーザーを放つ。放つレーザーの数は貯めたゲージの長さに比例する。

得点システムには、前作と同じく同色の敵を3機連続で破壊するとボーナス点が入るチェインを採用している。前作では同色の敵を続けて倒さなければならないため、チェインしている色とは異なる敵を見逃すことが多かったが、本作では同色の敵を3機ずつ破壊することを守れば途中で色を変えてもチェインは継続する。また、配置された敵をすばやく破壊することで次の敵配置パターンが出現するという早回しがあるため、正確に素早く敵を破壊することが高得点につながる。ボス戦では制限時間が設定され、残り時間に応じたボーナス点が入る。

ゲーム開始時に難易度設定ができる珍しい作品。選択できる難易度はイージー、ノーマル、ハードの3段階あり、イージーでは敵を破壊した際の撃ち返し弾が一切飛ばず、逆にハードでは必ず撃ち返し弾が出現する。これに応じて敵配置にも若干の変更がされていることもある。また、癖のあるゲームシステムへの理解を助けるため、通常の全5面までプレイする他に、お試しプレイとして2面クリアで終了する代わりに1面は残機無限でプレイできるというモードも用意されている。

登場人物

  • 森羅 (しんら)
  • 篝 (かがり)
  • 新海
  • 天内
  • 風守
  • 浅見 影比佐
  • 鬼羅
  • 鳳来 天楼

登場機体

斑鳩に登場する機体は全て実在の鳥類がモチーフとなっており、名称も鳥の名が付けられている。

飛鉄塊

仏鉄塊

その他

ステージ

  1. 理想
  2. 試練
  3. 信念
  4. 現実
  5. 輪廻

脚注

  1. ^ システムの一部として敵キャラの一部が2種類の属性を持ち、自機の攻撃も2種類の属性があるものとしてグレート魔法大作戦(2000年)が先に存在する

関連項目

  • パックマン - 敵弾吸収プレイに徹するとリザルト画面で関連する用語が表示される

外部リンク