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武基雄

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武 基雄 (タケ・モトオ、1910年-2005年)は、日本の建築家早稲田大学名誉教授 武建築設計研究所を主宰し、多くの優れた建築作品を残す。 元新建築家技術者集団代表幹事。鎌倉彫の武登苑は夫人。日本画家福永晴帆は義父。長崎市生まれ。

1937年 早稲田大学建築学科卒。1937年から1940年の間石本喜久治の石本建築事務所勤務。同僚の立原道造海老原一郎西山卯三らや、立原の友人丹下健三らと知己になる。

1940年から1979年まで、早稲田大学で教鞭をとる。藤井博巳菊竹清訓ら多くの俊英を育てる。 戦災復興都市計画では、吉阪隆正らと主に広島県呉市を担当。 1950年 建築設計事務所・武建築設計研究所を開設。

主な作品に長崎水族館、長崎市公会堂と古川市民会館(日本におけるDOCOMOMO100選)、島原市文化会館、諫早市民センター、島原図書館、鎌倉商工会議所会館、など多数。

著書に、現代木造住宅のディテール 基本と応用 、市民としての建築家 (相模書房/1983) 、都市は「ふるさと」か (F.レンツ=ロ-マイス著 伊藤哲夫と共訳 鹿島出版会/SD選書 1978)など。

参考文献 

現代日本建築家全集:5 今井兼次 ; 武基雄 三一書房 1971