プロレスリング求道軍
プロレスリング求道軍(プロレスリングぐどうぐん)とは熊本県を拠点とするインディプロレス団体。代表は幸村ケンシロウ。黎明期は「舐めた奴らを叩きのめす!」また「九州をしめる!」と叫ぶ、幸村剣士郎(当時)を中心とした謎の集団として活動していたが方針を転換し、現在は“教育プロレス”[1]と称して熊本県内の学校を廻り、学校の体育館等にリングを組み授業の一環としてプロレスを見せている。
来歴
1997年7月20日、熊本県宇土郡三角町(現・宇城市三角町)にて「九州求道軍」の名でプレ旗揚げ。構成員は幸村と後に加わったGUDOの2人。諸事情で正式旗揚げまでこの大会を含め、2回しか興行が打てなかった。
1999年、幸村の自宅の倉庫(菓子問屋)が家業をやめて全て使えるようになったのを機に、トレーニングジム「ザ・ジム求道軍」を開業。
2002年6月1日、八代・熊本木材八代支店大倉庫にて団体名を「プロレスリング求道軍」と改め、ウルトラマンロビンらさまざまな選手を集めて独立旗揚げ戦を行う。メインカードはみちのくプロレスとの対抗戦(幸村&GUDO vs サスケ&湯浅)であった。この頃は毎年2回ぐらいの割合で興行を行っていた。
2004年、GUDOがマスクを脱いで正体が川崎堅一であることを明かす。
2005年、熊本市流通情報会館で青少年健全育成チャリティー興行を行う。リッキー・フジやミスター雁之助が参戦。
2007年、興行を一切止め市町村・自治体・企業などの祭りや、施設訪問によるイベント形式での「地域活性型プロレス」へと方向変換する[2]。
2009年、教育のための授業プロレス開始。熊本やつしろハーモニーホールで行われた「プロレス九州5団体初集結戦!」に幸村、球磨川、清正が参加。
2010年11月1日、NHK総合テレビ『ドキュメント20min.』で「教育レスラー参上!」と題され、教育プロレスの模様が全国放送された[3]。
所属選手&スタッフ
- 幸村ケンシロウ
- 球磨川彦一
- 清正
- 平島和宏……「教育レスラー参上!」で体を張って悪役レスラーのいじめを止める様子が放送された。
かつて所属した選手
- 川崎賢一(元2代目GUDO)
- 菅沼修(元初代GUDO)
その他
- ヴァーチャル世代の子供たちに「生」を伝えるユニークな試みとして、暴力的だと非難されることもあるプロレスを教育現場に生かそうとしている。
- 熊本県八代市にある道場はトレーニングジムの「ザ・ジム求道軍」でもあり、幸村が教える小中学生の進学塾としても利用されている[4]。
- トレーニングジムは、現在五十名程の会員が健康増進やシェイプアップなど目的に応じたトレーニングを行っている。中には、基礎体力向上や筋力アップの為に利用する高校の部活もあるという。他団体との試合に参加していないときは、夜十一時頃まで指導している。
- 一つの目標をクリアしたら次の目標に向かっていく。現状に満足せずどんどん上を目指していくという意味で『求道軍』と名付けられた。
- 教育プロレスでは華☆激の選手がリングに上がっている。