セルゲイ・バブーリン
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セルゲイ・ニコラエヴィッチ・バブーリン(Sergey Nikolayevich Baburin, 1959年1月31日 - )は、ロシアの政治家。ロシア連邦議会下院国家会議副議長。「人民の意志」党の指導者。民族主義、愛国主義者として知られる。
レニングラード大学で法律を学び、オムスク大学法学部長を務める。アフガニスタン戦争に従軍し、数回勲章を受章している。1990年ロシア人民代議員に当選し、最高会議代議員にも選出される。
ソ連崩壊後の混乱の中で民族主義、愛国主義が台頭する中で、全ロシア国民同盟を創設し民族派の政治家として認知度を上昇させた。同じ民族主義派の政治家としてウラジーミル・ジリノフスキーがいるが、バブーリンはジリノフスキーよりも口ひげを蓄えた端正な風貌と理性的な態度で知られる。
バブーリンは左派、愛国派の政治ブロック「祖国」(ロージナ)に所属し、議会では市民法、刑法、仲裁者・手続法委員会に所属している。