素敵じゃないか
「素敵じゃないか」(すてきじゃないか、Wouldn't It Be Nice)は、アメリカ合衆国のロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズの楽曲。1966年5月16日発売のアルバム『ペット・サウンズ』に収録。『神のみぞ知る』とのカップリングでシングルとしても発売され、全米8位の売上を記録した。
クリーンなエレクトリック・ギター(12弦に聴こえるが[要出典]、ブライアン・ウィルソンの談によると、6弦を2回重ねているという)による、煌めくようなイントロが特徴。恋する人と結婚し、共に暮らせたら「素敵じゃないか」と問いかけるストレートなラブソングである。
なお、ライヴではブライアンに代わってアル・ジャーディン、後にカール・ウィルソンがリードヴォーカルを担当した。
1986年リリースのベスト盤『メイド・イン・USA』と1989年リリースのアルバム『スティル・クルージン』には、ブライアンとマイクのヴォーカルが別テイクで、よりラウドにミックスされたヴァージョンが収録されている。このヴァージョンは、『ペット・サウンズ・セッションズ』には収録されていない。
1997年、『ペット・サウンズ・セッションズ』にてステレオ・ヴァージョンが初めて発表された。ミドルのリード・ヴォーカルがブライアンに差し換わっていることで大きな反響を呼んだが、2001年の『ペット・サウンズ(モノ+ステレオ)』リリースの際、モノ・ヴァージョンと同じマイクのリードに戻された。けれどもブライアンがリードのヴァージョンは、2003年発表の『ペット・サウンズ』DVDに収録のステレオ、及び5.1サラウンド・ミックスにて踏襲された。
タイアップ
2013年1月ゴールドクレストのマンションCMに起用されている。
2013年10月12日公開の映画『陽だまりの彼女』のメインテーマに使用されている。
クレジット
- 作詞:トニー・アッシャー
- 作曲:ブライアン・ウィルソン
- リードヴォーカル:ブライアン・ウィルソン
- ブリッジ:マイク・ラヴ