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Document Object Model

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Document Object Model (DOM) は、W3Cから勧告されている HTML文書やXML文書をアプリケーションから利用するためのAPIである。 Level 1 から Level 3 まで勧告されている。

XMLを読み込む別のAPIであるSAXと異なり、XMLデータをツリー構造として扱う事ができる。ただし、通常の場合対象のXML文書を全て読み込んでからの扱いを前提とするため動作速度が遅かったり、メモリーの使用量が大きくなる欠点もある。

W3CではAPIの仕様を定義しているのみで、特定のプログラム言語を対象としたものではない。 DOMの実装は各メーカーに委ねられており、DOMを実装したXMLパーサが各メーカーから提供されている。

勧告

W3Cによって、Level 1 から Level 3 まで勧告されており、XML文書を扱う「Core」、HTML文書を扱う「HTML」等のモジュールに分かれている。

また、正式な仕様ではないが、Level 1 以前からある各ブラウザの独自実装を DOM Level 0 と呼称する場合がある[1]

Level 1

Level 2

Level 3

参照

  1. ^ 山田祥寛『JavaScript 本格入門』P.254

関連

外部リンク