15の夜
「15の夜 (THE NIGHT)」 | |||||||
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尾崎豊 の シングル | |||||||
初出アルバム『『十七歳の地図』』 | |||||||
B面 | 「傷つけた人々へ」 | ||||||
リリース | |||||||
規格 | 7インチレコード | ||||||
録音 | ソニー信濃町スタジオ | ||||||
ジャンル | ロック | ||||||
時間 | |||||||
レーベル | CBSソニー | ||||||
作詞・作曲 | 尾崎豊 | ||||||
プロデュース | 須藤晃 | ||||||
尾崎豊 シングル 年表 | |||||||
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「15の夜」(じゅうごのよる)は、日本のミュージシャン、シンガーソングライターである尾崎豊のデビューシングル。英題は「THE NIGHT」(ザ・ナイト)。
背景
この歌は尾崎が14歳のときに、尾崎の同級生で友人の一人が髪が長いという理由で中学校の教師にバリカンで髪の毛を刈られたことに反発して、仲間とともに実際に家出した経験をもとに作られた[1]。当初は「14の夜」と作詞したかったが、語呂が悪いため「15の夜」とした。その仲間たちとよく集まり、歌詞にもある家出の計画を立てた場所は練馬区にある向山公園である。
尾崎がプロデューサーの須藤晃に初めて持っていった詞であり、その際のタイトルは『無免で…』というタイトルだった。その後、デモテープの段階で『無免許』となり、さらに『15の夜』に改められた[2]。
プロデューサーの須藤晃は、のちに著書でこの歌の歌詞について「誰も書いたことのないような、ティーンエイジャーのための、ティーンエイジャーによる、ティーンエイジャーの詞だった」と書き著している[3]。繁美夫人は尾崎の死後に、「バイクを盗んだのは尾崎の友人で、それを曲にした」と語っている。
リリース
1983年12月1日にCBSソニーより7インチレコードで発売された。
ライブ・パフォーマンス
尾崎のライブではほぼ欠かさず演奏されていたが、通常はスタジオ録音と同じアレンジで演奏されていた。しかし、最終公演となった1991年の「TOUR 1991 BIRTH ARENA TOUR 約束の日 THE DAY」公演では、アコースティック・ギター1本での演奏が行われており、後にシングル「15の夜 (ライブ)」としてリリースされた(後述)。
カバー
- Crouching Boys - 『"BLUE" A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』(2004年)
シングル収録曲
全作詞・作曲: 尾崎豊。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「15の夜」(THE NIGHT) | 町支寛二 | |
2. | 「傷つけた人々へ」(TO ALL THAT I HURT) | 西本明 | |
合計時間: |
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
- 菊池丈夫 - ドラムス
- 美久月千晴 - ベース
- 佐藤英二 - ギター
- 町支寛二 - ギター
- 西本明 - エレクトリックピアノ、シンセサイザー
- 板倉雅一 - ハモンドオルガン、グロッケンシュピール
- 古村敏比古 - サクソフォーン
- 川瀬正人 - パーカッション
スタッフ
- 須藤晃 - プロデューサー
- 助川健 - レコーディング、ミックス・エンジニア
- 田島照久 - デザイン、アート・ディレクション、写真撮影
- TAKASHI ITO - セカンド・エンジニア
- 大野邦彦 - セカンド・エンジニア
- 村上茂 - プロモーション・スタッフ
リリース履歴
No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
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1 | 1983年12月1日 | CBSソニー | EP | 07SH1433 | - | |
2 | 1989年3月21日 | CBSソニー | 8センチCD | 10EH-3248 | 8位 | 「卒業」との両A面シングル |
ライブ版
- 「15の夜」
- ライブ音源
- 『LAST TEENAGE APPEARANCE』(1987年) - 1985年11月15日の代々木オリンピックプール第一体育館公演から収録。
- 『約束の日 Vol.2』(1993年)1991年10月30日の代々木オリンピックプール公演から収録。アコースティック・ギター1本で演奏された。シングルとしてリリースされている(後述)。
- 『SATURDAY 〜ROCK'N'ROLL BEST OF YUTAKA OZAKI』(2008年) - 1984年3月15日の新宿ルイードでのデビュー公演から収録。
- ライブ映像
- 『TOUR 1991 BIRTH』(1992年) 『約束の日 LAST APPEARANCE』(1993年) - 1991年10月30日の代々木オリンピックプール公演から収録。
- 『OZAKI・18』(1996年) - 1984年3月15日の新宿ルイードでのデビュー公演から収録。
- 『OZAKI・19』(1997年) - 1985年1月12日の日本青年館公演から収録。
- 『LAST TEENAGE APPEARANCE』(1997年)
- 『625 DAYS』(2005年) - 1984年12月3日の秋田市文化会館公演から収録。
- 『OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER』(2006年) - 1987年8月29日の有明コロシアム公演から収録。
- ライブ音源
- 「傷つけた人々へ」
- ライブ映像
- 『OZAKI・18』(1996年)
- ライブ映像
収録アルバム
- 「15の夜」
- 「傷つけた人々へ」
- 『十七歳の地図』(1983年)
15の夜(ライブ)
「15の夜 (ライブ) (THE NIGHT (LIVE))」 | |||||||
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尾崎豊 の シングル | |||||||
初出アルバム『『約束の日 Vol.2』』 | |||||||
B面 | 「ダンスホール (ライブ)」 | ||||||
リリース | |||||||
規格 | 8センチCD | ||||||
録音 |
1991年10月30日 代々木オリンピックプール | ||||||
ジャンル | ロック | ||||||
時間 | |||||||
レーベル | ソニー・ミュージックレコーズ | ||||||
プロデュース |
尾崎豊 須藤晃 | ||||||
チャート最高順位 | |||||||
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尾崎豊 シングル 年表 | |||||||
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「15の夜 (ライブ)」(じゅうごのよる・ライブ)は、尾崎豊の13枚目のシングル。
背景
このシングルは、同年5月10日に発売されたライブアルバム『約束の日 Vol.2』に先駆けて発売された先行シングルである。本作とそのライブアルバムは1991年10月30日に行われた代々木オリンピックプール第一体育館での最終公演ライブの音源を使用している。2曲目の「ダンスホール (ライブ)」は同ライブアルバムには未収録となっているため、このライブ・テイクはこのシングルにのみ収録されている。
2曲ともにアンコールの際に歌われ、アンコールの最終曲である「ダンスホール」の演奏後に、尾崎は「また次のツアーで会いましょう」という言葉を残したが、翌1992年4月25日に急死し、次のツアーは行われなかったため、尾崎が生前最後にライブで演奏した曲は「ダンスホール」となった。
音楽性
オリジナル盤「15の夜」(1983年)やアルバム「回帰線」収録バージョンとは異なり、全編アコースティック・ギターでの尾崎単独の弾き語りの演奏となっている。
尾崎の死後、テレビの報道番組などで映像とともに多く使用されたのはこちらのバージョンとなっている。邦楽曲としては珍しくA面が(カップリング曲とともに)ライブ・テイクであるので、前述のライブアルバムに対してライブ・シングルとでも言うべき内容である。また、尾崎は以前にもA、B両面がライブ音源のシングル「DRIVING ALL NIGHT」(1985年)を発売している。
リリース
尾崎の逝去から1年後である1993年4月25日にソニー・ミュージックレコーズより8センチCDで発売された。規格品番はSRDL3635。
チャート成績
オリコンチャートで最高位15位を記録している。
シングル収録曲
全作詞・作曲: 尾崎豊。 | |||
# | タイトル | 収録日時、会場 | 時間 |
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1. | 「15の夜」(THE NIGHT) | 1991年10月31日、代々木オリンピックプール第一体育館 | |
2. | 「ダンスホール」(DANCE HALL) | 1991年10月31日、代々木オリンピックプール第一体育館 | |
合計時間: |
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
スタッフ
- 尾崎豊 - プロデューサー
- 須藤晃 - コ・プロデューサー
- 諸鍛治辰也 - レコーディング、ミックス・エンジニア
- 笠井鉄平 - マスタリング・エンジニア
- 中沢慎太郎 - アシスタント・ディレクター
- 徳永陽一 - アシスタント・エンジニア
- 田島照久(田島デザイン) - アート・ディレクション、デザイン、写真撮影
- アイソトープ - エグゼクティブ・プロデューサー
収録アルバム
- 「15の夜 (ライブ)」
- 『約束の日 Vol.2』(1993年)
- 『13/71 - THE BEST SELECTION』(2004年)
- 『LIVEBEAT BOX』(2012年)
- 「ダンスホール (ライブ)」
脚注
- ^ 日本テレビ系「知ってるつもり!?」1997年4月13日放送分より
- ^ 須藤晃 - 「尾崎豊 覚え書き」(1998年、小学館、ISBN 4094021019)P12
- ^ 須藤晃 - 「尾崎豊 覚え書き」(1998年、小学館、ISBN 4094021019)P13