UAEダービー
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UAEダービー UAE Derby[1] | |
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開催国 | アラブ首長国連邦 |
競馬場 | メイダン競馬場 |
創設 | 2000年3月25日 |
2022年の情報 | |
距離 |
ダート1900m[2] (約9.51ハロン) |
格付け | G2[2] |
賞金 |
1着賞金58万ドル[2] 賞金総額100万ドル[2] |
出走条件 | サラブレッド3歳 |
負担重量 | 北半球産馬55kg、南半球産馬59.5kg、牝馬2kg減[注 1] |
UAEダービー(UAE Derby、アラビア語: ديربي الإمارات[3])とはアラブ首長国連邦のドバイにあるメイダン競馬場で行われる競馬の競走である。2002年からG2に格付けされている[4]。アル・バスタキヤ、UAE2000ギニーとあわせ[要出典]、ドバイ三冠の最終戦に挙げられる競走である[2]。
概要
競走馬の出走条件はサラ系3歳限定である。ただしUAEでは馬齢表記を南半球の基準で定めている為、北半球の基準で表記すると北半球産3歳馬ならびに南半球産4歳となる。中東地区におけるケンタッキーダービーへの出走ポイントを獲得できるロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービーの対象レースとなっている[5]。
同日にはドバイワールドカップミーティングと題してドバイゴールドカップ、ドバイカハイラクラシック、アルクォズスプリント、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイゴールデンシャヒーン、ゴドルフィンマイル、ドバイワールドカップなど他の国際招待レースも開催され、ドバイだけでなくアラブ首長国連邦の競馬の祭典として定着している。
2020年は賞金総額250万米ドル[6]。2021年は75万米ドル[7]。
歴史
- 2000年 創設。ナド・アルシバ競馬場にてダート1800mで施行。
- 2001年 G3に格付け。
- 2002年 G2に格付け。
- 2010年 開催場がメイダン競馬場に移行し、施行距離がオールウェザー1900mに変更。
- 2015年 施行条件がダート1900mに変更。
- 2020年 covid-19の世界的な感染の拡がりに伴い、参加者の健康を守るため中止[8]。
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 調教国・優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 2000年3月25日 | China Visit | 牡3 | 1:49.50 | R.ヒルズ | S.ビン・スルール |
第2回 | 2001年3月24日 | Express Tour | 牡3 | 1:47.04 | D.フローレス | S.ビン・スルール |
第3回 | 2002年3月23日 | Essence of Dubai | 牡3 | 2:02.90 | L.デットーリ | S.ビン・スルール |
第4回 | 2003年3月29日 | Victory Moon | 牡4 | 2:02.45 | W.スミス | M.デ・コック |
第5回 | 2004年3月27日 | Lundy's Liability | 牡4 | 1:50.83 | W.マーウィング | M.デ・コック |
第6回 | 2005年3月26日 | Blues and Royals | 牡3 | 1:50.05 | K.マカヴォイ | S.ビン・スルール |
第7回 | 2006年3月25日 | Discreet Cat | 牡3 | 1:48.59 | L.デットーリ | S.ビン・スルール |
第8回 | 2007年3月31日 | Asiatic Boy | 牡4 | 1:48.82 | W.マーウィング | M.デ・コック |
第9回 | 2008年3月29日 | Honour Devil | 牡3 | 1:48.60 | J.ムルタ | M.デ・コック |
第10回 | 2009年3月28日 | Regal Ransom | 牡3 | 1:50.00 | A.ガルシア | S.ビン・スルール |
第11回 | 2010年3月27日 | Musir | 牡4 | 1:57.44 | C.スミヨン | M.デ・コック |
第12回 | 2011年3月26日 | Khawlah | 牝3 | 1:58.83 | M.バルザローナ | S.ビン・スルール |
第13回 | 2012年3月31日 | Daddy Long Legs | 牡3 | 1:58.35 | C.オドノヒュー | A.オブライエン |
第14回 | 2013年3月30日 | Lines of Battle | 牡3 | 2:02.05 | R.ムーア | A.オブライエン |
第15回 | 2014年3月29日 | Toast of New York | 牡3 | 1:57.92 | J.スペンサー | J.オズボーン |
第16回[9] | 2015年3月28日 | Mubtaahij | 牡3 | 1:58.35 | C.スミヨン | M. デ・コック |
第17回[10] | 2016年3月26日 | Lani | 牡3 | 1:58.41 | 武豊 | 松永幹夫 |
第18回[11] | 2017年3月25日 | Thunder Snow | 牡3 | 1:57.76 | C.スミヨン | S.ビン・スルール |
第19回[12] | 2018年3月31日 | Mendelssohn | 牡3 | 1:55.18 | R.ムーア | A.オブライエン |
第20回[13] | 2019年3月30日 | Plus Que Parfait | 牡3 | 1:58.41 | J.オルティス | B.ウォルシュ |
第21回[14] | 2021年3月27日 | Rebel's Romance | 騸3 | 1:56.28 | W.ビュイック | C.アップルビー |
第22回 | 2022年3月26日 | Crown Pride | 牡3 | 1:59.76 | D.レーン | 新谷功一 |
第23回[15] | 2023年3月25日 | Derma Sotogake | 牡3 | 1:55.81 | C.ルメール | 音無秀孝 |
第24回[16] | 2024年3月30日 | Forever Young | 牡3 | 1:57.89 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 |
日本調教馬の成績
→詳細は「日本調教馬の日本国外への遠征 § UAEダービー」を参照
脚注
注釈
- ^ ただし北半球産馬の出馬投票がないときには負担重量は57kg(牝馬の減量はそのまま)となる
出典
- ^ International Cataloguing Standards Book 2014 (UNITED ARAB EMIRATES)2015年2月6日閲覧。
- ^ a b c d e “2022 ドバイ・ワールドカップ・デイ施行競走 登録要綱(簡易版) - 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (JAIRS)”. www.jairs.jp. 2022年3月4日閲覧。
- ^ “كأس دبي العالمي برنامج السباقي”. Dubai Racing Club. p. 63. 2022年2月27日閲覧。
- ^ “Full Result 2.20 Nad Al Sheba (UAE) | 23 March 2002 | Racing Post”. www.racingpost.com. 2021年2月26日閲覧。
- ^ ケンタッキーダービー主催者が次回のポイントシリーズ日程を発表「ジャパン~」は変わらず日刊スポーツ、2024年9月7日配信・閲覧
- ^ 国際競馬統括機関連盟(IFHA)、Blue book 2020 、UNITED ARAB EMIRATES。2022年3月4日閲覧。
- ^ 国際競馬統括機関連盟(IFHA)、Blue book 2021 、UNITED ARAB EMIRATES。2022年3月4日閲覧。
- ^ “ドバイWCデーの中止が決定、アーモンドアイらはすでに現地入り | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年8月9日閲覧。
- ^ 2015年レース結果 - レーシングポスト 2015年3月29日閲覧
- ^ “Results From The 1.35 Race At Meydan (UAE)”. Racing Post (2016年3月26日). 2016年3月26日閲覧。
- ^ 2017年結果 - レーシングポスト 2017年3月26日閲覧
- ^ 2018年結果 - レーシングポスト 2018年3月31日閲覧
- ^ “2019年レース結果”. レーシングポスト (2019年3月30日). 2019年3月31日閲覧。
- ^ “2021年レース結果”. レーシングポスト (2021年3月27日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ “2023年レース結果”. レーシングポスト (2023年3月25日). 2023年3月25日閲覧。
- ^ “2024年レース結果”. レーシングポスト (2024年3月30日). 2024年3月30日閲覧。
外部リンク
- Emirares Racing Authority - アラブ首長国連邦の競馬統括団体