コンテンツにスキップ

アメリカ陸軍感染症医学研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメリカ陸軍感染症医学研究所
ロゴマーク
アメリカ陸軍感染症医学研究所のダン・クローザー・ビルディング 、2008年撮影
正式名称 United States Army Medical Research Institute of Infectious Diseases
日本語名称 アメリカ陸軍感染症医学研究所
略称 USAMRIID(ユーサムリッド)
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フレデリック (メリーランド州)
北緯39度26分17秒 東経77度25分24秒 / 北緯39.43806度 東経77.42333度 / 39.43806; 77.42333座標: 北緯39度26分17秒 東経77度25分24秒 / 北緯39.43806度 東経77.42333度 / 39.43806; 77.42333
設立年月日 1969年
ウェブサイト http://www.usamriid.army.mil/
テンプレートを表示

アメリカ陸軍感染症医学研究所あるいはアメリカ陸軍伝染病医学研究所は、アメリカ陸軍基地フォート・デトリック内に設けられた研究機関である。生物兵器の脅威から米軍兵士を守るため、様々な感染症と予防医学の研究を行っておりバイオセーフティレベル4の実験室も備える。

2001年9月18日10月9日に起きたアメリカ炭疽菌事件について、当研究所研究員ブルース・イビンズの単独犯行によるものであったと、彼の死後8日目にあたる2008年8月6日連邦捜査局(FBI)が宣言している[1]

近年、京都府立大学大学院教授塚本康浩らのグループと共同で、中東呼吸器症候群感染予防を期してMERSコロナウイルスに強く結合する抗体を大量精製する研究をおこなっている[2]

1995年映画アウトブレイク』や2016年の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に当研究所が登場している。

脚注

[編集]