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ルノー・エクスプレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エクスプレスExpress )は、フランスの自動車メーカー、ルノーが生産している小型商用バンである。

初代(1985年 - 2000年)

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ルノー・エクスプレス
phase 1
phase 2
phase 3
ボディ
乗車定員 5人
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 直4 ガソリン 1.0/1.1/1.4L
直4 ディーゼル 1.6/1.9L
変速機 5MT
系譜
先代 4F
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4Fの後継として開発された荷室拡大型の小型貨物車であり、ルノー・シュペール5がベースとなっている。生産はフランス(MCA)、スペインの他台湾でも行われていた。

ベースとなるシュペール5の後部に大きな箱をつなげたような形状のフルゴネットで、リアサイドウィンドウのない完全貨物仕様と、リアサイドウィンドウを備えた乗用仕様の他に荷台が開放式のピックアップトラックと3タイプが存在していた。車名はエクスプレスの他、一部市場でラピッド(Rapid)、ドイツ、イギリスではエクストラ(Extra)として販売された。

前席部以降のキャビンのみハイルーフなフルゴネットスタイルは、日本でスズキ・アルトハッスル日産・AD MAXが模倣している。

2000年に生産終了。後継はカングーエクスプレス

2代目(2021年 - )

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ルノー・エクスプレス
(カングー エクスプレス)
フロント
ボディ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 直4 直噴ターボガソリン 1.3L
直4 ターボディーゼル 1.5L
変速機 6MT
車両寸法
ホイールベース 2,716mm
全長 4,393mm
全幅 1,775mm
全高 1,808mm
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カングーラピッドより安価かつ一回り小さい商用車として「エクスプレス」の名称が復活。2020年に販売を終了したダチア・ドッカーの後継としての役割も担う(ダチアは今後、商用車を設定しない)。

スライドドア付近のセンターピラーを廃したことでサイドからのアクセスを向上させている。

生産はフランスモブージュにあるMCAではなく、モロッコにある「ルノー日産タンジェ工場」にて行われる。

関連事項

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脚注・参照

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外部リンク

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ルノー ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
アッパー タリスマン(中国向け)
タリスマン
ミニバン セニックI セニックII セニックIII セニックIV
エスパスI エスパスII エスパスIII エスパスIV エスパスV エスパスVI
クーペ フエゴ アヴァンタイム ラグナクーペ
オープン ウインド
SUV キャプチャー キャプチャーII
カジャー
オーストラル
コレオス コレオスII
アルカナ
ピックアップトラック アラスカン
貨物自動車 マスターI マスターII マスターIII
トラフィックI トラフィックII トラフィックIII
エクスプレス
アルピーヌ/ルノースポール A310 V6 A610 スパイダー A110(2017)