コンテンツにスキップ

丸山惠也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丸山恵也から転送)

丸山 惠也(まるやま よしなり、1934年10月[1] - )は、日本経営学者。専門は経営学学位は、博士(経営学)立教大学論文博士・1993年)(学位論文「日本的経営-その構造とビヘイビア」)。立教大学名誉教授。元東邦学園大学学長北海道出身。

略歴

[編集]

このほか、立教大学にて経済学部経営学科長や経済学部学部長大学院経済学研究科研究科長など務める。

研究

[編集]

専門は経営学、生産システム論や地域経済論、アメリカ自動車産業の経営学史。特に地域再生と産業集積を研究。

単著

[編集]
  • 『現代の経営学 大量生産からフレキシブル生産へ』産業統計研究社 1993
  • 『日本的生産システムとフレキシビリティ』(日本評論社、1995年)
  • 『東アジア経済圏と日本企業』(新日本出版社、1997年)

共編

[編集]
  • 『日本的経営の構造 日本資本主義と企業』藤井光男共編 大月書店 現代資本主義叢書 1985
  • 『現代経営学』編(亜紀書房、1987年)
  • 『アメリカ企業の史的展開』井上昭一共編著 ミネルヴァ書房 1990
  • 『現代日本経営史 日本的経営と企業社会』藤井光男共編著 ミネルヴァ書房 1991
  • 『トヨタ・日産 グローバル戦略にかけるサバイバル競争』藤井光男共著 大月書店・日本のビッグ・ビジネス 1991
  • 『アジアの自動車産業』編著 亜紀書房 1994
  • 『日本企業のアジア戦略 国際分業と共生の課題』成田幸範共編著 中央経済社 1995
  • 『アジア経済圏と国際分業の進展』佐護譽,小林英夫共編著 ミネルヴァ書房 叢書現代経営学 1999
  • 『現代日本の職場労働 JITシステムと超過密労働』高森敏次共編 新日本出版社 2000
  • 『自動車 21世紀に生き残れるメーカーはどこか』小栗崇資,加茂紀子子共著 大月書店 日本のビッグ・インダストリー 2000
  • 『日韓自動車産業の全容 比較研究』趙亨濟共編著 亜紀書房 2000
  • 『中国自動車産業の発展と技術移転』編著 柘植書房新社 2001
  • 『日本の主要産業と東アジア 国際分業の経営史的検証』藤井光男共編著 八千代出版 2001
  • ボルボ・システム 人間と労働のあり方』編著 多賀出版 2002
  • 『ボルボの研究』クリスチャン・ベリィグレン, カイサ・エッレゴード共編著 柘植書房新社 2002
  • 『批判経営学:学生・市民と働く人のために』編著(新日本出版社、2005年)
  • 『地域医療再生への医師たちの闘い』佐藤洋共著 愛知東邦大学地域創造研究所編 唯学書房 地域創造研究叢書 2008
  • 『日本の製造業を分析する 自動車、電機、鉄鋼、エネルギー』小栗崇資,古賀義弘,谷江武士,熊谷重勝共編著 大橋英五監修 唯学書房 2010
  • 『現代日本の多国籍企業』編著 新日本出版社 2012
  • 『経済成長の幻想 新しい経済社会に向けて』熊谷重勝,陣内良昭, 内野一樹,關智一共編著 創成社 2015

翻訳

[編集]
  • A.D.チャンドラー『アメリカ経営史』亜紀書房 1986
  • D.フリードマン『誤解された日本の奇跡 フレキシブル生産の展開』監訳 ミネルヴァ書房 1992
  • N.ギルバート,アンナ・ポラート,ロジャー・バローズ編『フォーディズムとフレキシビリティ イギリスの検証』監訳 新評論 1996
  • CAW・TCA 編『リーン生産システムは労働を豊かにするか カナダ自動車工場レポート』多賀出版 1996
  • クリスチャン・ベリグレン『ボルボの経験 リーン生産方式のオルタナティブ』黒川文子共訳 中央経済社 1997
  • ローリー・グラハム『ジャパナイゼーションを告発する アメリカの日系自動車工場の労働実態』監訳 大月書店 1997

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『現代日本人名録』