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大阪観光大学

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大阪観光大学
大学設置 2000年
創立 1985年
学校種別 私立
設置者 学校法人大阪観光大学
本部所在地 大阪府泉南郡熊取町大久保南5-3-1
北緯34度23分34.39秒 東経135度20分22.38秒 / 北緯34.3928861度 東経135.3395500度 / 34.3928861; 135.3395500座標: 北緯34度23分34.39秒 東経135度20分22.38秒 / 北緯34.3928861度 東経135.3395500度 / 34.3928861; 135.3395500
学部 観光学部
国際交流学部
ウェブサイト https://www.tourism.ac.jp/
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大阪観光大学(おおさかかんこうだいがく、英語: Osaka University of Tourism)は、日本の私立大学である。大阪府泉南郡熊取町に本部を置く。

概要

学校法人大阪観光大学が運営する。1921年2月大阪市日蓮宗寺院団において、日蓮上人降誕700周年事業として、明浄高等女学校が発願されたことに由来する。同年4月、明浄高等女学校開校。1931年6月、同女学校は宗門を離れ、教育内容は宗教色の無いものとなった[1]。戦後の学制改革に伴い、1947年、新制明浄学院中学校、1948年明浄学院高等学校を設置。中学校は1968年に募集停止、休校となるも(2004年、正式に廃止)、1985年4月に大阪明浄女子短期大学が開学。2000年4月、短大を四年制大学に改組し、大阪明浄大学が開学。2006年、大阪観光大学に名称変更した。2013年4月に国際交流学部国際交流学科を設置(2022年度を最後に学生募集停止[2][3])。日本で唯一「観光大学」を称する。在籍者の7割が外国人留学生である[4][5]

沿革

  • 1921年(大正10年)
    • 2月 - 日蓮上人降誕700周年事業として大阪市日蓮宗寺院団が明浄高等女学校(5年制)の開校を申請
    • 4月 - 文部省より明浄高等女学校(5年制)の設置認可。大阪府大阪市阿倍野区文の里に明浄高等女学校開校
  • 1931年(昭和6年)6月 - 宗門を離れ、高等女学校として継続(田中吉太郎が校主に就任)
  • 1945年(昭和20年)6月 - 財団法人明浄高等女学校設立認可
  • 1947年(昭和22年)4月 - 明浄学院中学校を設立
  • 1948年(昭和23年)4月 - 明浄高等女学校を明浄学院高等学校(全日制普通科)に移行
  • 1949年(昭和24年)4月 - 法人名称を財団法人明浄学院と改称
  • 1951年(昭和26年)3月 - 運営法人を学校法人明浄学院に組織変更認可
  • 1968年(昭和43年)3月 - 明浄学院中学校を生徒募集停止
  • 1984年(昭和59年)12月 - 大阪明浄女子短期大学(英語科)設置認可
  • 1985年(昭和60年)4月 - 大阪明浄女子短期大学(英語科)開学
  • 1989年(平成元年)12月 - 大阪明浄女子短期大学に文芸科の設置認可
  • 1990年(平成2年)4月 - 大阪明浄女子短期大学に文芸科を開設
  • 1999年(平成11年)12月 - 大阪明浄大学(観光学部観光学科、男女共学)設置認可
  • 2000年(平成12年)4月 - 大阪明浄大学(観光学部観光学科、男女共学)として開学
  • 2001年(平成13年)4月 - 学院創立80周年
  • 2004年(平成16年)
    • 4月 - 大阪明浄女子短期大学を学生募集停止
    • 9月 - 明浄学院中学校を廃止
  • 2006年(平成18年)4月 - 大阪観光大学に名称変更
  • 2009年(平成21年)8月 - 大阪明浄女子短期大学廃止
  • 2013年(平成25年)4月 - 大阪観光大学に国際交流学部国際交流学科を設置
  • 2017年(平成29年)4月 - 大阪観光大学に日本語別科を設置
  • 2020年(令和2年)
    • 3月16日 - 学校法人明浄学院大阪地方裁判所民事再生法の適用を申請し、同日、保全管理命令を受けた。大学は引き続き存続する見込み。
    • 8月20日 - 学校法人明浄学院から高等学校を経営分離する方針が示される。大学については引き続き学校法人明浄学院が経営する。
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 明浄学院高等学校の設置者を学校法人藍野大学に変更。学校法人明浄学院の名称を「学校法人大阪観光大学」に変更。「大阪観光大学憲章2022」「大阪観光大学10の約束」「大阪観光大学教職員行動指針」 を制定。前身の大阪明浄大学時代の学歌を元に大阪観光大学学歌「自由を共に生きる」を制定[6]2023年度以降の国際交流学部の学生募集停止を公表し、国際交流学部の機能や能力を2022年4月以降の観光学部の新カリキュラムに発展的継承させることを発表した[7]

基礎データ

所在地

  • 大阪府泉南郡熊取町大久保南5丁目3-1

教育および研究

学部

別科

  • 日本語別科

附属機関

  • 研究所
    • 観光学研究教育センター
  • 図書館

大学関係者と組織

大学関係者一覧

教員

関係者

出身者

組織

系列校

交通アクセス

スクールバスあり。

対外関係

他大学との協定

社会との関わり

不祥事

2019年7月に学校法人明浄学院は記者会見し、法人の元理事長の女性が、2018年4月に、理事会に諮らずに大阪観光大学の運営資金1億円を暗号資産(仮想通貨)への投資に流用した疑いがあると明らかにしている[10][11]

2019年に発覚した学校法人の21億円ほどが不明となった問題に関し、2019年10月29日から大学で家宅捜索が行われた[11]

脚注

  1. ^ 特集・連載 大学は往く 新しい学園像を求めて<190>大阪観光大学 観光は平和と未来を開く 少人数教育英語力磨く 観光業界のプロを養成 教育学術新聞 日本私立大学協会
  2. ^ 大阪観光大学国際交流学部 学生募集停止について お知らせ 2022年4月1日 大阪観光大学
  3. ^ 国際交流学部国際交流学科については、その後の文部科学省による設置計画履行状況等調査において、「定員充足率が非常に低い水準であることから、定員設定の妥当性の検証を行いながら、同時に積極的かつ正確な広報活動を行うなど学生確保に努め、定員未充足の状態を改善すること。(国際交流学部)」等の「改善意見」が付され、2015年2月、同省より公表されていた。 設置計画履行状況等調査の結果等について(平成26年度)49-50頁 No.171 2015年2月19日 文部科学省 高等教育局高等教育企画課大学設置室
  4. ^ 大阪観光大学 学生情報|大学ポートレート”. up-j.shigaku.go.jp. 2021年8月1日閲覧。
  5. ^ 令和4年度入学式を挙行しました 2022年4月2日 ニュース 大阪観光大学 「大阪観光大学 在籍学生数(令和4年4月1日現在) ■観光学部 合計617名(内訳:日本人236名 / 留学生381名) ■国際交流学部 合計280名(内訳:日本人52名 / 留学生228名)」とある。
  6. ^ 大阪観光大学学歌についてニュース 2024年5月2日 大阪観光大学
  7. ^ 大阪観光大学国際交流学部 学生募集停止について”. 学校法人 大阪観光大学 (2022年4月1日). 2022年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月6日閲覧。
  8. ^ 中国・恵州学院と協定締結に向けたオンライン交流を実施しました 2021年7月19日 ニュース 大阪観光大学
  9. ^ 中国・恵州学院と協定締結をしました 2022年4月14日 ニュース 大阪観光大学
  10. ^ 前理事長が1億円流用か 大阪観光大、仮想通貨に 福井新聞 2019年7月2日公開
  11. ^ a b 「自分たちの学費も消えたのか」、大阪観光大の学生も戸惑い 産経新聞 2019年10月29日公開

関連項目

公式サイト