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シャンプーハット (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小出水直樹から転送)
シャンプーハット
メンバー 恋さん
てつじ
結成年 1994年11月
事務所 吉本興業
活動時期 1995年 -
出身 心斎橋筋2丁目劇場素人参加形ライブ「ワチャチャライブJr.」
出会い 新大阪歯科技工士専門学校の同級生
旧コンビ名 ナイスフェイス
モアイと宇宙人
現在の活動状況 テレビ、ラジオ、舞台
芸種 漫才
ネタ作成者 恋さん
現在の代表番組 うまンchu
よんチャンTV など
過去の代表番組 ?マジっすか!
MBSヤングタウン
サタうま!
今ちゃんの「実は…」など
同期 ブラックマヨネーズ
徳井義実チュートリアル
野性爆弾など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
1996年 オールザッツ漫才 トーナメント戦 優勝
1998年 第19回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2012年 第47回上方漫才大賞 奨励賞
2020年 第55回上方漫才大賞 大賞
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シャンプーハットは、吉本興業大阪本社に所属する恋さんてつじからなる日本のお笑いコンビ1994年11月結成。活動拠点は関西が中心で、NSC大阪校13期出身と同期扱い。2人ともアイドルグループ・吉本坂46のメンバー(現在は活動休止中)。

メンバー

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恋さん(本名:小出水 直樹(こいでみず なおき)(旧芸名:こいで)、 (1976-02-01) 1976年2月1日(48歳) - )
ボケ・ネタ作り担当。2014年から2021年までの芸名はこいで。オーマイガット出水トゥギャ樹でもある。
大阪府高槻市出身(生まれは新潟県[注 1])、 高槻市立柳川中学校大阪府立島上高等学校大冠校(現・大阪府立大冠高等学校)卒業。血液型A型。
主な愛称はこいちゃん
帽子がトレードマーク。
特技はイラストアナウンサーを題材とした似顔絵も作成し、レギュラー番組のノベルティグッズ(『松井愛のすこ〜し愛して♥』(MBSラジオ)の、顔の余白が妙に多い松井愛)やテレビCM(『おはよう朝日土曜日です』(朝日放送テレビ)の、上田剛彦から北村真平への変化[1])への採用例がある。また2018年から2021年にかけ、『サンデーうぇぶり』(小学館)上で連載漫画『パパは漫才師』を執筆した。
R-1ぐらんぷり歌ネタ王決定戦30-1グランプリの賞レース決勝へ進出するなど、ピンとしても活躍している。
2004年、結婚。1男2女持ちで2019年には「第13回ベスト・ファーザー賞 in 関西」の芸能部門を受賞した[2]
2014年8月3日開催の結成20周年ライブにて、芸名を「こいで」に改名することを発表[3]
2020年2月、あまりの息苦しさから病院で診察を受けたところ「肺年齢は95歳以上」「高度の混合性換気障害」「中等症以上のCOPDの疑い」との診断結果を受けた[4]禁煙してから数年だったが、たばこを吸っていた期間が長かったと述べている[5]
2021年7月1日から「コイノボリ」に改名するとして、番組等で告知を行うも関係各所との調整が行われていなかったため改名を中止し、しばらく「こいで」のままで活動していた[6]。同年11月12日、「恋さん」への改名を発表[7]
2023年2月12日より関西テレビ放送競馬中継『KEIBA BEAT』のMCを務める[8]
てつじ(本名:宮田 哲児(みやた てつじ)、 (1975-08-07) 1975年8月7日(49歳) - )
ツッコミ担当。
大阪府堺市南区晴美台出身、大阪市在住。堺市立晴美台中学校大阪府立金岡高等学校卒業。血液型O型。[9]
主な愛称はてっちゃん
ジャック・ラッセル・テリアを飼っている。なお、2022年時点で「5、6年前に愛犬を亡くした」と述べている[10]
自他共に認めるほど極度の音痴[11]
2001年2月14日、モデルの三上純子と結婚。出会いはファッション雑誌『MORE』(集英社)による大阪特集の企画。2女持ち。
彫りの深い顔立ちが特徴で、しばしば外国人(主にアラブ系)に間違えられる事をネタにされている。2005年7月1日放送『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)では「関西将棋会館にてつじそっくりの外国人が出没する」という調査依頼が来たため、調べてみるとその外国人はてつじ本人だったという逸話がある。
2010年4月16日、大阪府に自身プロデュースのつけ麺の店「宮田麺児」を開店する。同年秋に東京都浜松町で開催された「大つけ麺博」にも出店。なお、2011年8月31日を以て一旦閉店(本人いわく「さらなる小麦の可能性を求めたい」として、"発展的閉店"としている)[12]するも、9月21日に「3代目宮田麺児」として再開店した(店名を「3代目」としているのは、2代目からさらにもう1ランクへの進化を表している)[13]。2015年2月に再閉店し、2016年2月に「帰ってきた宮田麺児」として再々開店した[14]。いずれの店舗も「プロデュース」であり、経営には関わっていない。そして桃太郎電鉄には帰ってきた宮田麺児として登場している。
将棋好きで、腕前はアマチュア初段[15]。仕事の合間を縫って関西将棋会館にもよく出没する他、『将棋世界』(日本将棋連盟出版部)が愛読誌であることを公言している。2014年4月にはニコニコ超会議の将棋企画で渡辺明二冠とは飛車落ち(二枚落ち)で対局して勝利を収め[16]、2015年には日本将棋連盟から将棋普及に貢献したとして感謝状が贈られた[17]

来歴

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2人は新大阪歯科技工士専門学校で出会い、心斎橋筋2丁目劇場の素人参加型ライブ『ワチャチャライブJr.』に出場するためコンビ結成。コンビ「ナイスフェイス」(略称:ナイフェイ)として1995年にデビュー。当初はてつじがボケで恋さんがツッコミだったが全くウケなかったために役割を入れ替え、モアイと宇宙人に改名。その後も二度に亘る改名を経て現在のコンビ名となる。

オーディションを経て吉本に入ったため、NSCには通っていない。

1996年、『オールザッツ漫才』(毎日放送)では当時無名ながらトーナメントで優勝を果たす。1999年には同局ラジオの看板番組『MBSヤングタウン火曜日』のパーソナリティにも抜擢された。

東京で活動していた時期もあり、1998年にはガレッジセールらと共に『news』というユニットを結成し活動していた。

2018年8月20日、2人とも約6000人の中から6次審査まである吉本坂46の最終オーディションに合格、メンバー(1期生)に選ばれた。

芸風

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主に漫才。従来のボケとツッコミというスタイルではなく、恋さんのボケに対しててつじがツッコまずに納得したり持ち上げたりといった独特の雰囲気を持つスタイル。そのスタイルは『Wボケ』(コンビで2人ともボケる漫才)に近いため、漫才に『Wボケ』を持ち込んで革命を起こしたと言われる笑い飯よりも先に『Wボケ』を取り入れた漫才師と称される。

賞レースでの戦績

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M-1グランプリ

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年度 成績 エントリー
No.
会場 日時 備考
2001年 準決勝進出[18] なんばグランド花月 2001/12/02
2002年 準決勝進出[19] 2002/12/01 敗者復活戦は不参加
2003年 準決勝進出[20] 2003/11/30
2004年 準決勝進出[21] 2004/11/27

その他

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出演番組

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テレビ

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現在のレギュラー出演
過去のレギュラー出演

ラジオ

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現在のレギュラー出演
過去のレギュラー出演

ウェブテレビ

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CM

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テレビドラマ

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映画

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著書

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「てつじ」名義
「シャンプーハットこいで」名義

脚注

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注釈

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  1. ^ 2006年5月3日放送の『ジャイケルマクソン』(毎日放送)で、彼の父が読んだ手紙で明らかになった。[信頼性要検証]
  2. ^ 準レギュラーとしてコンビでの出演経歴もある。

出典

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  1. ^ おはよう朝日 土曜日です
  2. ^ “シャンプー・こいで『ベスト・ファーザー賞in関西』受賞に感慨 ダイアン・津田の受賞を予告「近いうちに彼もこの場に」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2137693/full/ 2019年7月2日閲覧。 
  3. ^ “こいでに改名、シャンプー20周年「漫才祭り」”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2014年8月3日). https://natalie.mu/owarai/news/122714 2014年8月7日閲覧。 
  4. ^ “シャンプーハット・こいで“肺年齢95歳以上”にガックリ 「酸素持ち歩くことに…」と心配する声も”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2020年2月7日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/02/07/kiji/20200207s00041000313000c.html 2021年9月29日閲覧。 
  5. ^ “シャンプーハット・こいで“肺年齢95歳以上”騒動に新事実発覚?「タバコ辞めて数年経つねんけど…」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2020年2月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/02/09/kiji/20200209s00041000408000c.html 2021年9月29日閲覧。 
  6. ^ “シャンプーハットこいで 「コイノボリ」への改名が急転中止! しばらくは「こいで」のままで活動へ”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年7月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/07/01/kiji/20210701s00041000496000c.html 2021年12月5日閲覧。 
  7. ^ “シャンプーハットこいで改名「恋さん(こいさん)」に「漢字で恋散にするか悩みました」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年11月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/11/12/kiji/20211112s00041000388000c.html 2021年11月12日閲覧。 
  8. ^ a b 『競馬BEAT』リニューアル決定! 新MCは12日の番組内で発表!「若い頃から馬に携わっている人」』(HTML)(プレスリリース)関西テレビ放送、2023年2月11日https://www.ktv.jp/kanteletimes/detail.html?pageid=fc28559f5276495e90f39cfd4381118b2023年2月12日閲覧 
  9. ^ おはよう朝日です”. www.asahi.co.jp. 2021年6月9日閲覧。
  10. ^ 上沼恵美子 愛犬の死から1週間「私の子だった」悲しみ深く 「何見てもあの子がいる」”. デイリースポーツ online (2022年5月3日). 2022年5月3日閲覧。
  11. ^ 吉本坂46が売れるまでの全記録』(2018年9月19日・2018年12月19日放送、テレビ東京)より
  12. ^ “「シャンプーハット」てつじ“発展的閉店”に意欲”. スポーツニッポン. (2011年7月1日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/07/01/kiji/K20110701001120630.html 
  13. ^ “てつじ 究極の黄金麺&スープでつけ麺店再オープン”. スポーツニッポン. (2011年9月19日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/09/19/kiji/K20110919001651520.html 
  14. ^ “シャンプーハットてつじさんプロデュース「宮田麺児」、2度の閉店乗り越え心斎橋に復活”. なんば経済新聞. (2016年2月16日). https://namba.keizai.biz/headline/3319/ 
  15. ^ “将棋名人”プロ棋士とも好勝負 - スポーツニッポン・2009年8月4日
  16. ^ 宮田 麺児 [@miyatamenji] (2014年4月26日). "皆さ〜ん!渡辺明二冠に二枚落ち勝ちました!!". X(旧Twitter)より2021年11月12日閲覧
  17. ^ シャンプーハットてつじ歓喜!将棋普及で感謝状”. 日刊スポーツ (2015年11月18日). 2015年11月19日閲覧。
  18. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2001”. 2023年8月3日閲覧。
  19. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2002”. 2023年8月3日閲覧。
  20. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2003”. 2023年8月3日閲覧。
  21. ^ M-1GPアーカイブ - M-1GP2004”. 2023年8月3日閲覧。
  22. ^ “上方漫才大賞にシャンプーハット 「夢かないました」”. 日刊スポーツ. (2020年4月11日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202004110000332.html 2020年4月11日閲覧。 
  23. ^ “犬飼貴丈×飯島寛騎W主演「僕らの食卓」に原田龍二、古畑星夏、市川知宏ら6名出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月6日). https://natalie.mu/eiga/news/515483 2023年3月6日閲覧。 
  24. ^ “てつじ、グルメ本で「芥川賞を狙う」”. デイリースポーツ. (2016年4月11日). https://www.daily.co.jp/gossip/2016/04/11/0008978781.shtml 2016年4月11日閲覧。 

外部リンク

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