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片想い (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
片想い
著者 東野圭吾
発行日 2001年3月30日
発行元 文藝春秋
ジャンル ミステリサスペンス
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判上製カバー装
ページ数 379
コード ISBN 4-16-319880-6
ISBN 4-16-711009-1文庫判
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片想い』(かたおもい)は、東野圭吾の長編サスペンス小説である。

2004年8月10日には文春文庫版が刊行された。

2017年10月21日WOWOWテレビドラマ化された[1]

あらすじ

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年に一度の元帝都大アメフト部が集まる日、11月の第三金曜日。13回目のこの日、哲郎は帰りに来ていなかった女マネの美月を見かける。再会した彼女は男だった。生まれた時、物心がついた時から女という扱いをされる事に違和感を感じていたという美月は殺人をしたというもっと衝撃的な発言をした。今、姿をも男になろうと努力を始めた美月を務所に入れたくないという理沙子の思いで西脇夫婦は美月を守る決心をする。裏には性同一性障害で苦しみ戸籍交換をしている男女や所謂オネエ、また半陰陽の陸上選手などが登場しLGBTについて深く考えさせられる。

登場人物

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西脇哲郎
元アメフト部のクォーターバッグ。職業はスポーツライター。
日浦美月
元アメフト部の女子マネージャー。夫と息子を置いて家出。心が男。理沙子を好き。神崎ミツルとの戸籍交換を望む。
西脇理沙子
元アメフト部の女子マネージャー。哲郎の妻。職業はカメラマン。哲郎が避妊をしなかったために妊娠して夫婦間は険悪。
中尾功輔
元アメフト部。大学時代の美月の彼女。性同一性障害の男女の戸籍交換を支援。
早田幸弘
元アメフト部。職業は記者。

書籍情報

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テレビドラマ

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東野圭吾
「片想い」
ジャンル テレビドラマ
原作 東野圭吾
脚本 吉田紀子
監督 永田琴
出演者 中谷美紀
桐谷健太
国仲涼子
大谷亮平
鈴木浩介
製作
プロデューサー 藤原麻知
井上衛
黒沢淳
雫石瑞穂
制作 WOWOW
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2017年10月21日 - 11月25日
放送時間土曜日 22:00 - 22:54
放送枠ドラマW
放送分54分
回数6
公式サイト
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2017年10月21日から11月25日まで、WOWOW連続ドラマWの「土曜オリジナルドラマ」で放送された。全6回。主演は中谷美紀[1]

キャスト

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スタッフ

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放送日程

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各話 放送日 サブタイトル[3]
第一話 10月21日 七夕
第二話 10月28日 幻月
第三話 11月04日 三日月
第四話 11月11日 メビウスの帯
第五話 11月18日 下弦の月
最終話 11月25日 満月
WOWOW 土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW
前番組 番組名 次番組
東野圭吾「片想い」
(2017.10.21 - 11.25)
名刺ゲーム
(2017.12.2 - 12.23)

脚注

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  1. ^ a b “中谷美紀、髪15センチカットで性同一性障害を演じる”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年5月22日). https://www.oricon.co.jp/news/2091020/full/ 2018年2月13日閲覧。 
  2. ^ クラージュキッズ公式Twitter@courage_kids1の2017年11月4日のツイート2018年10月13日閲覧。
  3. ^ エピソード”. 東野圭吾「片想い」. WOWOW (2017年). 2018年10月13日閲覧。

外部リンク

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