「アレグザンダー・フレイザー (第20代ソルトーン卿)」の版間の差分
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2020年12月4日 (金) 05:48時点における版
第20代ソルトーン卿アレグザンダー・アーサー・フレイザー(英語: Alexander Arthur Fraser, 20th Lord Saltoun、1886年3月8日 - 1979年8月31日)は、イギリス・スコットランドの貴族、陸軍軍人、政治家。
経歴
1886年3月8日、第19代ソルトーン卿アレグザンダー・フレイザーとその妻メアリー(旧姓グラタン=ベリュー)の長男として生まれる[1]。
イートン校を経てオックスフォード大学ニュー・カレッジへ進学し、マスター・オブ・アーツの学位を取得[1]。
ゴードン・ハイランダーの第3大隊に所属して第一次世界大戦に従軍したが、捕虜になった[1]。
1933年6月19日に父が死去して爵位を継承し、1935年から1963年にかけてはスコットランド貴族の貴族代表議員に選出され、貴族院議員を務める[2]。1963年には貴族法により、スコットランド貴族も自動的に貴族院議員に列することになった[3]。
栄典
爵位
家族
1920年、第5代準男爵チャールズ・ウェルビーの娘ドロシーと結婚し、彼女との間に以下の2子を儲けた[1]。
- 第1子(長男)アレグザンダー・シモン・フレイザー(1921年 - 1944年) - マスター・オブ・ソルトーンの儀礼称号を使用。第二次世界大戦で戦死[4]。
- 第2子(長女)マージョリー・フローラ・フレイザー(1930年 - ) - 第21代ソルトーン卿(女卿)を継承。パトリシア王女の子アレグザンダー・ラムジーと結婚[5]。
脚注
出典
- ^ a b c d Lundy, Darryl. “Alexander Arthur Fraser, 20th Lord Saltoun of Abernethy” (英語). thepeerage.com. 2015年9月13日閲覧。
- ^ a b c Heraldic Media Limited. “Saltoun of Abernethy, Lord (S, 1445)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2015年9月13日閲覧。
- ^ 前田英昭 1976, p. 55-56.
- ^ Lundy, Darryl. “Alexander Simon Fraser, Master of Saltoun” (英語). thepeerage.com. 2015年9月13日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Marjorie Flora Fraser, Baroness Saltoun of Abernethy” (英語). thepeerage.com. 2015年9月13日閲覧。
参考文献
- 前田英昭『イギリスの上院改革』木鐸社、1976年。ASIN B000J9IN6U。
フリーメイソン | ||
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先代 第11代ベルハーヴェン及びスティントン卿 |
スコットランド・グランドロッジ グランドマスター 1933年 - 1935年 |
次代 第7代準男爵 サー・イアン・コフーン |
スコットランドの爵位 | ||
先代 アレグザンダー・フレイザー |
第20代ソルトーン卿 1933年 - 1979年 |
次代 フローラ・フレイザー |