「アレックスキッド 天空魔城」の版間の差分
MokaIce 110 (会話 | 投稿記録) 「開発」項目を一部追記 |
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| セガ |
| セガ |
2022年1月30日 (日) 03:02時点における版
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | メガドライブ (MD) |
開発元 | セガ第7AM研究開発部 |
発売元 | セガ |
プロデューサー | 林田浩太郎 |
ディレクター |
林田浩太郎 安原広和 |
デザイナー |
林田浩太郎 西山彰則 安原広和 中裕司 |
プログラマー | 中裕司 |
音楽 |
鎌谷千佳子 上保徳彦 |
美術 |
林田浩太郎 小玉理恵子 大島直人 湯田高志 山口恭史 中裕司 |
人数 | 1人 |
メディア | 2メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1989年2月10日 1989年12月 1990年 |
その他 |
型式: G-4004 1005 1005-50 |
『アレックスキッド 天空魔城』(アレックスキッド てんくうまきょう)は、1989年2月10日に日本のセガから発売されたメガドライブ用横スクロールアクションゲーム。日本国外でのタイトルは『Alex Kidd in the Enchanted Castle』。
同社の『アレックスキッドシリーズ』(1986年 - 1990年)の第6作目。物語は主人公アレク(アレックス・キッド・オサール)がジャンバリク星に存在する天空魔城の支配者ジャン・アシュレーを打ち倒し、幽閉されている父サンダーを助け出すという内容になっている。第1作となったセガ・マークIII用ソフト『アレックスキッドのミラクルワールド』(1986年)の基本システムを踏襲している。
2007年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された他、2010年にはWindows用ソフトとして、2018年にはLinux、Macintosh用ソフトとしてSteamにて配信された。欧米ではPlayStation 2およびPlayStation Portable用ソフト『セガジェネシスコレクション』(2006年)やPlayStation 3およびXbox 360用ソフト『ソニック アルティメット ジェネシスコレクション』(2009年)に収録された。
開発
開発はセガ第7AM研究開発部が行い、プロデューサーはセガ・マークIII用ソフト『ファンタシースター』(1987年)を手掛けた林田浩太郎が担当、ディレクターは林田および後にメガドライブ用ソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(1991年)を手掛けた安原広和が担当、プログラムは『ファンタシースター』を手掛けた中裕司が担当した。 また、音楽は後にメガドライブ用ソフト『孔雀王2 幻影城』(1989年)を手掛けた鎌谷千佳子および『ファンタシースター』を手掛けた上保徳彦が担当している。このうち、メインBGM、じゃんけん、ゲームオーバーのBGMは上保が作曲した前作の曲が流用された。
また、背景の大半は2年前にセガに入社した小玉理恵子が手掛けた[2]。 小玉はSEGA AGEES版『アレックスキッドのミラクルワールド』のインタビューの中で、「無我夢中で作っていたため、細かいことは覚えていない」としている[2]。
ゲーム内容
システム
本作は、パンチとジャンプキックや乗り物(ホッパー、スコパコサイクル、プチコプター)アイテムを駆使し敵やブロックを破壊しながら、全11ラウンドクリアをめざす。
ボス戦は野球拳ルールのじゃんけんで負けた方が脱衣する。 脱衣させればアイテムやお金などが手に入る。
じゃんけんをするには、一定のお金が必要。
各ラウンドで最終地点におにぎりがあり、取るとラウンドクリア。
その他
- ラウンド10はプチコプターで移動する。
- 乗り物ごとにBGMが用意されており、乗っている間はラウンド曲の代わりに乗り物専用の曲が流れる。
- 日本版では前述の通りじゃんけんで負けた方は脱衣して全裸になるが、海外版では表現規制の関係で、落下してきたおもりに潰されるという演出に変更されている。
ステージ構成
- ROUND 1 ビギナの町
- ROUND 2 パラッパ草原
- ROUND 3 アルト海
- ROUND 4 ラホーレ砂漠
- ROUND 5 ピラミッド
- ROUND 6 キッコリーの森
- ROUND 7 サモアリタウン
- ROUND 8 ロック山1
- ROUND 9 ロック山2
- ROUND 10 天空へ…
- ROUND 11 天空魔城
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | メガドライブ プレイTV2 | 2005年4月2日 |
メガドライブ プレイTV | セガ | セガトイズ | プリインストール | - | 本体にあらかじめ収録されている6タイトルの中の一つ。 ジェネシス版(北米版)の「Alex Kidd in the Enchanted Castle」を収録。 |
2 | Sega Genesis Collection Sega Mega Drive Collection |
2006年11月7日 2007年2月2日 2007年2月8日 |
PlayStation 2 | Digital Eclipse | セガ | DVD-ROM | SLUS-21542 SLES-54333 |
|
3 | Sega Genesis Collection Sega Mega Drive Collection |
2006年11月16日 2007年2月2日 2007年2月8日 |
PlayStation Portable | Digital Eclipse | セガ | UMD | ULUS-10192 ULES-00556 ULES-00556 |
|
4 | アレックスキッド 天空魔城 Alex Kidd in the Enchanted Castle Alex Kidd in the Enchanted Castle |
2007年3月20日[3] 2007年4月9日 2007年5月4日 |
Wii | セガ | セガ | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | 2019年1月31日配信・販売終了 |
5 | Sonic's Ultimate Genesis Collection SEGA Mega Drive Ultimate Collection |
2009年2月10日 2009年2月20日 2009年2月20日 |
PlayStation 3 Xbox 360 |
Backbone Entertainment | セガ | BD-ROM DVD-ROM |
PS3: BLUS-30259 BLES-00475 X36: 68034 384-40210 |
|
6 | Alex Kidd in the Enchanted Castle | INT 2010年9月13日 |
Windows | セガ | セガ | ダウンロード (Steam) |
34283 | |
7 | Alex Kidd in the Enchanted Castle | INT 2018年5月29日 |
Linux Macintosh |
d3t セガ |
セガ | ダウンロード (Steam) |
- | |
8 | Alex Kidd in the Enchanted Castle | 2019年9月19日 2019年10月4日 |
GENESIS MINI / MEGA DRIVE MINI |
エムツー (移植担当) |
セガゲームス | プリインストール | - | 本体にあらかじめ収録されている42タイトルの中の一つ。 日本版・アジア版「メガドライブ ミニ」には未収録。 |
スタッフ
- エグゼクティブ・プロデューサー:中山隼雄
- プロデューサー:Ossale Kohta(林田浩太郎)
- ディレクター:Ossale Kohta(林田浩太郎)、Carol Yas(安原広和)
- ゲーム・デザイナー:Ossale Kohta(林田浩太郎)、Chiemshi(西山彰則)、Carol Yas(安原広和)、Muuuuu Yuji(中裕司)
- プログラム:Muuuuu Yuji(中裕司)
- 音楽:Tarnya(鎌谷千佳子)、Bo(上保徳彦)
- 美術: Ossale Kohta(林田浩太郎)、Phoenix Rie(小玉理恵子)、BigIsland(大島直人)、Thomas Yuuda(湯田高志)、Judy Totoya(山口恭史)、Muuuuu Yuji(中裕司)
- アレックス・キッドの声:竹内出穂
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||
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|
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計26点(満40点)[5]、『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.78点(満30点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.33 | 2.53 | 2.44 | 2.40 | 2.34 | 2.72 | 15.76 |
- ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年、太田出版)では、大きなキャラクターを動かす技術力の高さを好意的に評価したが、敵キャラクターとわずかに接触すただけでミスとなるシステムについては「お互いの魅力を相殺」と否定的に評価した[7]。また敵意の感じられないオブジェによってミスになる点、ヒットさせにくいキック攻撃、困難な道中を抜けたボス戦がじゃんけん勝負である事などを酷評した[7]。
脚注
- ^ a b c 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、7頁。
- ^ a b 株式会社インプレス (2019年2月21日). “「SEGA AGES アレックスキッドのミラクルワールド」インタビュー 原作開発者の小玉さんがいるからこそ挑める追加要素を搭載して、“俺たちのアレク”登場!”. GAME Watch. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “バーチャルコンソール配信ソフト4タイトル追加!(3/20)” (日本語). iNSIDE. イード (2007年3月20日). 2020年3月7日閲覧。
- ^ a b c d “Alex Kidd in the Enchanted Castle for Wii (2007)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2020年3月7日閲覧。
- ^ a b “アレックスキッド 天空魔城 まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年3月7日閲覧。
- ^ a b “Alex Kidd in the Enchanted Castle for Genesis (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2020年3月7日閲覧。
- ^ a b c 「Chapter 02 1989年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、21頁。ISBN 9784872338805。