サワラ求め伊勢湾奥へ サゴシ級交え船中10匹出た 津出船
2024年11月12日 05時05分
サワラキャスティングを楽しもうと10月24日、津市の津港から乗合船で出た。テレビ局の撮影クルーも乗り合わせての早朝から夕方までのロング便で、船中はサワラ&サゴシ祭りとなった。
午前5時前、津港に到着。乗船手続きを済ませると、大翔丸の船長から「テレビ撮影が入っているので、時間を延長してロング便になります」と説明があった。釣り座はトップにプロアングラーとカメラマンが入り、左舷ミヨシから私、大西高寛さん(46)、滝口大樹さん(27)、右舷に2人。5時半に出船した。
20分ほど南下して「この辺りで投げてみましょう。水深14メートル」でスタート。海上は穏やかでサワラのジャンプも鳥の姿も見られない。ボトムから表層まで探ろうと、キャスティングロッド6・8フィート、スピニングリール5000番、PE2号、フロロ10号1メートルでブレード付きのメタルジグ30グラムをフルキャスト。着底したら早巻きやストップ&ゴー、ワンピッチジャークなどを入れる。
日の出タイムを過ぎると、雲が広がってきた。メタルジグに違和感があったが、ベイトのカタクチイワシ12センチだった。同サイズのシンキングミノー35グラムに替えてキャストすると、船中第1号のハマチがヒットした。
滝口さんはブレードジグでヒラメ。周りを見渡すと、遊漁船が増えてきた。やがて鳥が飛び交ってナブラが発生すると、ハマチ祭りが始まって次々追加。だが、時合いは短く、移動を繰り返す。風がやんでベタなぎになると、我慢の時間となったが午後は一変した。
船の周りでサワラやサゴシがジャンプし、サワラ祭りに突入したのだ。大西さんはサゴシに続いてサワラを連発。私にもバイトはあったが、なかなかフッキングしない。ヒットしても、フックアウトの連続でガッカリ。撮影が終了した午後4時に沖上がりとなった。
船中釣果は42~45センチのハマチ20匹、38、45センチのヒラメ各1匹、50~84センチのサゴシ4匹&サワラ6匹。私はハマチのみで本命は見られなかったが満足した。
サワラキャスティング乗合(通常5時間程度)7000円、氷付き。(問)大翔丸=(電)080(4226)5289
(三重県鈴鹿市・伊藤正輝)
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