「嵐」活動停止は“大野の意思”を尊重しただけじゃない 松本潤が生田斗真にこぼしたグチ

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他にもいた「活動停止」賛成派

 1月27日、嵐の活動休止が発表された。会見では大野智(38)の「意思」が原因との説明が行われた。

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 翌28日、例えば日刊スポーツは見出しを「嵐が来年限りで活動休止 大野の意思尊重」とした。記事では、17年6月16日に大野が他のメンバー4人を集め、「嵐としての活動を終えたい」と打ち明けたことを発端とした。

 大野の考えも記事には掲載された。該当する部分は以下の通りだ。

《具体的に何がしたいと考えているわけではなく、一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたかった》

 活動延期の“原因”を一身に背負った形の大野だが、ジャニーズに詳しい芸能関係者によると、「実情は、もう少し複雑です」と内幕を明かす。

「いくら大野さんがリーダーとはいえ、残りの4人が反対なら、活動休止は実現しません。私の取材では、少なくとも4人のうち2人は、大野さんの要請を好意的に受け止めたと聞いています。しかも、大野さんへの配慮などという情緒的な話ではなく、2人は『これで自分たちもやりたいことがやれる』と、冷静に判断したというのです。具体的に名前を挙げるならば、松本潤さん(35)と二宮和也さん(35)の2人です」

 指摘された名前を見ただけで、「なるほど」と背景を察知したファンもいるだろう。そう、2人は共に演技に強い意欲を示しているのだ。

「松本潤さんの場合、小栗旬さん(36)とプライベートでも親交が深いのは、よく知られています。他にも藤原竜也さん(36)、吉田鋼太郎さん(60)といった方々とも呑み友達です。ご存知のように、彼らは舞台でも活躍しています。そして松本さんも、実は演劇に強い想いを持っています。特に故・蜷川幸雄さんの演出する作品に出演したことが大きかったようです」(同・関係者)

 松本潤は2006年に「白夜の女騎士」、11年に「あゝ、荒野」に出演している。いずれも蜷川氏の演出だ。ちなみに「あゝ、荒野」以来、松本は舞台に立っていない。いや、立てないのだという。

「松本さんは、彼が慕う吉田鋼太郎さんに常々、『鋼太郎さんの演出する舞台に立ちたいです』と伝えているそうです。そんな松本さんに立ちはだかる“障壁”がスケジュール。テレビの収録やコンサートの準備に時間を取られ、『舞台に立つ機会を失っている』と親しい友人にこぼしているといいます。また、仲のいい生田斗真(34)さんに『お前は好きな舞台や映画をいっぱいやれていいなあ』と愚痴ることも1度や2度ではなかったと聞いています」(同・関係者)

 松本潤が演劇なら、二宮和也は映画だ。こちらは06年に「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督/ワーナー・ブラザース映画)に出演して世界的に高い評価を受けたのだから、当然と言えるかもしれない。

「演技力を見込まれ、映画出演のオファーは引きも切りません。そもそも二宮さんは以前から『映画俳優としてやっていきたい』とジャニーズ事務所に直訴していたんです。近年は1年に1作のペースで出演し、昨年に公開された『検察側の罪人』(原田眞人監督/東宝)の演技では日本アカデミー賞の優秀助演男優賞に輝きました」(同・関係者)

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