絶対にはい上がる!! プロ1年目を終えたヤクルト・西舘昂汰投手(23)が12日、埼玉・戸田球場での残留練習に参加。9月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、来季から育成契約となる右腕が現在の心境を明かした。
「(右肘の状態に)波があった。メスを入れて(状態が)下がることはないと思うので、前向きに捉えていきたい。育成(契約)になってもやることは変わらない。1軍で活躍できるように、向上心を持ってやっていきたい」
専大からドラフト1位で入団したが、1月に右肘を痛めて1軍登板はなし。イースタン・リーグ5試合に登板し1勝1敗、防御率5.00でルーキーイヤーを終えた。投球の再開は来春のキャンプからとなる見通しで、実戦復帰は来秋の教育リーグとなる見込みだ。
「少しでも早く試合で投げられたら」と西舘。1軍の舞台を目指し、リハビリを進める。(赤尾裕希)