「それでもやるって決めた!」前転も出来なかった髪フェチ女優・向日葵が4ヶ月の猛特訓でアクトレスガールズとしてデビュー!
12日、『ACTwrestling 後楽園ホール公演』で向日葵(ひまわり)がアクトレスガールズデビュー戦を行った。
『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされたActwres girl‘Zは、2020年よりアクションシーンに実際のプロレス技を取り入れた女優たちによるミックスメディア作品『アクトリング』と、プロレスを用いたよりエンターテインメント性の高い公演『アクトレスリング』の二軸で展開中。
この日デビューした向日葵は、佐藤向日葵の名で女優として活動。
ひょんなことからアクトレスガールズに出会い、「前転すら怪しいし倒立しようとしたら顔面ぶつけるし走ったらすぐ息切れる」という状況の中でも「下手くそなのは分かってる 出来てないのも分かってる それでもやるって決めた!」と意志を固めて4ヶ月の猛特訓の末に、アクトレスリング初の後楽園ホール公演でのデビューにこぎつける。
“髪フェチ”を自称する向日葵は腰まで届く黒&黄色の三つ編みを結い、同じく黒&黄色のストリート風コスチュームとファッションセンスが光る姿で入場し観衆の目を引く。
向日葵は、第4試合のなる&向日葵vs岩井杏加&福永莉子のタッグマッチに出場。
勝ち気な向日葵は序盤からショルダータックルやドロップキックでの突貫ファイトを見せ、盟友・なるの大暴れをお膳立て。向日葵が福永を押さえる中、なるがスピアーからミサイルキックの連撃を決めて岩井から3カウントを奪った。
試合を終えた向日葵は「メッッッチャ楽しかったんですけど、いっぱいいっぱいで!(笑)勝ちに行くことしか考えずに。メッッッチャ楽しめました!勝てた~♪」と笑顔。
後に試合中の記憶が飛んでいたことを明かした向日葵だったが、「緊張しました。緊張しましたね。『緊張してません!』みたいな感じでやってたんですけど、メッチャ緊張しました!(笑)はい!死ぬかと思いました!」と元気に大笑いするなど、将来の大物誕生を予感させる舞台度胸を垣間見せた。