川野涼多

日本のプロ野球選手

川野 涼多(かわの りょうた、2001年6月28日 - )は、熊本県熊本市出身[2]プロ野球選手内野手育成選手)。右投右打[2]埼玉西武ライオンズ所属。

川野 涼多
埼玉西武ライオンズ #134
京セラドーム大阪にて(2022年4月30日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 熊本県熊本市
生年月日 (2001-06-28) 2001年6月28日(23歳)
身長
体重
178 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2019年 ドラフト4位
初出場 2022年4月22日
年俸 650万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入り前

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熊本市立田迎小学校時に城南クラブで野球を始める[2]

熊本市立託麻中学校時には遊撃手兼投手で県大会準優勝の成績を修めている[2]

九州学院高等学校に進学。1年生の夏から背番号6で遊撃手のレギュラーを掴む[3]。3年生の夏の第101回全国高等学校野球選手権熊本大会において1番・遊撃手として出場し、決勝戦の対熊本工業高校戦において、2安打を放つも7対5で敗れ甲子園出場はならなかった[4]

2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議において、埼玉西武ライオンズから4位指名を受け[5]、11月12日に契約金4000万円、年俸650万円(金額は推定)で契約合意に達し[6]、12月12日に入団発表会見が行われた[7]。背番号は56

西武時代

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2020年は一軍への昇格はなく、二軍公式戦(イースタン・リーグ)58試合に出場し、打率.242、3本塁打、12打点という成績だった[8]

2021年は初の一軍キャンプに抜擢された[9]。開幕後は二軍公式戦72試合に出場し、打率.216、3本塁打、14打点、6盗塁の成績を挙げたが[10]、一軍昇格の機会はなかった。

2022年4月30日のオリックス・バファローズ戦でプロ初安打初打点を記録したが、5月4日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けて登録抹消。7月6日に再登録された[11]。5試合の出場で打率.143、1打点だった。

2023年は一軍出場がなく、二軍でも打率.182に終わった。オフに戦力外通告を受け[12]、11月23日に育成選手として再契約した[13]。背番号は134

選手としての特徴・人物

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50メートル走5秒90を記録する俊足[3]

九州学院高校時代には、2学年上にヤクルト村上宗隆がいた[14]。オフシーズンは村上の自主トレに参加している[15]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2022 西武 5 8 7 0 1 0 0 0 1 1 0 1 0 1 0 0 0 2 0 .143 .125 .143 .268
通算:1年 5 8 7 0 1 0 0 0 1 1 0 1 0 1 0 0 0 2 0 .143 .125 .143 .268
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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二塁(2B) 三塁(3B)
























2022 西武 1 0 1 0 0 1.000 2 2 5 1 0 .875
通算 1 0 1 0 0 1.000 2 2 5 1 0 .875
  • 2023年度シーズン終了時

記録

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初記録

背番号

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  • 56(2020年 - 2023年)
  • 134(2024年 - )

脚注

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出典

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  1. ^ 西武 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 川野涼多”. 週刊ベースボールONLINE. 2020年11月21日閲覧。
  3. ^ a b “九州学院・川野、九州NO.1遊撃狙う「夢はプロ」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年7月1日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201907010000103.html 2020年11月23日閲覧。 
  4. ^ 第101回全国高校野球選手権熊本大会 決勝(2019年7月25日 リブワーク藤崎台球場)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2019年7月25日). 2020年11月23日閲覧。
  5. ^ “九州学院・川野 西武4位指名にホッ 目指すは松井稼「球界を背負う選手に」”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年10月17日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/17/kiji/20191017s00001728354000c.html 2020年11月23日閲覧。 
  6. ^ “西武、川野と合意 ドラフト4位、熊本・九州学院高”. サンスポ SANSPO.COM (産業経済新聞社). (2019年11月12日). https://www.sanspo.com/article/20191112-IAMPOHJ2AZI25JARSRZYR736UA/ 2020年11月23日閲覧。 
  7. ^ 2019/12/12(木) チーム 本日12/12「2019ドラフト新入団選手発表会」を実施!”. 埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト (2019年12月12日). 2020年11月23日閲覧。
  8. ^ 2020年度 埼玉西武ライオンズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2021年3月20日閲覧。
  9. ^ 西武・川野がケース打撃で快打 2年目の飛躍へ欠かさない「カワノート」”. スポニチ Sponichi Annex (2021年2月15日). 2021年3月20日閲覧。
  10. ^ 2021年度 埼玉西武ライオンズ 個人打撃成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年2月20日閲覧。
  11. ^ 【西武】川野涼多が1軍昇格 特例2022の代替指名選手で2か月ぶり登録”. スポーツ報知 (2022年7月6日). 2023年11月23日閲覧。
  12. ^ 【西武】ブランドン、仲三河ら5選手と来季契約結ばず 1次通告期間と合わせ21人に戦力外通告”. 日刊スポーツ (2023年10月31日). 2023年11月23日閲覧。
  13. ^ 育成選手契約締結についてのお知らせ”. 埼玉西武ライオンズ (2023年11月23日). 2023年11月23日閲覧。
  14. ^ “西武4位川野 先輩ヤクルト村上の「55」より一つ大きい「56」”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2019年12月13日). オリジナルの2019年12月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191228180305/https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/567774/ 2020年11月23日閲覧。 
  15. ^ 【西武】川野涼多“村上塾”でブレイク誓った…2年連続で合同自主トレ、ヤクルトの主砲に学ぶ”. スポーツ報知 (2021年11月26日). 2022年2月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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