飯島健司
財務官僚
飯島 健司(いいじま たけし、1951年8月14日 - )は財務官僚。財務省大臣官房審議官や大阪税関長等を務めた。苫米地俊博は義父。
人物
編集大阪府出身。1974年に一橋大学商学部を卒業し、大蔵省(後の財務省)入省。大臣官房企画調査課(現在の総合政策課)配属[1]。
1998年に福岡財務支局長に就任。1999年2月の全国財務局長会議では福岡県、佐賀県、長崎県の北部九州三県の景気の現状につき、最終需要の低迷から、景気停滞状態が続いている旨の報告をした[2]。
財務省大臣官房審議官や大阪税関長を務めた。
略歴
編集- 1951年 - 大阪府出身
- 1974年 - 一橋大学商学部卒業
- 1974年 - 大蔵省入省
- 1976年 - 大蔵省国際金融局国際機構課
- 1977年 - 経済企画庁調査局内国調査課
- 1979年 - 藤枝税務署長
- 1980年 - 国税庁調査査察部査察課長補佐
- 1982年 - 国税庁長官官房付(ハーバード・ロー・スクール租税講座)[4]
- 1983年 - 大臣官房調査企画課財政金融研究室
- 1984年 - 大蔵省証券局企業財務課長補佐
- 1986年 - 近畿財務局理財部次長
- 1987年 - 大蔵省国際金融局調査課長補佐[4]
- 1988年 - 大蔵省大臣官房地方課長補佐
- 1989年 - 大蔵省大臣官房企画官兼大臣官房地方課[4]
- 1992年 - 近畿財務局総務部長
- 1994年 - 大蔵省理財局国有財産第二課長
- 1996年 - 大蔵省理財局国有財産第一課長
- 1997年 - 大蔵省理財局国有財産総括課長
- 1998年 - 大蔵省福岡財務支局長
- 2000年 - 大蔵省理財局たばこ塩事業審議官
- 2001年 - 財務省大臣官房審議官(理財局担当)
- 2003年 - 財務省大阪税関長
- 2005年 - 公営企業金融公庫理事
- 2008年 - 高砂香料工業常勤監査役
- 2012年 - 高砂香料工業顧問[5]
- 2021年 - 瑞宝中綬章受章[3]
著作
編集著書
編集- 『行政財産の実務』(比護正史と共著)(大蔵財務協会、1997年5月)
- 『図説国有財産[改訂版]』(財経詳報社、1997年11月)
論文等
編集- 「2001年の経済展望とJA金融(特集 JAの時代を築く)」(堀内芳彦と共著)(農業協同組合経営実務56(1)(通号688)、2001年1月)
- 「平成10年度の農協貯貸金動向」(農林経済(通号9241)、2000年2月3日)
- 「平成10年度の農協貯貸金動向」(農林金融52(12)(通号646)、1999年12月)
- 「物納不動産の売却促進(国有財産特集)」(ファイナンス31(8)、1995年11月)
- 「最近の国際収支の状況」財経詳報(通号1685)、1988年3月21日)
- 「アジア開発銀行大阪総会の設営」(ファイナンス23(3)、1987年6月)
- 「小規模会社の外部監査にかかる実態調査報告をめぐって(「限定監査」の多角的検討<特集>)」(企業会計37(10)、1985年10月)
- 「「小規模会社に対する外部監査にかかる実態報告」について」(企業会計37(9)、1985年9月)
- 「企業会計審議会での実態調査報告--小規模会社に対する外部監査をめぐって」(旬刊商事法務(通号1050)、1985年8月15日)
- 「第三者割当増資にかかるタイムリー・ディスクロージャー充実について(改正省令解説)」(企業会計37(4)、1985年4月)
- 「第三者割当増資にかかるタイムリー・ディスクロージャー充実について」(財経詳報(通号1544)1985年3月18日)
- 「第三者割当増資にかかる大蔵省令等の改正」(旬刊商事法務(通号1033)、1985年2月15日)
- 「企業財務の最近の動向(85商事法務展望)」(旬刊商事法務(通号1030)、1985年1月15日)
- 「「一九八〇年代の米国財政赤字のファイナンス」をめぐって」(ファイナンス19(7)、1983年10月)
- 「日米における金融・資本市場の諸問題について(国際シンポジウム)」(財経詳報(通号 1470)1983年8月22日)
- 「昭和53年度予算について」(経済月報(通号325)、1978年7月)
翻訳
編集- 「インフレーションの波及に関するマネタリスト及びケインズ派モデル--世界インフレーションの理解(世界的インフレーションの分析)」(Willian H. Branson著)調査月報 (〔大蔵省大臣官房総合政策課〕)64(12)、1975年12月)
脚注
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