ATS・D2
ATS・D2は、ATSチームが1979年のF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カー。ハンス=ヨアヒム・スタックがドライブしたが、ポイントを得ることはできなかった。オーストリアからはATS・D3に取って代わられた。
カテゴリー | F1 | ||||||||
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コンストラクター | ATS | ||||||||
デザイナー |
ジョン・ジェントリー ジャコモ・カリーリ | ||||||||
先代 | D1 | ||||||||
後継 | D3 | ||||||||
主要諸元[1] | |||||||||
シャシー | アルミニウム製モノコック | ||||||||
エンジン | フォード-コスワース DFV 2,993 cc (182.6 cu in), 90° V8, NA, ミッドエンジン, 縦置き | ||||||||
トランスミッション | ヒューランド FGA400 5速 MT | ||||||||
重量 | 590 kg (1,300 lb) | ||||||||
燃料 | シェル | ||||||||
タイヤ | グッドイヤー | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | ATSホイール | ||||||||
ドライバー | ハンス=ヨアヒム・スタック | ||||||||
コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||
ドライバーズタイトル | 0 | ||||||||
初戦 | 1979年ブラジルグランプリ | ||||||||
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概要
編集デザイナーはジョン・ジェントリーとジャコモ・カリーリ[1]。カリーリは以前フェラーリで働いていた[2]。アルミニウム製モノコックボディにフォード-コスワース DFVエンジンを搭載した[1]。
レース戦績
編集ATSは1979年シーズン、ハンス=ヨアヒム・スタックの1台体制で戦った。D2は総じて信頼性に欠け、決勝進出7戦の内完走したのは2戦のみであった。開幕戦のアルゼンチンと第9戦のイギリスでは予選落ちしている。最高位の8位となったベルギーでは、予選は20位で通過している。スタックはシーズンの大半をグリッドの後方3列からスタートすることとなったが、モナコでは予選を12位で通過している[1]。
F1における全成績
編集年 | チーム | エンジン | タイヤ | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ポイント | 順位 |
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1979年 | ATSホイールズ | フォード-コスワース DFV | G | ARG |
BRA |
RSA |
USW |
ESP |
BEL |
MON |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
NED |
ITA |
CAN |
USE |
2* | 11位 | |
ハンス=ヨアヒム・スタック | DNQ | Ret | Ret | DSQ | 14 | 8 | Ret | DNP | DNQ | Ret |
* ポイントはATS・D3によるもの。
注
編集参照
編集- Nye, Doug (1985). Autocourse History of the Grand Prix Car 1966-1985. Richmond, Surrey, United Kingdom: Hazelton Publishing. ISBN 0905138376