パオロ・ソレンティーノ
イタリアの映画監督、脚本家 (1970 - )
パオロ・ソレンティーノ(Paolo Sorrentino, 1970年5月31日 - )は、イタリアの映画監督、脚本家。
パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino | |||||||||||||||||||||||||||||
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2018年10月 | |||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1970年5月31日(54歳) | ||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | イタリア、ナポリ | ||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビ映画、テレビドラマ | ||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||
映画 『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』 『きっと ここが帰る場所』 『グレート・ビューティー/追憶のローマ』 『グランドフィナーレ』 『Hand of God -神の手が触れた日-』 テレビドラマ 『ヤング・ポープ 美しき異端児』 『ニュー・ポープ 悩める新教皇』 | |||||||||||||||||||||||||||||
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略歴
編集2001年に初の長編映画を監督。2006年『家族の友人』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールにノミネートされ、以降4作連続でカンヌに出品される。
2008年の『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』が第61回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。本作を高く評価した審査員長のショーン・ペンからラブコールを受け、自身にとっては初となる英語作品『きっと ここが帰る場所』(2011年)を監督。第64回カンヌ国際映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞した。
2013年、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』で第26回ヨーロッパ映画賞作品賞、第86回アカデミー賞外国語映画賞などを受賞した。
2015年、マイケル・ケインやジェーン・フォンダ、ハーヴェイ・カイテルやレイチェル・ワイズが出演した『グランドフィナーレ』で第28回ヨーロッパ映画賞作品賞・監督賞を受賞[1]。
2021年にはNetflix製作で半自伝的内容である『Hand of God -神の手が触れた日-』が第78回ヴェネツィア国際映画祭にて審査員大賞を受賞し、アカデミー国際長編映画賞にも再びノミネートされた。
フィルモグラフィー
編集長編映画
編集- もうひとりの男 L'uomo in più(2001年) - 監督・脚本
- 愛の果てへの旅 Le conseguenze dell'amore(2004年) - 監督・脚本
- 家族の友人 L'amico di famiglia(2006年) - 監督・脚本
- イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男 Il divo(2008年) - 監督・脚本
- きっと ここが帰る場所 This Must Be the Place (2011年) - 監督・脚本・原案
- グレート・ビューティー/追憶のローマ La grande bellezza (2013年) - 監督・脚本
- グランドフィナーレ Youth - La giovinezza(2015年) - 監督・脚本
- LORO 欲望のイタリア Loro(2018年) - 監督・脚本
- Hand of God -神の手が触れた日- È stata la mano di Dio(2021)-監督・脚本・製作
短編映画
編集- La notte lunga(2001年) - 監督・脚本
テレビドラマ
編集- ピウス13世 美しき異端児 The Young Pope(2016年) - 監督・脚本
- ニュー・ポープ 悩める新教皇 The New Pope(2019年) - 監督・脚本
脚注
編集- ^ “ヨーロッパ映画賞はソレンティーノ監督「ユース」3冠 マイケル・ケインに男優賞”. 映画.com (2015年12月14日). 2015年12月16日閲覧。