伴野智
伴野 智(ばんの さとる、1973年2月20日 - )は日本の映像作家・幻燈舎映画主宰。大阪府吹田市生まれ。神奈川県川崎市在住。
経歴
編集関西大倉高等学校、立命館大学産業社会学部卒業。学生時代から自主制作映画で活動し、大学卒業後はケーブルテレビ会社を経て2001年に東北新社入社。「スターチャンネル」や「ヒストリーチャンネル」のディレクターを担当。2004年から映画・ドラマの制作部門に異動し、映画プロデューサーとして働く傍ら自らも映像作品を発表する。多くの映画祭で受賞・ノミネートを受ける。近年、自ら撮影し、構成、演出、プロデュースするスタイルで、テレビドキュメンタリーも数多く手掛け、受賞している。2020年に東北新社を退社し、現在はドキュメンタリー映画専門の動画配信サービス「アジアンドキュメンタリーズ」の代表をつとめている。
受賞・ノミネート歴
編集- BJシネマ大好き映像大賞入賞(『犬』 1994年/日本テレビ系列放映)
- 国民文化祭とちぎ1995全国映像の祭典・栃木県知事賞(『青春放浪記』 1995年)
- 文化の森映像コンクール1996最優秀賞(『青春放浪記』 1995年/毎日放送テレビなどで放映)
- キリン・コンテンポラリー・アワード1997 奨励賞(『マリア』 1997年)
- みちのく国際映画祭1998 オフシアター・コンペティショングランプリ(ノミネート)(『マリア』)
- ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭1999 オフシアター・コンペティショングランプリ(ノミネート)(『山田君ノ布団』 1998年)
- 第5回小津安二郎記念蓼科高原映画祭・短編映画コンクール入賞(『トトオ』 2001年)
- CINE VIS CINEMA 2003 奨励賞(『トトオ』 2001年)
- 第6回小津安二郎記念蓼科高原映画祭短編映画部門入選(『海を見にいく』2003年)
ドキュメンタリー作品
- 第31回地方の時代映像祭選奨受賞(ヒストリーチャンネル『百二十八枚の広島~写真からみる昭和の足跡~』2011年)
- 第38回日本ケーブルテレビ大賞優秀賞(ヒストリーチャンネル『津波列島~忘れ去られた教訓~』2012年)
- 第50回ギャラクシー賞 奨励賞(NHK BS1スペシャル『1972年 北京の五日間~こうして中国は日本と握手した~』2012年)
- 第54回ギャラクシー賞 奨励賞(東北新社 テレビ東京『鎮魂 硫黄島ー戦後70年 語り継ぐ兵士の言葉ー』2016年)
- 映文連アワード2017 グランプリ受賞(ドキュメンタリー短編映画 トヨタマーケティングジャパン『DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT』2016年)
ドラマ作品
- 第35回ATP賞テレビグランプリ ドラマ部門優秀賞(NHK 東北新社『花へんろ 特別編 春子の人形』2018年)